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日本観光情報<日本の旅と温泉>コミュの■ 06【山形県】私の観光地情報。

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■ 自分で行ったことのある観光地の情報を、自分の言葉で書き込みするトピです。情報誌的情報や、美味しかった店、お土産、穴場の道などを書き込んで下さい。

コメント(48)

<写真はさくらんぼ東根温泉>

■山形県の温泉6 

さくらんぼ東根温泉

●所在地
東根市温泉町他
●交通
東根温泉=東北中央道東根ICから5km/山形新幹線、天童駅下車。徒歩10分。
●問合せ
さくらんぼ東根温泉協同組合0237-42-0857

●朝日連峰、月山、葉山を遠望する、豊かな田園地帯に広がる東根温泉は、果樹園栽培のさかんなところで、さくらんぼ、りんごの収穫シーズンにはずいぶんの賑わいをみせる。
明治43年の大旱魃に見舞われた翌年、住人の天野又右衛門が、灌漑用水のため井戸を掘ったところ、深さ約50mのところで40度の湯が湧出。次の年には一気に50本余りの源泉が掘削されて、わずかの間に水田地帯に温泉場が造られたという。明治27年には正岡子規がここを訪れて、「雲にぬれて関山こせば袖涼し」と詠んだ。その句碑が成田山神社の境内に建っている。昭和32年の温泉協同組合の設立と同時に、源泉を5本にして集中管理に移行した。泉質は含食塩硫化水素泉・芒硝弱食塩泉。泉温58〜70度。神経痛や慢性消化器病、切り傷や火傷などに効く。

さくらんぼ東根温泉は東根駅の東部にあり、観光客向けと湯治客向け、それぞれを対象にした宿、計25軒と5軒の共同浴場をはじめ、民家や商店や福祉施設などが集まって、田園の中に一つの町を形作っている。昭和50年頃から60年まで温泉街区画整理事業が行なわれ、町並みが整えられた。そのため温泉街はほぼ直角・平行の道路になっていて整然としている。温泉街を歩いても、路地や公園や、はなみずきの植えられた歩道など、ゆとりをもたせた造りが感じられる。街の中で、自由に利用できる「温泉井戸」も6ヶ所設置されていて、いつも熱い湯が溢れている。地域の人たちがいわゆる井戸端会議をしながら洗い物などをしている。また、掃除がいきとどいて清潔な共同浴場が5軒もあり、そのうちの4軒は一般家庭が住居を兼ねて管理しているという点も特徴的だ。入浴客は、小さな銭湯に行くような気分で、家主に挨拶して風呂に入る。人と人との温かなふれあいが感じられる。いしの湯と沖の湯、巽の湯の3軒は、同じ場所で古くから続く浴場。オオタ湯は比較的新しく大広間などもあり利用しやすい。厚生会館の公衆浴場は組合が管理を兼ねている。
東根小学校の校庭にある樹齢1500年以上、幹の太さ16m、直径5m、高さ28mという日本一の大けやきは一見の価値がある。

なお、東根市の北に位置する村山市には土生田地区に湯舟沢温泉がある。ここは丘陵地の一軒宿で、21度の単純硫黄泉が湧く。建物は2階建てのお洒落な山小屋風。本飯田地区にあるゆざ温泉は江戸時代末期の大江町にあった豪農の館を復元した一軒宿のあいかも会館。20度の単純冷鉱泉が湧いている。村山市街地の東にバラ園で知られる東沢公園があるが、ここにレイクランド東沢という日帰り施設の東沢温泉がある。44度のNa硫酸炭酸水素塩泉。また市街地から最上川を渡った西部地区にある碁点温泉は、本格的クアハウス施設でバーデゾーンの他、プールや川岸を利用した歩行散策路が設置されている。温泉は40度のNaCa塩化物泉。碁点温泉の西、葉山の山裾の湯野沢地区、枝道の行き止まりに冨本温泉冨本館という一軒宿もある。三方を山に囲まれた山間の宿で、13世紀後半に発見され、明治時代に開業した古い温泉。強アルカリ性の36度の単純泉が湧く。
■山形県の温泉7 

西村山エリアの温泉

●所在地 
河北町、西川町、大江町、朝日町
●交通 
べに花温泉は寒河江IC-R112-県道25-R287-町道で8km。海味温泉は西川IC-R112で1km、水沢温泉はその先3km。左沢温泉は寒河江IC-県道144-県道24で6km。奥おおえ柳川温泉は大江町中心部から県道27で10km、古寺鉱泉はその先12km。舟唄温泉は寒河江IC-県道144-県道24-R287で6km。りんご温泉はその南、寒河江ICから20km。五百川温泉は朝日町役場から県道9-県道289で5km、朝日鉱泉はその先、林道も利用して15km。
●問合せ
河北町商工観光課0237-73-2111/西川町商工観光課0237-74-2111/大江町商工観光課0237-62-2139/朝日町商工観光課0237-67-2111

●西村山郡には河北・西川・大江・朝日の4つの町がある。紅花交易の関係から京文化が入り込み雛人形で知られる河北町には日帰り入浴施設のべに花温泉・ひなの湯が町の中心部にある。クア的設備が十分な浴場内には高温と適温の湯船の他、トルマリン鉱石の気泡沸かし湯もある。 源泉はかつての河北荘の場所から500m引湯した51・4度の食塩泉。 施設内にはリラックスルーム・レストランなどもある。

西川町には役場近くに海味温泉という西川町老人福祉センターという施設があり、一般客の入浴も受け付けている。ここは14・5度の含硫黄食塩泉を浴用加熱している。また、役場の西方、R112沿いに水沢温泉館という日帰り入浴施設があり、46・7度の食塩泉が湧いている。敷地内には地ビールレストランと工場の「月山銘水館」が隣接して建っている。

R112から南、R287を下ると大江町に入る。最上川が大きく蛇行する地点のひとつに町の中心部があり、その河畔に左沢温泉・湯元旅館の一軒宿がある。21・5度の単純硫黄泉が湧いている。またその少し南の上流部、道の駅大江のすぐ裏手に大江町老人福祉センター柏陵荘がある。この浴場内には2つの温泉が湧いている。 左巻温泉は17度の単純泉、もうひとつは1991年に新しく湧出した舟唄温泉で、こちらは51度の含硫黄NaCa塩化物泉。そしてこの舟唄温泉は、95年に開業した、隣接するテルメ柏陵健康温泉館にも引湯されている。テルメ柏陵はクア的設備が整う本格的な日帰り入浴施設。
また大江町の西部の山手には奥おおえ柳川温泉がある。源泉は60度の含食塩芒硝泉で、玄関前には飲泉所が設けられていて、自由に持ち帰ることができるのも人気。大き目の露天風呂を併設した桧造りと岩造りの浴場の日帰り利用の他、奥にある別棟が自炊宿泊施設ふるさと交流館になっている。また最近サウナ棟も完成した。施設内には蕎麦打ち道場もある。この先、大井沢トンネルを抜けた先、朝日岳の北東からの登山口に古寺鉱泉がある。ここは9度の炭酸土類弱食塩泉が湧く山の宿で、目の前を沢が流れ、里山暮らしそのものの雰囲気がある。古寺山を経由して、大朝日岳頂上まで5時間の路程。

