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純文学作家を目指す人!コミュの自由投稿場

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カントリーヨハナです。
 参加者の者が、トピックス作成できるとあるので、作成しました。

 思いついたままに、投稿できる場となればと、考えています。
【2012・6・1】

コメント(13)

大きな家(その一)

外は、寒く、食べ物も無く、水も少ない、厳しい環境。
 とても寒い地方、ここでは作物も少なく、水の入手も困難である

 人々は、住みにくいこの場所で、暮らしていた。

 あるとき、一人の男が、大きな建物を作った。
 建物の中は暖かく、水を貯める水槽もある。
 さらに、室内で作物も栽培できた。
 人々は、男に頼み、大きな家で暮らしたいという。

 男は、大きな家を建てるのに、お金を必要としたのだから、という理由で、人々が大きな家に住むのに、参加料金を取ることにした。

 すぐに、多くの人々は金を払い参加した。

 男は、得た金でさらに、家を大きくし、より住みやすくなるよう、快適な増築した。

男は、大きな家に参加する人を、
 政治家も、一般人も、美人もブスも、デブもハンサムも、わけ隔てなく、平等に扱い、すべての人を受け入れた。

沢山の人が住むことで、大きな家には、規則が必要になった。

宗教や哲学、性別、人種、大人、子供といろいろな人々がそれぞれに人間関係を作り、社会集団となったから、法律や税金など、一定のルールを設け、集団をまとめなければ、犯罪や争いが起きてしまうからである。

 男が、特に厳守したのが、規則を平等に適用することと、規則の原則であった。

つまり、恣意的な判断をしてはいけない!
人々の合意でつくられた、規則に従い、判断すること、
そして、規則はだれであっても、平等に適用すること、
・・である。

男は、大きな家の維持の為に、大きな家に住む人々から、維持費を払わせました。

大きな家に住むことで、人々は安全に子供を育て、教育できました、そして大人達も、大きなえ家の中で
、寒さの脅威も無く、水不足の心配もなく、仕事ができたので、大きな家の維持費を払う事に、何の不満もありませんでした。

 有名人も、政治かも、美女もデブも、大きな家の中では、誰もが平等であり、規則に違反したら、罰を受けました。

 規則を守る事と、平等である事は、大きな家での快適な生活の基礎であり、人々は誰もがこの事を第一であると信じてました。

 大きな家の、主であるが男も、他の人々と同じ維持費を支払っていました。
 男は、人々から集めて、維持費をすべて大きな家の維持の為、また快適の為に使っていましたので、       
 男は特別に裕福であるとか、財産を増やしたりはしませんでした。
 
大きな家は、最初の頃に比べ、とても大きくなったし、快適で安全性も格段に向上しました。

その為、新たに大きな家に参加する、参加費も、維持費も高くなりました。
また、参加する条件や規則も、具体的で厳格になりました。
大きな家(その二)

 ある時、男は大きな家を外から点検の見回りをしていると、大きな家の外の周りに、粗末な小屋が幾つもあることに気づきました。

小屋には、おなかをすかせた子供や病気のおばあちゃん、厳しく寒い外の環境で朝から夜まで、働くお父さん、お母さんは遠くの水場の往復で一日がかり。
子供達に勉強をおしえる時間もありませんし、遊んでもあげらません。


男は、急いで、大きな家の裏側に、裏口をつくりました。
裏口を作るのは、規則で禁じられていますし、新たな入り口を作るには、人々の合意が必要です。
なぜなら、大きな家は、人々の支払う維持費で成り立っているからです。

 しかし、男は、小屋に住む貧しい人々を、救いたい気持ちが、とても強くありましたから、人々の合意も無いけど、勝手に裏口をつくり、規則を破りました。

 やがて、裏口の事は、人々に知られてしまい、男は、人々から非難されました。

 規則を破ったこと。
 何様だ!勝手なことするなよ!
 裏口から、貧乏人を入れやがったな!
 維持費とか、参加費を払ってないのに!
ここでは、平等であり、規則を守る事が、第一なんだよ、!
男と、裏口から入った貧乏人達は外に追い出されました。


外は、寒く、食べ物も無く、水も少ない、厳しい環境。

男と貧乏人達は、凍える寒さのなか、耐えに耐え、別の雪原に、家を作りました。
家はまだ、小さく十分ではないけれど、貧乏人達と男が死なずに、なんとか生きていける。
男と貧乏人達は、協力して、家を大きく、快適で安全になるよう、努力しました。
やがて、その家は大きな家になり、北の大きな家と呼ばれまるようになりました。
そして最初に作った、大きな家は、南の大きな家と呼ばれた。

