水源禅師コミュの水源禅師法話集 1‐5

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59521989&comm_id=5396321の続き。

―信仰と社会的な問題―

【参加者】
僕は瞑想とかあまりしないのですが、世界を旅していて、瞑想とか、信仰の深い所というのは、すばらしいことだと思うんですけれども、そういう国に限って、社会的な問題とか苦しみが却って集中しているように見えるんですね。例えばチベットであり、ミャンマーであり、スリランカであり、パキスタンであり、アフガニスタンであり、パレスチナであり、みんなすばらしい信仰心を持っていて、僕らも感銘を受けるんですけれども、全体としてみたら、なぜこれほどすばらしい信仰があるのに、これほどの不幸が襲いかかるのだろうか、と。
例えばインドだけでもヒンドゥーが非常に強いところでは、非常に不幸なことが起こるんですね。これは何なんだろうと言う、両極端を見て、いつも僕は翻弄されて、もしかしたら、これ、瞑想とか信仰があるから、却ってそのところを突かれて、そのすきにそういう問題が取り付いて、トラブルを起こし、みんなが苦しむようになるのかと、そう疑っちゃうこともあるんですけれども・・・。
【水源師】
一理ありますよ。良いところを突いてくれた。
中国の例で言うと、法輪功と言うのが、一時はやったでしょう。ジム・ジョーンズと言うアメリカのプロテスタント宗教がありました。旧ソ連邦ではスターリニストのテキスト。人間は弱いもので本に頼ろうとするのです、現実を見ずに。本の通りに何でもしようとするのが楽なんですよ。で、そういう風に動くがゆえに、北朝鮮の状態も分かるでしょう。民衆が食べられずに非常に苦しんで・・・。
私の見た限り、南方の人は非常にすばらしい心があって、まじめです。文化的にも。でもやっぱりドグマに縛られて、ほんとうの戒律というのを見てないみたいです。戒律を作ったのは人を助けるためであり、自分を守るためじゃないんですよ。それを、戒律を犯せば、アーっと、ウポーサタで身を清めて、告白して・・・。次またやっちゃうから。
結局それカルチャーで、良いカルチャーもあれば、これはあんまり良くないということが見えなくなって、縛ってしまうんですね。だから、アフガニスタンではタリバンが出て、女性は外も歩けない。顔を隠さなきゃいけない。
そういう風に人間は非常に弱いもので、なんでも体制に従って、上のものには楯突かずにと、そういう弱さがゆえにそういう事になっているのであって、その強烈なところが非常な不幸を起こします。それがバランスが取れて、日本は正式なバランスじゃなくてもまだバランスが取れているから、まだこういう会合も開けるし、なんだかんだと言っても世界の本も読めるし、何を言っても許されます。
そんな状態なんてたくさんあるんですよ。結局あまりにも極端。「私は虫を殺しません」と。私は言いました。魚食べてます。これはどういうふうに証明するのか。そういう場合には、草を料理して食べることもできない。草には、いっぱい細菌という命が付いています。だから、そこまで人間は走ってしまうんですよ。だからほどほどに。結局バラスンね。
この北方の方には、比丘、比丘尼があります。南方の方は、サヤレー（編集者註）一方的です。 こういうことで、ある程度社会はうまく行くでしょ。最初ブッダが出た時に、インドは差別社会です。女性なんて何も関係ない。そんなもの修行しなくてもいいし、ただ働いて、家事して、子どもを産めばいいんだと。美しい人は踊りを踊って。そういうふうなような非常に不合理な世界だったんですよ。
お釈迦さまは、みなさんに一切衆生に仏性あり、ちゃんと知っています。だから教えようとして。でも、社会体制が、男女の差別激しいでしょ。だから比丘だけ作りました。でも、そのときにアラハト達が、それは良くないんだと、やっぱり女性だって比丘尼にした方がいいんじゃないかと。お釈迦さまも体制よりも真理に生きるということで、比丘尼を作って、今バランス取れています。
日本だって、尼僧がいないと大変でしょう。男だけ威張って。結局バランスなんですよ。そういうバランスが欠けたが故に、そういう不幸が起こっているんだと思います。この世は矛盾です。矛盾の中で、いかにバランスを国家体制が取っていくか。
【参加者】
国家体制というのは、わりかし男性原理の中心として、営まれているという感じになるんですか？
【水源師】
だから、そういう国は不幸でしょ。北欧は女性が首相になったり、ノルウェー、スエーデンとか半分半分でしょ。バランス取れて豊かな生活しているじゃないんでしょうか。
【参加者】
日本は、最初は尼僧が３人、お坊さんになって仏教を伝来しました。韓国からですが、百済。これは西暦535年。日本の最初の第一歩は女性ですよ。欽明天皇で。それで、韓国に三恩あるといって、漢字と仏教伝来と儒教思想を教えてもらった。日本人の三恩として有名ですよ。
【水源師】
だから、結局私が言うのは、女性がもっと精神的にできる場所も与えないといけないし。
それでこそ、男性も楽になります。今のままじゃ、あまりアンバランスが良くないんじゃないかと思います。
【参加者】
日本も女性の天皇陛下が８人出てますからね、奈良、平安初期までは。これは、日本でいちばん平和で、豊かな時代だった。そこへ私は戻したいという運動をやっているんですけどね。
【水源師】
ありがとうございます。実証してくれて。
【参加者】
世界初の人間小説というんですか、それは紫式部であり清少納言ですから。これは、世界で冠たる文学が、日本女性によってですよ。
【水源師】
だから、どこの世界でも、男だけが天下を取った時には、非常な不幸が起こっていますね。乱世ですね、喧嘩と殺戮と。女性の母性愛によって、社会がうまく行きますよ。私の第一の先生は私のお母さんですよ。仏法に導いてくれた。
編集者註：テーラワーダ仏教国では現在、正式な比丘尼は存在しない。女性の修行者はミャンマーではサヤレーと呼ばれているが、これは「若い先生」という意味だそうです。

