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EXORCIST(エクソシスト)コミュの第1夜 決別 召喚

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仮想19世紀のある場所で、1人の赤ん坊が誕生した。
 しかし、その子は障害を持っていて、右の手は肩から無く、
背中には十字架の痣があった。


「エリカ、俺たちの子供が産まれた。強力なイノセンスを宿した子供が!」

 赤髪で長髪の男は言ったが、エリカと呼ばれた女性はひと言も発さず、寝台の上に横たわっていた。





あれから、何年経ったのだろう。

ある場所で地獄と言える所からある人物に助けられて、平行世界に送られた。
勿論、記憶を封印されて・・・


仮想21世紀:日本あるビルの屋上
長身で赤い髪の青年と1人の女性が立っていた。

「蜜虫、この場所で会っているのか?」


「はい!この場所で間違い有りません。カイルさま」


「師匠に何も言わずに出て来てしまったな」


「大丈夫です。あの方は何でも存じ上げております」


蜜虫と言われた女性は安藤紀里ことカイル・マリアンの式神。


実は、彼女いや…彼は男性として生を受けたが、有る訳があって女性の姿をしているが本当は正真正銘の男性。



紀里は誰も振り向く美人系であるが、ある物を見た途端、
彼の元を去る者が多かった。

『紀里!お前は化け物!俺達に近づくな……』

『どこでも、行ってしまえぇ!』

俺は物心ついてから4歳の時の記憶を失い路頭を彷徨っている時、

養父母に助けられて14年間が経った。

何で自分は不可思議な姿で産まれたのだろう。
陶器の様な白い右腕を持ち、肩の付近に十字架(クロス)の痣が存在。



十字架の入れ墨のような模様が手の甲に。そして、養母の話では背中の肩胛骨の中央に右手の甲と同じ十字架(クロス)の痣が付いている。

自分が周りの人間から『醜い姿の化け物』と言われている訳は、どんな怪我でも急速に完治させてしまう自己治癒力を持っている。
その為、化け物扱いをされている。


それでも、彼らは自分の子供のように育ててくれたが、安息の日々は続かなかった。


ある休日、育ての親と一緒に旅行中大きな事故に巻き込まれて唯一理解者である義理の両親を事故で失って自らも大怪我をした。


紀里は自分の体内に宿るイノセンスと式神の蜜虫のおかげで、一命は取り留めることが出来たが、大きな代償が。
自分の子孫を残すことが出来ない身体になってしまった。


追い打ちを掛けるように、心ない親戚から両親と暮らした家を
乗っ取られて追い出された。



 途方に暮れている俺を拾ってくれたのは、伝説の大陰陽師の流れを汲む人物に助けられて、今がある。

その人のお陰で、新たな生活を送ることが出き、師匠の娘さんも私を受け入れてくれ新たな親友を手に入れた。
そして、友人からあるマンガの本を貸して貰った。

タイトル名は『D.Gray-man』 その本を持った途端、懐かしい感じになった。
しかし、ある事件により、再び悪夢が襲う。
俺は、この世界には必要のない人間。

何時かある声を聞いた。
その声は『イノセンス』と言った。



『今は、辛いかも知れないが時を待て。必ずお前を必要とする時が来る!』


その声を頼りに頑張ってきたが、もう限界。

俺はこの世界は嫌いだ!好き好んでこの姿で産まれた訳じゃない。

俺はこの世界を去る事にした。

《イノセンスよ!自分に必要とする世界があるならその世界に連れてって欲しい》

その青年は静かにビルの屋上から空を見上げた。

「カイルさま、時間です」

「分かった、行くぞ!蜜虫。良いのか? 俺と一緒に?」

彼女は無言で頷いた。

その時、あの声が聞こえてきた。

『時が来た。異世界に暮らしてきた魔導師の子よ。元の世界へ召還する』


青年の足元が光った。曼荼羅のような魔方陣が現れ、光を放しながら彼らの身体を包むと、この世界から姿を消した。

紀里はある場所に行ったイノセンスの導きで…



D.Gray-manの世界へ。
元々自分が居た世界へ……

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