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ランポーコミュの実生について…4、設備と管理と季節

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私の実生の基本的な考え方は…
『自分が実生した苗は、我が家が故郷になる』
です。

実生の天敵は、カビなど細菌や、小さな虫(ダニ)などと、極端な乾燥です。


1、鉢…http://mixi.jp/view_bbs.pl?&id=62295800&comm_id=5568037
2、培養土…http://mixi.jp/view_bbs.pl?&id=62295873&comm_id=5568037
3、蒔き方と予防薬…http://mixi.jp/view_bbs.pl?&id=62295920&comm_id=5568037
4、設備と管理と季節…http://mixi.jp/view_bbs.pl?&id=62296200&comm_id=5568037

この順で一般家庭向きな方法で紹介します。

4、設備と管理と季節

演芸ラベル(代用で、豆腐のパックの耳でもいいですよ)をハサミで縦に切り、細長い棒状態にした物を4本くらい用意します。
これを鉢縁よりの四方向に刺します。

サランラップをかけて、輪ゴムでラップを鉢に固定します。

サランラップに、爪楊枝等で、穴を数ヶ所開けます。

ちょっと深目の受け皿に鉢を当て、受け皿になみなみと温い水を入れます。
しばらくすると鉢底から水が染み込みます。
その後発芽間では受け皿の水は切らさないようにします。

鉢は、東か西か何れかの日差しが3時間程度当たる場所におきます。
日差しが強いと焼けますから気をつけて下さい。

もし、強い日差しが当たる用でしたら、テッシュ二枚重を一枚はがして、これを被せて、光を調整します。

一週間位で、ほとんどの種子が発芽したら、段階を追って、ラップの穴を徐々に増やし通気性をよくしていきます。
最後はラップを取り去ります。

この時、苗が真ん丸なら成功。
縦にひょろ長い時は、発芽時の、光不足です。
このスタートが縦長は直せませんが、以後光を強くしてあげて、根本に赤玉土を支え程度ピンセットで置いてあげれば、倒れないで成長します。

ですから、蒔く前に、天気予報を気にして下さい。

天気が良いのにひょろ長い場合は、そのままの環境では、次期に全滅の可能性が高いです。
光不足ですから、もっと光が強い環境にしてください。

発芽直後がプックリ丸い形でしたら、GOOD指でOK


ここからは、底面給水はやめて、頭から柔らかいシャワーで水やりに切り替えます。
表面が乾いたら直ぐにみずやりしてください。
この時に倒れないで要られる発芽は、種蒔き時点で赤玉土の粒と粒に挟まれて発芽した個体です。

私が何故、こう言う種蒔きをするかと言うと、兜の現地の写真を見ていて、レキ質や、岩の割れ目等にはまり込むように育つのを見ていてコレだと思いました。
実際、芝目土や、細かい砂では、発芽は容易ですが苗が倒れやすく、
逆に種子と同じか、種子より大きい位の赤玉や砂利では、安定して育ちました。

これにはもう一つ、薬剤にヒントがあります。
あれは、ほとんど表面活性剤です。
水を馴染ませる効果があります。
種子への水分供給を促します。


季節
実生は7、8月は難しいです。
高温多湿で空気中雑菌が多いので、発芽後溶ける率が高いように感じます。
6月いっぱいまでを一つの目安にして春は行いましょう。


設備に関して追加…
鉢数が多い場合は、100円均一で手に入る、半透明な食器ケースやその他衣装ケースなど、を利用してもいいですね。


あと心配されるかな?…薬剤は毎日かけても問題はありませんでした。
薬害を感じたことはありません。
黴や虫の発生に注意してください。

コメント(24)

痒いところに手が届くような説明感謝します。
> ミドさんへ

お待たせしてすみません。m(._.)m
長々しいので、解らない用でしたらまた質問してください。
ありがとうございました。早速やってみてますが3日ですね。明後日だなー。楽しみです。雨季明けを想像していたのでいいタイミングに行ったようです。旨く実生してくれるといいなぁ。こないだ小林先生はサボテン実は競いあわせるような育てかたもありだと言ってました。何%発芽して一年後残るか楽しみです。
> 吸血鬼ポール238さんへ

