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日本観光情報<日本の旅と温泉>コミュの■ 04【宮城県】私の観光地情報。

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■ 自分で行ったことのある観光地の情報を、自分の言葉で書き込みするトピです。情報誌的情報や、美味しかった店、お土産、穴場の道などを書き込んで下さい。

コメント(44)

■宮城県の温泉4

秋保温泉郷 

●所在地
仙台市太白区秋保町
●交通東北道仙台南ICからR286で8km、15分。あるいは東北道仙台宮城ICからR48、錦ヶ丘経由で13km、20分/仙台駅から秋保温泉行きバスで50分、秋保温泉湯元駅下車
●問合せ
秋保温泉郷観光案内所/022-398-2323
●秋保温泉は、飯坂・鳴子とともに奥州三名湯のひとつでもあり、かつては兵庫の有馬温泉、愛媛の道後温泉とともに日本三名湯に数えられていた。古墳時代後期、第29代欽明天皇の頃(539〜571年)開湯されたという長い歴史をもっている。当時、天皇が疱瘡を病み、治療を試みたが、効なく病床に伏していたとき、この秋保の湯を搬送し、入浴したところしばらくして快癒、天皇は喜び「覚束な雲の上まで見てしかな鳥のみゆけば跡はかなしも」と「名取の御湯」と掛け言葉の歌に詠んだといわれ、その後も、大和地方に秋保温泉の効能は伝わっていた。以後、皇室の御料温泉として扱われ、西暦1200年前後には、信濃・犬養と並び「日本三御湯」と称された。「名取」から秋保に名前が変わったのは、平安時代にこの地を治めていた「藤原秋保」という人物に因む説、秋保にある大滝の、滝・急流の意のアイヌ語の「アボ・アッポ」から変化したとう説などがある。「古今和歌集」などには既に「秋保の里」と詠まれている。その後、伊達家の入湯場となり、代々の肝煎・佐藤家が湯守役を継承して、湯治に歴代の藩主が訪れていたという。源泉の数は全部で21箇所、24〜60度の弱食塩泉と単純泉が湧き、一般的適応症の他、創傷・皮膚病・腰痛・貧血に効く。単純泉に名湯が多くあるが、ここも例外ではない。共同浴場が「御湯碑」のある泉明寺の隣にある。
秋保温泉は仙台の市街地からも車で30分ほどと近く、そのアクセスの良さから作並温泉とともに仙台の奥座敷的存在になっている。集客力・規模においても県内トップクラスで、首都圏にも名前を知られ、各種の会合に対応できるようにパブリック施設の充実した温泉地になっている。周囲は山に囲まれた盆地のような地形で、地内にある名取川上流部の奇岩・怪岩が続く磊々峡も見どころのひとつ。四季折々のうつろいを感じながらのんびりと過ごすことができる。近くには秋保工芸の里や秋保大滝・磐司岩といった佳景があるのも魅力だ。

秋保温泉郷には、神ヶ根温泉、鴻ノ巣温泉、二口温泉もある。
秋保温泉の西にある神ヶ根温泉は、明治中期に草刈りをしていて偶然発見され、湯治宿として開業した。1995年に新館が完成してから利用しやすくなったが、旧館も風情がある。26〜28度の弱アルカリ性の単純泉が湧き、リウマチ・機能障害・アトピーに効果があり、療養にいい。
名取川の対岸、橋を回りこんだところにあるのが、鴻ノ巣温泉の元湯、新湯の2軒の自炊宿。ここには26〜60度の塩化土類食塩泉が湧く。宿の前に川が流れていてのんびり過ごすにはぴったりのところ。
二口街道をしばらく西に進むと、秋保大滝から車で5分ほど過ぎた先に二口温泉がある。以前は2軒あったが今は磐司山荘の1軒宿になっている。ここは23〜32度の石膏泉が湧き、男性用には桧、女性用には岩造りの湯舟がある。二口温泉は大東岳(1336m)への登山口も近くて、登山者にも人気がある。その先は磐司岩を過ぎて、二口峠で山形県に入り、山寺へ抜ける。
■宮城県の温泉5