南の大きな家はどんどん便利で快適に発展しました。
それは、規則を守り、人々がみな平等だからです。


しかし、南の大きな家では、規則違反して追放された者がいます、自殺する者もいます。

追放された者は、北の大きな家に行きました。
自殺を思い止まった者は、北の大きな家へ行きました。


北の大きな家では、一人の規則違反者もいません、自殺者もいません。
南の大きな家に比べれば、発展は遅れています。

北の大きな家を作った男は、昔に南の大きな家を作った男でもある。
男は昔に、南の大きな家から追い出され、今は北の家に住んでいる、
男は、北も南もそこに住む人々を愛している。
だから、南の大きな家から追放者が来ると悲しく思った。
 自殺の者がいると聞くと泣いた。

男は、南の大きな家へ手紙を書いた。
私は、人々と楽しく幸せに生きていこうと願い、大きな家を作る。
その為の規則であり、平等があると信じている。
だから、楽しく幸せになれない、規則や平等には、何の価値も無いのである。

 規則や平等は、手段であり、規則や平等の徹底が、不幸となるのなら、規則や平等の程度には、加減が必要である。そして、人はその加減ができるように、経験を重ねているのだ。
 加減の方法を、経験により学ぶのであるが、加減が必要であることは、もともと知っているし、この事に疑いはない。

というのが、男の手紙の内容である。

 手紙はすぐに、南の大きな家の管理者に届いたが、管理者は手紙を読んで、泣きながら、その手紙を破り捨てた。

管理者は、北の大きな家へ返信の手紙を書いた。
 先に送られた手紙を読み、納得しましたが、手紙はすぐに破り捨てました、他の人々に、手紙の内容は知らせませんでした。

 あなたが南の大きな家を作り、最初の頃に参加した人々は、自分の幸せだけを考えて生きていました、なぜなら、この厳しい自然環境の中では、自分が生きてゆくのさえ、難しいからでした。
 ’自分が生きていく’と願い、参加費を払い、南の家に参加し、より快適に、安全にと願い、発展しまた。

南の家の人々は、自分の幸せを願う、強い気持ちが、発展の原動力なのです。
発展を現実に、進めたのは、平等と規則であり、それによる、参加費と維持費です。
平等、規則、参加費、維持費は、厳しい環境の中に、安全快適な、家をつくるのです。

というのが、管理者の手紙の内容である。
 
手紙を読んで、男は100日後に、南の大きな家に、旅立った。
男が、南の大きな家の近くまで来たとき、管理者の男が追放されて追い出されたところであった。

男は、管理者を連れて、北の大きな家に戻った。

大きな家(その三)

管理者は男に尋ねてた。
なぜ、迎えにこられたのですか?

追放されるのが、わかったからです。
なぜ、分かったのですか?

昔、私が南の大きな家に裏口を作り、貧乏人達を家に入れて、100日後に私は、追い出されたのです、だから、あなた(管理者)が、手紙の返信を送られてから、100日後に追い出されると分かったのです。

どうして? あの手紙で何か? 分かるのですか?
 返信の内容は、先の私の手紙を理解したから、書けたのだと分かったからです。その後、あなた(管理者)は、規則と平等について、南の大きな家の人々に向けて、なにかしらの行動をしたのです、しかし、返信にも書かれていたように、人々は、あなたの話すことや行動を、快く思わないのですから、追放されるだろうと、すぐに分かりました。

これから、どうしたらよいのでしょうか?(管理者)

 あなた自身はどう感じています、今の状況を(男)

 これで、よかったと、そして、新たな方法で、南の家の人々には、私の思いを伝えたいと思います。もしそれが駄目でも、また別の方法を考えます。(管理者)

 なら、そうすることが一番よいのです、それがあなたの経験であり、南の家の人々の経験になるのです。(男)

 そのような、二人の会話 を聞いていた、子供が大きくなり結婚して生まれた子供に伝え、さらにその子供は大きくなり、また子供に伝えていきます。

 南の大きな家、北の大きな家、そこに住む日人々は、子が産まれ、年老いて、死に、繰り返し世代はつながります。

人々の経験が、僅かでも世代の間でつながれば、
 いつの日か、大きな家を作った男の、人々を思う愛や真意を、理解できるだろう。


おしまい。
オレスイッチ(その一)
【オレスイッチ】

 昨年、オレスイッチが発売され、人々の間で流行した。オレスイッチは、使えば、使うほど、何でも自分の思い通りになり、会社の給料は増え、恋愛も上手くいく。

     人々は幸せになったと思っていた。

 しかしオレスイッチは、他人との間で、使い方が衝突してしまうと、壊れてしまい、新しいオレスイッチを買いなおさなくてはならない、また、それまで手にした、幸せをすべて失ってしまうのである。

 人々は、それでもオレスイッチを買い続けて、自分の幸せを追求しました。
 しかしオレスイッチが、登場してから、世の中には犯罪が増し、虐めや貧困に苦しむ人が増えました。