●世の中は良くなるか

【参加者】
先ほど魑魅魍魎の狂った世界というお話がありましたが、私は世の中が良くなることはあり得ないと思っているのですが・・・。
【水源師】
ありえます。実は、この世でニッバーナをあなたが見た時に、「ああそうか、この世の中は、こういうふうに素晴らしい世界になっているんだ」と。一切が輝き始めます。その前の段階では、やはり魑魅魍魎の世界で理解しかできないように。
【参加者】
私の無明が晴れた時に、対象が美しく見えると？
【水源師】
その時に、全て納得できます。
【参加者】
世界から争いはなくなりませんよね。
【水源師】
それはまた言いたくないけれど、カルマ、パーラミ（波羅蜜）、そこから抜け出せないので、仕方ない。その修行の段階でなんですよ、実は。苦というのも実は悪くないんですよ。それをまともに受けて、これに正面からぶつかってね、苦と共に生きる。
足怪我して痛いけれど、痛みと共に歩く時には、また痛みが消えて、何の苦もなくまた生活していきます。その実例が私の友人ですよ。杖２つ使いながらも全世界を歩いていますよ。それが、健康な私たちは、足痛いといって、ちょっと２キロも歩けないなんて。彼は、もうこの杖１つで、陸路で中国大陸から全世界を回っているんですよ。実証していますよ。
苦じゃないですよ。苦と共に、それを当然受け止めて歩いています。そのときに足の苦の痛さが消えてしまいます。足が普通じゃないということも消えてしまいます。何の憂いもなくなります。そういうことで、結果的に。
【参加者】
私の中から苦が無くなると？
【水源師】
あなたの苦がなくなったときに、これは摩訶不思議。全宇宙、全世界が苦を取ることが出来ます。ただ時間帯は違います。それで、「ギャーテーギャーテーハラギャーテー、ハラソーギャーテー、ボージソワカ」（編集者註）とお釈迦さまは言ったんですよ。これは嘘じゃない。あなたたち全部を救いたもうて、あっちのニッバーナに行きますと。彼一人行ったんじゃないんですよ。行った時には、もう時間帯の空間においては救われています。ただ遅速あれど、時間帯のことなんですけれど。
だから、あまりにも今この時だけの人生だと思わずに、無量の時間もあるけれども、そういう考えで、今に生きていけば、一歩一歩だんだん見えてきます。
編集者註：般若心経の最後にある真言「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶」