朝日町の中心部のほど近くの高台にはりんご温泉がある。朝日岳を眺める男風呂と、月山に向いた女風呂があり、秋から早春まで浴槽にりんごが浮かべられるのがその命名の由来。源泉は48度の含重曹食塩泉。露天風呂が本館の少し高台にあり、ここからはさらに眺望がよくなる。りんご温泉の周辺には町の農業研究所、世界のりんご園、炭焼小屋などがある。また町のリゾート地であるAsahi自然観への途中には町の高齢者生産活動センター・五百川温泉があり、19・8度の単純硫黄泉を浴用加熱していて、一般客の入浴もできる。また、朝日川の上流を遡ると、大朝日岳を真西に見る位置に20度の炭酸鉄土類弱食塩泉が湧く朝日鉱泉・ナチュラリストの家がある。ここも大朝日岳への登山口のひとつ。朝日川渓谷とその周辺は新緑紅葉の隠れた穴場になっている。
<写真は天童温泉>

■山形県の温泉8 

天童温泉

●所在地
天童市鎌田
●交通
山形道山形北ICから約10km。/山形新幹線、天童駅下車。徒歩10
分。
●問合せ
天童温泉旅館協同組合023-653-6146

●天童は、今から600年余り前の南北朝時代の京の公卿であった北畠親房の一族に連なる北畠天童丸が、この地を領地にしたことに始まる。天童の地名もここからきている。平野を見下ろす舞鶴山に城を建て、城下町の基礎をつくった。天童は近世に入ると羽州街道の宿場町としても繁栄した。天保時代、東北地方は大飢饉に襲われ、諸藩は貧窮の危機に陥り、生活救済の策として手内職が励行され、天童藩が行なった施策、将棋の駒づくりが後に天童の代表的産業となった。現在でも駒づくりは全国シェアの95%を占める。
天童温泉の歴史は比較的新しく、明治19年、舞鶴山北側の田園地帯であった鎌田地区に灌漑用水確保のために井戸を掘った時にぬるい湯が噴き出し、これを利用して、やがて浴場や宿屋、飲食店が次々と建てられていったことが始まり。当初、この辺りの地名をとって鎌田温泉と呼んでいたが、明治44年に同じ場所から高温のお湯が湧き出て、温泉街の形成とともに天童温泉に改称された。その後、湯の安定確保のため、昭和30年に共同組合を発足させ、源泉の集中管理を図っている。泉質は63度の硫酸塩に富む含芒硝石膏泉。一般的適応症の他、筋肉痛、動脈硬化症、かっけなどに効果がある。飲用では慢性胆のう症や便秘症、肥満症などにも効く。玄関前に飲泉所を設けている宿もある。
天童温泉は、現在は大規模な温泉地に発展し、近代的設備を備えた高層の大型旅館やホテルが建ち並んで、県内随一の賑やかな温泉街を形成し、多くの観光客が訪れる東北屈指の温泉地。現在19軒あるホテルはそれぞれ、将棋駒の里ならではの趣向を凝らした風呂や、料理を工夫し、他の宿との差別化を図っている。街並みにも将棋駒の趣向が凝らされ、駅前を走る県道はクロマツ並木が続き、羽州街道を再現。中心を流れる倉津川に架かる9つの橋には、駒の看板が欄干を飾り、川べりにしだれ桜が植えられて美しく整えられている。天童市将棋資料館や天童市美術館、広重美術館・出羽桜美術館など、芸術と伝統産業が息づいた施設も多く、散策も楽しい。地内にはバーやスナックなどの大きな歓楽街が広がり、夜ともなれば浴衣姿の人々が下駄を鳴らし、華やかなネオン街を歩いている。
共同浴場は、温泉街の中にあるふれあい荘と、最近開業した西郊外にあるゆぴあの2箇所。特にゆぴあは広い敷地に、大浴場に隣接した岩造りの露天風呂も景色がよくて、しかも入浴料が200円と格安で人気がある。
また天童温泉は、山寺や蔵王といった山形を代表する観光名所へのアクセスもよく、周辺に観光果樹園も多いことから、6月下旬から7月上旬のさくらんぼ狩りのシーズンは特にたくさんの観光客が訪れている。
<写真は蔵王温泉>

■山形県の温泉9 

蔵王温泉

●所在地
山形市蔵王温泉
●交通
山形道山形蔵王ICから西蔵王高原ライン利用300円、20分/山形駅から蔵王温泉行きのバス45分、終点下車
●問合せ
蔵王温泉観光協会023-694-9328

●蔵王温泉は、標高1840mの熊野岳を最高峰に、山形県と宮城県にまたがる蔵王連峰の北側、鳥兜山の西麓・標高850〜900mの高所に湧き、背後にある蔵王スキー場やトドマツの木がスノーモンスターに変身する樹氷で全国的にも有名なエリア。火山活動が盛んだったこの山を沈静させるため、大和地方の吉野山から蔵王権現を勧進して祭ったため、蔵王の名前があり、この温泉名が定着したのは昭和31年に蔵王村が山形市に編入されてから。
かつては米沢の白布温泉、福島の高湯温泉とともに奥羽三高湯の一つに数えられ、最上高湯とも呼ばれていた。開湯は西暦110年、影行天皇の御代、日本武尊の東征に従った吉備多賀由が毒矢の傷を癒している時に湧き出る温泉を発見。その当時は「多賀由温泉」と呼ばれていた。江戸時代には、蔵王山信仰の参拝後に精進落としをする客が多かったことから、歓楽色も強い湯治場として大いに栄えたという。泉質は、含硫化水素酸性明礬緑礬泉という高い酸性度を示す湯。泉温は42〜62度。白濁した、硫黄の匂いが強く、火山地帯に特徴的な湯。創傷、火傷、皮膚病などに特に効果がある。温泉湧出量でも県内一を誇り、旅館数もホテルから民宿まですべてを合わせると110数軒で、総収容人数は1万5000人、東北一の規模を持つ。
現在ではスキーや蔵王観光の拠点として利用されることが多く、規模も大きくなった。温泉神社である酢川神社の麓の温泉街中心部には、古くから続く旅館が商店や土産物屋などがぎっしりと並び、共同浴場とともに情緒残る湯の町を形成。ロープウェイやスカイケーブルが運行するゲレンデ下にも、規模の大きなホテルや公共の宿、ペンション、保養所が集まっている。その一方で、高台には近代的なホテルが点在するなど、新旧それぞれの表情を見せている。共同浴場は、小路が続く温泉街に上湯、川原湯、下湯の3軒がある。名物の大露天風呂は、かもしか大橋の近くにあり、男女合わせて200名が一度に入浴できるほどの広さがある。私設では、源七露天の湯、蔵王センタープラザ、新左衛門の湯と、露天風呂付きの施設が好評。
<写真はかみのやま温泉>