     非倫理、不道徳、・・・社会から規範が消えていきました。

 人々は、自分が飢えないように、
 虐められないように、
 犯罪の被害者にならないように、
 さらにオレスイッチを使い、世の中は乱れていきました。

 世の中が乱れ、人々は誰も信用しなくなった頃、一人の男が現れた。

 その男は、大きなオレスイッチを持っていた。男がオレスイッチを使うと、他の人のオレスイッチは壊れた。男のオレスイッチは、他の人と、その使い方が、衝突しても、けして壊れることもなく、使い続けた。

 やがて、この世からすべてのオレスイッチが、壊れて無くなり、男のオレスイッチだけが残った。

 男は、一番大きな街の、一番大きな公園の真ん中に、オレスイッチを置いて、姿を消した。
 その頃、すべての犯罪や虐めが、この世から消えていた。そして、オレスイッチを、欲しいと思うものは、この世界には、一人としていなかった。

 なぜ、男のオレスイッチは壊れないのか?
 なぜ、男は消えたのか?
 人々は、男が残したオレスイッチに、何か秘密があると思い、開けて見ることにしました。
 オレスイッチを空開けて、人々は驚きました。

 そして、自分達の壊れたオレスイッチと何が違うのか? 男のオレスイッチが壊れない理由! 今ある平和な世界の秘密が分かりました。

 男のオレスイッチの中には【すべての人の幸せ】と書かれていました。



 人は我欲のままに生きる。しかしその不都合を、何かしらの理由で正当化するが、不都合は消えない。
 我欲はそのまま追求すればよい、しかし我欲の中に、必ず他者が含まれることが、一つの理想となる。

 オレスイッチは、我欲である。
 
おしまい

作/カントリーヨハナ
【人類最大のパワー】 その1
【人類最大のパワー】


 これは 人類とは違う知的生命体が、この
地球を観察して、その報告書を 自分の生命
体の所属する共同体に向けて書いた報告書の
内容の一部である。

 地球に住む人類については、まだ進化の程
度が十分ではない。他の世界の生命つまり我々
と出会う過程にはないといえる。しかしいつ
かこの地球の人類とコンタクトできる事に期
待したい。

その期待可能性について、心理的な機能に注
目してみる。

人類はこれを矛盾と言う。

この矛盾は、人類が作り出した意識世界であ
るが、これは人類がもつ嘘の力によるもので
ある。

 私はこの嘘の力に無限の可能性を感じてい
る。

 矛盾とは。
完全な矛と完全な盾

この完全とは、何でもどんなものでも、貫
くことができる矛と防ぐことができる盾のこ
とである。。

これは、どちらかが本当ならどちらかが嘘
になる、人類ではそう理解されている。

なぜ、この盾と矛は同時に存在できないの
だろう?

存在できない、っていう理屈ははわかるが、
存在する方法がないか?もしかしたらあるん
じゃないか? そして存在できたときにも、
それぞれの完全性は維持することができるの
じゃないか?

 そう考える事ができるのが人類の力である。


具体例で人類の価値観で表現すると次のよう
になる。

1+1=2である。
これは、式

完全な盾がある世界=完全な矛は存在できな
い世界。
これも式である。

なにかしら=なにかし
=はイコールと発音されるが、このイコール
の右側と左側では強い同一性が要求されてい
る。
繰り返すが、
1+1=2
完全な盾のある世界=完全な矛のない世界
これは式であり、同一性が保管されているの
である。

 そういうことでは、世界はなんだか
とてもさびしく、おもしろくない。
ここですんでしまう世界なら、いつか人間が
すべて死んでしまい、機械でできた脳の知的
活動するなにかしらの物体だけが存在する世
界でもいいのである。

【人類最大のパワー】 その2

人間なら、1+1=2
であり、それ以外の可能性も考える力。

完全な盾が存在する世界=完全な矛も存在で
きる世界ってのを、考える力。

それが、人間の存在する世界であり、人間だ
から作ることのできる世界である。

つまり人間は両方のことを、並列して考える
ことができる、論理的面で進歩について考え
ると、いつか人間また人間以上の人工脳を作
ることができる、けど。
 その人工脳では考えることができない、世
界がある。その世界は人間にしか作れない。

 その両方の世界が、あって面白い人間的な
世界がつくられる。

 これは、我々が望む知的レベルの水準であ
り、いつかコンタクトができる可能性でもあ
る。



例として次の事柄を考えてみる。
 ある女優さんに憧れを抱く、その女優さん
を知る情報はけして、その女優さんその者の
人間性をあらわしているわけでもないのに、
その情報か虚構となり、憧れを抱く者はその
虚構に臨場感を抱く。その者も情報に対して
あこがれていることは、当然理解しているの
だけれど、その強い感情は現実の個人に向け
られる。

面白い現象である。

これは人間の感情である。
この感情を、いつか作られるであろう人工脳
や人工知能で発生する現象だろうか?