こんばんは、確かに競わせるのも一つの手ですね。
私は、ミュータント狙いなので、極力育って欲しい為、パーセンテージをあげるよう工夫します。

あと、今回の3日と言うのは、アストロフィツム属です。

獅王丸なんかは、半年後に芽が出たなんて事もありましたから…
アストロフィツムは早いと思います。
中には4日でほとんど発芽するケースもありますから。

よかったら、実生スタートしたら、写真なんかをこのトピックに貼って下さい。
m(._.)m
本日種まきしました。教えを忠実に再現できたはず。
種は ガチャガチャの金鯱と 種類不明の(赤い果実ができて、本体は子をふくマミラリアっぽいの)です。
薬剤スプレー緊張しました。
芽、楽しみです。
> ミドさん

ナイスですね指でOK
今が一番いいタイミングです。

クローバー発芽が楽しみですね。

種類により発芽に違いがあると思います。

成功したら写真載せてくださいね。
これはすごく勉強になります。
早速、実践してみます!
> 亀仙人@習クワさん

以外と簡単な設備で、いい結果がでますよ。

ただ、種子サイズは鸞鳳を基準ですが、ギムノ、ホマロも同じく育ちます。
> MSKさん

もし腐りだと一日で透明になり、触るとクニャと潰れます。

亀甲系は紅葉鸞鳳から生まれていますから、紅葉の要素が出たと思います。

紅葉してない青い子供や孫に紅葉がでるのも普通なので、赤黒いのは不思議ではないですよ。


あと細長いなら、足元に赤玉の粒等で支えを作ります。
今日のような曇天ならそのまま外へ。

晴れる日は、ティッシュ2枚重ねを1枚剥がして、それを被せて輪ゴムで止め、外へ。

頭から刺々刺しい鸞鳳らしくないサボテンが出てくれば一安心です。
> MSKさん

全部が発芽したら、ビニールをだんだん穴を広げ外気に慣らして下さい。
梅雨明けと同時に一辺に細菌感染して枯れますから、今から乾かしに慣らします。

まだ根が浅いから、土の乾燥には耐えませんが、空中湿度を下げる事で、根が早く伸びます。

蘭もそうなんですが、乾燥気味に育てると根が早く伸びます。
すると、株が丈夫になります。

ティッシュ一枚で日焼けは防げます。


紅葉系の元は、高知県の故・吉永氏の周りで、女性の育種家が熱心に繁殖され広まり、その子孫の中から錦や亀甲が誕生しています。

吉永氏が世界の鸞鳳の神様です。
三角鸞鳳を世界で初めて作られたのが吉永氏です。

錦を広げたのは、兵庫県の横山氏(高知県出身、吉永氏の教えを受けた方)です。

亀甲はわかりませんが、やはり高知県だと思います。
現在世界一の亀甲を作る方は高知県の山崎氏です。
学校から帰ると、毎日、吉永氏の温室へ遊びに友達と通っていたそうです。

ちなみに恩塚鸞鳳の恩塚氏も吉永氏と共に三角鸞鳳の固定家に取り組んでいた時、三角碧瑠璃鸞鳳閣実生から突然変異で得られた苗が元です。

その為、恩塚は三角や四角が多く、花が小さく、サボテンの直径が小さく、背が高い個体が多いわけです。


吉永氏にまつわる起源の鸞鳳達が今も人気なのは凄いでしょ。
鸞鳳の神様です。

> カクタスさん
手(チョキ) うちでできる種は勝手にできるメロカクタスだけでしたもん 羨ましいです!
> カクタスさん

おーぅこれは美味そうな…ツルンとした種ですね。

なんの種ですか?