作並温泉

●所在地
仙台市青葉区作並
●交通
仙台宮城ICからR48で28km、40分/仙台駅から仙山線で作並駅、30分
●問合せ
作並温泉観光案内所022-395-2052
●仙台市のシンボルとして長く愛されている清流、広瀬川沿いにR48を関山峠・東根方面に走って行く。ニッカウヰスキーの仙台工場を過ぎると、間もなく国道傍に親子3本のこけしが見えてくる。宮城四大こけしのひとつ、作並こけしの歓迎塔のモニュメントだ。そしてほどなく国道沿いながら深い緑の中で湯煙を上げる作並温泉に到着する。ここまで東北道仙台宮城ICから20kmほどだ。
作並温泉は養老5年(721)元正天皇の頃に、全国を行脚していた僧・行基が谷底にある源泉を発見したと伝えられている。あるいはまた文治の役(1189)の時、奥州平泉の藤原氏を討つ源頼朝が、この地を通過した際、矢で傷を負った鷹がしばし湯浴みをして飛び去ったのを見て、自らも入浴、その効能を知り、兵馬もここで休ませたのが始まりという伝説もある。いずれ作並温泉随一の老舗宿、岩松旅館の祖・岩松喜惣政が藩主伊達斉村の許可を得て寛政8年(1796)に元湯を開いたのが温泉としての歴史が始まり。その後の温泉街の発展の礎を築いた。当時、湯舟まで9折97段の石段を設けたといわれる。源泉は滝湯・鷹湯・目湯・新湯・河原湯の5湯口が古湯としてあり、その後、安政元年(1854)に山形の僧秀泉が鶴湯・岩亀湯の2つの源泉を発見、この他、神の湯・佐倉湯を加え、現在全部で、いずれも川床に13箇所の源泉があり、43〜57度の単純泉と含食塩芒硝泉が湧出している。湯ざめしにくい肌ざわりのいい湯は貧血症・関節痛・神経痛・皮膚病・胃腸病などに効く。
現在、作並温泉の宿は9軒で、多くがR48沿いに集中している。アクセスの良さから企業関係の保養所も数軒ある。近年、日帰り入浴専門施設も誕生した。渓流の傍まで長い階段で降りていく情緒ある露天岩風呂のある岩松旅館、近年露天風呂と客室を改装し計4つの露天風呂を持った一の坊、ボウリング場など遊びのアイテムいっぱいのリゾートホテルであるグリーングリーンという大型の宿3軒と、中小の和風旅館から成り、温泉街全体も、どこかのどかな雰囲気だ。共同浴場はないが、宿で日帰り入浴を受け付けているので利用したい。特に一の坊の、夜22時まで入浴可能な日帰りシステムは館内の大根茶屋ともどもおすすめ。来仙し、市内のホテルに泊める場合でも、このお風呂で旧友を歓迎するというのも粋。作並温泉地内には伝統こけしを実演販売しているこけし店もある。
作並温泉付近は自然にも恵まれ、落葉する広葉樹が多く、新緑・紅葉の頃はことのほか美しい。広瀬川を遡れば渓流釣りが楽しめるポイントもあり、下流には鳳鳴四十八滝という大小無数の流れ落ちる滝の名所、また近くにはニッカウヰスキー仙台宮城峡工場や定義如来など観光スポットも数多い。なお、作並温泉を流れ下った鳴合峡谷に鳴合温泉河鹿荘がある。
■宮城県の温泉6

遠刈田温泉

●所在地
刈田郡蔵王町
●交通
白石ICからR457で12km、20分/白石蔵王駅から遠刈田温泉行きバスで50分、終点下車
●問合せ
遠刈田温泉観光案内所0224-34-2725
●以前は「湯刈田(=とうがった)」ともいわれていた遠刈田温泉は、蔵王連峰を西に望む標高300mほどの平原地帯にある。温泉地内を松川が流れ、温泉街を形成する中心部は、その北岸に位置している。遠刈田温泉には、今から800年ほど前温泉の背後にある岩崎山(籠山)で金を掘っていた金売橘次が湧出している湯を発見したという伝説がある。その後、慶長6年(1601)に正式に開湯された。46〜68度のラジウム分の多い含食塩芒硝泉が湧き、切り傷や火傷、慢性消化器病などに効果があり、遠刈田温泉は、古くは蔵王山にある蔵王権現信仰登拝の湯治宿として栄えていて、修行者が精進落としに利用したという。現在ではこの宮城蔵王エリアの宿泊基地にもなっている。遠刈田温泉の湯神・刈田嶺神社の前にある新しい共同浴場、旅館・商店・土産物屋・こけし工房も数本ある温泉街の通りのあちらこちらに点在している。もうひとつの共同浴場
・壽の湯も少し離れてはいるが地内にある。また温泉街の最北にある旅館三治郎に隣接して、日帰り専門の湯の里も営業している。共同浴場は町民の利用が多く、毎日夕食前の17時ころが一番混み合っている。遠刈田温泉は家庭的な旅館から高級リゾートホテルまでさまざまなタイプの宿が中心部に、そして松川沿いに数軒、その西側の林間に和風旅館・公共宿、エコーラインへ向かう道筋の大型リゾートホテルなど合わせて20軒の旅館・ホテルがある。またその他、えぼしスキー場に行く途中にペンションビレッジ、その他にも点在する形でペンションが計30軒近くあって、温泉が引湯されているところもある。

なお、蔵王町の平沢地区の林間に明治元年に創業し、今でも趣きのあるたたづまいをした鎌倉温泉がある。温泉の開湯はもっと前で、25度の単純泉を薪で加熱している。木造2階の建物は田舎のふるさとの家のよう。

宮城蔵王エリアには遠刈田温泉近くに宮城蔵王こけし館・新地こけしの里・野鳥の森、ハートランドという牧場の七日原高原・蔵王ミンク毛皮館、山形蔵王へ全長26キロのドライブルートであるエコーラインと頂上の尾根にあるお釜などのビューポイントがたくさんある一大レジャーゾーンになっている。
■宮城県の温泉7