■山形県の温泉10 

かみのやま温泉とその周辺

●所在地
上山市
●交通
山形道山形蔵王ICからR13を南下、20分/山形新幹線かみのやま温泉駅下車、すぐ
●問合せ
上山市観光協会023-672-0839

●山形市の南に位置する上山は「上の山形」とよばれ、また古くは「神山」と表記されていた。室町時代に最上満長は、この地を領地として「上山氏」と名乗ったことから現在の名になった。その後、市内の川の流れを変え、城下町として整備した。
岩手県のつなぎ温泉、山形県のあつみ温泉と同じように、「上山」をひらがな表記する。その「かみのやま温泉」は別名「鶴脛の湯」と呼ばれる。それは室町時代の長禄2年(1458)、肥前(現、佐賀県)の月秀という旅の僧が、沼地に湧く湯に一羽の鶴が足の脛傷を癒しているのを見かけ、諸病に効くことを里人に教えたという言い伝えからきている。江戸時代になると奥州街道と米沢街道の宿駅として、奥州十三大名の参勤交代路の交通の要地として賑わいをみせた。また上山は松平氏3万石の城下町として、また出羽三山参りの宿場町として大いに栄えた歴史をもつ。古くは庄内の湯野浜温泉や福島県の東山温泉とともに「奥羽三楽郷」に数えられた湯の町でもある。泉質は食塩泉と含石膏弱食塩泉。温度は62〜68度。神経痛やリュウマチ、婦人病、創傷、慢性皮膚炎、動脈硬化などに効く。飲用すれば慢性消化器病や便秘などにもいい。

現在の温泉は湯町、新湯、十日町、河崎町、高松町、葉山の6地区に分かれていて、町全体が温泉郷になっている。狭義にかみのやま温泉を湯町・新湯・十日町だけをさす場合もある。各地区にある計7つの共同浴場は50円で入れる。大正12 年には、南側にあたる新湯地区に温泉が掘削され、大型の旅館が次々に立地。発祥地である湯町は、1982年に再建された上山城の北側に位置していて、武家屋敷が並ぶ。城の脇には細い坂道が多く、月待坂や袖摺坂、湯出坂などゆかしい名前が付き、観光や湯上がり後の散策にいい場所になっている。その坂に面した狭い路地に木造を中心にした旅館が建ち、城下町当時の情緒が感じられる。また十日町には旅籠の雰囲気を漂わせる古風な宿が通りに面して、城下町らしい湯の町情緒いっぱい。さらに戦後になって、昭和23年に市街地の南西部に、河崎、高松、葉山の3地区が開湯した。上山の温泉の中では比較的新しく、規模の大きい近代的なホテルが目立つ。当初は湯治場としてひなびた宿が並んでいたが、交通の便の良さと、特に葉山地区は蔵王連峰を見晴らす高台にあって大型の宿が密集、3000人と収容力も大きい。こうして全域に広がっていった歴史がかみのやま温泉の特徴になっている。82年に再建された上山城、上山競馬場の他、斎藤茂吉記念館、沢庵禅師の草庵だった春雨庵、美術コレクションを展示している蟹仙洞などがすぐ近くにあり、蔵王高原、坊平高原、エコーライン、米沢・置賜エリアへの観光、果物狩りなどの基地になっている。毎年9月に、上山城二ノ丸跡の月岡公園でかかしまつりも行なわれる。

かみのやま温泉の近くには、北側の旧R13とバイパスが合流するところに龍王温泉がある。宿は2階建ての龍王温泉荘。40・5度の単純泉が湧くが、飲用で胃腸病に効く。また市内の西部に硫酸塩泉の湧く「足腰の湯」という日帰り施設の四ッ谷温泉がある。さらに市内の東に美味しい蕎麦の店で知られる原口と古屋敷地区の中間に須田板地区があるが、ここに須田板温泉湯神荘の一軒宿がある。36・5度の単純硫黄泉が湧いている。上山市の南部南陽市との境付近中山地区の山中にある中山温泉は91年開業の新しい温泉で、アルカリ性単純泉の湧く日帰り専門。休憩は可能。
<写真は赤湯温泉>

■山形県の温泉11 

赤湯温泉

●所在地 
南陽市
●交通
山形道山形蔵王ICからR13を南下、30km/山形新幹線赤湯温泉駅下車、車5分
●問合せ
南陽市観光協会0238-40-3211

●山形道の山形蔵王ICからR13を米沢方向へ、あるいは東北道福島飯坂ICからR13で米沢を通り越して、さらに北上、バイパスから温泉街に入ると、一般の商店や食堂などが並ぶ市街地域に20数軒の宿が広く点在して温泉街を形成している赤湯温泉に着く。南陽市は置賜盆地の北辺にあり、北側の山の斜面にはぶどう栽培の白いビニールハウスの列が特徴ある景色をつくりだしている丘陵になっていて、一方、南部は豊かに開けた平野という地勢になっている。イギリスの女性旅行家のイザベラ・バードも東洋のアルカディア・桃源郷と讃えた実り豊かで温暖で、風光明媚な地にある。

温泉の発祥は、今から900年以上前の平安時代の寛治7年(1093)、出羽の平武衡・家衡征伐に赴いてきた八幡太郎義家の弟・加茂次郎義綱が草刈八幡のお告げで山麓の白竜湖の岸に湧出している湯を見つけた。この湯に傷を負った兵を浸らせたところ、血によって、湯が赤く染まりながらも、たちまち傷が癒えた、という伝説がある。赤湯という温泉名もそこに由来している。また一説には、正和元年(1312)烏帽子山麓に草庵を営んでいた米野与惣左衛門が信仰していた薬師如来のお告げで発見したともいわれる。
江戸時代には米沢十五万石の藩主の湯治場として繁栄、藩の御殿湯として別荘もあった。明治期になっても国道沿いの立地と鉄道の敷設でさらに栄え、次々に旅館が開業。源泉のある烏帽子山の麓には今も当時の面影が伝える宿が残っている。大正4年、昭和26年にそれぞれ掘削が行なわれ、現在は毎分800立の63度の含食塩硫化水素泉が湧いている。神経痛やリューマチをはじめ、創傷・火傷や皮膚病などに効く。温泉地内には大湯・丹波湯・とわの湯・あずま湯・烏帽子の湯という5軒の共同浴場がある。

烏帽子山は日本のさくらの名所100選の地でもある。また地内には元日本銀行総裁だった結城豊太郎記念館がある。赤湯温泉の東側、田園の中にある白竜湖はボート遊び、へら鮒釣りなどが楽しめる。この白竜湖を見下ろす十分一山は国際大会も開催されたことのあるパラグライダーのメッカで、特に休日には空に舞う鮮やかなハンググライダー、パラグライダーを見ることができる。

