詩の休息所コミュの生きてる間にもう一度観たい絵

:2010年02月09日16:28

私にも、生きてる間にもう一度観たい絵ぐらいはある。

作品名は挙げないが、某アニメーション2作品にも、とにかく絵を観たいという人物が現れたことがある。
ちなみにその人物達は絵を観れたり観れなかったりと様々な道を辿る。
その人物達はすごい情熱を持っていた。
「絵を観たい！」という気持ちがほとばしっていた。
私はその人物達の気持ちがなんとなくわかる。

ルーヴルとかそういうのは私はまだあまり観に行っていないので、そういう系統の作品ではないです。

大阪芸術大学の学内で展示されていた作品。

生徒の作品なのか教員の作品なのかは残念ながら覚えていない。
あと、どういう展示会かも覚えていない。

その作品はけっこうでっかかった記憶がある。

全体的に薄暗い青系の色にまとめあげられている。
場所は空。つまり風景画。
しかしただの風景画ではなく、真ん中にでっかい青い鳥が描かれていた。

青い鳥は羽ばたいている。
力の限り羽ばたいていることと思う。
なぜなら絵に動きがあったから。

青い鳥も全体的に暗い色調にまとめられてたけど、その青い鳥近くか青い鳥そのものに光の描写があった。

眩しい感じの光ではなく、ほの暗い感じでもなく、ただ光があった。
斜めから差し込んでくるような光だったと思う。

その光は全体の暗い色調を壊さずに、かつ青い鳥とあいまって輝きを増す。

どん底に薄暗い中での一条の光を感じた。

作品タイトルは『希望』
油画の作品

生きてる間にもう一度観たい絵の一つです