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水源禅師コミュの水源禅師法話集4 三

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http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59617117&comm_id=5396321 続き。

●神社と神々・先祖供養

【参加者】
あちこちに神社がありますが、そういう神々も敬った方が宜しいのでしょうか。
【水源師】
 もちろんそうです。だから仏教の素晴らしいところは、ありとあらゆる、生命を尊重すること。蟻でさえ大事にするのに、そういうデーヴァ、デーヴィ(天神)を尊重しないと言うのはおかしい。見えないから尊敬しないというのは、これは実におかしい。なぜかと言ったら、海中の深いところに非常に素晴らしい生命体がいるけれども、私たちがどんどんと、どれだけ毒を投げて殺しているか。この前の BP の原油漏れですごい油がまだ海底にあって、もう全滅状態らしい。
【参加者】
 神社に祀られている神々というのは、仏教で言うデーヴァに当たるのでしょうか。実際にそういう神々がそこにいらっしゃるということでしょうか。
【水源師】
 そうです、そういうことです。ただその時に想像で作られたか作られていないかは別として、ご利益があったかどうかとか、迷信ではなく、そういう方が出てきて夢でしらせたり、ということです。だから、どこの家にでも、昔は本当にデーヴァとかデーヴィがいたのです。で、他の動物の体に入って生きている時もあります。私がカナダで家を引っ越しする時にね、大きな青い大蛇が出て来たのです。でサーッと逃げていって。家内はびっくりして、「キャア」と言ったけれども、私はそれは何を意味するかわかっているから、「騒ぐな、それは良いんだ」と。私が出て行ったから、大蛇に、身を潜めた神が出て行っただけのことです。

 私が高野山に上がって、うちの母がお堂に連れてってくれたのですね。一月の真冬なのです。それであのお堂では全部ふすま開けるでしょう。朝と夕方に全部開けるのだけれども、まさに避暑地に入ったように寒くもなく、暑くもなく、冬の雪のある時だったのだけれども全然体が感じないの。私が禅定に入ったからということではなく、生活していて全然そういうことを感じない。その一角だけは、デーヴァが守ってそういう環境を作ってくれるのです。
 で、家の母が「おい、ちょっとこれを裏山に行って水で洗ってこい」と、茶碗とかをね、それを洗いに行ったら、まあお湯のように暖かくて、一つも冷たくなかった。で、そういう時に天界から音楽を聞かせるのです。ベートーベンみたいな音楽がカーッと流れるのです。それで、私たちに知らせてくれるのです。私はここにいると。そしてその時に私が帰って来たら、お堂でキャアッと騒ぐのです。なんだなんだと見たら、蛇がとぐろを巻いて、ずーっと座っているのです。
 私は、これは山の神だなと思って、箒でサササッとやったらすーっと出ていってね。で最後に体をひっくり返すのです。それが虹の蛇。生物学的には存在できないはずですよ。それで初めてうちの母も、他のお婆さん方も気がついて、「うわあっ、びっくりした」。うちの母は、まさにそれを叩き殺そうとしていて(笑い)。もしそれを間違ったら大変な事になると。
 だからアメリカインディアンはね、イーグル(鷹)を非常に尊敬する。何故かというと、そのスピリッツがそこに移って知らせが来るのです。それからコヨーテとか、狼とかバッファローとか。神々が宿っているのです。だからむやみやたらに彼らは殺さないですよ。狩りに行くときは必ずクリエイター(創造主)にお願いして、今日は牛一頭を取りたいからお願いします、と言うことで。バッファローとか、鹿とかをむやみやたらに殺さない。非常に仏教的です。お供えものを先祖にお供えするようにしていましたよ。私はすぐ分りました。そういう儀式をたくさんしていますから。
【参加者】
 明治神宮みたいに、人が祀られているところにもいるのですか。
【水源師】
 それはどうなのかなあ。作られたものと、本当の神とは違うからね。だから偉い人が死んだら、昔は神の位に上がると言うけれどもね。その高徳を積んでいない場合はあまり力がないと思いますよ。字の上手い、菅原道真を冤罪にかけて殺したでしょう。それで疫病に祟られて神頼みで何とかしてくれと。あの方は聖者だから、「良し良し」と。それで天神様といってずっと続いているでしょう。
【参加者】
 彼は徳があったからですか。
【水源師】
 そうですよ。だから徳のある人を殺してはいけないのです。だから、南アフリカのマンデラもね、支配者は死んで欲しいけれども、殺すことができなかった。もし彼を殺めたら大変なことになるから。そういうこともわかるのです。だから西洋ほど密教とかね、そういうことを信じていますよ。だから、チベット仏教が良く流行るのです。
【参加者】
 日本の仏教は先祖供養というものがありますけれども、それはどういう意味があるのでしょうか。
【水源師】
はい、あります。結局自分の生死を見るときに、その次元ではポンポンポンと新しい生命体に移って行くのです。ところが、別の次元から見たら繋がっていないのです。5年とか10年とかのギャップがあるのです。その時に供養といって、偉いお坊さんにお供をもらって、これは良いと言って、それもあるでしょうけれども、一番大切な供養はですね、毎日線香とか、ローソク点けて「行ってきます」とか、帰ってきたら、「ただいま」とか、それが本当の供養で、まあ水一杯でもあげると。なぜかといったら、一切の心は一つなのです。ですから、あなたの心は、ご先祖様がどこの時空に行ってどこの生命体に入っても、あなたの供養という、慈悲の心が通じるわけです。これがサポートをするのです。そういうことなのです。