 他にも最近の現象で、お相撲さんの八百長
がある。
八百長はしていないけど、八百長はしてい
るって世界について、である。

八百長をしている、だけど八百長はしてい
ない事にする。そこには騙しがある。

この騙しはもしかしたら、人間の力かもし
れない、騙しは、双方向の力であることが大
切である。
 騙すほうの一方的な利益ではなく、騙され
る方にも騙される事による利益があればいい
のである。

 完全な矛と完全な盾の世界。
八百長をしてないけど八百長している世界
この二つの世界には、強い類似性が確認でき
る。

人間だから、作り出せる世界である

八百長してるけど八百長していない世界が
消えてしまうかもしれない。

 できればもう一度作って欲しいと思う。
私は、この矛盾している世界が消えていくこ
とがなんだかさびしい。

お相撲そのものではなく、人間意識の中か
ら矛盾する世界が消えていくことがさびしい。

矛盾する世界を利用して、害悪を発生する
ことがいけないのである。

八百長してもそれが、人間性を豊かにする
のなら善い事だと言える。
矛盾することではなく、結果としての害悪
に注目するべきである。
【人類最大のパワー】 その3

残念なことに、現時点でこの惑星の人類に
関与する段階ではない、その事がとても悔し
い。

八百長の内容について、悪い事、ずるい事、
というだけで、考えるのはいけない、そんな
ことではこの矛盾が存在する世界の可能性を
否定するだけである。

 矛盾するけど 心豊かになる善い世界って
のが存在できる。そう考えるべきだと思う。

 単に嘘だから 悪いとなると、なんだか味
気ない。嘘を作り出して、そしてそれを皆が
楽しむ。その作業は、かなり高度な知性が必
要である。

サルや犬には創造できない世界である。

そのためには、沢山の人が連帯して、沢山の
情報を知り、沢山の知識や事実、イロイロと
複雑な事をして、新しいカラクリを作らなく
てはいけない。

そうやって、何となく作られた嘘の世界、し
かしその嘘は、単に人を欺くだけではなく、
その嘘の世界は人の幸せも作る。

 この嘘の力をドンドン鍛えて、嘘のレベル
を上げれば、やがて嘘の力で世界中の人々が
平和で、平等な嘘の世界を作り出すことがで
きる。

人の考える平等、平和も自然の中では と
うてありえないことである、しかし人間は、
嘘の力でこの考え方をつくり、そのうその世
界を作ろうとしている最中だと思う。

嘘には害悪の面があるけど、それは嘘を利
用した悪い人間がいるからであり、嘘を作り
出す能力そのものが悪いわけではない。

嘘の力で平和や平等の世界ができたとき、
それは、その世界で生きる人々には本当の世
界になる。

なので、嘘を作る人間の力は間違っていない。
嘘を利用する人間が間違いをおかすのである。
悪いのはその、人間である。

嘘の結果また嘘の目的を、知ることが必要で
ある。

最近の人類は、あらゆることについて、なん
だかその嘘を許さないような気がする。

嘘があって世界は作られ、そして本当の世界
になるのである。しかし嘘について発生して
しまうかもしれない害悪については気をつけ
ないといけない。
 ってだけの事だ。

 嘘か本当かではなく、嘘の害悪がいけない、
そして嘘と本当は同じものである。

嘘の力が完全でなく、人々が信じきれてい
ないときにはそれは、嘘のままでしかないけ
れど、人々が信じることができれば本当にな
る。

嘘は信じれば本当になる。

何かしら、新たにみんなの為に、頑張る人が
いたらまず、その嘘について考えて見るべき
だ。

 その嘘はできれば大きい方が良い、そして
今ある現実から、遠く離れている方がいい、
なぜならこの世はまだ、善い世界に向けて進
歩している最中だし、まだその道程ははるか
遠いのである。
【人類最大のパワー】 その4

 そして その嘘が害悪を目的としていない
事を確認して欲しい。
 未熟であるとか、馬鹿らしいとかって事は
重要ではない。

 未熟とか馬鹿みたいとかってのは、受け手
の知識の程度でどうとでもなるからである。

 アインシュタインの話しを聞いても多くの
人は、何だこの馬鹿野郎ってなるし、そんな
ものである。

 何かしら頑張る人は、その頑張るってエネ
ルギーを担当しているのである、そして周り
の人はできるだけ、その人を助けたり間違え
たりしないように、見守る事が大切である。
 その人の障害となってはいけない。
なぜなら、その頑張るってエネルギーを持っ
ている人はとても貴重であるからである。

 せっかくの、その貴重なエネルギーは大切
に、有意義に使うべきである。



 いつか、この惑星の人類とコンタクトでき
ると信じて、そしていつかこの報告書をこの
惑星の人類と読みながら、意見を交わしたい。



この報告書のインデックスネームには、
【人類最大のパワー】と表記されたし。

著 マイベルロード
(ルーン・クーン・アの第四世代)


ニリヤの惑星に向けて





・・・って先日に続き、謎の生命体の探検日
記って感じで書いてみた。
ハタシテ!いつか人類は、他の生命体と遭遇
できるのだろうか? もしかしたら、既に観
察されているかもしれない!!