●弥勒仏の出現

【参加者】
テーラワーダの南伝大蔵経の中にも、ブッダが、弥勒仏は人間の年で８万歳になった時に、私と同じように如来となって、そういうふうな存在で世に出てくると。今は、現在界は、ゴータマブッダが２８仏目で。その法界が全く消滅してしまって、その次に弥勒が下生すると書いてあるんですけれど、実際そういうふうになっていくんでしょうか。
【水源師】
32パーツ（32の体の部分を観る瞑想）やったでしょ。32パーツやったときに全宇宙を見ましたか。結局、私の場合は、32パーツで、全宇宙のありとあらゆる生命体を調べました。そしたら、全てが32パーツ。
それで、宇宙は１つではありません。１カラーパあるでしょ。あれが、すっぽり全宇宙が入ります。カラーパいくつありましたか。あなた見た時。カラーパは数えられましたか？無量のカラーパだったでしょ。
【参加者】
数え切れないくらい、びっしりでもう。星がグワッと凝縮されたみたい。
【水源師】
結局、地球でもでかいけども、銀河系でもでかいでしょ。全宇宙というのは、想像を絶するでしょ。それが、また無量にあるんですよ。その宇宙が、また１つのカラーパになって、私たちの体の中に全部あるんですよ。無量の宇宙が私たちの中にあります。
さっきの質問ですが、結局、32パーツ見ればね、消えないんですよ。宇宙が消えても、その現象があって、続いて行くのです。
犬の一生はだいたい10年です。まあ、12年としましょう。人間は100年です。犬が10年生きて、10年しか生きられないとは思っていません。犬は10年生きて、一生、全てを全うしています。人間は100年かかって、100年の体験をして、一生の体験しています。その体験の、犬の一生と人間の一生の時間帯は全く関係なく、一つの一生、一つの一生です。
アルパジャーナ（無色界禅）の世界に入った時には、この全宇宙が64000回消滅します。でも時間帯は、一つの一生です。犬の一生とアルパジャーナの一生は一緒。
だから、いまここの次元だけで考えた場合には、8万年とか無量の時間帯になるとか想像できないけども、結局私たちは時間を作っているから、こうなっているけども、結局もし過去世を調べて、アルパジャーナの生命体がもしあったならば、そこに入って見てください。私の回答が間違っているかどうか。そういうことですよ。

●シンキング・マインド

【参加者】
自分の毎日の瞑想の中で、自分がシンキング・マインド（thinking mind）で瞑想しているんじゃなくて、何でこう自分の息を観ているのかということがありますよね。
【水源師】
ヴィパッサナーですよね。ヴィパッサナーの心で観るということは、シンキング・マインドではないんです。
【参加者】
そのとき、自分自身で瞑想していて、自分が正しく瞑想できているかなというチェックポイントみたいなのは、あるんでしょうか？
【水源師】
あります。心がちゃんとしてますから、もし進化していかない場合は、悶々とします。さっき言われたように、何でこれやっているんだか？と、その心が進化していない。その時に、誰か先生がいたら、インタビューして、この方が良いんじゃないのと。ちょっと休みなさい、旅行でも行ったら・・・と、そういう風になります。でないと、この書物ちょっと読んで。人それぞれによって違います。
【参加者】
テーラワーダでは、仏法僧の三宝に対する疑いが疑で、普通にそれはどうかなと思うのは疑でないと言っているんですけれど・・・。
【水源師】
疑は疑。まちがいなく疑は疑。だから、無所得が故に罫礙（けいげ）なし、罫礙なきが故に恐怖（くふ）なしと書いてあるでしょ。恐怖が抜けてしまうんですよ。この疑、三宝のことは１つも書いていない。全ての疑いです。
【参加者】
自分の中でテーラワーダ、一本でやってきて、やっぱり先生の話聞いて・・・。
【水源師】
だから、結局私は私の体験でしか話せないんですけれど、非常に幸運と言えば幸運で、般若心経から、金剛般若心経から、大乗の非常なアラハト（阿羅漢）たちが、過去2500年に教えたことを全部捨てるわけには行きません。素晴らしい教えがいっぱいあります。
また南方のアラハト達もバーッと書いて、素晴らしいものがいっぱいあります。ブッダゴーサという素晴らしい方が、パーリ語で翻訳しながら・・・。やっぱり素晴らしいものは素晴らしくて、どっちもいいんですよ。
私の場合は、非常に素晴らしく融合しちゃって。結局、マインドモーメント観た時に、ナーマ・ルーパ（名色：心と物質）、それがはっきり分かります。それが全て一緒の疑であるということ。だから、私は正確に間違いなく正式に答えられます。
それがそうじゃないと言った時に、私はそれを言った人に聞きたい。一体どれくらいのナーマ・ルーパ・モーメントがあったかと。説明して欲しい。ただ、それも観ないで書いた場合には、私はそんなものは嘘だ、と。そんなものは信じないと。
教科書通り伝道で書いているから書き写し。そこで一般の人が困ってしまうんですよ。こういう偉い人が言ったから、と。自分で観てみたらいいじゃないか。他の人の名前羅列してさ、だからこうでしょと。
だから、そこであなたへの回答。自分でね、三宝に対する疑いのときにマインド・モーメント観るんです。ナーマ・ルーパを。で、この人はどうじゃないかという疑いね、ナーマ・ルーパ観ます。一致しているはずですよ。
それは、ずっと先のこと。だから、そういうことで心の分析も必要なんですよ。

