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水源禅師コミュの水源禅師法話集4 五(完)

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http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59659084&comment_count=0&comm_id=5396321の続き。

● 愛とは何か

【参加者】
 自分を愛するようにというアドバイスをいただいたのですが、そうだなと思って考えたのですけれども、では、愛することってどういう風にすれば良いのだろうかというイメージが全然浮かばなかったのです。それで先程の先生の話の中で、何か失敗した人に肩を抱いてあげるとか、それが愛なんだよという話をいただきまして、あ、そういうことなんだなということがよくわかりました。逆になぜそういうイメージがひとつも浮かばないのだろうとうことが、とても残念な気持ちがするのです。
【水源師】
 それは、例えばカトリックの中でも、スペインが最も強烈なのです。スペインでは、闘牛士とかガメンことから、情熱、愛の塊なのです、強烈に愛すると。結局そういう方から、お前の考えている愛は何なのだと。そういうことを彼が言ったわけですよ、なるほど、東洋ではなかなかこの教えが出ない。それは、観音様とか、お母さんに愛されていたらそれはスーッと行くけれども、普通の方は、そういう環境にない方も沢山いるかもしれない。
 お父さん、お母さんが一生懸命働いて、子どもを愛したいと思うけれども、その時間もないし、あまりに外で働いて、酒を飲むしかないし、暴れるしかない。そういう社会体制の中であるから、まあ皆さんは、菩薩道というか、さっきも言ったように、お釈迦様は、王子様であっても、自分の体を裂いて、そして虎に上げました。
 
 ネルソン・マンデラは、差別されながら、30年間牢獄で、一つのバケツをもらい、そこでおしっこもし、ウンコもし、食事もそのバケツから食べなければいけませんでした。そして毎日朝から石を割り、石を割り…。ただそれだけの毎日です。で、その時に彼は、小さい紙に、こうしなさい、ああしなさいという指令を書いたり、いつ殺されるか分からない状況の中で、一心にアフリカを助けました。 そしてその時に、黒人が力を取った時には、他の国のようにはしなかった。許しましょうと。許すために話し合いをしましょう。だから南アフリカは今持っています。でなければ、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ、スーダンとかね、殺戮に次ぐ殺戮です。 アショカ大王が、なぜ戦争を止めたのか。殺戮で戦争に勝って、本当に栄光を受けるか。自分の部下が何十万人と死んだ、相手も何十万人と死んだ。戦争程罪悪はない。他の者を自分のために、結局栄光のために殺しても良いのかと。それで仏道に出会って、アショカ大王は、全国に使者を送ったのです。今、それを真似てカトリックとか、キリスト教がミッショナリーを世界に送っています。

  実は私は、日本のミッショナリーで、アメリカ、カナダに行っているのです。結局現在、日本人は、もっとも差別されている国なのです。なぜかと言ったら、金は儲ける、それを全然恵まないで、近隣諸国としょっちゅう喧嘩をしている。イタリア人が私に言いました、ジャパニーズと思ったら、あれは結局鬼で、人を食う人種だと教えられたと。同盟国で。私が公務員で働いていた時に、イギリス人が、「ジャップ」と言った。最高の、最大の軽蔑です。私がいるのを見て、突然パッと言葉を変えました。恥ずかしいから。仲間内ではそんなものです。

 だからさっきも言ったように、在日三世の方は苦労されていますけれども、日本はまだやさしいのです。その怒りをね、それは分ります。その悲しみは。でもね、この日本は良い国なのです。こうしてこの方を見てください、あなたを差別する人は一人もいません。ほとんど差別する人はいないのです、実は。政策的にやられているだけで、怖いからしているだけなのです。許してあげてください。そうしてあなたが仏道に進めば、苦しんでいるあなたみたいな方が沢山救われます。本当の人間になれます。本当の人間になることがどんなに大切なことか。次の世でも、またこの世でも。
 
