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統合失調症から回復した人の話コミュの統合失調症のまとめ〜植物症状態からの回復〜

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 今回は、私たち精神障害者より更に重い脳の障害である、植物症状態からの回復についてお話しします。参考本は「脳の力大研究〜人生を豊かにする脳活用法〜」著 林 成之 出版 産経新聞社の本です。私は今まで読んだ本とこの本を合わせて、統合失調症についてかなり理解できたと感じました目がハート皆さんも良ければ参考になさって下さいぴかぴか(新しい)では、いつものように統合失調症に関係のある場所だけ抜き出しますバッド(下向き矢印)

 この本の著者の林先生は今では有名なさくらんぼ脳低温療法さくらんぼのパイオニアで、多くの植物症患者を重い脳の障害を残さずに救ってきたプロの医者です。彼は植物状態の患者が昏睡状態でも周りの状態をわかっている時がある事を多くの回復した患者から聞き、また性格が暗く考え方が後ろ向きの患者、家族が冷淡であまり声をかけてもらえない患者、周囲の人とのコミュニケーションがうまく計れない患者は明らかに知能障害や植物症からの回復が難しい事を疑問に感じ、ついにその原因を突き止めましたexclamation

 今まで植物症は脳の広範囲に障害が起こる事で発生すると考えられてきましたが、脳のCT画像を分析した結果そうではなく、知能や心の回復が見られない植物症患者の海馬回と扁桃核(←上写真参照グッド(上向き矢印)松澤大樹先生が精神病患者に等しく傷があるとした部位と同じ電球詳しくは「松澤大樹先生の話」トピック参照→http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=55685315&comm_id=5105402)の二箇所に陰が出来ている事を発見しました。この二つに障害が起こると、脳内の情報伝達システムが機能せず、知能と心と意識の障害が発生します。それを防ぐため、知能障害・植物症防止の急性期治療法は、
 1グルタメート放出防止
 2ドーパミン過剰放出防止←脳低温管理して過剰放出を防止する。これをすると知能障害と心の障害が極めて少ない。何故ならドーパミンがストレスで過剰に放出されると、毒性の強いOHラジカルを発生し、海馬回の神経細胞を長期に興奮させ海馬回が選択的に壊れてしまい、植物症に至ってしまうから。(統合失調症の、ドーパミン過剰説にぴったり当てはまりますね電球
 3ラジカル損傷防止
です。脳低温療法をすると多くの患者が昏睡状態時に周囲の状態がわかっていると言い出したそうで、意識障害の判定にはこれまでの外意識(=大脳皮質の働きの事。呼びかけや痛みの刺激などには反応する)だけでなく内意識(=海馬回や扁桃核などの、外からの刺激を必ずしも必要としない感情の器官)の検査が必要になってくるそうです。

 次に実際に人間に心が生まれる仕組みである、さくらんぼ心=内意識=A10モジュレータ・ニューロンさくらんぼについてお話しします。A10モジュレータ・ニューロンとは元々ドーパミンA10神経群の別名で、脳内に情報が入ると必ずこの神経群を情報が通り、心を形成するモジュレータ(調節)機能を持っている為林先生が命名した造語です。ドーパミンA10モジュレータ・ニューロンは、
 1海馬回:学習と短期記憶
 2扁桃核:喜怒哀楽や身の危険を判断
 3視床下部:自律神経機能と関連しながら意欲や集中力を高める
 4側坐核:好き嫌いや愛情の中枢
 5尾状核:感動する感動中枢
 6嗅結節:匂いの好き嫌いを判断
 7前頭連合野:思考・判断の機能
 8リンビック・システム:衝動表現
 9小脳:運動機能バランス
 で形成されていて、ここに神経伝達システムにより情報が入る事により心が発生するのです。これでドーパミンを丁度良く使う人程(性格が前向きで明るい傾向がある)、植物症や知能障害からの回復が早い事が裏づけられました。