果肉を取り去り、茶越しペーパーかガーゼ見たいな物に包み洗い、清潔にして、一度乾かしておきます。

天気を見計らい発芽後数日間晴れている時に蒔いたらいいですよ。
天気予報とにらめっこしてください。

来年蒔くなら、交配親名、採集年月日などを記載し、よく乾かしてから冷凍室で保管。

来年来期蒔いてください。

> ミドさん

わが家も2、3日前にメロできました。

種子ならメロが一番可愛いですよね。


うちもメロは種袋ぼろぼろ〜っとできます
> ミドさん

メロ…これはマタンザヌスですね。
メロは全体的に低温に弱いから気をつけてね。
小型は強い印象ですけどね。

>>[12]
実生に初チャレンジ、お陰様で3日頃からそろそろ発芽が始まりました。
ひとつお尋ねしたいのですが・・・。

>>一週間位で、ほとんどの種子が発芽したら、段階を追って、ラップの穴を徐々に増やし通気性を>>よくしていきます。
>>最後はラップを取り去ります。
>>この時、苗が真ん丸なら成功。
>>縦にひょろ長い時は、発芽時の、光不足です。

このラップを取るタイミングは一週間後くらい・苗が真ん丸になった時点でよろしいのでしょうか? そのタイミングで「乾かしに慣らす」、というイメージで間違っていませんでしょうか?

昔の参考書で「一年間はガラス蓋」(隙間を開けて、のようですが)との記述があり、「取り扱い注意」のようで、サボテン実生はとても出来そうにないと諦めていました。
自分には相変わらず「壊れ物」のように思えますが、大切に育てるつもりです。
ご教導のほど宜しくお願いいたします。


>>[22]

サボテンには色々なタイプがいまして、アストロフィツムは取り蒔きが最もよく発芽します。
その代わり常温で長く放置された種子は発芽しません。
冷凍保存なら生きています。

アリオカルプスなどは、種子はしばらく寝かせてから蒔きます。
取り蒔きは発芽しません。

また、ギムノカリキュームなどには、多湿系と乾燥系もいますから性質が異なります。

それら実際にはサボテンの種毎に生育が違いますから、蒔き方は違います。

あくまでもこのトピはアストロフィツムを中心に考えて種蒔きを説明してます。


長くなりましたが、アストロフィツムは砂漠に生えるサボテンで、雨季の頃に発芽し、生育します。
自然界では雨と晴天のタイミングや発芽場所が、生育条件にあったら生き残れる程度です。

それを確実に高める為に微調整して編み出したのがここに説明している方法になります。


発芽には余分なくらい水分が必要ですが、雑菌や寄生虫の喜ぶ環境でもあります。
その為に早急に回避するために、乾燥させたいのです。

砂漠では雑菌も寄生虫はほとんど居ませんからそう言う環境なら長期多湿でも良いでしょうけど、日本はほうはいきませんよね。

サボテンの子供は根がほとんどないので、根を乾かすのは禁物です。
でも、皮膚は慣れさせれば問題ないく生育します。


乾かすと言うのはサボテンの苗の回りの空中湿度を低くすると言う意味です。
ラップをかけたままでも、生育はしますが、それではカビや寄生虫が発生しやすいですからね。

ラップに穴を多くしていくとわかりますが、穴の周辺は曇らず、穴の周辺が湿度が下がっている事がわかります。
穴を大きくしていき破ってもいいです。
早く外気にならすことで、根の生育を促します。
表土が乾きすぎると根が枯死しますから気をつけてくださいね。
まだほとんど根がありませんからね。

その後、屋外に出すタイミングは曇ってる時が安全です。
軒下など雨に当てないようにしてください。

>>[23]
早速のお教えありがとうございます。
発芽してきたのは恩塚ランポー玉です。
明後日からずっと天気が良さそうなので、気をつけて陽に当てて、外気も少しずつ入れてゆこうと思います。
殺菌殺虫剤もかけています。すべてのカビをそれで防げるかどうか、ちょっと?かもしれません。
ラップがとれる状態を実現するのが一番のカビ防止策だと考え、注意深く見守ってゆきたいと思います。
これからも宜しくお願いいたします。

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