宮城蔵王エリア(遠刈田温泉を除く)

●所在地 
柴田郡川崎町・村田町
●交通
青根温泉へは遠刈田温泉から車10分。白石蔵王駅から遠刈田温泉行きバスで50分、終点下車、青根温泉行きバスに乗り換えて13分、終点下車/峩々温泉は遠刈田温泉から車で20分。あるいは遠刈田温泉から送迎車で20分/笹谷温泉一乃湯は山形道笹谷ICからR286を川崎方向に1km。仙台駅から宮交バス川崎行きで60分、川崎中央下車、車15分/金山温泉は山形道宮城川崎ICから車5分、宮城交通川崎行き釜房ダム下車、徒歩20分、碁石バス停から送迎/谷山温泉松楓荘は東北道村田ICから県道14号利用、車5分
●問合せ
青根・峩々温泉観光協会0224-87-2204/笹谷温泉一乃湯0224-84-5626/金山温泉支倉温泉0224-84-2509/谷山温泉松楓荘0224-83-2427
●青根温泉は、遠刈田温泉からR457を5キロほど北に走った花房山の中腹、標高6〜700mの高所にある温泉地。北西南の三方を蔵王連峰に囲まれ、唯一開けた東側は遠く、仙台市・松島・牡鹿半島までも眺められる眺望抜群の地である。享禄元(1528)、あるいは天文年間(1532〜54)に地元の農民がアオヌキという木の皮を採取するために山に入っていた時、1本の老樹の根元から立ち上っている湯気を発見したといわれている。青根の名称もここから出た。ここはかつて仙台藩の御殿湯として栄えた湯で、面白い伝説がある。その昔、三階滝の滝壺に大蟹が棲んでいて、その内狭くなったので上流にある不動滝に移りたくなった。そこには大鰻が棲んでいたので、無理にこれを我がものにしようと蟹は鰻に決闘を申し込んだ。鰻は年老いていて自信がないため遠刈田の新地の里に住む政治郎という猟師の力を借りようと娘に変身して頼み込んだ。政治郎は承知して、闘いの当日不動滝に出かけた。しかし時既に遅く鰻は蟹に胴体を3つに切られ、頭部は青根に、胴体が峩々に、尾部は遠刈田に流れ着いたという。その後、それぞれの地に温泉が湧き、青根温泉は頭痛・ノイローゼに、峩々温泉は胃腸病に、遠刈田温泉は足腰に効くようになったという。
青根温泉の源泉は大湯・新湯・御殿湯など7箇所あり、泉質は無色透明・42〜73度の弱アルカリ性の単純泉で、リューマチ、神経痛、冷え性、胃腸病、眼病などに効く。温泉街は10軒の旅館がほぼ一箇所に固まっている。中でも湯元不忘閣はかつて青根御殿と呼ばれ、伊達政宗初め、歴代の藩主たちがたびたび訪れていたという歴史を持つ。残念ながら当時の建物は焼失してしまったが、昭和7年、再建され、当時の雰囲気を伝えながら、現在、中庭に資料館として開示されている。また敷地内には伊達騒動で知られる原田甲斐が植樹した樅の木も残されている。青根温泉で唯一道路の東側にあって眺望に最も恵まれている青嶺閣も、露天風呂と部屋の眺めが抜群の宿。浴室などにかつての湯治時代の雰囲気を残している。近年、歌人の与謝野晶子、作曲家・古賀政男もこの地を訪れている。

峩々温泉は蔵王エコーライン旧料金所付近から案内板に従って、山の縁に沿った道を下って行くと、やがて谷間に見えてくる。青根方面からは紅葉台を経て15分ほどだが、道が破損しやすく通行止めのことも多い。標高は850mで、濁川が宿の傍を流れている。峩々温泉は明治2年に竹内時保という人が発見し、同9年に開業した。今はその子孫が宿を守る。峩々温泉は山の宿としての矜持を保つため、宴会やカラオケ、麻雀などは禁止、団体受付もしていない。58度の含芒硝重曹泉の湯は、古来から、大分県の湯布院温泉(あるいは湯平温泉)、群馬県の四万温泉と並んで胃腸病に効く日本三名湯として知られている。入浴時、胃の辺りに湯を掛ける方法はユニーク。糖尿病や火傷、動脈硬化症などにもいい。特に飲泉は内臓系への効果が顕著だ。男女別の内湯と混浴の露天風呂、家族風呂、それに日帰り専用の浴場もある。ボンネットバスを所有していて、送迎や、たまには蔵王山頂への星空ツアーを行なっている。

青根温泉の北、川崎町の北西部にある笹谷温泉は、R286沿いにある1991年開業の鉄筋2階建ての、新しい一軒宿の温泉。地下1030mから湧出する芒硝鉄泉は高血圧に良い。飲用では特に糖尿病・貧血症・肝機能障害・消化器系に効き、販売もしている。湯治用には一般客室を使用しているが3泊以上で割引になる。浴場には源泉風呂・石灰華風呂・超音波風呂・臥せ風呂・露天風呂の5つの浴槽がある。露天風呂は釜房湖に注ぐ北川に面していて眺めがいい。

