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コメント(378)
>104 ドオルトンでなくても（今は製造中止で同じ成分はプラノバールですが）、様々なピルで緊急避妊に使えます。モーニングアフターピルといって日本ではあまり知られていませんが、FDA公認の方法です。
用法用量は以下の量を性交後72時間以内に服用、その12時間以内に同じ量を服用します。
マーベロン 白３錠
オーソＭ 橙３錠〜橙４錠
ノリニール 白2錠青2錠または白4錠
シンフェーズ 白2錠青2錠または白4錠
トライディオール 黄色４錠
トリキュラー 黄色４錠
リビアン 黄色４錠
アンジュ 黄色４錠
プラノバール 白２錠
ソフィアA 白２錠
（一応書いてますが、オーソ、ノリニール、シンフェーズなどの第１世代低用量ピルはエストロゲンの量がどうしても増えてしまい、嘔吐等の副作用が強く出ることもあるので、あまりお勧めはできません）
用法用量は以下の量を性交後72時間以内に服用、その12時間以内に同じ量を服用します。
マーベロン 白３錠
オーソＭ 橙３錠〜橙４錠
ノリニール 白2錠青2錠または白4錠
シンフェーズ 白2錠青2錠または白4錠
トライディオール 黄色４錠
トリキュラー 黄色４錠
リビアン 黄色４錠
アンジュ 黄色４錠
プラノバール 白２錠
ソフィアA 白２錠
（一応書いてますが、オーソ、ノリニール、シンフェーズなどの第１世代低用量ピルはエストロゲンの量がどうしても増えてしまい、嘔吐等の副作用が強く出ることもあるので、あまりお勧めはできません）
> くすりしさん
確かに添付文書に定められた用法とは違いますが、一般的には適応症以外の疾患に使ったり用量用法が全然違うのを適応外処方と呼んでいるので、患者に合わせて１×が２×に変わったりちょっと増量くらいのは適応外処方とは呼ばないことが多いでしょう。
今回みたいなケースでは、オルメテックは半減期が10時間と長いから１×に決まってるのでしょうが、２×にしたからといって治療に悪影響はなさそうです。
１日の服用回数が余分に増えて迷惑な場合でもなければ、患者に不利益なしとして疑義照会不要だと思います。
これはyakutamaさんの言うように返戻を受けないことが前提ですが、県によって切られそうかは上司や医事課やメーカーにでも聞いてみるのがいいです。
（県により基金の審査基準が違うってのも、仕分けか何かでどうにかしてほしいですね）
アダラートCRを２×にして降圧効果の安定を図るような「適応外」は私もよく見ます。オルメテックは効果の強さから言ってそうした意図かは微妙ですが、どうせ１日２錠なら２×がいいと思いそうですね。
クラビットを２×や３×に変えちゃうのとは治療への影響が異なります。
同じケースではないですが、こうした適応外の考え方がじほうの「患者のための疑義照会Ｑ＆Ａ」に書いてますから、参考にどうぞ。
確かに添付文書に定められた用法とは違いますが、一般的には適応症以外の疾患に使ったり用量用法が全然違うのを適応外処方と呼んでいるので、患者に合わせて１×が２×に変わったりちょっと増量くらいのは適応外処方とは呼ばないことが多いでしょう。
今回みたいなケースでは、オルメテックは半減期が10時間と長いから１×に決まってるのでしょうが、２×にしたからといって治療に悪影響はなさそうです。
１日の服用回数が余分に増えて迷惑な場合でもなければ、患者に不利益なしとして疑義照会不要だと思います。
これはyakutamaさんの言うように返戻を受けないことが前提ですが、県によって切られそうかは上司や医事課やメーカーにでも聞いてみるのがいいです。
（県により基金の審査基準が違うってのも、仕分けか何かでどうにかしてほしいですね）
アダラートCRを２×にして降圧効果の安定を図るような「適応外」は私もよく見ます。オルメテックは効果の強さから言ってそうした意図かは微妙ですが、どうせ１日２錠なら２×がいいと思いそうですね。
クラビットを２×や３×に変えちゃうのとは治療への影響が異なります。
同じケースではないですが、こうした適応外の考え方がじほうの「患者のための疑義照会Ｑ＆Ａ」に書いてますから、参考にどうぞ。
長文で失礼いたします。
適応外処方で最近疑問に思うことがあり、投稿させて頂きます。
門前の甲状腺専門のＤｒより
かゆみにセロクラール、口渇にパキシルの(5)が出されます。
本当に効くのか疑問です。
セロクラールはメーカーさんに適応外処方で何か文献があるのか聞いても、ないと言われました。
パキシルは丁度他の用事で来たＭＲさんに聞いて、まだ返事待ちです。
インターネットで調べても、わからないままです。
