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京都フェニックスESSコミュの第7回所感(12月9日)

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 今回は、Dan Savage氏による、「Racism in Japan」と題するスピーチでした。
 私は、仕事で少し遅れて参加。今回の参加人数は10人強だったかと思います。Dan氏のスピーチは中盤でした。スピーチの途中では、RONさんの逐次通訳が入り、ところどころわからなかった部分を補ってくれます。

 今回の目玉はスピーチの内容はもちろんですが、その後のRONさんとの会話にあると思います。

 その内容はというのは、「同時通訳について」でした。

ポイント1:英文絵訳・和文絵訳

 私も話には聞いていたのですが、同時通訳者は概して同時通訳をするときに、対象の話者の言っていることをイメージに置き換えて、それを自分の言葉で瞬時に説明していく、ということです。つまり、一言一句訳していく、「翻訳」とはまったく異なるわけです。RONさんいわく、同時通訳は一番簡単で、翻訳は一番やりたくないそうです。
 この話を聞きながら内容をイメージしていくという作業、記憶術の講習の場でも同じことが言われていたことを覚えています。興味深いですが、からくりは同じです。つまり、英語日本語にかかわらず、人の話をよく理解して覚えておくためには、自分なりのイメージに瞬時に置き換えていくことが、話を忘れずに理解することにつながるというのです。正直今の私はこの作業は、苦手でした。RONさんは、この作業が自然に身についているようで、簡単だというのです。私の場合、聞いた日本語も瞬時に忘れていきます。そのため、最初の方に言われた数字や、事柄は忘れていることが多いのです。この作業を容易に行うためには、その話の内容に対するある程度のバックグラウンド知識が必要だと思いますが、一般的な誰でもイメージできる話題については、誰でも可能だと思います。
 つまり、英文絵訳。和文絵訳。ということになるのです。その後、絵を英語で説明するのか、日本語で説明するのかは自由です。これがRONさん曰く「通訳」ということになるのです。
 ただ、記憶術でも、まったく同じなのですが、「方法を知っているだけでは、実行できない」ということです。記憶術も、同時通訳もできる人が少ないのは「からくりは簡単でも、できる人が少ない」のは、そのあたりに理由があると思います。その方法を使いこなすためには「トレーニング」が不可欠です。これは日本語を聞くときにイメージをする訓練をすることも非常に有効だと思います。それがゆくゆくは英語力の向上にもつながると思います。


ポイント2:話を全部聞く必要はない
 これも同時通訳の際の大きなポイントとなります。実は、日本人が日本語を聞くときも無意識で行っていることなのですが、あまりに無意識なために、英語を聞くときに応用できていないのが実情です。つまり、聞き取れた単語を使って自分でストーリを予測するわけです。この考えは、まさに「速読」の考え方に通じます。私はそれほど詳しくはないのですが、実際RONさんは速読を学んでいたそうで、どうやらそのノウハウが同時通訳の場でも生かされているように思います。いつも、私が英語をしゃべるときにも、文法がめちゃくちゃでも、私の言っている単語からいち早く言わんとすることを察してくれます。実は、このテクニックはネイティブの英語を聞く際に非常に効力を発揮するようです。

 TOEICを受けたときに思ったのですが、英語力というのはどれだけ単語を知っているかや、どれだけ文法を知っているのかということだけではなく、話や文章のがどういうことをいいたいのかをいち早く捉える力だと思いました。
 そのときに上のテックニックを磨くことも非常に重要だと感じました。

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