また市域北部の宮内地区には日帰り入浴施設ハイジアパーク南陽、夕鶴の里、日本三熊野のひとつ大同元年(806)創建の熊野神社がある。また珍しい連理の松がある双松公園は夏はバラ園、秋には菊人形展で賑わう。
ハイジアパーク南陽はハイジア赤湯温泉という名称でクアハウス的設備が整っている。またフラワー長井線の宮内駅近くに宮内温泉の一軒宿がある。32・5度のNaCa硫酸塩・塩化物泉を3キロ先から引いている。浴用では一般的適応症、皮膚病・痔疾に、飲用しても便秘・胆石・胃腸方面に効く。

なお南に隣接した高畠町には、湯沼温泉、まほろば温泉がある。
<写真は姥湯温泉>

■山形県の温泉12 

米沢十湯

●所在地 
米沢市内各地
●交通  
米沢までは、東北道福島飯坂ICからR13で42km、50分/福島駅から山形新幹線で30分
●問合せ  
米沢観光協会0238-21-6226

●標高2035mの西吾妻山を最高峰とする吾妻連峰は、登山者を魅了する一大火山群。これら連山の、山麓から中腹にかけては、古くから温泉が数多く湧出している。米沢市域に湧く十ヶ所の湯をまとめた呼称が「米沢十湯」である。

白ザルの里として有名な白布温泉は西吾妻スカイバレーの山形県側入口にある標高900m地点の山間の温泉地。1300年前に出羽国の住人佐藤常信が眼を病んでいた時、米沢の笹野観音の託宣でこの地に赴き、白斑の鷹が湯浴みで腫らした両目を治していたのを見て温泉を発見したという。そして自身も3日で治癒させたという。開湯は正和元年(1312)で、白斑(しらぶ)はその後、白布と名を変えて、吾妻高湯、最上高湯(蔵王温泉)とともに奥州三高湯の一つに数えられた。米沢藩の隠し湯でもあったと伝えられ、慶長9年(1604)には上杉家の家老・直江山城守兼続が江州と泉州の鉄砲鍛冶を招き、ここで10年間、密かに鉄砲と大筒を造らせたという歴史も残っている。寛永年間(1624〜44)から湯治客も増え、一時は35軒の宿があった。江戸時代からの茅葺き屋根の宿は残念ながら現在は1軒になった。宿は9軒、日帰り入浴施設森の館も新しくできている。含石膏硫化水素泉で、源泉温度は58〜60度。道路から下った大樽川にある白布大滝は落差50mで一度は見ておきたい。

新高湯温泉はこの白布温泉内にあるロープウェイ湯元駅の奥にある急な坂道を上って行く。湯ノ入沢という谷間に沿った渓流そばにある山峡の一軒宿・吾妻屋旅館。宿のそばには白銀の滝もある。文政4年(1821)安部又右衛門によって発見され、宿は明治14年に開湯された。湯は56度の含石膏硫化水素泉。湯量豊富で天元台のホテルに揚湯している。情緒ある総ヒバ造りの内湯の他、天然の大岩が庇状になっている女性用露天風呂、木の根っこを刳り貫いた露天風呂、杉皮葺きの東屋がついた大きな露天風呂が人気だ。ここは天元台、吾妻連峰への登山基地にもなっている。

1200年前に、歌人であった小野小町が、この地方の郡司であった父良実を訪ねてきた折りに、病を得たけれども、薬師如来のお告げで温泉を発見したと伝えられる小野川温泉は、古くから湯の町を形造る街中の温泉地。薬師堂は温泉街の高台に今もある。小野川温泉は米沢市街地の南西部7キロのところにあってその奥座敷的存在でもある。湯は80度の含硫化水素塩化土類弱食塩泉。ラジウム含有量は、高温の温泉の内で日本一を誇る。ラジウム玉子は小野川温泉の土産にもなっている。また塩分が多く含まれていて、かつては製塩を行なっていたこともある。温泉地内を大樽川が流れ、夏はホタルの名所しても有名だ。現在20軒の宿と、温泉街の中心部に共同浴場の尼湯と滝の湯がある。

大平温泉は1100年前に猟師が不動尊のお告げで探し当てたという標高1060mの山間地の滝見屋旅館の一軒宿。湯は含石膏芒硝硫化水素泉で川のそばにある露天風呂も野趣豊か。ここは間々川に佐原沢が合流する地点で、火焔の滝があり、宿の3階の部屋からみえる。1100年前、修行僧がこの滝の下にある岩穴で一夜を過ごした際、不動尊のお告げで温泉を発見したと伝えられている。
R13の栗子峠にある栗子温泉はスキー場に隣接するリゾートホテルバレーブランシェの一軒宿。風呂は建物の3階部分にある。源泉は80度の食塩泉。スパプール施設クアドームDUOを敷地内に持つ。
栗子峠あるいはJR奥羽本線の板谷駅からアプローチする五色温泉は、吾妻連峰の高倉山の麓、標高900mに位置する温泉。

1300年前の白鳳年間に役ノ行者である小角が巡錫の際、この地に五色の湯煙が立ち昇っているのを見て温泉を発見したという伝説がある。上杉時代に家老の直江兼続が病を治癒させたという。湯は43度の含塩化土類重曹泉。建物は多雪地のため、石垣の上に頑丈に造られている。宿泊棟は木造だが、煉瓦造りの土蔵もあり、館内は斜面という立地にあるため大小の階段がたくさんあって、趣きがある。何だか故郷の昔の家という感じがする。宿の前はかなり広々としていて眺望がいい。露天風呂も宿の前の道を隔てた木立の中にある。ここは日本のスキーの発祥地ともいわれている。山ひとつ隔てたところに新五色温泉があったが火災でいまはなくなった。

また五色温泉の奥、あるいは板谷の町を経由して山道を進んで行ったところ滑川温泉福島屋旅館の一軒宿。寛保2年(1742)大沢の郷士斎藤盛房が、渡河の際、岩から滑って倒れた。その時、川の水が温かいことで、温泉の存在を認めたといわれる。温泉名もここに由来している。新旧2棟ある建物は大正時代の木造建築で、53・9度の硫酸塩泉が湧き、前川という渓流沿いに石造りの露天風呂がある。内湯は混浴のぬるめの大風呂の下の湯と女風呂、それに熱目の上の湯がある。

滑川温泉の先5キロのところにある姥湯温泉は道もここで行き止まりになっている。途中にも珍しく道がスイッチバックで登らねばならないほどの急所もあるほどだ。前川の最上流部にあたり、標高も1300mの高所にあり、ワイルドさも東北のトップクラス。駐車場の先、吊り橋を渡った坂の上に、木造2階建ての枡形屋がある。もちろん一軒宿で56・8度の含硫化水素酸性緑礬泉が湧く。この温泉は山姥から教えられたといわれるが、いかにも真実味がある。内湯の他、大日岳と薬師岳に挟まれたV字谷の底になっていて、岩造りの混浴の野天風呂がある。時には崖の上にカモシカが姿を現す。少し離れて女性専用の露天風呂もある。川の向こうの崖の間からパイプが引かれている。冬期は休業する。

