とちを会コミュの薬物＊あきよ

単位落としても、留年しても、これだけは手を出すな！
薬物図鑑

大麻
　大麻とは麻の花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。
　大麻の過剰摂取による死亡例報告は無いが、吸引することにより慢性的な気管支炎、癌などの影響になる。統合失調症、鬱、パラノイアなどの精神障害があるとされる。
　薬物事犯の件数は年々上昇している。2008年には大学生の間で大麻を所持して逮捕される例が相次ぎ、年間で2778人が検挙され、その90.6％が初犯であった。近年増加してきている要因としては、インターネットで栽培方法を知ったり、ネット通販で大麻の種も含む栽培用具が買えたりなどで栽培の敷居が低くなってきていることが挙げられる。
　大麻取締法により、大麻の所持・栽培・輸出入は免許制となっている。無許可で栽培した場合は7年以下の懲役、不法所持・譲渡・譲受けは5年以下の懲役。ちなみに大麻吸引自体に関しては、揮発した大麻成分を自然摂取してしまう麻農家やお盆の迎え火や野焼きなどによる受動喫煙などを考慮し、法律違反にはならない。

ＭＤＭＡ
　MDMAとは3,4-メチレンジオキシメタンフェタミンの略で、合成麻薬の一種。
　MDMAを摂取すると体温をコントロールする機能の喪失による高体温や不整脈などによって重篤な症状を引き起こす場合があり、低ナトリウム血症、急性腎不全、横紋筋融解症などで死亡することもある。また、摂取後に重度の不安、妄想、気分の障害、記憶障害、睡眠障害、衝動性の亢進、注意集中の困難などが長時間続くことがある。
　丸い錠剤にポップな図柄が刻印されているものが多く、オリンピックの五輪のマークが記されたものも見つかっている。また、2009年８月に起きた、某俳優のMDMA使用による逮捕などが有名。
　麻薬及び向精神薬取締法により、MDMAの輸入、輸出、製造は１年以上10年以下の懲役。譲受、譲渡、所持は７年以下の懲役。使用は７年以下の懲役となる。　　

覚せい剤　
覚せい剤とは『フェニルアミノプロパン、フェニルメチルアミノプロパン及びその各塩類、これらの物と同種の覚せい作用を有するものであって政令で指定するもの並びにこれらの物のいずれかを有するもの』というよくわからないもの。
　血圧上昇、散瞳など交感神経刺激が出現する。食欲は低下し、過覚醒により不眠となり、過剰摂取すると死亡することもある。長期連用の結果、覚せい剤後遺症として慢性的な厳格妄想状態や意欲低下、引きこもりといった症状を呈し、精神科病院への入院が必要になる場合もある。
　覚せい剤取締法により規制されており、、所持だけでも最高刑が懲役10年など、麻薬及び向精神薬の濫用事犯よりも重い刑罰が与えられる。覚せい剤の所持もしくは使用で逮捕された初犯者は、大抵、懲役が１年６ヶ月から２年、執行猶予３年程度の判決が下され、再犯者には執行猶予がつかず実刑になる。覚せい剤事犯の再犯率は41.6％で、窃盗罪49.8％についで２番目に多い。

男性の告白
　私が初めて覚せい剤を使用したのは18歳の時でした。高校一年の時に、父親が外に女を作って行方不明になり、親思いだった妹も変わってしまい、外泊が多くなりました。私はいろいろアルバイトをしていましたが、家に帰るのが面白くなく、毎日夜遅くまで友達と遊んでいました。そんなある日、友達がどこからか覚せい剤を手に入れてきて吸うように勧めたのです。
　軽いノリと好奇心から、覚せい剤をアルミホイルの上にのせて下からライターであぶり、煙を吸ってみました。
　ニ、三回繰り返しているうちに、急に元気が出てきて嫌なことはすっかり忘れ、自分がスーパーマンになったような気持ちになりました。罪悪感は全くありませんでした。他人に迷惑はかけていないし、いつでもやめられると思っていました。
　当時は週一回程度でしたが、半年位してから、いつも覚せい剤を分けてくれていた友達が傷害事件を起こして逮捕され、覚せい剤が手に入らなくなりました。
　既に中毒になっていた私はイライラして落ち着かなくなり、なんとかして手に入れようと、大阪ミナミのアメリカ村でイラン人から買うようになりました。
　三日に一度くらい買い、家には帰らず、友達のマンションを渡り歩き、皆で覚せい剤パーティーを開いたりしていました。
　こんな生活が二年くらい続いたでしょうか。まさか自分が麻薬取締官に逮捕されるとは夢にも思っていませんでした。友達の家で寝ている時家宅捜索を受けたのです。
　拘置所に母親と妹が面会にきてくれたのですが、私の顔のやつれように驚いていました。
　母親も妹も私を責めたりせず、ただ涙を流すばかりで、私も言うべき言葉が見つからず、同じように泣くしかありませんでした。
　今拘置所で反省の日々です。他人に迷惑がかからなければ、何をしてもいいと考えていたのは大間違いでした。
　どういう判決を頂くかは分かりませんが、今度家に帰れたら、母親、妹とともに真面目に生活していきたいと決意しています。もう覚せい剤はこりごりです。

Ｑ，薬物の相談できる場所はありますか？
各都道府県には、薬物乱用防止の相談窓口（精神保健福祉センターなど）があります。「薬物乱用防止相談窓口」で検索してみてください。

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去年は２ページだったのを今年１ページだから
凝縮しました！
グリッド見つからなかったから若干ずれてそうですｗグリッドはめたときちゃんと直しますー