適応外処方についてはメーカーさんに聞いても無駄ですかね？？
それにパキシルはむしろ副作用で口が渇きそうですが、、5mgならあまり出ないのでしょうか？？？
パキシルは門前のDrより直接、薬の説明の文章を直すようにも言われました。
初めは口腔外科の適応外で舌痛症で使われるって話でしたが、
それで来たのは一人くらいで、あとは口の渇きを訴えてる方にどんどん出されてます。
薬局の中でも本当に効くのかと話題になってますが、疑義紹介してもその処方でっと言われるだけで、以前解決しないままでいます。
この適応外処方を見たことある方はいらっしゃいますか？？
適応外処方で最近疑問に思うことがあり、投稿させて頂きます。
門前の甲状腺専門のＤｒより
かゆみにセロクラール、口渇にパキシルの(5)が出されます。
本当に効くのか疑問です。
セロクラールはメーカーさんに適応外処方で何か文献があるのか聞いても、ないと言われました。
パキシルは丁度他の用事で来たＭＲさんに聞いて、まだ返事待ちです。
インターネットで調べても、わからないままです。
適応外処方についてはメーカーさんに聞いても無駄ですかね？？
それにパキシルはむしろ副作用で口が渇きそうですが、、5mgならあまり出ないのでしょうか？？？
パキシルは門前のDrより直接、薬の説明の文章を直すようにも言われました。
初めは口腔外科の適応外で舌痛症で使われるって話でしたが、
それで来たのは一人くらいで、あとは口の渇きを訴えてる方にどんどん出されてます。
薬局の中でも本当に効くのかと話題になってますが、疑義紹介してもその処方でっと言われるだけで、以前解決しないままでいます。
この適応外処方を見たことある方はいらっしゃいますか？？
血液内科にかかっている７８歳の男性への処方です。
1) バクタ配合錠 １錠 ３日分 朝食後すぐ 月、水、金に内服。
2) ファモチジンOD錠２０mg 1錠 ７日分 朝食後すぐ
3) セファランチン末1% 2g ７日分 朝・夕食後すぐ
4) ボンゾール錠100 ２錠 ７日分 朝・夕食後すぐ
5) プレドニン錠5mg 1錠 7日分 朝食後すぐ
6) プレドニゾロン錠1mg 3錠 ７日分 昼食後すぐ
最初、ボンゾール錠で悩んだ。男に子宮は無い。見た目は間違いなく男。
性転換手術でもして、子宮移植でもしたのか?
スウェーデンでは子宮移植をやっていても、日本ではやっていない。
ファモチジンは単に合併症対応でしょう。
この謎を解けたときにはスカッとしました。
この患者の病名を、皆さんも考えてみてください。
1) バクタ配合錠 １錠 ３日分 朝食後すぐ 月、水、金に内服。
2) ファモチジンOD錠２０mg 1錠 ７日分 朝食後すぐ
3) セファランチン末1% 2g ７日分 朝・夕食後すぐ
4) ボンゾール錠100 ２錠 ７日分 朝・夕食後すぐ
5) プレドニン錠5mg 1錠 7日分 朝食後すぐ
6) プレドニゾロン錠1mg 3錠 ７日分 昼食後すぐ
最初、ボンゾール錠で悩んだ。男に子宮は無い。見た目は間違いなく男。
性転換手術でもして、子宮移植でもしたのか?
スウェーデンでは子宮移植をやっていても、日本ではやっていない。
ファモチジンは単に合併症対応でしょう。
この謎を解けたときにはスカッとしました。
この患者の病名を、皆さんも考えてみてください。
>>[371]
診断名としては再生不良性貧血であっていると思います。
治療薬ハンドブックで見ると、
セファランチンは脱毛治療薬として、�￣澤礎μ咯鼻△劼箸�性脱毛症(漢字がでない)、�∧�射線による白血球減少症がある。血液内科であるから�△療�応であろう。(放射線によるとわざわざことわっている理由はなんなのか?)
ボンゾールは子宮内膜症治療薬として、�〇匍榮睨貍鼻↓�乳腺症とあるが、適応外として特発性血小板減少性紫斑病が載っている。
バクタはサルファ剤で抗菌剤であるが、警告として「血液障害・ショック等重篤な副作用の恐れがあり、他剤が無効・使用できない場合のみ投与を考慮」とあり、重大な副作用として、再生不良性・溶血性・巨赤芽球性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少症、血栓性血小板減少性紫斑病など血液関連の副作用があるが気になる。
最初、ボンゾールの適応外処方に気づいていなかった。
特発性血小板減少性紫斑病の特発性とは原因不明という意味であるが、血小板抗体などによる免疫学的機序による自己免疫であると言われている。
赤血球について何も処方されていないが、血小板減少、白血球減少となれば、再生不良性貧血が当然のごとく浮かび上がってくる。
では、なぜ血液毒性の強い抗菌剤を使いながら、免疫抑制の強いプレゾニンなどが使われているのか?