板谷の町中から峠を越え、下ったところに笠松温泉がある。ここは羽黒川の上流部で、25度の単純泉の湧く笠松屋の一軒宿。宿は大正4年の開業で、冬期は休業する。笠松温泉から大沢、大小屋と線路に沿って下って行くと湯の沢温泉がある関根地区に着く。

湯の沢温泉は関根駅近くにある一軒宿のすみれ荘。26度の単純泉は宿の背後の山中から1200mパイプで引いている。建物は鉄筋2階建てで、館内にはレストランもある。すぐ脇を羽黒川が流れている。

なお、米沢市内上新田地区においたま温泉賜の湯という日帰り施設ができている。また鷹山の湯が市内中田にあるがこちらは人工温泉入浴施設。
<写真はあつみ温泉>

■山形県の温泉13 

あつみ温泉

●所在地
鶴岡市温海湯温海/湯の瀬温泉=温海戸沢
●交通
山形道鶴岡ICからR7で32km、30分/鶴岡駅からあつみ温泉行きバスで60分。湯の瀬温泉=R7五十川地区から県道61号線で20分。
●問合せ
温海温泉観光協会0235-43-3547/湯の瀬温泉=0235-45-2737

●温海川から流れていく温泉水が日本海へ注いで、海水を温めたことから、その名が付いた温海温泉。その起源は、平安時代前期の嘉祥2年(849)に現在の温海岳が鳴動して、その際に川に湯が湧き出したとも伝えられている。その後、一羽の白鶴が湯で傷をいやしている姿を、通りがかった木樵が見つけたのだとか、弘法大師が夢のお告げで発見したとか、役の行者が発見したともいわれている。いずれ鎌倉時代後期になって、浴客を収容する素朴な宿が建ち並ぶようになったのが開湯といえる。この頃から、今でも続く朝市も始まっている。江戸時代初期元和8年、庄内藩主として入国した酒井氏が入浴するために湯役所を設けて、温泉の維持・開発に努めたという。洪水や大火で温泉街が多大な被害を受けた時代もあったが、今では山と海に恵まれた静かな温泉として全国的に知られている。  

温泉街は、日本海沿いを走るR7からゆるやかに流れる温海川に沿って2キロほど上った河畔にある。温泉の北東部に標高736mの温海岳が聳え、静かな山里の風情が漂う谷あいというロケーションにもある。与謝野晶子や斎藤茂吉、横光利一ら文人墨客も訪れて、作品やエピソードを数多く残している。温泉街入口に中心部から離れて1軒と、川の南岸に3軒の規模の大きい旅館があり、その他の多くの宿は温海川の北岸に建ち並んでいる。中でも朝市の会場である温泉神社前の通りに三階建ての木造旅館が軒を連ねて、情緒ある湯の町を形作っている。泉質は含食塩石膏硫化水素泉で、気圧で湯の色が緑、藍、黄色に変化するのも珍しく「温海七色」と称されている。サラリとした湯触りでほのかな硫黄臭があり、リュウマチや婦人病の他、創傷、火傷、慢性皮膚病、糖尿病などに効能がある。源泉の温度は68〜74度と高温で、白い湯華が浮き沈みする湯が、体を芯から温める。あつみ温泉には「温海子」という言葉があり、あつみ温泉に3年入浴すれば、こどもができるといわれる。与謝野晶子によって「朝市の初まりぬとて起こされぬほととぎすなど聞くべき時刻」と詠われた朝市が、4月から12月まで毎朝早くから開かれ、元気のいい呼び声の中を浴衣掛け下駄履きで歩く人の姿が温泉街を賑わわせている。共同浴場は温泉街に正面の湯(旧上の湯)・下の湯の2軒、川向こうの湯の里地区に里の湯という1軒がある。地内の高台にある熊野神社境内にはつつじ園とばら園があってシーズンには花を眺めながら、温泉の全景を楽しむことができる。

あつみ温泉を東に走ると、温海川ダムを経て、R345にぶつかり、北に向かうと湯田川温泉を経由して鶴岡市街地に到着する。途中、菅野代地区から県道61を海辺のR7の五十川に向かう途中に湯の瀬温泉がある。ここには幅15m、奥行き23mのプールのような露天風呂がある。深さも1・2mほどのところもあるので泳ぎ出す奴もいる。無色透明の弱アルカリ性単純泉が毎分600立湧出、47度で、わずか山からの清水を混入している。近くを流れる五十川は渓流釣りの穴場。
■山形県の温泉14 

湯の浜温泉他、庄内エリアの温泉

●所在地
庄内エリア
●交通
山形道で、各ICから。
●問合せ
湯の浜温泉は観光協会0235-75-2258。他各関係市町村観光課と旅館直接。
●庄内エリアには多くの温泉がある。湯の田温泉、鳥海温泉(以上遊佐)、湯の台温泉、八森温泉(八幡)、宮海温泉(酒田)、辰ヶ湯温泉、松山温泉、松山湯温泉(松山)、小林温泉、平田温泉(平田)、余目温泉(余目)、長沼温泉、湯の沢温泉、筍沢温泉(以上藤島)、湯の浜温泉、火打崎温泉、由良温泉、新山温泉、長寿温泉、湯田川温泉(以上鶴岡)、なの花温泉(三川)、羽黒川代温泉、羽黒温泉、羽黒山温泉やまぶし温泉(羽黒)、かたくり温泉、月山温泉、湯殿山温泉(朝日)、あつみ温泉(温海-山形県の温泉13にある)などである。

日本海に面した庄内浜にある湯の浜温泉は庄内空港と、2000年秋に全通した山形道庄内空港ICから海岸沿いを走るR112で、わずか車5分で到着する。さらに鶴岡市内から15分、酒田市内までも20分というのアクセスの良さで、庄内エリアの観光の拠点としても、便利な場所にある温泉地だ。夏には海水浴やマリンスポーツが楽しめるリゾート温泉地として賑わいを見せる。日本海に沈む美しい夕陽が海面を鮮やかに彩る。

湯の浜温泉は、古くはかみのやま温泉や福島県の東山温泉とともに、奥羽三楽郷の一つに数えられ、平安時代の天喜年間(1053〜58)、現在の温泉神社の付近に人知れず自噴していた湯があり、それを磯で温浴している亀を、地元の漁師が見つけたことに始まると伝えられている。そのため昔は「亀の湯」と呼ばれていた。大正時代になって、現在の温泉街が形成されはじめた頃、各旅館が源泉を独自掘削。ラジウム泉やアルカリ性単純泉の湯を独自に持つところもある。現在、源泉は専用保有したり、何軒かで共同使用している。泉質は無色透明の含塩化土類食塩泉で、温度は42〜62度。一般的適応症の他、胃腸病、慢性皮膚炎、関節炎、また保温効果が高く、冷え性などに効く。

