英題「For A Few Dollars More」
前にも書いたけど久しぶりに観るとリー・ヴァン・クリーフが主演みたいな感じというかクリント演じる名無しの男を食ってる感じなのだそのおかげで本国アメリカでは脇役だったリーもイタリアではマカロニウエスタンの主役級のスターになっていく
賞金稼ぎのライバルが同じおたずね者を追ううちに奇妙な絆というのか友情のようなものが芽生えていく様がいいけどそこでまたお互いに出し抜こうとしているのがこれまた面白い
「荒野の用心棒」に引き続きジャン・マリア・ヴォロンテも出ている
そしてその風貌で一度見たら忘れられないクラウス・キンスキーも※ナスターシャ・キンスキーの父っつぁんよ
続なんてタイトルに付いてるけど物語上のつながりは全然ないのだ
三者三様でそれぞれに出し抜こうとするのが時にユーモラスに描かれイーライ・ウォラックが出色
英題は「The Good,The Bad and The Ugly」(※善玉、悪玉と卑劣漢)でタイトルにドルは付かないのだがドル3部作の三作目
善玉をクリント・イーストウッドが演じているが善玉と呼ぶにはまあまあ卑劣でずる賢い(笑)(゜o゜)\(-_-)
レオーネの特色としてクローズアップとロングショットの組み合わせがあるのだけどこれがまたスクリーンで観るとより堪能できる