また釜房湖北岸の道路からわずか山側に入ったところにある金山温泉支倉旅館は、情緒ある昭和初期の建物で、美肌効果のある含石膏食塩泉が湧く。36度の源泉浴槽と、40度に加熱して浴槽の2つを使用している。

そしてダム堰堤のすぐ傍にあるのが釜房温泉さくら亭。99年にリニューアルオープンした。泉質は含鉄泉二酸化炭素泉。

少し仙台市に近づくが村田町に谷山温泉松楓荘もある。のどかな田園地帯に硫酸塩泉が湧く。隣接してプールがある。

 
■宮城県の温泉8

鎌先温泉

●所在地
白石市鎌先温泉
●交通
東北道白石ICからR4・県道254経由で8km、10分/白石蔵王駅からバス20分、鎌先温泉下車 
●問合せ
白石観光案内所0224-26-2042
●鎌先温泉は、南蔵王の山襞に包まれた白石市郊外の小さな温泉地。県道南蔵王白石線からわずかはずれた狭い坂道に沿って4軒の宿が屋根が触れ合うほど近接して並んでいる。少し離れて新しくできた和風旅館もある。鎌先温泉の湯の発見は古く、正長元年(1428)の開湯。地元の農民が灯貝森の辺りで草刈りをしていて偶然掘り当てたといわれている。鎌先の名前の由来はそこにあり、その鎌も湯主一條旅館に今でも残っている。古くから「奥羽の名湯」といわれていた。一條旅館も大正末期に建てられた木造4階。
鎌先温泉は白石川の支流児捨川に流れ込む沢がある谷間に当たり、周囲は深い山、孟宗竹の林に囲まれているが、全体的には陽当たりのいい場所で、各宿の部屋や浴場からの眺めが良く、冬でも雪が少なく、通年客足が途絶えない。湯治客も多く、毎朝、行商の人が小さな野菜の店を開き、夕方には鮮魚売りのトラックがやってくるなど昔ながらの風情を感じさせる温泉場になっている。温泉街には宿の他に、こけし店・土産店・居酒屋・食事処・理髪店などがあり、長期滞在するのにもふさわしい環境にある。マッサージ師もいる。湯は温めながらさらりとしていて、肌触りも柔らかさを感じる。「怪我の鎌先」といわれるほど創傷・刺傷・骨折・術後の回復など傷方面に卓効で、刺が自然に抜けたといわれるし、火傷も傷跡が残らないほど。源泉は5箇所あって、43〜48度の単純泉・含芒硝食塩泉で神経痛、リューマチなどの他、脚気・高血圧症・肝胆道炎・便秘・糖尿病にも効く。また滲みにくいので外科手術後にもいい。湯治は一般的には七日一回り。1人でも可で、自炊で1泊3500円程度、4日以上は1日が2900円と格安。一般宿泊は13000円くらいから。
地内にある温泉神社には絵馬の他に、療養に来た人がここから家に帰る際に、不要になった松葉杖、コルセットなどを、社殿の床下にぎっしり詰め込まれている。異様な光景だが、温泉の効きめを証明している。
鎌先温泉の近くには弥治郎こけし村・蔵王キツネ村・水芭蕉の森などのビューポイントがある。また、白石スキー場近く、遠刈田温泉から七ヶ宿町に向かう途中、蔵王開拓温泉がある。95年に開業して、99年からは鉄骨平屋建ての棟を増築、宿泊も可能になった。泉質は含NaCa芒硝泉。
■宮城県の温泉9

小原温泉

●所在地
白石市小原湯元
●交通
東北道白石ICからR4・113で14km、20分/白石蔵王駅からバス20分。 
●問合せ
白石観光案内所0224-26-2042
●小原温泉はR4からR113に走り、約6キロ、鮎・山女の釣りでも知られている白石川の上流部、新緑や紅葉が見事な、徳富蘇峰の命名した碧玉渓という名勝地のすぐ上に近代的なホテルが並んでいる閑静な温泉地。小原温泉の開湯は800年以上前、源義経の家来であった常陸坊海尊が陸奥への途上、白石で武芸の指南をしていた頃、たまたま小原の地に狩りをしていた際、偶然に発見したという伝説がある。
江戸時代から火傷・腫物・打ち身に効くと評判になり、特に「傷の鎌先、目の小原」といわれるほど眼病に卓効だった。湯は47〜67度の無色透明の単純泉と含芒硝食塩泉で、神経痛やリューマチなどの他、糖尿病・慢性胆嚢症・胆石・便秘・痛風などに効く。湯量は豊富で全ての宿に露天風呂がある。川沿いにかつての共同浴場を再生させた半洞窟風呂がある。またスパッシュランドしろいしというプールも設備された公共施設がある。小原温泉からさらに上流に向かうと材木岩といわれる柱状節理の絶壁が100mほども連続する奇勝地と、宮城県一の規模の七ヶ宿ダムに続く。
■気仙沼の写真1です。

