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もっと日本語を知りたいコミュの読めそうで読めない漢字

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読めそうで読めない漢字を集めていきます。
さりげなく正しい読み方ができる人になりたい。
漢検対策にもなるかな。

コメント(34)

井蛙

バツいか

満月せいあ


井の中の蛙
世間知らず
海驢

バツかいろ

満月あしか


鳴き声が驢馬に似ているから、海の驢馬ということになった。…たぶん。
斟酌

バツとしゃく

満月しんしゃく


先方の事情をくんでやること。
条件などを考慮して適当に処置すること。
控え目にすること。
日月

バツにちげつ

満月じつげつ


太陽と月。
年月。
弥縫策

バツやほうさく

満月びほうさく


一時的な対策
渺茫

バツしゃぼう

満月びょうぼう


果てしなく広がるさま。
たよりないさま。
毀つ

バツきつ

満月こぼつ


こわす。くずす。


ちなみに
毀誉褒貶(きよほうへん)は、
そしることと、ほめること。
扼腕

バツきわん

満月やくわん


腕をつかんで悔しがること。

切歯扼腕(せっしやくわん)
も同じ意味。
垣外

バツかきそと

満月かいと



垣内

バツかきうち

満月かいち



垣根の外側と内側。
闡明

バツたんめい

満月せんめい


明らかにすること。

闡は、開く、現れる、という意味。
然程

バツぜんてい

満月さほど



然様

バツぜんよう

満月さよう
欹てる

バツきてる

満月そばだてる


耳をそばだてる。耳を傾ける。


欹は通用漢字。
奇欠でなく、
奇支が本来の形。
穿鑿

バツがちょん

満月せんさく


「詮索」とほぼ同義で「根掘り葉掘り知ろうとする」という意味で使われるが、もともとは「こじつけて解釈する」という意味だった。
「穿った見方」というときの穿つは、「隠れた本質を巧みに探り当てる」という意味。

穿も鑿も「うが-つ」と訓読みできる。
ちなみに穿には「ほじく-る」という訓読みもある。
盛者

バツせいじゃ

満月じょうしゃ


弦を爪弾けば盛者がまやかし
思えば遠き日結った髪も

椎名林檎「夢のあと」


盛者必衰
諸行無常

滔々

バツきゅうきゅう

満月とうとう


川などが豊かに流れるさま。
度し難い

バツたくしがたい

満月どしがたい


言い聞かせて分からせようがない。救いようがない。
「度す」は「済度する」の意味。
片言隻句

バツへんげんそうく

満月へんげんせっく


ちょっとした言葉。
隻は「ただひとつ」の意味。

片言隻語(せきご)とも言う。
悸く

バツきく

満月わななく


「戦慄く」と書くこともある。

キログラム


キロメートル


キロリットル
聖廟

バツせいちょう

満月せいびょう


聖人のお墓。
傀儡

バツきかい

満月かいらい

満月くぐつ


自らの意志をもたずに他人の言いなりになる人。
「くぐつ」はマリオネットのことるんるん
笞刑

バツむちけい

満月ちけい

今はよく分からないが、17世紀〜19世紀のアメリカでは、子供の教育に笞を使うのは当たり前だった。法令によって親には不従順な子供を笞刑に処する権限が与えられた。「笞を惜しむと子供を駄目にする」ということわざも、そこから生まれたのだろう。体罰に神経質な現代日本では考えられないことだが、子供の教育に飴と笞が必要だという事実は変わらないだろう。
鳩首

バツはとくび

満月きゅうしゅ


鳩が首を寄せ集めるように、人々が額を寄せ合って相談すること。




鳩尾

バツはとお

満月きゅうび

こちらは鳩の尾とは関係なく、「みぞおち」のこと。
懼然

バツようぜん

満月くぜん

恐れるさま。ぎょっとするさま。
薫らす

バツかおらす

満月くゆらす


煙を立てること。「燻らす」とも書くが、こちらなら正しく読めそう。
恬然

バツかつぜん

満月てんぜん

何事も気にかけずに平然としているさま。
弥縫する

バツやほうする

満月びほうする

失敗、欠点などを一時的に取り繕う。

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