 もしかしたら、未来の地球人が今の地球に
きているかも知れないし!!

そんなこと考えると、今ある人類の状態は
ハタシテどうなんだろう、なにが正しくて間
違いか、今の人類は知性的な行動をしてるの
だろうか? 何処からか来た観察者は人類の
ことをどう見ているのだろう?

 観察者の人には、人類の嘘のパワーに注目
してもらいたいと思う。いつか人類は、嘘の
パワーを鍛え、知性を高め、平和で平等で進
歩的になり、そんなナイスな生命体になるか
ら、それまで諦めずに、どこかの生命体の人
には期待してもらいたい。
 
 侵略的な人が来たら困るけどね!
 中世世界の人類みたいに、植民地とか、世
界的差別の価値観が作られたら困る。

 だから、早く、人類は、嘘のパワー、
を鍛えて、世界中から戦争や不平等を追放し
ないと。
 五極真人 其一

 霧五郎は朽ちた門扉を潜ると正面に古寺、その脇には大きな梅の木があり、見上げた格好で深呼吸をする。
 見上げたまま右の腰に差す長短二つの鞘、その上下を入れ替えながら目を細めて、「紅鴉はいるか、退治にきたが勝負するか?」と大声で叫んだ。

 風が吹いて枝葉の摺れる音・・・

 風の吹く中、霧五郎は板を踏む僅かな音に気づいた。
 
 風が止むと同時に正面から殺気が迫ってきた。霧五郎が腰の刀を抜こうと思うよりも僅かに早く古寺の扉が開き、切っ先を向けて黒装束の何かしらの者が飛びかかってきた。

 霧五郎は刀の柄を握ったまま後方に仰け反るようにして飛び退いて、迫ってくる切っ先との間合いを稼いだが、黒装束の何かしらの者は着地すると、さらに間合いを詰めようと地を蹴って飛んだ。