 ここでカルマを断ち切ることができるのです。だからこのカルマを断ち切るのは、禅・仏法の力しかないのです。こう言えば仏法の崇拝者と言われるかもしれないけれども、本当に、仏が出るということはなかなかなくて、今は、ゴータマ・ブッダがこの悪世の中に出てこられました。1阿僧祇劫(あそうぎこう)に1人の仏もでない時もあると言う、非常に強烈な暗黒もあったのです。
 だからどうしても私たちは、悪が大好きなのです。戦争も大好きなのです。人をいじめるのも大好きなのです。でも、余りにも猛毒がこの体に入るから、結局我慢できない。それで、良い方向に行こう、良い方向に行こうと、仏の存在を知っているから、仏というものはすごいもので、仏様はニッバーナに行ってしまったから関係ないと、そうではないのです。
  前にも話しました、ある娘さんはお母さんが大好きで、お母さんがいつも生きた魚を食べたらしい、ピチピチしたものを。それで死んだ時にお母さんを供養したのです。そして500劫前に出た仏像に、お祈りしたのです。お母さんに会いたい、お母さんはどうしているかと。
 そうしたら、この、500劫前にいる仏が、娘さんを連れて、この娘さんを、スーッといろいろな世界を通りながら、地獄界に行く前に、もう人がたくさん走り回り、気が狂ったように追われているところがあったのです。そこのところでは、鉄の鳥が人を食い荒らし、鉄の船が人をいじめ、鉄の車がどんどん人間を引き殺して行く、それは今の状態なのです。そして次の地獄界に入っていったら、お母さんが苦しんでいる。その時に大決心をして、「私はこの地獄の全部が空にならない限りは絶対に仏にならない」と、この方が地蔵菩薩様です。
 だから仏様は、いつもどんな状態でも私たちを助けてくれるのです。なぜかと行ったら、私が瞑想したら、南米の皇帝、ましてや、天使は、天界からどんどん降りてくる、それからグリーンブッダ、ブルーブッダ、どんどんどんどん出てくる。ジーザスも出てくる。天界には、一切そういう差別の壁はありません。ただただ人を救うために、日夜努力しています。だから一切をおまかせして、ただただ自分を精進する道を歩んでください。その方法は沢山あります。また私の知っている限り、いつでも出来る限り、お伝えいたします。
【参加者】
私たちが瞑想すると、感じられなくてもニミッタが出ていて、それが何かの、精霊のようなもののご飯になるというお話があったのですが、どうすれば自分が瞑想する時の励みになるでしょうか。
【水源師】
結局そこで一番大切なことは、餓鬼ですね。餓鬼供養しているのです。だから目には見えないけれども、ずーっと集まって来ています。でも絶対に悪さはしません。人間がそこへ落ちたという状態だから、めぐみを与える者に対して悪いことはしません。そしてまた、そういう風に供養してもらっているから、今度人間界に生まれたときは、良いことをしようという、そういうことが起こります。
 なぜかといったら、行を済ませた人に「お前の人生は何だったのか」と聞いたら、「前の人生は、恥ずかしくて言えない」と。「そうか、人間じゃなかったのか。じゃ、なぜお前は人間に生まれたのか」と。「いやあ、私は人間が良いことをしているのを見て、私も人間に生まれたいと。そしてこうなった」と。 だから今アメリカで、タイム・イズ・マネーなどと言って人をごまかしているけれども、大変な罪悪を起こして、ホワイトハウスなんかもう大変です。だから私の友人のアイザック、インデアンのシャーマンがね、「あそこに行ったら3日寝られなかった。もう気持ちが悪くて、地獄の底に行って帰ってきた」と報告してるから。良いことは一つもない。悪いことして、差別をする、そんなことをしている人はね、本当に悪いところへ行きますよ。ただその時に、それと喧嘩していけばお互いに悪魔の世界に入っていくから。そういう悪魔になる必要はひとつもありません。