                さくらんぼ独語についてさくらんぼ
 しかし、林先生はドーパミン値が高いが植物症になっているケースがある事も疑問に思っていました。この時の患者は訳のわからない事を喋っている事が多いそうですexclamationこれは精神病患者の独語と一緒ですね電球私も訳わからない事を急性期に喋ってましたあせあせこの独語が発生する仕組みは患者の髄液圧の測定と髄液の流れ具合の検索により判明したそうですわーい(嬉しい顔)このような患者は髄液中のドーパミンだけではなく、他の神経伝達物質(セロトニン、アドレナリンなど)の値も高いのです。脳が広く障害された為脳がやせてきて、脳の髄液の流れが悪くなっているにも関わらず脳圧がそれほど高くならないのでいろんな神経伝達物質が溜まってしまう。すると、脳室に溜まった神経伝達物質は、脳の実質の方へしみ込んでいって、神経細胞の周りに色んな神経伝達物質が増えていく。神経細胞は本来持っている1つの神経伝達物質による機能を維持することができなくなり、混乱状態になって脳の蠍座機能統合蠍座ができない状態が起こるという訳です目がハートやっとここで蠍座統合失調症蠍座の言葉の意味が掴めてきたような気がしましたわーい(嬉しい顔)

           さくらんぼ精神病・知能障害のリハビリさくらんぼ 
 私は精神病患者の扁桃核障害だけではなく、さらに重い海馬回も障害されかかっている植物症患者さん達が脳低温法とリハビリにより回復していく過程を読み、本当に希望をもらえました目がハート精神病・知能障害のリハビリ方法は、やはり上に書いてあるA10モジュレータ・ニューロンを鍛える事にあるexclamationと考えられます。対人関係が好きな人、勉強が好きな人は上の18から鍛えたら良いし、それが苦手な人は9の小脳:運動バランスから鍛えたら良いのではと考えられます。これで松澤大樹先生の「運動説」の裏づけもできたのではないかと思います。どれから鍛えても、この9つは全てドーパミンを丁度良く使うという事に変わりないのですが、精神病患者はコミュニケーションが苦手な場合が多い為、私は運動を薦める説にも一理あると感じましたわーい(嬉しい顔)具体的には上の写真の2・3枚目と以下にまとめますが、更に詳しく知りたい方は著書をご覧下さい電球

 ハート達(複数ハート)性格とA10モジュレータ・ニューロン:人間の性格は血液型で決まるのではなく、脳内のどの神経伝達物質を多く使っているかによって決まります。セロトニンを伝達物質とする神経群を多く使っている人は安静、安心の作用機序がある為、行動は慎重で癒し系の性格になります。エピネフリン系を多く使っている人は、血圧が上がりやすく活発で行動的な性格で、闘争心が強く妥協しない行動をとります。これに対して、ドーパミン神経群を多く使う人は、性格が明るく前向き思考の行動をとりやすくなります。うつ病はセロトニンが足りていない為に起こるとされています。統合失調症もうつ病も、元々は脳の神経伝達物質の異常であるにも関わらず、社会の認知度には差がありすぎると感じます。この事はきちんとうつ病と同じように統合失調症の情報を正しく発信していける社会作りを目指さなければならない事を示唆していると思います。   
  
 ハート達(複数ハート)栄養について:脳の老化を防ぐ為にはやはり栄養も大切です。暴飲・暴食はしない、脳に良い栄養をとる事を大切な自分自身の為に気遣ってください。参考:「栄養についてPART?」トピックhttp://mixi.jp/view_bbs.pl?id=56789471&comm_id=5105402

             電球病気の再発について電球
 統合失調症が再発しがちな訳は、扁桃核が障害されている為、脳内神経物質が過剰に出すぎてしまう為だということを今回理解された事と思います。そしてドーパミンが出過ぎると脳に異常が起きるという事も。うつ病が薬がキれて統合失調症がキれない理由はここにあると思います。植物症の急性期治療法の段でまとめていますが、ドーパミン過剰放出を初期の段階で防止すると脳の知能が保たれるとあります電球私はドーパミンを薬で抑える事が必要ならば薬を飲み続ける事は必要なのではないかと感じます目がハートそしてそれが、私の体の個性であるとも感じます目がハート

 一番怖いのは病気が再発して、脳にまたさらにダメージを残す事だと、今回この文をまとめていて感じました目がハート

 私は薬がある今の時代に生まれて本当にLuckyだったと、やっと感じる事ができました目がハート

 願わくばリハビリと服薬を続ける必要のない万能薬が後の世で生まれる事を祈ります…ぴかぴか(新しい)

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