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一生勉強、そして努力 コミュの[本の紹介]夜と霧/それでも人生にイエスと言う

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名著と呼ばれていることを最近知り、読んでみてとても良かったので紹介しま〜す!

「夜と霧」 ヴィクトール・E・フランクル著/池田香代子訳 みすす書房(1500円)

ーアマゾンからー

名著の新訳には、つねに大きな期待と幾分かの不安がつきまとう。訳者や版元の重圧も察するにあまりあるが、その緊張感と真摯さのためか、多くの場合成功を収めているように思われる。本書もまた、その列に加わるものであろう。
ユ ダヤ人精神分析学者がみずからのナチス強制収容所体験をつづった本書は、わが国でも1956年の初版以来、すでに古典として読みつがれている。著者は悪名 高いアウシュビッツとその支所に収容されるが、想像も及ばぬ苛酷な環境を生き抜き、ついに解放される。家族は収容所で命を落とし、たった1人残されての生 還だったという。
このような経験は、残念ながらあの時代と地域ではけっして珍しいものではない。収容所の体験記も、大戦後には数多 く発表されている。その中にあって、なぜ本書が半世紀以上を経て、なお生命を保っているのだろうか。今回はじめて手にした読者は、深い詠嘆とともにその理 由を感得するはずである。
著者は学者らしい観察眼で、極限におかれた人々の心理状態を分析する。なぜ監督官たちは人間を虫けらのよ うに扱って平気でいられるのか、被収容者たちはどうやって精神の平衡を保ち、または崩壊させてゆくのか。こうした問いを突きつめてゆくうち、著者の思索は 人間存在そのものにまで及ぶ。というよりも、むしろ人間を解き明かすために収容所という舞台を借りているとさえ思えるほど、その洞察は深遠にして哲学的で ある。「生きることからなにを期待するかではなく、……生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題」というような忘れがたい一節が、新しくみ ずみずしい日本語となって、随所に光をおびている。本書の読後感は一手記のそれではなく、すぐれた文学や哲学書のものであろう。
今回の底本には、旧版に比べてさまざまな変更点や相違が見られるという。それには1人の哲学者と彼を取り巻く世界の変化が反映されている。一度、双方を読み比べてみることをすすめたい。それだけの価値ある書物である。 (大滝浩太郎)

<ましゅうより>
一度は読んでおいたほうがいいと思う。


「それでも人生にイエスと言う」V・E・フランクル著 山田邦夫/松田美佳訳、春秋社
1700円

ーアマゾンからー

『夜と霧』の著者として、また実存分析を創始した精神医学者として知られるフランクル。第二次大戦中、ナチス強制収容所の地獄に等しい体験をした彼は、そ の後、人間の実存を見つめ、精神の尊厳を重視した独自の思想を展開した。本講演集は、平易な言葉でその体験と思索を語った万人向けの書であり、苦悩を抱え ている人のみならず、ニヒリズムに陥っている現代人すべてにとっての救いの書である。

ーカスタマーレビューからー
人生は生き続ける価値があるのか。その問題に真正面から答えてくれています。人生は生きる価値があるかを問うのは誤解で、「人生から自分は何を問われている のか」を考えるべきであるというのが、彼の結論のように思う。単なるプラス思考とは違う、人間肯定の哲学に貫かれた、彼の愛の眼差しを感じます。 
(ホントその通り)
 

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