 さっき会社で抵抗してストレスになってという話がありました。そういう気の狂った猿と喧嘩することは一つもありません。これは文明というか、生命体も滅ぼしてしまいます。なぜかといえば、有名な、ナスカの地上絵があります。地上五千フィートからしか見えないのです。イタリアの考古学者が、20年そこで研究しているのですけれども、ピラミッドが4000年か、4500年前というから、その中で有名な、ハミングバード、大きな羽を広げて、嘴を前に出して、それで足を広げている、それは自然界では、いま私たちは、大変な危機にあるということなのです。
 なぜかと行ったら、小鳥が飛んでいる時はですね、静かに飛ぶのです。足を出すという点がね、何かが来るから掴むという状態なのです。それから、嘴をちょっと曲げている時は、何か危険が迫っているという。これは、ケチュアのシャーマンが、絵を書く芸術家で、それで私に解説してくれました。 その時に、動物は心臓を出しているのです。それから鯨。鯨なんてその辺りにはいないのです。鯨も心臓を出していました。これは何の意味か。全部絶滅という意味らしい。そしてその時に、ハミングバードに二つ線を書いている絵があります。これはどういう意味か。私たちは今絶滅するというメッセージを宇宙に送っているのだと。そういう風に数万年前に栄光きわめた文明でも、こういう風な、仏の法を持たない、愛をもたない文明は、これで完全に絶滅して行ったのです。

 非常に悪い、何かエンジニアリングをしたのでしょうね。なぜかといったら、その大地において写真を撮ろうとしても、何故かすーっと綺麗に撮れない。放射能でもないし、放射能だったら何か出るでしょう。不思議なエネルギーを使ってその時やっていたのでしょう。その足跡が今でもいっぱいある。その石を持ってきて、霊能者に掴ませたら、腹を悪くして、死にそうだと言うから。それだけ悪い因縁が、石にまで付いている。
  だから、恨みは、恨みで返すなと。恨みは愛で返しなさい。それが本当のぼさつぎょうなのです。本当の栄光を受けます。だからネルソンマンデらが、あれだけ奴隷として使われ、こき使われた、同胞に対して、恨むなと、許せと。もう1回仲良くしようじゃないかという方向に持って行ったのです。これが偉人なのです。
 マハトマガンジーは、武力で抵抗しなかった。ゼネラル・ストライキで何も食べずに、無抵抗主義で、抵抗するなと。何故かと言えば、こうした場合には、血で血を争う、今のイラク、アフガニスタン、そういう結果しかもたらさない。悲劇がまた悲劇を生むのです。

 ここ日本には、仏法ありで、本当の仏法というのは、力で相手を征伐することではありません。愛と慈悲の力によって、相手を変えることが本当の仏法なのです。日本があれだけ悪いことをしたのです、中国に対して。その時日本が負けたときに、蒋介石は日本から賠償をもらう代わりに、いや賠償はいらないと、高徳で返すと。もらわなかったのです、実は。その高徳のおかげで、今の大中国があるのです。
 なぜかと行ったら、この大中国が起こる前に、私は、サルナートから不思議な仏陀をもらい、この仏陀を、中国で最も尊い、一切の経典が書かれている、北京から離れたところにある、雲が居る寺、雲居寺いうところです。有名なお寺です。そこへ私が行った時は、本当にボロボロで、観光客もほとんどいない、そういうところに持っていってくれた。 そこに私が仏陀を持って行った後で、大発展しました。天は見ているのです。私がそのあと3年後に行きました。その時に、毎日花を飾って、その大雄殿の仏の前に。ひとつも動かさずにおりました。またその高徳を持って、私はインドから、本当は持って行ってはいけない、ナーガルジュナの本当のお顔をそこの寺に収めました。
 だからこの世界は絶妙であります。小さいことに溺れずに、大きな目で、自分の信じる道を、コツコツと歩いて行ってください。私は衣を着てこういう風になるとは少しの夢もなかったし、ただ1人コツコツと1人で、トロントの小さい家で隠れながら、ただただ、禅をしただけです。そうしたら天が私をこっちに送り、あっちに送り、どれだけ山を歩かせられたか。もうお仕舞いだと思ったら、再度またペルーまで行って。結局ペルーの人も助けなさいということなのです。

