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花の東京淳八会コミュのメタンハイドレートは日本の救世主か?

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近年、海底下の地層中に封じ込められたメタンハイドレートが注目されています。メタンハイドレートは、メタンなどの天然ガスが水と結合して水和物となってできた、固体の結晶のことをいいます。分子式で表すと、CH4・5.7H2Oとなります。
メタンハイドレートが生成するためには、メタンガスが水に溶けて飽和する状態以上に存在し、さらに一定の温度・圧力条件を満たし、結晶化できる場所が必要となります。(図参照)一般にメタンハイドレートは低温、高圧ほど形成されやすくなります。
地球の表層付近には、深海底、永久凍土、大陸氷床など、メタンハイドレートが安定的に存在できる場所がたくさんあり、それらの場所はメタンガスの膨大な貯留層となっています。
メタンハイドレートは一般に海溝に向かう陸棚斜面に発達しているために、日本列島は恵まれた地形であるといえます。日本近海のメタンハイドレート分布地域は、200海里経済水域内にあり、日本に有利な海洋地下資源です。 なかでも四国、紀伊半島沖合いわゆる南海トラフ、北海道奥尻島海域においては、実際にメタンハイドレートが採取されています。
メタンハイドレートは、石油や天然ガス鉱床の深度よりも浅い場所(地表、海底から数100mの堆積物中)に含まれていて、技術的に開発しやすい深度にあります。またメタンハイドレートは温度や圧力の変化に敏感であり、温度や圧力のわずかな変化にすばやく反応し、分解したり凍結したりするため、安定的に存在できる温度、圧力条件から外れるとすぐに分解が始まります。このことから効率的な開発の可能性があります。
メタンハイドレートの開発に関する研究は、1995年以来日本がリードしてきました。
2001年からは、5カ国(日本、カナダ、アメリカ、ドイツ、インド)の国際共同研究として実施されていますが、日本がほとんどの研究資金を負担しています。
これまでの調査研究で分ったことは、経済的開発が容易ではないということです。
まずメタンハイドレートは広い範囲に存在するが、纏まって存在していないということで、開発井が多数必要となります。生産方法としては、減圧法が有望と考えられていますが、軟弱な地層であるために、生産に並行して地層の崩壊などが危惧されます。2012年に海洋での実証試験を行い、2018年には商業生産を目指すといっています。
原子力エネルギーの将来に影がさしている今日、天然ガスは特に注目されていますが、メタンハイドレートを商業的に開発するには、まだまだ技術開発が必要です。


コメント(2)

淳心の後輩で、共同通信の記者でもあった評論家の青山繁治氏が、このメタンハイドレートのことを取り上げて、「日本は資源大国だ」と叫んでいるのを、テレビで見たことがあります。
えーっ。独立総合研究所青山繁治さん。テレビで見たことあります。
「胡散臭いやつだなぁ」と思っていました。淳心の後輩でしたか。
残念ですが、メタンハイドレートに関して彼の言っていることは技術的に正しくありません。

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