 抜刀しながら霧五郎は後方にもう一度飛んだが、積もった落ち葉に足を取られて倒れる。

 仰向けの格好で倒れた霧五郎は反射的に、抜いた刀を一振りしていた。
 
 振りぬいた刀の閃光の中に、黒装束の何かしらの者を捕らえていたが、手応えがない。また刀身にも身を切り裂いた鮮血の後はなかった。

 刀を握っていないもう片方の手は積もった落ち葉の下の土を掴んでいた。その土はひんやりと湿っている。

 霧五郎は動こうかどうか迷ったが、微かな風を頬に感じ風の吹いてきた方に視線を向ける。立ち並んだ木々の陰の間をこちらに向かってくる殺気を感じた。

 空を切り裂く音・・・

 何かしら長尺の物体が空気の流動速度よりも早い速度で空間を動いたから、それに反作用した空気が抵抗して激しく音を発す。

 文学的には、風の鳴き声、となる。

 その物体は空気流動速度よりも早い。つまり空気を振動媒体とする音の性質上、音よりも音源である物体は先行する。

 しかし、霧五郎は視覚により、その危険可能性を聴覚に先んじて見知していた。

 切り裂く音が霧五郎の場所まで到達したときには、すでに落ち葉が舞い上がり、視界は失われていた。

 舞い上がった落ち葉が地面に落ち視界が回復すると、そこに霧五郎の姿はない。

 代わりに黒装束の何かしらの者が立っていた。

 同時に、霧五郎と黒装束の何かしらの者による緊張した空気の対流は、同様の時間的速度で、つまりは一瞬または刹那と表現する僅かな時間で霧消した。

 ヒューイ・・・

 突然に、しかし不自然ではない笛の音が響いた。笛の音は、朝告の鳥の歌のように艶やかであり、場の空気に馴染んでいた。


 黒装束の何かしらの者は古寺の上に、笛を口に当てた黄衣の人物を見つけすると、「五極真人か」と声にした。

 「小者では話にならない。紅鴉を連れて来い」と五極は言った。
 
 「取引の話は、聞いてないのか?。おまえは我々に手は出せないはずだ」と黒装束の何かしらの者は聞いた。

 「おまえ、わしの言葉が理解できないのか?」と五極は言うと、指先を小さく弾いた。五極の指先から飛んだ飛礫が、黒装束の何かしらの者、に当たり弾きとばした。
 
 立ち並ぶ木々が揺れ、何かが五極へ近づいて飛んできた。
 
 同じ、黒装束を来た女が古寺の前に着地すると、「申しあげます。紅鴉様は雲連山へ行っています」と答えた。

 五極は笛を懐にしまいながら、「雲連山には、七指仙壬の宅があるな」と訪ねたが、女が伏せた顔を上げ探すと姿は消えていた。


 遠ざかる甲高い笛の音は、小風が吹き静かに揺れた枝葉の揺れる音に、上書きされ聞こえなくなった。
 

 黒装束の何かしらの者と女。霧五郎。五極と呼ばれた謎の人物。



 今回の記述は、主要な登場人物の最初の場面であり物語の、始章、である。
訝る女

 男は部屋に入ると足裏に絨毯の感触。申し訳なく思いながら絨毯に泥を付着させて部屋の奥へ進む。申し訳ない、との思いは泥を付着させ絨毯の美しいデザインを損ねた事。
 
 男を正面に迎える女。中近東レリーフに装飾された古椅子に腰掛け、オデコ下まで伸びた頭髪。白のワンピースには両乳房の乳首が浮いてる。

 男は乳首を一瞥。「願いは決まった」と足下を見る。別に意識して乳首を見たのではない、この何気ない反応が男の性。
 入り口から一枚繋ぎになった絨毯が広がっていた。床だけでなく壁や天井まで広がっている。
 どう製法すればこうなるのかと男は一瞬思いうかんだが、女からの香水の刺激でその考えはすぐに消えた。

 女が座る椅子の位置は絨毯のデザインを損なわない場所にあり、女の容姿さえも絨毯のデザインとなり『エスニカンファージ』を作り上げている。調和した芸術性と合理性、集合と拡散の同時存在、白と黒の対極した色の同時認識、美しく均衡した空間。男が来た事で、他のつまらない場所と変わらなくなってしまった。

 「願いは?」と女
 「無かった事にしてくれ」と男
 「権力、歴史、財宝、なんでも叶えられるけれど、それだけは無理。魔力の例外、付則条項、規範逸脱となるわ。願う者が手に入れる利益は、願いの意志と共に存在する。願いの意志を忘却し利益だけ得ることは、人の思考の仕組みから分離できないの。これは私の魔力の欠陥ではなく、人の思考力に内在する欠点」と女は少し姿勢を前に屈めたから乳房が揺れる。同時に男の鼻孔を刺激していた香水の風が濃くなり、香水に誘発されていた快楽中枢からのエクスタシーホルモンが増し、体の隅々まで流れた。

 「試す事はできるのだろう」
 「記憶を消しても、消したという認識は残るわ。それが思考の構造であり、同時に構造は思考でもあるの。認識とは、あらかじめ書き込まれた情報 であり、思考することの基礎資源。思考そのものでもある。この表現上の矛盾や難解さは言語の欠点であり、思考や情報及び認識などの因果関係ではないわ。理解できて?」と女は足を組み替える。
 ワンピースの股間の隙間に一瞬『チラリ』と見えたが下着はつけていない。縦一文字の割れ目が見えた。陰毛がないが不自然さわない。
 それは、この女が処女との区別が無い特異な雰囲気、衆女とは全く異なった、別なる存在。今の視覚状態さえも疑わしい、と感じていたからだ。

 「桁上がりの旅で理解した」と男
 「本当かしら?」と訝る女
  男は無言
 「黙示の意志表示。それについて考えないと言うことを考える事。理解できたから真理であると解る人の脳。理解と真理の存在に因果関係が無い事は、論理として解っていても、その通りに人の脳は機能しないんだわ」と女は顔に浮かせていた訝りの表情に更に訝りを加えた。

 男は女の乳房に目がいく。
 女は目線に気づいているが無反応。
 「その考えが真意だと、どうやって解るのかしら」
 男は気付いたような表情を顔に浮かべ「考えている事が・・・・・・」
 「記憶を消す事ができるのだから書き込む事もできるわ。いつかの願い事で、そうしたかもしれないわ。それだと、そうする前の貴方との同一性は保てるのかしら?」
 「そうなのか?」と男
 「それは、貴方が判断するしかないわ。こうして私に会うのは何回目なんでしょうね? その記憶本物かしら? 記憶を消したり書き換えるというのは、そう言うことなのよ。記憶は思考力とも関係している。そして思考は」と女が話している途中で、男が「もういい」と止めた。
 「記憶を消しても、消した記憶と比較しなければ、消した事実の確認ができないわ。消したという記憶が残っても、それは消えた記憶の残存効果が残り、やはり記憶を消した事にはならないわね。何もかも忘れてしまった場合、それは記憶を消したいと願った思考をも消失してしまう事。それは記憶を消す前の自分とは別なる自分に成ことであり、その別なる自分に聞いてみると、記憶は消したくない、記憶を戻して欲しいと願うでしょ」と女はまた足を組み替えた。
 同じく股間の陰部が見える。
 同じく『チラリ』と男。

 「こんなところで、納得してもらえないかしら?」
 「俺は、すでにそれらの願いを叶えている?」
 「話を続ける?」
 「いいや、言葉の欠点。それは桁上がりの旅で理解した」と男は微笑む。
 「言葉で誤解を蓄積し、納得を得た段階で理解とする。誰かが言っていた」と女は椅子から立ち上がり男の頬にキスをする。
 女が男の頬にキスした瞬間、絨毯と女と男は連帯し『エスニカンファージ』となり完全な空間が作られた。