<岩井崎、海の市、その2階のリアスシャークミュージアム>
■気仙沼の写真2です。

<浮見堂、商港フェリー>
■気仙沼の写真3です。

<あさひ鮨、海の市のふかひれラーメン、居酒屋ぴんぽんの鍋>
■気仙沼の写真4です。

<大島亀山リフト、大島十八鳴浜、大島休暇村のキャンプ場>
■大島汽船株式会社・大島へのカーフェリ−の時刻表・運賃表・問合せ先
http://homepage3.nifty.com/osm-kk/html/frame/frame3.htm

大島汽船株式会社・エースポートから大島への旅客船時刻表・運賃表・問合せ先
http://homepage3.nifty.com/osm-kk/html/frame/frame2.htm

なお、このサイトには、大島での磯釣り、海釣り、外洋遊覧、養殖いかだ観察、塩づくり、さんまクン作り、いか塩辛作り、トコロテン作り、アイスクリーム作り、海藻紙づくり、コンブ塩蔵、ワカメ刈り、十八鳴浜自然観察、無人島、野外炊飯、地引き網体験などの体験メニューの紹介コンテンツもある。
■マリンピア松島水族館のラッコとイルカです。
■遠刈田温泉の松川に架かる橋のこけしです。
■御衣黄の咲く場所。
御衣黄は、晩春に咲く被子植物門双子葉植物綱バラ目バラ科サクラ属サトザクラ種の品種で、学名はPrunus lannesiana Wils. cv. Gioiko <桜-里桜- 命名者Ernest Henry Wilson (1876-1930)- cultivated variety(園芸品種)の頭文字>。なおWilsonは、この他イズザクラ、カワズザクラ、ゴショザクラ、イチョウ、アズマニシキ、セツゲツカなども命名している。
御衣黄は、かつて貴人が好んで着用した鶯色の気品のある衣のこと。江戸時代初期、サトザクラとヤマザクラを交配したオオシマザクラの一種で、京都の仁和寺で最初にできた。八重桜のような12枚前後ある緑色の花弁は葉緑素から変化したもの。似たような黄色の花弁の場合は鬱金(ウコン=ターメリック)桜である。

●気仙沼市大島・ 亀山山頂付近●気仙沼市大島・大島小学校校庭●亀山から竜舞崎までの県道沿い

の他、県(都道府)内で見られる場所がありましたら、教えて下さい。
■宮城の味覚=ホヤ(海鞘・老海鼠・石勃卒・保夜)のこと。
 ホヤは現存する最も古い海の生物だともいわれています。
 ホヤは、よく、仙台を訪ねてきた客人などに、牛タンの他に、居酒屋などで、郷土料理のひとつとしてすすめるメニューになっている食材の一つです。
 ホヤは、東北地方、といっても、宮城県金華山以北の、三陸海岸で主に獲れるものだからです。よく見るのは「マボヤ」というもので、北海道では「アカボヤ」という種類が生息しています。いずれにしても、関西以西ではほとんど見られません。
 このホヤは新しさを損なうと、途端に美味しくなくなるため、生産地以外で生のホヤを食べた時、「ホヤは不味い」として、全く敬遠されています。
しかしホヤは、新鮮であればあるほど、潮の香りがして、独特の苦味と、軽い甘味があります。酒の肴にぴったりです。 
 ホヤは、漢字で「海鞘、海のさや」「老海鼠、老いた海の鼠(ナマコ)」「石勃卒」あるいは「保夜、夜を保つ)」などと書きますが、最後の「保夜」はもちろん当て字です。でも、そのように表現されるほど、栄養がある食べ物なのです。「海のパイナップル」「海のミルク」ともいわれるホヤは、体を動かすエネルギー源であるグリコーゲンがカキの2倍、しかも、冬の時期のホヤに比べて夏は8倍ものグリコーゲンが含まれています。肝臓病や夏バテ、糖尿病などに効果があります。
 面白いことに、このホヤは、根が生えて、岩などにくっついていますが、幼虫の頃は、本当にメダカのような格好で泳いでいて、ある時期、海中の岩にピタッと定着して、それからはそこに固定し成長していきます。養殖の場合は、収穫までに4年ほどかかります。
 薫製加工のホヤもありますが、「新鮮なホヤ」は、やはり、海辺で獲ったばかりのものを食べるのが最もいいということになります。
■宮城県大崎地方の地名の話。
各地には、歴史上の支配者に由来する地名がある。
宮城県大崎地方は、足利一門で、南北朝時代の奥州管領・斯波氏の一族であった大崎氏の支配した地。最後の当主13代義隆は豊臣秀吉時代の人。大崎氏の傘下には黒川、宮崎、一迫、古川、四釜、中新田、米泉の各氏、その他、氏家、伊庭野、内ヶ崎氏などもいた。これらが現在の地名の由来になっている。
また、仙台市青葉区にある大崎八幡宮(旧大崎八幡神社)は、伊達政宗が大崎にあったものを現在地に遷座したもの。
■2008.11.23の大銀杏。
■仙台市宮城野区銀杏町にある大銀杏です。これは13;23の撮影。敷地内には八幡神社もある。1枚目の赤い鳥居はそれ。2枚目は真下からのショット。それから、銀杏の下部は気根がそれなりに下がっている。
■2009.2.1竹駒神社と金蛇水神社へ。
■前日の積雪が陽に溶けまくっていた日曜の午後、岩沼市の竹駒神社と金蛇水神社にお参りに行く。
竹駒神社は、842年の創建。倉稲霊神、保食神、稚産霊神の三神を祀っている。広い境内には立派な参集殿などの建物の他、参道には向唐門、随神門が続く。
ここは、笠間稲荷神社(茨城県笠間市)、豊川稲荷神社(愛知県豊川市)、千代保稲荷(岐阜県平田町)、伏見稲荷神社(京都市)、瓢箪山稲荷神(奈良県新庄町)、最上稲荷(岡山市)、祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)と並んで日本三大稲荷に数えられている。三大なのにたくさんあるのは、各社がそう主張しているから。
岩沼市の山の手にある金蛇水神社は、水速女命。金運、商売繁盛、海上安全などに御利益がある神社。本殿に向う石造りの太鼓橋の下には勢いよく疎水が流れている。写真を撮影していたら幣を持った神主さんから「ご苦労様」と言われて清々しかった。なお、真向かいにはシーズンには賑わいをみせるぼたん園がある。
<pho1は竹駒神社本殿、 pho2はハナトピア岩沼のレストラン、pho3は金蛇水神社本殿>
■仙台市の定禅寺通、三越百貨店の斜向いに、「ゼルコバ」という店がある。
正確にはゼルコーバ・グリムというのか?
店員さんがかわゆくて、親切。
ブレッドも美味しいらしい。
仙台市若林区の卸町センターにも、レストランゼルコバというのがある。
正確には(株)ウェルネス伯養軒レストランゼルコバという。