温泉地は、緑濃い松林茂る丘陵を背後に、目の前には白い砂浜と雄大に広がる日本海が一望できる。晴れていれば、北には秀麗な姿で聳える鳥海山の眺め、南には黒磯が続く豊かな景色に恵まれている。宿は大型のリゾートホテルから和風旅館、こじんまりとした民宿まで、保養所を含めると約30軒が建ち並んでいる。全体的に東北地方にすれば宿泊料金はやや高めの設定だ。海岸通りをR112が走るため、旅館とみやげ物屋が軒を連ねる通りは、湯の町の風情と歓楽ムードがあいまった雰囲気がある。一方、海岸に面した宿は目の前に日本海がひらけて開放感に満ちている。夕暮れ時になれば海に面した露天風呂を持つ宿では、温泉に浸かりながら夕陽を望む贅沢も叶う。屋上に露天風呂のある宿もある。共同浴場は2箇所、観光協会の案内所が設けられている「コスパ」内と、温泉街の南端に上区共同浴場がある。沖合で寒流と暖流が入り交じる庄内浜は、一年を通じて新鮮な魚介類が楽しめるグルメの地。春のサクラマスに始まり、夏の口細ガレイに岩ガキ、秋になればハタハタやブリ、冬はタラにアンコウと旬が移り変わり、季節ごとに食膳を賑わわせている。

さて、その他の庄内エリアの温泉だが、湯の田温泉は庄内地方の海岸部最北にある2軒の宿、鳥海温泉は公共の宿とりみ荘、遊楽里それに日帰り入浴施設のあぽん西浜、湯の台温泉は標高450mの鳥海山南裾にある鳥海山荘、また八森温泉は町中にある「ゆりんこ」という日帰り施設。宮海温泉は酒田市の最北、日向川の河口付近にある。R7沿いで元祖スーパー銭湯とでもいうべき保養センターゆうゆう、辰ヶ湯温泉は松山町土淵にある一軒宿で、13度のNa塩化物冷鉱泉が湧く。松山温泉は最上川を眺め下ろす高台にある観音湯という宿で、単純泉が2階建てになった眺めのいい半露天風呂にも湧く。松山湯温泉は、松山地内の山寺地区、旧国道345号から少し東にそれた所にある温泉で、松山新湯も道路向かいにある。10度の含食塩重曹硫黄泉が湧く。平田の小林温泉は健康増進施設で現在は宿泊も可能。15度のアルカリ性単純泉。小林は地名の大字。平田温泉は小林温泉の北にある一軒宿。13度の単純硫化水素泉が湧く。余目温泉は珍しいことに生活総合センター内にある梵天というサウナもある日帰り施設。館内に結婚式場、スーパーなどもあり、天守閣が乗っかっているユニークなもの。29度のアルカリ性単純泉が湧く。長沼温泉は藤島川畔の一軒宿。湯の沢温泉は羽黒山北裾添川にある一軒宿・地蔵の湯。含食塩硫化水素泉。筍沢温泉も添川にあり、12度の単純硫化水素泉を間接加温している。打ち身・創傷に卓効として知られる。なお藤島にはぽっぽの湯という日帰り施設がある。火打崎温泉は鶴岡市郊外の田園地帯にある。由良温泉は湯野浜温泉の南の海岸部にあって近代的ホテル、日帰りの由良温泉センターがある。新山温泉は金峰山北麓の湯治一軒宿。長寿温泉は鶴岡市街地の南にある日帰り施設で、54度のNaCa硫酸塩泉が888mの地下から湧く。湯田川温泉は鶴岡の奥座敷的存在で十数軒の宿がある大きな温泉地。地内には正面湯と田の湯という共同浴場がある。三川のなの花温泉は大庄屋家屋を模した日帰り施設併設の宿。52度の塩化物強食塩泉と30度の弱アルカリ性単純泉が湧く。なお、シーズンにはなの花が周辺に咲く。羽黒川代温泉は羽黒地区中川代にある末広屋という一軒宿。12度の単純硫黄泉が湧く。羽黒温泉は宿坊である生田坊が1・4キロ離れた源泉から16度の単純炭酸鉄泉を引湯している。羽黒山温泉は月山ビジターセンター近くの菊田旅館という一軒宿。13度の単純泉が湧く。また平野部にやまぶし温泉ゆぽかという日帰り施設も新設されている。櫛引温泉は赤川河畔にあるゆ〜Townという日帰り施設。48度のNa塩化物硫酸塩泉が湧き、建物前に温泉スタンドも設置している。かたくり温泉も日帰り施設。朝日地区の月山温泉は田麦俣地区にある渓流荘の一軒宿。かつては田麦俣温泉と称していた。31度の含ブロムヨード鉄塩化土類食塩泉。湯殿山温泉は旧R112の湯殿山神社入口にある一軒宿の湯殿山ホテル。37度の含鉄塩化土類塩泉。宿の前には釣り堀があり、賑わっている。
今ごろ気づいて何ですが、情報は新しくしておいたほうがよろしいかと思いまして---

> 9:
>さくらんぼ東根温泉

●厚生会館は2005/3/31に全ての役目を終えました。もちろん、公衆浴場も。
その代わり(とは言えないかな)オオタ湯の南(ハナミズキが連なる通り/お土産屋さんの辺り)に、足湯が出来てます。

●新幹線の最寄り駅は、天童駅よりも「さくらんぼ東根駅」だと思います。いずれにしても徒歩10分は無理かも(凡人には徒歩自体が無理かも)。


>村山市街地の東にバラ園

●レイクランド東沢
詳細は記憶してませんが(&ググっても上手くヒットせず)、数年前に設備上の問題でニュースになりまして、その時に閉鎖されたようです。
■>19きゃふんさま

訂正情報ありがとうございます。

この、情報は「東北都市観光協議会http://touhokucity.org/」のホームページの中でも展開していますので、大いに助かりました。
ちなみにそれは東北都市観光協議会→東北6県温泉便覧→東根市です。4/25に訂正する予定です。

東北都市観光協議会公式ホームページ、よければ、見てちょ。
■20追加。

この日本観光情報の山形県トピの文章は直しませんが、20の東北都市観光協議会→東北6県温泉便覧→東根市の項目は修整しました。足湯の件も簡単ながら4/24夜に、書き入れました。サンクス。
>■20追加。

手が早いですね〜! じゃなくて
「仕事が早い」か(^^ゞ

とりいそぎ、馴染みの所を拝見させていただきました♪ で、気づいたのですが、尾花沢市の温泉は今4ヶ所ありますから、機会がございましたら追加掲載して欲しいかなと…。(別に私は市の関係者ではありませんが)
 
●鶴子温泉の近くに、薬湯風呂が売りの「御所の湯」(「森のホテル御所山」に隣接)があります。

●オートキャンプ場が全国区(らしい)徳良湖にも2年半ほど前に「徳良湖温泉」が出来ました。

それと、銀山温泉の記事中、「共同浴場が1軒」とありましたが、「大湯」と「しろがね湯」の2軒ですよね。■礼9624さんは、最近現地に行かれたようですから、調べはついてるかと思いますが。