私の考えなのだが、再生不良性貧血の多くは自己免疫疾患だと考えている。血液内科医師に訊いても、ステロイドなどが効くときがあるという。
私の調べたところ、再生不良性貧血の患者の60%はHLA-Cw1というタイプを持っている。(健常人の頻度は30%で有意差がある。)慢性骨髄性白血病でも60%がCw1を持っているが、急性白血病だと逆に30%より低い。
この辺のことを学会発表したことがあるが、その１年後にNK細胞にあるレセプターのリガンドとしてHLA-C抗原が使われていることがわかった。NK細胞はがん細胞などを殺す役割があるが、骨髄細胞がNKにやられると当然、再生不良性貧血などを引き起こすだろうとみている。
脇道に逸れたが、再生不良性貧血が自己免疫疾患であるとみて、免疫抑制剤として一番強力なプレゾニンを使っているとみるのが妥当だろう。
白血球が減少しているところに、さらに免疫抑制剤を使うとなれば、感染症リスクが当然高くなる。
血液毒性など悪名高きバクタを使ってでも感染症を予防したいと主治医は考えたのではないかと推測する。
このようにみれば、この処方の合理的説明がつく。
蛇足ながら、福岡県薬剤師会が、ダナゾール(ボンゾール)を再生不良性貧血に適応外しようすることがあると載せています。
この処方が再生不良性貧血のベストなのかどうかは私は知らない。
バクタ以外の使用も考慮すべきなのかもしれない。
いろんな意見があるかと思います。教えてください。
診断名としては再生不良性貧血であっていると思います。
治療薬ハンドブックで見ると、
セファランチンは脱毛治療薬として、�￣澤礎μ咯鼻△劼箸�性脱毛症(漢字がでない)、�∧�射線による白血球減少症がある。血液内科であるから�△療�応であろう。(放射線によるとわざわざことわっている理由はなんなのか?)
ボンゾールは子宮内膜症治療薬として、�〇匍榮睨貍鼻↓�乳腺症とあるが、適応外として特発性血小板減少性紫斑病が載っている。
バクタはサルファ剤で抗菌剤であるが、警告として「血液障害・ショック等重篤な副作用の恐れがあり、他剤が無効・使用できない場合のみ投与を考慮」とあり、重大な副作用として、再生不良性・溶血性・巨赤芽球性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少症、血栓性血小板減少性紫斑病など血液関連の副作用があるが気になる。
最初、ボンゾールの適応外処方に気づいていなかった。
特発性血小板減少性紫斑病の特発性とは原因不明という意味であるが、血小板抗体などによる免疫学的機序による自己免疫であると言われている。
赤血球について何も処方されていないが、血小板減少、白血球減少となれば、再生不良性貧血が当然のごとく浮かび上がってくる。
では、なぜ血液毒性の強い抗菌剤を使いながら、免疫抑制の強いプレゾニンなどが使われているのか?
私の考えなのだが、再生不良性貧血の多くは自己免疫疾患だと考えている。血液内科医師に訊いても、ステロイドなどが効くときがあるという。
私の調べたところ、再生不良性貧血の患者の60%はHLA-Cw1というタイプを持っている。(健常人の頻度は30%で有意差がある。)慢性骨髄性白血病でも60%がCw1を持っているが、急性白血病だと逆に30%より低い。
この辺のことを学会発表したことがあるが、その１年後にNK細胞にあるレセプターのリガンドとしてHLA-C抗原が使われていることがわかった。NK細胞はがん細胞などを殺す役割があるが、骨髄細胞がNKにやられると当然、再生不良性貧血などを引き起こすだろうとみている。
脇道に逸れたが、再生不良性貧血が自己免疫疾患であるとみて、免疫抑制剤として一番強力なプレゾニンを使っているとみるのが妥当だろう。
白血球が減少しているところに、さらに免疫抑制剤を使うとなれば、感染症リスクが当然高くなる。
血液毒性など悪名高きバクタを使ってでも感染症を予防したいと主治医は考えたのではないかと推測する。
このようにみれば、この処方の合理的説明がつく。
蛇足ながら、福岡県薬剤師会が、ダナゾール(ボンゾール)を再生不良性貧血に適応外しようすることがあると載せています。
この処方が再生不良性貧血のベストなのかどうかは私は知らない。
バクタ以外の使用も考慮すべきなのかもしれない。
いろんな意見があるかと思います。教えてください。
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