 オシマイ(^o^) 
 僕は大学卒業して就職した。
 面接は一社、特別な紹介もなく。
 幸運! 
 と喜んでいたのは最初の頃だけで最悪の始まりであった。

 東京都庁ビルまで徒歩の距離に、就職した会社の寮がある。初出勤したその週末には引っ越していた。
 20人程の会社だが社長は有名な証券取引マン。他にも関連した会社を持っている。
 なぜだろう? 
 証券取引なんて解らない僕が「なぜ雇ってもらえた?」との疑問。
 卒業してもしばらくはフリーターで良いからとノンビリ考えていたのだが、親の手前もあり適当に受けた面接で受かっただけだ。

 ラッキーというのは、こういう事なんだろう。
 似た用語にハッピーとあるが、それはその状況を理解した上での幸福感である。対するラッキーとは、状況が解らずに一応幸福だろうとの消極的解釈の基に生じる感覚である。
 一応幸福とは、その状況を自己の価値観で計れば明らかな幸福とはならないが不幸でもない状況で、他人が羨む状況を指す。
 僕の解釈を否定する者がいれば、その者にハッキリと言おう「君が間違っていると」なぜならラッキーを体感している僕が言うのだから「これ以外の正しい解釈があるものか!」

 数ヶ月して僕を取り巻く状況はすっかり変わった。
 彼女と別れたが辛いくはない。新しい恋がすでに始まっていたから。
 初めての一人暮らしで最初は不安もあったが同じマンションの上の階に社長の部屋があり、いろいろと面倒を見てくれた。

 そして、僕は社長に恋をした。文中に書いていなかったが、社長は男性だ。
 僕は戸惑った。本当の愛に気付いた。
 そして戸惑いと気付きの大きさは、そのまま恋の情熱の高まりとなり、その情熱は社長も同じだった。

 二人の情熱は激烈となり、絶頂に達するのに一ヶ月も必要としなかった。
 互いに部屋を行き来し交互にSとMを演じた。
 背徳感をまとい淫靡の世界への小さな旅行を、二人は一晩に何度も往復した。
 絶頂の中、僕はこの旅行が「永遠に続けば・・・・・・片道切符でもいい」と、それ程の悦び。悦びの本当の意味も感情も、それは言葉では言い表せない境地。言葉を媒介しては決して伝わらない、真実の幸福の中にいた。
 
 幸せと不幸の総量は、誰しも同じだけ持っている。
 そもそも幸も不幸もそれは脳内の快楽ホルモンの分泌状態であるから、確定的に幸せの尺度が定められているわけではない! 主観的なものだ。
 僕のボーイズラブの幸福感は、まだ気付いていない不幸とトレードした代償だった。

 そう、気付いていないだけ!

 ボーイズラブ、SとMの代わり番こ。どちらも百回以上は演じていた。すでに数ヶ月、その間に二つ上の姉さんが自殺し、母親が行方不明となっていた。
 そして父親・・・・・・ 

 父親からのメールで僕は急いで実家に帰る。
 手紙が置いてあり、こう書かれていた。
 
 社長は悪魔だ!
 お前の姉さんに近づき男女の関係を結んで信頼させ多額の証券を買わせた。母さんにも同じ事をした。
 得意先の客が購入した証券が暴落すると予測した社長は、姉さんと母さんに買わせて、得意先を守る捨て石にしたんだ。
 その事を知ったが、すでに父さんもあの悪魔の手中に落ちてしまっていた。
 お前も気をつけろ。
 会えなくなるが元気でな。幸せな人生を掴むんだぞ。
 

  遺書! なぜ? 父さん? 姉さん? 母さん?
 幸と不幸の総量は誰しも等しい、そんな言葉で納得できない!
 僕は父の手紙を社長に見せて確かめた。
  
 社長は手紙の内容が半分は本当であると認めた。
 「姉さんと母さんに証券を買わせたのは本当だ。肉体関係も姉さんと母さんの方からから求めてきたから、応じただけだよ。愛しているのは君だけだ」と社長は僕の体を求めてきた。
 
 僕の頭は混乱しながらも体は反応していた。
 いつもより激しく、深く、何度も、太くて堅くて力強い。
 これまで味わった快楽の合計を超える悦びが僕の体に広がった。 
 彼の最後の一突きが僕のアソコにねじこまれた。
 ベットの上からシーツが落ち、引っかかった椅子の背もたれの上着が床に落ち内ポケットに、別の手紙が見えた。
 手紙の文字は父親のだ!
 社長は射精と共に全力を使い果たし、グッタリとした体でシャワーを浴びに行った。 
 僕は手紙を読んだ。
 