このゼルコバ=ZELKOVAというのは何?ってわけで、
ゼルコバ定禅寺通り店のかわゆい店員さんに訊いてみた。
「けやき」のことだった。
定禅寺通にはけやき並木があり、店名にはふさわしいかとも思える。いま、このけやきは「SENDAI光のページェント」で毎晩、光っている。
けやき・欅は、楡科の樹木で、学名はZelkova serrata。serrataとうのは、「鋸歯のある」という意味。宮城県の他、福島県、埼玉県でも県の木になっている。
ゼルコバは英語らしいが、どうもロシア語っぽいと思っていたら、ある会社のホームページにも「ロシア語でけやき(欅)という意味です」とあった。どちらが本当?どちらも本当かも知れない。
まぁ、各地で使用されている名称ではあった。
<pho1.2は、ゼルコバ定禅寺通り店の外観と、店内。pho3は、SENDAI光のページェント>
■2009年12月末、晴。秋保温泉に行く。
■秋保温泉は、飯坂・鳴子とともに奥州三名湯のひとつでもあり、かつては兵庫の有馬温泉、愛媛の道後温泉とともに日本三名湯に数えられていた。古墳時代後期、第29代欽明天皇の頃(539〜571年)開湯されたという長い歴史をもっている。当時、天皇が疱瘡を病み、治療を試みたが、効なく病床に伏していたとき、この秋保の湯を搬送し、入浴したところしばらくして快癒、天皇は喜び「覚束な雲の上まで見てしかな鳥のみゆけば跡はかなしも」と「名取の御湯」と掛け言葉の歌に詠んだといわれ、その後も1200年前後には、信濃・犬養と並び「日本三御湯」と称された。「名取」から秋保に名前が変わったのは、平安時代にこの地を治めていた「藤原秋保」という人物に因む説、秋保にある大滝の、滝・急流の意のアイヌ語の「アボ・アッポ」から変化したとう説などがある。「古今和歌集」などには既に「秋保の里」と歌われている。その後、伊達家の入湯場となり、代々の肝煎・佐藤家が湯守役を継承して、湯治に歴代の藩主が訪れていたという。源泉の数は全部で21箇所、24〜60度の弱食塩泉と単純泉が湧き、一般的適応症の他、創傷・皮膚病・腰痛・貧血に効く。単純泉に名湯が多くあるが、ここも例外ではない。共同浴場が「御湯碑」のある泉明寺の隣にある。
秋保温泉は仙台の市街地からも車で30分ほどと近く、そのアクセスの良さから作並温泉とともに仙台の奥座敷的存在になっている。集客力・規模においても県内トップクラスで、首都圏にも名前を知られ、各種の会合に対応できるようにパブリック施設の充実した温泉地になっている。周囲は山に囲まれた盆地のような地形で、地内にある名取川上流部の奇岩・怪岩が続く磊々峡も見どころのひとつ。四季折々のうつろいを感じながらのんびりと過ごすことができる。近くには秋保工芸の里や秋保大滝・磐司岩といった佳景があるのも魅力。?
<pho1温泉街の真ん中にある共同浴場、pho2伝承千年の宿佐勘、pho3篝火の宿緑水亭ですよ>。
■[宮城県の廉価な宿]
お勧め度★★★☆☆●仙台市郊外秋保温泉郷・鴻巣新湯
お勧め度★★★★☆●鳴子温泉郷・鳴子・まるみや旅館(素泊り3200円)
お勧め度★★★★☆●南三陸町歌津・平成の森
お勧め度★★★★★●鳴子温泉郷・川渡温泉、藤島旅館(素泊り2850円)
お勧め度★★★★☆●加美町・中新田交流センター 
0229-63-3113 元鳴瀬小学校を利用した木造の建物。バストイレ付き洋室2室、和室7室。1泊2食4400〜5400円(小人3400〜4900円) 、月曜・祝日の翌々日・年末年始休業
お勧め度★★★★☆●南三陸町志津川 さんさん館 
0226-46-5633 1泊2食5800円(小人4800円) ・1泊朝食3800円(小人2800円)、休前日、1000円加算。本吉郡志津川町入谷字山の神平10-1
■2010.4.25。仙台市農業園芸センターへ。
■2010.4.25快晴。前日テレビでイベントを開催中という報道がなされていたので、午前中、すぐ近くにある仙台市農業園芸センターに行って来た。客は多かったが、果樹、花卉、野菜など出品は思ったほどでもなく、見物のみしてきた。
赤と黄のチューリップが咲いていた。
■国道113号線七ヶ宿街道にある地蔵様。
写真1は昔の奴、背景にいる人は旧街道を歩いている。
写真2は最近の地蔵様。信心深い人の手によるだろうかぶり物をしています。
■「自分の結婚式で配りたい、センス良いわ!と喜ばれるだろう引き出物の全国のお菓子+郷土料理」宮城県版