 また時空において、こちらの時空から見たら本人はもう移っているけれども、例えば有名なサイババですね、前のサイババと、現在のサイババと、未来のサイババとは、生まれて来る時に、8年間の空間があります。そういう事が発生するけれども、本人は次から次へと移っていますよ。だからその間が、100年になるか、10年になるか、それは分からないけれども、その高徳が一つあります。であなたがお釈迦様のそして宇宙の栄光のエネルギーを送りますから、やっぱり良いことがありますよ。それが仏教であれ、他の宗教であれ、供養するということは、愛のかたまりだから、良いことです。ですから、北アメリカのインディアンも、グレート・スピリッツと言ってね、死んだ酋長とかを非常に尊敬しています。お祭りもするし。

●大日如来・太陽

【参加者】
 密教の大日如来と、キリスト様が近いような感じがするのですけれども。
【水源師】
 そうです。キリストは、結局、太陽。アラーの神も太陽でしょう。あれは昔のエジプトから来ているのです。エジプトからの流れ。だから、そこでお祈りすれば未来が見えるから、昔の神社はみんな女性がやっていたのです。予言でね。だから、トロヤ戦争でも、スパルタとかアテネが攻めて行った時、アクサントラが予言してね、「トロヤに馬を入れるな。入れたら焼打ちにかかるから」と。でもそのことを信じないで、門を壊して入れたでしょう。それでトロヤが破滅して、それが、ホメロスの詩になったでしょう。それで100年前まで、それは夢物語であったけれども、それが現実に出てきた。

 だから西洋はスピリチュアル的なことは非常に熱心に追求していますよ。昔、キリスト教が流行って、コリントスと言う、聖書に書いてある町ですね、その町の人が、私のところに瞑想に来ているけれども、もう現代に生き生きとその精神が生きて、私に質問をします。私の言っていることがドンピシャリと合うから、ああこれだと言ってね。もう宗教は関係なく、本当のことを知りたいのです。

●過去世に関して

【参加者】
 前世を見せてやるとか言ってだます、というお話がありましたが、そのようにして見せられるビジョンと、禅定によって見えるビジョンと、同じような気がするのですが、違いというのは分るものなのでしょうか。
【水源師】
 もちろんわかります。なぜかといったら、サーリプッタの第五の方法、それから釈迦牟尼仏陀の第一法。二つとも同じビジョンが見えなければいけません。次に縁起観で過去の物質と現在の物質と未来の物質とが合わなければいけません。その時に、一切の物質とナーマ・ルーパ(精神現象と物質現象)が合わなければいけません。それは1回、2回は成功するかもしれないけれども、過去6回、未来2回ちゃんと正しく折り重なったときに「お前は見た」ということになるのです。
 だから結局、パオ(瞑想センター)でもある人が20年やったけれども見えなくて、この世はもう人に尽くして終わろうと、で、私がそこを出る時にその人は7回チャレンジして、
これで8年目だと。そういうことですから、「只で過去世を見せてやる」と言うお話があったら、どんどん見せてもらってください。ほとんど嘘だし、それに惑わされないように。
【参加者】
 見たものについての確認方法がしっかりあるのですか。
【水源師】
 はい、あります。ちゃんと仏陀が教えてくれていて、それはもう緻密ですよ。それとそれを見るには光より早いものを止める力がないと見えないのです。一つ一つカーッと走るナーマ(心)も。
【参加者】
例えば先生が、ニッバーナ(涅槃)にはいられても、ご家族の方は輪廻の中で苦しんでいる。それは先生にとって辛いことではないでしょうか。
【水源師】
 それは結局、「人が苦しんでいるのに、自分だけ良い所へ行ってお前だけ極楽浄土へ行って、ダメじゃないか」と、そういうことでしょう(笑)。お釈迦さまはニッバーナへ入ったけれども、私を通して、ちゃんと語っているじゃないですか。それに偉い先生方がニッバーナに入ったけれども、サーリプッタの第五法とかね、それからいろんな方法を残してくれて、また菩提達磨は今でも生きているかも分からないけれども、ちゃんと仏の心を中国でたった一人の弟子慧可に残してね。そして私たちは彼の法を楽しんでいるじゃないですか。
 だから、私たち自身がほんとは仏なのです。私たち自身は大宇宙の永遠なるものなのですよ。マハー・バイロチャナ(毘盧遮那)。ただそれが余りにも強烈で、この地球さえ大きいから到底考えられない。それで私たちの生命体はポンポンポンポン飛び歩くからね。ただ100年間での苦しみ、そんなもんじゃないのです。それで無があれば自分の一切の悪い因縁を消して、良いとこだけを取るけれども、無ということが、これがまた難しい。だから無と空は違います。