 父さんも、あの悪魔にハメられた。
 社長と肉体関係を結んだのだ。なぜそうなったか解らない。しかし最高に幸せだった。
 だが後で、この幸せが悪魔との取引だった事に、姉さんと母さんの事に気付いた。
 父さんを許してくれ。
  

 と書かれていた。
 僕の体中を満たしていた悦びは、そのまま憎悪となった。
 そして、僕は・・・・・・
【飴玉、三個】

 彼女との付き合いを始めて3年になる。
 喧嘩もしたし、好きなところ、嫌いなところ。得意、不得意。恋いの感情だけでなく、人間性の理解もできた。
 
 と思う。


 愛情というのが、感情面でいうところの執着というのなら、彼女との関係は「愛している」との言葉では表現できない。初めての特別な人間関係である。
 
 過去につきあった女性とでは、築けなかった関係だ。

 
 僕たちは富士山周辺、湖畔沿いのレストランに入った。
 僕はカプチーノ、彼女はダージリンを注文した。
 
 窓ガラスの向こうに湖の見える。
 今日は、穏やかな風。湖面に細波。白鳥を模した足こぎのボートがうゆっくりと流れている。

 

 今日の彼女。機嫌がいいのだろう。
 柔らかい笑顔が、僕に優しい。

 

 今日は、早朝からバイクの二人乗りで、3時間。都内のマンションから休憩もなしに走ってきた。
 途中、運転席とタンデムシートを二回、交代した。

 昨晩、彼女の方はSEXを欲していたが翌朝、バイクで出かけるという事で、僕に疲れさせないよう気を使ってくれた。
 正直、昨晩の僕はSEXはいやだった。
 彼女は、自分の事よりも僕の事を優先して、考えてくれる。

 有り難い。


 しばらくして、カプチーノとダージリンが運ばれてきた。

 一口飲むと、彼女がシャツの襟から手を入れて、胸元から三つの飴玉を取り出してテーブルの上に置いた。

 飴玉の一つを手に取ると、少し温かい。
 
 僕は、彼女と二人で映画のビデオを見ながら、彼女の柔らかい胸を触っているのがとても好きだ。
 
 安心するのである。

 僕は、物心つく前に母親をなくしている。彼女の胸の柔らかな感触に、母親を感じていたのかもしれない。
 
 時々、彼女はイタズラ半分な気持ちで、僕の反応を楽しんでいるのだ。

 彼女のブラジャーからは、飴玉、電車の半券、携帯電話機、バイクのキーと、まるでドラえもんのポケットのように色々と出てくる。そのタイミングは、どれも僕を喜ばせてくれる。

 彼女は、僕の手から飴玉を取り上げ、テーブルの上に置いた。
 そして彼女は言った。
 
 「これは、何でも飴です。一個で一つ、なんでも願いが叶います。その願いは予め決めてなくてはならないし、後で変更はできない」
 と僕の願いを、彼女は聞いてきたのだ。

 僕は即時に答えた。後で僕自身驚いのだが。なにも考えず、即答したと言うことは、それが僕の本心だったんだろう。
 
 「一つめの飴は、君にプロポーズする時に、君の口に入れる」

 彼女は、嬉しそうな、

不思議そうな表情を顔に浮かせて、次を聞いてきた。
 「二つめの飴は?」


 僕は答えた。
 「僕たちの赤ちゃんが生まれた時に」

 彼女は、先ほどよりも、嬉しそうな、不思議そうな表情となり、次を聞いてきた。
 「三つ目の飴は?」


 僕は答えた。
 「僕と君の人生の終わりに」

 彼女の嬉しそうで不思議そうな表情が、確信となり完全な笑顔が表れた。


 そして僕は続けた。
 「この飴は、僕の心の内を、誤解無く伝える事ができる。これから先、君と過ごす人生の時間。互いの気持ちが解らなくて、不安や疑い、イラツいて喧嘩する事も有るだろうけど、本当に大事な時。人生の時間、三度は僕の本心を伝えたい。それが僕の真心だ」


 しばらく(二時間ほど)、僕と彼女は無言で窓の外の湖畔の風景を眺めていた。

 レストランを出て、バイクに座る時に、僕は一つ目の飴玉を彼女の口に入れた。


 先に、タンデムシートに座った彼女。
 運転席に座り、僕はバイクを走らせた。

 都内のマンションまで、ノンストップでバイクを走らせた。
 帰り道の間、背中に感じていた彼女の胸の柔らかさ。
 
 僕は、気付いたと思う。
 
 彼女の柔らかい胸に、安心するのは、胸の柔らかな感触に彼女の心を感じているからではないか?


 僕は、飴玉を使ってしか心を伝えられない。
 しかし彼女の方は、いつでも心を伝えていたんだ。

 
 オシマイ

 作者・白地紅点 (@_@)/
 アドバイザー・よなはたかし

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