●日本の果す役割

【参加者】
先生はいろいろな世界を旅されて、いろんなところの状況を分かっていると思うのですが、そういう目で見て、日本が持っている役割があるとすれば、それはどういうものでしょうか？
【水源師】
今日本は、世界のエポック・ポイントになっています。今日本は、世界の中で実に重要な分岐点の中に立っています。なぜかと言えば、日本には莫大なエネルギーと力があって、これがもし変に動けば、世界がおかしくなる。その象徴として、リーマン・ブラザーズのような、それだけのこと全世界で起こっちゃう。
なぜそうなったかと言ったら、結局明治維新から今まで150年以上、仏法を徹底的に破壊したんですよ。その次に、儒教も徹底的に破壊したんですよ。残ったのは神道です、シャーマニック。これも素晴らしいんですよ。オーストラリアのアボリジニとかね。それから、アンデスのインディオとか。やはり素晴らしいものがあります。北米のインディアンとか。
これ一つでは支えきれなくて、さっき言ったように、極端に走りやすい。前はこの三つでバランスが取れとったんですよ。だから、結局こうして、今私の言葉を聴かれている方に、私は感謝したい。今これは歴史的な瞬間なんですよ。今世界でも、こういうふうに大乗、それから南方仏教結合するとはっきり言ったのは、パオヤサヤドーで、エカヤーナの本を出しました。
私はパオにいた時に、徹底的な反撃に遭いました。大乗を誉めたから（笑）。でもそれは間違いない。南方のミャンマーの手法も素晴らしい。素晴らしいものをくっつけていけば、もっと素晴らしくなるじゃないかと。本当にそのとおりで。これだけが正しいというのは、これは嘘ですよ。良いものは良い、どれでも良いんですよ。
で、今日本のやる方向としてはね、やっぱりリピアプロジェクトとかいう日本のGトレーニーでこれから出すそうです。その原案（編集者註）を私の（知人の）デービッドが作っています。やっぱり金は日本から出ます。金だけじゃない。今度みなさんがこういうふうにして少しでも時間があれば、一緒に暮らしたり、歩いてみたりとか。
もし、私が今度インドに行って、一法さんから授かったシャカ族1億3000万のプロジェクトを始める時には、ぜひインドに遊びに来ていただきたい。そういうふうな交流を環流させるんですね。そういうふうにして、バランスを戻していけば、私はいんじゃないかと思う。
【参加者】
いまの話で、明治維新で神道だけが残ったというお話をされましたが、厳密に言えば、神道も潰して天皇という現人神を創った一神教国家にしたという言い方のほうがより正確なんです。
【水源師】
ああごめんなさい、私の勉強不足でした。
【参加者】
そうやって差別の無い神道を序列化したんですね。天皇直属として。だから神道の考えも潰したようなもので。
【水源師】
じゃあ徹底的に宗教を潰したんですか、日本の。これはもっと大変だ。
【別の参加者】
その象徴が官僚という体制でね。それが今の現状です。
【水源師】
だって薩長の若者の写真見たら16、20歳の若者が日本を牛耳ったから、もう誰かの言いなり、言うままですね。「西洋がこうだからこうしろ」とか。
【参加者】
だから本当の維新というのは実現していません。はっきり言って。
【水源師】
と、いうことは、やっぱり方向は、これから三つの柱を建て直すと。仲良く、以前のように。で、平和を取り戻すと。と、いうことは心が無ければ体だけ動いたって、それは偽者でしょ。結局、「心」を取られたわけですよ、日本では。だから嫌な第二次世界大戦とか侵略とか、みんなやられて「心」取られたらロボットだ。
だから、みんなのまず「心」を取り戻すような生き方ね、修行は別として、まあ、いろいろあるから。そういう方向でみなさんが修行されれば「心」が戻ってくるんですよ。
悪いものは悪いと。良いものは良いと。８時間以上働かなくて良ろしいと。なぜそれ以上働かなきゃいけないか、と。なぜ食えないんだとか。そういう風に段々改革していって時間を持って、昔からの文化も大切にし、新しい文化もまたこれから生まれ、ゆとりが出てくるんじゃないでしょうか。
【参加者】
「仏教」と「神々の信仰」、これが大事なのは分かるんですが、もう一つ「儒教」というのも必要ですか？
【水源師】
「律」ですね。日本がなぜここまで持ったかといったら、中国、韓国、日本、ベトナム、この四カ国しか律がないんですよ。仏教でいう戒ね。社会に対する戒。この戒があるからこそ社会がスムーズに動くんですよ。だから中国でもこの儒教の律、「これは素晴らしいことだ」って、あんまり喧嘩しなかった。まあ結局、権力争いで喧嘩はしたんだけれども。
結局、交通信号が無くて車を動かしたらどうなりますか。盗んでも良いし、何しても良いでしょ。だから律という社会制度、それもほどほどにね。ほどほどに。この三つが上手く保った時に 新しい平安時代という素晴らしい文化が、また蘇ってくるかも知れませんね。
編集者註：禅師の知人のデービッド氏が「フード・フォレスト」というプロジェクトを進めている。森をしっかりケアしていけば汚染の心配なく、食料も取れるという。

水源禅師法話集 1‐6
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