 全人類が同胞なのですよあなたがたは次の世にどこの国で生まれるか分らない。ここで怨念は持たないこと。許してあげましょう。愛しましょう、お互いに。これはジーザスの言葉ではなく、本当はお釈迦様の言葉です。ジーザスは、インドのラダックの、シャンカコンパに行って、メッタの行を完成させた方なのは、間違いありません。ブラフマビハーラ(慈悲喜捨)の行を完成させた方です。

●浄土・天界

【参加者】
坐禅は難しい人には浄土へ行くと言うやり方もあると言うお話でしたが、日本には念仏の伝統がありますが、具体的に阿弥陀様をイメージするのが良いのか、それとも口で唱えたほうが良いのでしょうか。
【水源師】
その手法をとるときには、ただ一つ全身全霊で信じる心。信、これだけです。息を吐いても「阿弥陀」。息を吸っても、「阿弥陀」。食べても「阿弥陀」。結局禅というのは坐るだけではありません。仕事をしても禅。働いても禅。立っても禅。寝ても禅、なのです。そういうことを続けて行きます。それで、阿弥陀をイメージするという、これも邪道です。見せてくれた阿弥陀が本物です。それまでは絶対に自分で追わないこと。でも阿弥陀はいますから。ちゃんと向こうから見せてくれます。
 こういう話を今日聞きました。ヒマラヤでね、「仙人に会いたい、会いたい」と思って、山に行くのです。死ぬか生きるかとなって、それでも私は死んでも良い、と言う時に出てきます。ただそれもなく、ただ拝んで、だからそういう大決心ですね、信心もそこまでやる時にちゃんとあっちでも分るから、観音様を送ってくれるし、そうでなければ、強烈な白光が仏様のところから出てきますよ。それが阿弥陀の最初のサインです。
 もしそれをやるのだったら、信心から徹底的に入っていく。それで絶対的に、「阿弥陀、阿弥陀」、ただその中に愛がなければだめですよ。仏教は愛だから、自分だけではないですよ。「自分は本当にいけないものだから、酒は飲むし、何でもするし、もう悪いこともするし、でも阿弥陀の国には行かせてください」と、それで一生懸命、親鸞さんの書いた歎異抄に書いているじゃないですか、「善人も救われるのだから、悪人はなおさら救われる」という、すごいことが書いてあるじゃないですか。私はもう本当に悪人だと言うことは善人なのです。私はもう善人だから、悪いことしたことないし、良い人だと思うのは、本当の悪人であってね、これでさえ救われると言うのだから。
【参加者】
 仏典の中でも、善行為をした人がその功徳によって天界に家が建つ、という話を聞いたことがありますが、自分の心を反映した建物というものがあるのでしょうか。
【水源師】
 はい、あります。私はパオに行った時に、クティー(小屋)を一軒寄付したのです。只で教えてもらうのは大嫌いだから。最低自分の食べるもの以上をお布施すれば、心おきなくできる。そういうことでやっていたら、私が見た天界では、御殿が立っていました。でも私がそこへ行くとは限りません。なぜかと行ったら将来私が、その後でズーッとまた行をやって最後に、義湘大師の、偈を見た時には、変わっていましたから。また別の世界行きます
 ただその行者が、観音様にあって、そしてこの世を変えていく方法が本当にあれば、それは大変素晴らしいことです。しかし、私になぜか、観音様が降りて来て、阿弥陀の国を見せてくれました。だからハッキリ確証して言います。なぜ私に見せてくれたかと言えば、いま日本では、阿弥陀、浄土宗とか、浄土真宗とか非常に苦労して、真面目にやっていると言うことで、このメッセージを日本に持って行け、と言うことだと思います。そういうことで、阿弥陀の国は綺麗に説明できます。

(一同三拝)

コメント(1)

信、これだけです。

ありがとうございます。

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