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連帯オール沖縄・東北北海道コミュのジュゴン保護団体 沖縄新基地工事の中止要求 2019年3月23日 東京新聞朝刊

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 沖縄県今帰仁村(なきじんそん)の沖合で絶滅危惧種の海獣ジュゴンの死骸が見つかったことを受け、ジュゴンの保護に取り組む市民団体などが、同県名護市辺野古(へのこ)での米軍新基地建設工事を即時中止するよう要求を強めている。 (高山晶一)
 ジュゴンは沖縄本島周辺で三頭の生息が確認されていた。今月十八日、そのうちの一頭とみられる体長三メートルの雌の死骸が発見された。頭部などに傷や出血があり、近く解剖して死因などを調べる見通し。
 「ジュゴン保護キャンペーンセンター」は翌十九日、直ちに工事を中止し、残る二頭の生息状況を調べるよう求める緊急声明を発表した。蜷川義章(にながわよしあき)事務局長(69)は、死因は分からないが、生息域が、辺野古に土砂を運ぶ運搬船の航路と重なるため「ストレスになっていたと思う」と本紙に指摘。残り二頭が最近、姿を消しているのは「間違いなく工事の影響」と話した。
 公益財団法人「日本自然保護協会」も十九日、新基地建設に関する作業の即時中断と、残る二頭の保護を求める意見書を安倍晋三首相らに送った。この意見書も、死んだジュゴンは、生息域からすれば「土砂運搬船の影響を受ける可能性もあった」と指摘した。
 「北限のジュゴン調査チーム・ザン」の鈴木雅子代表(69)は、ジュゴン維持の要だった雌の死は「残念」と本紙に語った。沖縄では、垂直離着陸輸送機オスプレイの飛行や、海中での不発弾処理も含め「ジュゴンが生きていく環境が悪化している」と警鐘を鳴らす。
 玉城(たまき)デニー知事は十九日の首相との会談で「ジュゴンの死亡原因を究明する意味でも一カ月くらい話し合う時間をつくってほしい」と工事中断を求めた。
 これに対し、菅義偉官房長官は二十日の記者会見でジュゴンの死に関し、防衛省が情報収集していると説明する一方、工事を「引き続き自然環境や住環境に留意して進めていきたい」と述べた。岩屋毅防衛相も二十二日、新たな海域への土砂投入を予定通り二十五日に始める意向を示した。

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