○「仙台味噌」○「仙台駄菓子」○「ずんだ餅」○白謙、粟野の「笹かま」○井ヶ田喜久水庵の「喜久福」「抹茶クリーム大福」「生クリーム大福」「ほうじ茶クリーム大福」○ふじや千舟の「支倉焼」○「白松が最中」○寿の「三色最中」○鐘崎かまぼこの「大漁旗」「いぶり笹」○阿部の「揚げ蒲鉾」、「ひょうたん揚げ」○菓匠三全の「萩の月」「伊達絵巻」「萩の調べ」「パイ倶楽部」「ふうき虎やき」「なめらかプリン」「ずんだチーズケーキ」○玉澤総本店の「九重」「霜柱」「黒砂糖まんじゅう」「ミニ黒糖まんじゅう」「無花果」「晒よし飴」○利休の「牛タン」喜助の「牛タン定食」○仙台こうれん○ずんだ茶寮の「ずんだシェーク」「ずんだプリン」「大緑富貴羊羹」○ずんだ茶寮の「ずんだロールケーキ」「ずんだプリン」○「ずんだプリッツ」○「ずんだ饅頭」○「ちゃせご餅」○榮太楼の「極上なまどら焼き」○「みちのく煎餅○「仙台麩」○「小茄子の漬物」○「長ナス漬け」○「七夕漬け」○仙台駅「むぅ」豆腐が入った蒲鉾○カウベルの「天使のフロマージュ」○KENZOの「コキー」○ 「楽天イーグルス関連」○果物のいたがきの「フルーツBOX」○「ずんだじゃがり」」○「とうふかまぼこ」○「仙台みそケーキ」○銀のりぼんの「好きです仙台」○「仙台伊達正宗クッキー」○「支倉ロール」○「くるみゆべし」

気仙沼「ふかひれスープ」○「ホヤの一夜漬け」○「油麩(仙台麩)」○石巻ラシェールの「蔵王プリン」○桃生町の「きび団子」○一の蔵の「すず」○松島町の「カキ」○こうれん屋「松島こうれん」○大久保製菓の「黒ごろもかりんとう一斗缶」○岩出山「凍豆腐」○鳴子温泉玉子屋の「くるみ入りのわらび餅」○餅処深瀬「栗だんご」○「シソ巻き」○「こけし」○おおくぼのかりんとう○白石市「足軽まんじゅう」「ゆべし」白石市たかじんの「白石道中」「白石うーめん」○フロム蔵王の「杏仁豆腐」「プリン」○蔵王町森の芽ぶき屋たまご舎の「ぷりん」「バウムクーヘン」○蔵王の昔飴本舗の青梅飴「うめ輝らり」○「蔵王チーズ」○直江商店」の「おとうふかまぼこ○かまぼうの栗○大沼製菓の「きびだんご」○しそ巻きらっきょう○はらこ飯

○「冷やし中華」○「ほっき飯」○「気仙沼ラーメン」
■2011年1月22日の気仙沼港。
■晴れた気仙沼の港。釣り人がワカサギ釣りをしていた。結構次々に釣れていた。
その近くで、係留されている船の群れ。
根室漁港所属の船も多かった。
出港しようとしている船であろう、飲食店からと思われる祝儀の品が船のテーブルに積まれていた。
大漁旗が掲げられているのは、出航の合図か?
また他の船も、乗組員が段ボールから出して、たくさんの食料を積み込んでいた。
船の先頭にある魚見台も大漁を決意しているようであったぞよ。
■気仙沼の中心街で見かけた、味のある建物にあった看板です。
■気仙沼市役所近くにあるなまこ壁の蔵です。
個人の蔵でしょうけど。港町情緒のひとつですね。
同じ港町の西伊豆松崎町には多く見られますが。
気仙沼の町にはまだあるのかな。
■魚町屋号通りの角にある佐々木金物店です。
■2012年、仙台の七夕が始まりました。これは1日目の夕方の一番町アーケードの光景です。
■<資料>東北地方近道情報
ドライブ途中に、ショートカットすれば早く到着できるルートは各地にある。東北地方で知られている近道の情報。慣れない道でだからこそ事故と、突然の交通違反取締りには注意したいですね。文中の町村名は行政名でない場合があります。ほかにもあります?