●愛と慈悲について


【参加者】
人にいやいや手助けをするよりも、自分を愛することが大切だとおっしゃられたのですが、どうしたら自分を愛せるのでしょうか。また、慈悲というのは実践が大切と言うことですけれども、どういうふうに慈悲を実践して行ったら良いのでしょうか。

【水源師】
皆さん愛ということが、これがなかなか難しい。だから、これが愛だ、こうすれば自分を愛せと。結局愛が分からないから、どうやって自分を愛するのか、と言うことだと思います。愛というのは実に簡単なものなのです。もし、受験に失敗した時にね、ただそっと肩に手を置いて、一緒に飲みに行こうかと、そういう時に感じる心が愛で、そういうことをされたことがあると思います。そういう心を、自分にしてください。そういう時に、自分に本当に愛の心が発生した時に、その愛で、他の人の心を暖かくして、愛の炎をつけることができるから。

【参加者】
愛と、慈悲とは全く同じことと考えて良いのですか。
【水源師】
慈(メッタ)と悲(カルーナ)は違います。カルーナは難しい。それから、ムディター(喜)はもっと難しい。ウペッカー(平静)ね、これに入れば大したものだけれども。まず、愛も分からないとカルーナはなかなか分からない。だからイエスが、カルーナは難しいから中近東にメッタを持っていったのです。こっちの方は、インドにしても何万年というヒンドゥー教から、精巧にそういうことを実践しているから、カルーナをお釈迦様は教えの中に入れたかも分からないけれども。
【参加者】
慈悲の実践はどうしたらよいのでしょうか。
【水源師】
メッタ(慈しみ)をまずやってから。愛を強くしてから。そうしたら自動的にカルーナ(悲)がついて来るから。そこから始めてください。

●戒律について

【参加者】
 戒律について質問なのですけれども、仏教は五戒があって、酒を飲んではいけないとか、嘘をついてはいけないとか、いろいろとありますけれども。我々在家レベルでは、例えば、酒を飲まないとすれば、人間関係が壊れたりして、守り通すのが困難な場合があります。我々在家レベルでどれだけ厳密に戒律を守っていけば良いのでしょうか。
【水源師】
 私の先生の、印玄先生は、国で戒律第一の先生、ということは、一切の戒律が分かって、大学でそれも教える。そういう有名な方なのです。いろいろな論文も出しているし、東京大学も出ているし、そういう先生が、「おまえは比丘だから、三つ守ってくれ」と。ほんとは277ある。この三つだけ守ってくれと、私に言いました。「正直であること。真面目であること。人に尽くしなさい」と、この三つだけです。この三つにすべて入ってしまうから。

 比丘である私に対してたった三つのことをやれと言うのだから、まあ気楽に、あまり難しく考えないように。酒を飲むなと言うのは、お釈迦様が説法した時に、お祭りの時で沢山人が来るのです。その時に、若い女の子たちが酒を飲んで、説法しているところに入ってきて、隠し飲みながら、コソコソやって、そこでどんちゃん騒ぎをして踊り始めたわけ、そこで「酒を飲むな」が始まったわけですよ。それが過度になって、今度はちょっとしたお菓子に酒が入っていても、「わあ酒が入っている」という風に人間というのは、アディクション(中毒)になってくるわけなのです。

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