ということで、おせっかいきゃふん! ご紹介のURLはブックマークさせていただきました(^^)v 
■鮭川村小杉というところにある」大杉」です。トトロに似た木として知られています。
■山形蔵王高原のある風景です。東北でベスト3に好きな場所です。
■長井市の伊佐沢にある久保桜のライトアップです。
◆ 晩秋の月山湖

112メートルの噴水が強風にあおられるさまは圧巻です。
白い炎のようだったり、シルクシフォンのカーテンのようだったり、不規則にしなやかに揺れつづけます。

(冬眠中の噴水が再始動するのは例年4月下旬)
■南陽にある赤湯温泉の共同浴場のひとつ、とわの湯です。入浴料は100円。
■御衣黄の咲く場所。
御衣黄は、晩春に咲く被子植物門双子葉植物綱バラ目バラ科サクラ属サトザクラ種の品種で、学名はPrunus lannesiana Wils. cv. Gioiko <桜-里桜- 命名者Ernest Henry Wilson (1876-1930)- cultivated variety(園芸品種)の頭文字>。なおWilsonは、この他イズザクラ、カワズザクラ、ゴショザクラ、イチョウ、アズマニシキ、セツゲツカなども命名している。
御衣黄は、かつて貴人が好んで着用した鶯色の気品のある衣のこと。江戸時代初期、サトザクラとヤマザクラを交配したオオシマザクラの一種で、京都の仁和寺で最初にできた。八重桜のような12枚前後ある緑色の花弁は葉緑素から変化したもの。似たような黄色の花弁の場合は鬱金(ウコン=ターメリック)桜である。

●鶴岡市・日枝神社境内●白鷹町西高玉・金田聖夫氏宅

の他、県(都道府)内で見られる場所がありましたら、教えて下さい。
■素晴らしい癒しの音声が聞こえる。
■山形・新庄間を走っている奥羽本線の普通列車の車内放送の女性の声はもの凄くいい。
いま、テレビでJTあたりが、餃子お詫びをやっているが、彼女の声を起用すると、安易ながら「いいですよ、許します、許します」という感じになるぞぃ。
■鶴岡の名物・からから煎餅
■庄内地方に江戸時代から伝わる駄菓子のひとつで、三角に折りたたんだ煎餅の中に、おもちゃや、民芸品が入っている。以前は、振ると、カラカラと音がしていた。今は衛生上の理由でほとんどの品が紙で包まれたため、このカラカラ音がしなくなって残念。 材料には、麦と沖縄産の黒糖を使用していて美味といえるが、8個袋入り998円、12個箱入り1785円と超高。近年は鶴岡市内だけでなく周辺エリアでも購入できる。
■村山市の三難所、道の駅村山です。
今朝の地元新聞によると、
道の駅むらやま(1998年4月29日開業)、昨日(営業日数3509日目)利用者800万人達成だそうです。
ちなみに、記念品を貰ったのは、仙台市の3歳男児(&その母親)でした。

自販機の利用者も含めての人数とのことですが、どうやってカウントしてるのでしょうね?
■山形県の美味しいもの。
■米沢市では、ABCといわれているA=Apple(りんご)、B=Beef(牛肉)、C=Carp(鯉)が有名です。この3素材は駅弁にも反映されています。
○りんごは、特に米沢が美味しいというわけではありませんが、置賜といわれるこの地方にも林檎が収穫されているということの表明になります。
○牛肉については、市内には米沢牛を販売する肉屋、米沢牛レストランがそれなりにあります。「グルメ小僧万吉」という店もあり、横浜から明治初年招かれた英語教師のお付きのコック万吉に由来する米沢牛の歴史を体現しています。
○鯉は、米沢藩主上杉鷹山の藩政策のひとつで、養鯉の養殖に努めた経緯があります。鯉六十里というお店が有名です。
>29 の御衣黄ですが、
山形市青柳の「すみれ調剤薬局 県立中央病院前店」の敷地内に咲いているそうです。白鷹町の金田さんから分けてもらったものとのこと。
自分で確認したわけではなく、今朝の地元新聞で見た情報です(^_^;

県病(「けんびょう」と略しても一部県民には通じる)付近なら、県内3ヶ所のなかでは、最も行きやすい所ですね(宮城県民&私にとっては)♪

Googleマップ↓
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E5%B8%82%E9%9D%92%E6%9F%B3%E3%80%80%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E7%97%85%E9%99%A2&sll=38.477408,140.395324&sspn=0.006686,0.008776&ie=UTF8&ll=38.300007,140.347059&spn=0.025057,0.035105&z=14
国指定特別天然記念物「日本一の大ケヤキ」(@市立東根小学校敷地内)の最近の姿です。

【1】 毎年GWの頃に、前年度の5年生が親子行事で作った(田植えから手掛ける)横綱が飾りつけられます。本来なら樹に巻き付けるのでしょうけど、高齢なケヤキにとってそれは負担になるらしく、前に置いてあるだけ。

【2】 西側には、形成外科的治療の跡があります。枝分かれしている所から根本に向かって伸びている細長い逆三角形の部分と、向かって右の幹のトトロのおなかのような部分。見るからに人工的です。

【3】 北西にある龍興寺沼公園からの遠景。撮影位置の手前(村山市に通じている県道沿い)に駐車場があるので、車で行くならこっちからが安心・安全だと思います。大ケヤキのすぐそばにも一応駐車場はあるけど「君子危うきに近寄らず」ということで。


◆ 大ケヤキのデータ
 樹齢:1500年以上
 高さ:28m
 根周り:24m 
 幹周り(地上1.2m付近):16m  直径:5m

※ 柵のなかには入れないことになっているので手を触れることはできません。 
■[山形県の廉価な宿]
お勧め度★★★★★●最上町・りんどう(素泊り2700円)
お勧め度★★★★☆●大江町・奥おおえ柳川温泉(素泊り4500円)
お勧め度★★★★☆●庄内平野三川町・田田の宿(素泊り4000円)
■「自分の結婚式で配りたい、センス良いわ!と喜ばれるだろう引き出物の東北の土産+郷土料理」山形県版

○山田屋のふうき豆○佐藤屋ののし梅○シベールの「ガーリックラスク」「蒸し焼きチーズ」○「樹氷ロマン パート1」「樹氷ロマン パート2」○十一屋の「ふうきどら」○千歳山の「こんにゃく」○「おしどりミルクケーキ」○ヤガイの「ビーフジャーキー」「カルパス」○ワイン「蔵王スター」
○山形市長栄堂の「板かりんとう」