宮城県

●東北道村田インターから遠刈田/村田インターから県道25号線を南下、見て平沢から町道に入り、湯坂から手代木を経て県道12号線のセブンイレブン横に出る。

●宮城蔵王-白石/宮城蔵王高原からは遠刈田温泉経由でなく、県道254号線で鎌先温泉経由で国道4号線の白石バイパスに出る。

●仙台-松川浦間/国道6号線でなく海側を走る県道38号線相馬亘理線を走ると通行量が少なくて走りやすい。

●松島海岸/国道45号線の松島海岸は特に夕方は渋滞する。迂回するのであれば三陸道か県道8号線利府街道→石巻街道を利用。

●松島海岸2/松島海岸中心部を迂回するのにパノラマラインを通り、さらに湯の原温泉を経て、高城に抜ける道は遠回りだが、有効な迂回路になる。

●作並-秋保温泉間/国道48号線熊ヶ根橋南の信号で国道457号線を利用して秋保支所前に出て、県道62号線二口街道を走れば秋保温泉に到着。

●釜房湖-秋保温泉/山形方面から国道286号線で釜房湖まで来てダム堰堤を抜けて県道160号線秋保温泉川崎線を利用すると秋保工芸の里に出て、15分ほど短縮できる。

●小野田-尾花沢/小野田から国道347号線を利用すると銀山温泉・尾花沢市街地が近い。宮城県側は少し狭い道があるが初心者でも大丈夫。途中に湧水の柳清水が出ている。冬期は通行止め。

●中新田-川渡温泉/国道457号線の下多田川の信号を左折、町道を道なりに進むと川渡温泉の郵便局のある道に出る。渋滞時でなくても十分使える道。

●宮城蔵王/遠刈田温泉のこけし箸を渡ってすぐの宮城蔵王こけし館の前を通る細い道を利用するとえぼしスキー場に近道になる。
■宮城県仙台市の青葉城=仙台城の入り口にある隅櫓です。仙台城は伊達政宗が徳川家康に遠慮して、本丸にあるべき天守閣を造りませんでした。しかし館のある場所全体は仙台の街を高台になっていて、断崖に守られている自然の要害で防衛に優れていました。この隅櫓は小規模ながら当時の城郭の雰囲気のある建物になっていて、観光客を迎えています。
■宮城県蔵王町遠刈田温泉から国道457号線で白石市深谷から県道51号線に入り、七ヶ宿町に向かう途中の道です。正面には不忘山。屏風山などの蔵王連山が残雪の姿を見せています。
■日本三景・松島の夕日です。松島は朝日の風景を見ることができますが、東に位置する奥松島からは、このように山に沈む夕日の風景も見ることができます。
林春斎が『日本国事跡考』に、松島を「丹後天橋立、安芸厳島と三処の奇観となす」と書いて、「日本三景」の由来となりましたが、春斎は珍しい景色=「奇観」と言っただけで、ベストとは評していません。ちなみに春斎の誕生日7月21日が「日本三景の日」。
■宮城県にある日本三景の松島は、遊覧船の出航する瑞巌寺前の風景も有名ですが、奥松島には多くの島が点在して、また違った雰囲気があります。春ののどかな光景です。
■仙台市から山形市へ行くルートのひとつに国道286号線があります。その沿線にあるのが国営みちのく杜の湖畔公園です。湖畔というのは、そこに仙台市に水を送る釜房湖というダム湖があるからです。
湖畔公園の中には、東北地方各地から集められた民家が並んだりしていて、気球試乗体験などいろいろなイベントも行われ、家族連れに人気です。春になると広い園内に花が咲き誇ります。
■宮城県大崎市から山形県新庄市へ向かう国道47号線の鳴子温泉付近にある渓谷・鳴子峡の新緑の風景です。
大深沢橋の向こうに見えるのは鳴子スキー場のゲレンデです。秋にはこの付近は見事に紅葉の名所になります。
■日本三景の宮城県松島にある五大堂はその代表的施設のひとつで、伊達政宗が造営したものです。
五大堂の名前は、厨子内に安置されている不動、降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉の五大明王に由来します。堂宇の建つ小島へ渡るにはすかし橋を渡ります。この橋は橋げたの隙間の下は海で、わざわざ足元を見ながら島へ渡るためのものです。
なお、松島は東日本大震災の際、沖の小島のおかげでこの五大堂や瑞巌寺への津波の被害は最小限に抑えられました。260の島々が盾になることを伊達政宗は知っていたかもしれません。

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