○新庄の「あじさいせんべい」○真室川町・佐藤商店の「山蕗の甘露煮」「天然山ぶどう液」○真室川の「ゆべし」○尾花沢市の「かりんとまんじゅう」○東根の「茜姫」○天童市一本杉菓子店の「揚げまんじゅう」○「天童ワイン」○清酒「出羽桜」○「いも煮」○「玉こんセット」○漬け物(おみ漬、ぜんご漬、晩菊、ながいも、ぺそら漬け)○明友の冷凍「なっともづ(納豆餅)「かりんと饅頭」○「さくらんぼ」○「ラフランス」○上山市中條屋の「中條饅頭」○楢下丹野の「こんにゃく」○「米沢牛」○「米沢牛すき焼き弁当」○「三元豚」○「鯉の甘露煮」○黄木の「牛肉の甘露煮」「じんだんまんじゅう」○さがえ屋の「甘辛醤油味のさがえ焼」、「だだちゃ豆煎餅」、「豊年揚げ」、「明太子煎餅」○たけだの「ゆべし」「風祭」(紫蘇巻きゆべし)○だだ茶豆パイ○「ラフランスゼリー」○「ラ・フランスパイ」○「ラ・フランスチーズケーキ」○利休堂の「かりん糖」○「さくらんぼの梅酢漬け」○鶴岡の「ごまふく」○「だだちゃ豆」○「さくらんぼ」○「ラフランス」○「高畠ワイン」○米沢の「ごてんすい」○ずんだん饅頭○日本酒「初孫」○道の駅寒河江の「さくらんぼのたまご」「ジェラート」○山崎パンの「おもちで包んださくらんぼ」と「おもちで包んだラフランス」○朝日町の「りんご・ぶどう」(ピオーネ・高尾・ジャンボデラ)、「リースリングフォルテ」○「月山たけのこ」○鶴岡市「からから煎餅」○鶴岡市あつみ温泉「温海かぶの酢漬け」○遊佐町光月堂の「かぼちゃパイ」、「ひやまの舞」○酒田市の「納豆汁の素」○酒田の「ほわいとぱりろーる○酒田の「ササニシキ」○清川屋の「だだっ子」「だだちゃまんじゅう」○「ひきわり納豆」○「麹納豆」○木村屋の「古鏡」○長井の山一醤油「あけがらし」○小屋酒造の大吟醸「絹」「亀の甲せんべい」○「ままけは」○「塩納豆」「丸ごとりんごの漬物」○「あけび最中」「さくらんぼカレー」○「だだ茶豆せんべい」○「ラフランスハイチュウ」○西川の松月の「月山山麓さわぐるみ」 ○地酒○そば○麦きり○「だし」○「冷やしラーメン」○腰掛庵の「わらび餅」
○ヤマイチの「超辛いにんにくみそ」
○杵屋の「雪まろ」○「十四代」○高木酒造の「本醸造朝日鷹」○日本酒「初孫」「パウンドケーキ」○「芋煮味のどん兵衛」○酒田平田牧場の「肉」
<写真> 地元新聞に載っていた小さな記事
「2011年度の山形県内道の駅 観光客数ベスト5」です。


どんなふうにカウントしているのか存じませんが、ちょっと意外な結果でした。

しかも、唯一行ったことない所が ダントツの1位…('〜`;)
【蔵王】

樹氷で感動しました。
感動したので、
動画にまとめました。

もし、興味がある方は是非見てください。

感動を共有できれば幸いです。

http://youtu.be/AdX4MxbzGSM


■<資料>東北地方近道情報
ドライブ途中に、ショートカットすれば早く到着できるルートは各地にある。東北地方で知られている近道の情報。慣れない道でだからこそ事故と、突然の交通違反取締りには注意したいですね。文中の町村名は行政名でない場合があります。ほかにもあります?

山形県

●蔵王温泉-国道13号線/蔵王温泉からの帰りに渋滞が予想される時は小倉ペンションから下る県道14号線が多少回り道だが早い。

●寒河江-肘折温泉/国道112号線寒河江市宮内から国道458号線で大蔵村肘折温泉への道は近道でカーナビでも表示されることがあるがかなりタイトな道。慣れない人は避けた方が無難。

●真室川-八幡町/国道13号線の真室川町から国道344号線を利用すると青沢トンネルを抜けて八幡町に出る。マニアックだがかなりの短絡。

●立川町-遊佐町/国道47号線立川町清川で最上川に架かる清川橋を渡り、県道361号線-国道345号線と走り、とにかくこの道を北上すると遊佐町で国道13号線に合流する。酒田経由よりかなり近道。

●村山-最上峡/国道13号線村山から県道189号線-大石田-県道30号線-国道458号線大蔵-本合海で国道47号線に出る。

●鶴子-銀山温泉/森のホテル御所山から鶴子温泉の先の整備された山道を道なりに進むと銀山温泉至近の入口に出る。

●米沢スキー場-白布温泉/福島方面から国道13号線の米沢スキー場を2km下り、刈安で水窪ダム湖畔を通り、関根-県道151号線から県道2号線のルートは白布温泉への近道。
■これは風景ではなくイベントなのですが、毎年9月に、山形市の馬見ヶ崎川河川敷で開催される「日本一の芋煮会フェスティバル」です。直径6.1m超、重さ3tの鍋は2550万円。この鍋に、里芋3t、山形牛1.2t、こんにゃく、長ネギ3500本、醤油700L、日本酒90升、砂糖200kgが材料が使われ、これで3万食分作ります。1杯300円。使用される重機の潤滑油はマーガリンとバターです。1枚目の写真は最初に投入される玉こんにゃくの山。
■スキー場でも有名な山形県蔵王温泉にある大露天風呂です。峡間にあるので、新緑や紅葉の頃は特に風情があります。こちらは下部の男性用、上部にこれより少し小さい女性用があります。風呂のすぐ横にせせらぎがあって、自然いっぱいで人気があります。
■山形県庄内地方、国道7号線沿いに建っている波渡崎温泉ホテル雷屋の下の海岸から波渡崎の夕陽です。近くには波渡崎灯台があります。
■山形県米沢市にはたくさんの温泉があります。
そのうちのひとつ、姥湯温泉は道も行き止まりになっている秘湯です。途中スイッチバックで上がらねばならないほどの場所もある長い山道を走って行った駐車場の先、吊り橋を渡った坂の上に、木造2階建ての枡形屋 の一軒宿が建っています。温泉の名前は山姥から教えられたことに由来します。
ここは標高1400mの高所で、自然の真っただ中にあります。
56.8度の含硫化水素酸性緑礬泉が湧いています。内湯の他に、大日岳と薬師岳に挟まれたV字谷の底になった場所に写真のような岩造りの混浴の野天風呂があります。少し離れて女性専用の露天風呂もあります。一度は入ってみたい温泉のひとつです。
時には崖の途中でこちらを見ているカモシカに会うことがあります。そういう場所にあるため冬期は休業です。
■秋田県と山形県の県境に聳える鳥海山にある奈曽渓谷です。正面最奥部に頂上の見える鳥海山は東北地方では燧ヶ岳(標高2,356m)に次ぐ2番目の標高で2,236mあり、日本海に裾野を流し込む成層火山の姿で、出羽富士という別称があります。最近では1974年に噴火しました。9つの登山口がありますが、写真はそのひとつ鳥海ブルーラインで走った最高所に鉾立から登る象潟口ルートの展望台から眺めた奈曽渓谷です。奈曽渓谷の上部には七五三掛という雪渓があります。

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