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江戸文化歴史検定合格「猫の穴」コミュの副読本の選び方について!

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 さてテキストを一度は読んだ方ならこれだけでは不十分ではないのかと心配されていると思います。
 知人たちと勉強していると「問題はここからとったな!」なんてことがままあります。

 テキストだけで一番足りないことは何でしょうか?
 それはジャンル別なため、同じ時代に平行して起こっていることが分かりにくいことです。従って時代毎になにが起こっているのかが明確にわかる本が最適です。ズバリお勧めは
 
   小学館「江戸時代新聞」です。

 新聞形式をとり同じ月にどんな分野でどんなことがわかったか明確に分かり、 且つ重要度も新聞記事の長さに比例していてわかりやすいようになっていま す。

 次に先生方の系譜をたどっていくと何人かの江戸の大家に行き着きます。
? 江戸の生き証人 三田村鳶魚
? 稲垣史生
? 岡本綺堂

 この大家たちの本から弟子が引用した本を書いていたりします。まだ古本市などで手に入るものがかなりありますので是非心に留めておいてください。

 本日のお勧めは三田村鳶魚氏の最後の一番弟子と言われた小川恭一さんの本です。氏も先日鬼籍に入られました。ご冥福をお祈りします。

? 講談社文庫 「江戸の旗本事典」
? 講談社 「江戸城のトイレ、将軍のおまる」(小川恭一翁柳営談)

 ?は旗本たちの身分関係が、?は大名たちの公人としての生活がよくわかります。さらに江戸城内で具体的にどのように公私に活躍していたかをイメージするためにこの本が最適です。
? 青春新書 「図説 江戸城の見取り図」中江克己

 本日はここまで、

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あと一点積み増しのための副読本について

 すべての級の受験者にお勧めなのが下記の三冊です。

? デイアゴスティーニ 「ビジュアル日本史」江戸の部分(10冊×4テーマ)
? 新人物往来社 「江戸市井人物事典」北村一夫
? 青蛙房 「岡本綺堂 江戸に就ての話」岸井良衛編

実は三冊とも私が受験した時から絶版です。しかし、?はブツクオフで一冊100円程度で手に入りますのでこまめに見てください。
 また??は古本市では必ず見かけます。早い者勝ちです。

 特に?は江戸時代の内容がよくわからない方にとってジャンル・時代別のマンガがついていますので、内容が早く理解できます。(以前話したビジュアルで理解するということ) また各ページのコラムはキワモノ問題の宝庫です。ここを読むごとに必ずノートに書き入れていけば後で本を引っ張り出してくる必要がありません。??はキワモノ問題がすべて詰まっています。?はこの頃の江戸ブームで復刻したようですので、本屋さんで是非見てみてくださいね。

 どんな本でも自分の知らないことがひとつは書いてあるものです。一つそれがあれば一点確実と思い、すぐノートに書き入れましょう。一冊読み終わってからだと思ってはいけません。寝る前に横になっていて知らない話が出てきたらすぐ起きてノートに書き入れましょう。再度探す手間はムダな時間です。ほとんどの方は社会人ですので、もっとも効率的な勉強をしましょう。読んだ本は原則としてもう読み返さない覚悟で読み、ノートに試験に出そうなところ、知らない話を書き入れたら、次の本を読み始めましょう。
 一つの本を最後まで読むという習慣はダレてしまうので、同時に数冊を一緒に平行して読むのがいいと思います。
 ではまた


「藩」を調べてみよう!

 江戸時代が「藩」という独立した行政単位からなる連合と統括組織としての徳川幕府からなりたっていることは当然知っていると思いますが、この「藩」という言葉は明治以降に一般化されたもので、江戸時代は武士同士は「・・何々家中」というように固有名詞で読んでしました。
 唯一儒者の文章に「藩」という呼び方があったにすぎませんでした。

 ところで2級以上になってくると、「何々藩、何代、何国」をしっかり覚えておくことが必要となってきます。そんなときに必ず覚える程度のもの、プラス1点の知識、覚える必要はないがすぐ調べられる本が以下のものです。

? 「江戸300藩バカ殿と名君」八幡和郎 光文社新書
 手に入りやすいベストです。必ず「何々藩」が地図上どの位置にあり、代々藩主の名前などを確認しておきましょう。同じ著者で講談社α文庫「江戸の殿さま全600家」「江戸300藩県別うんちく話」があります。

? 秋田書店 藤井貞文監修「藩史事典」
 ?の藩の成り立ちを地域別に網羅しています。3500円ですが古本市で2000円程度で手に入ります。

? 東京堂書店 工藤寛正編「江戸時代 全大名家事典」
 ?が地域別なのに対して「大名家」を中心に記述してあるので、転封などの国替の様子がよくわかります。読んでいても面白く、支藩の様子もよくわかります。欠点は12000円と高価なこと。幸い私は古本市で8000円で手に入れました。
 ではまた
 笹間良彦さんの本について

 元祖江戸のイラストレーターです、50年前に記録にあるものを正確にビジュアル化した功績は大したものです。読むだけでなく目で見ることによって理解が格段に進みます。

「江戸幕府役職集成」雄山閣は昭和40年の発行でもう絶版ですが、今出版されている江戸の役職物の中ではイラスト付きの秀逸なものです。具体例として、町奉行所を載せましたが、北町と南町では門の造りが異なっていることが分かります。

 先日この方の復刻ものが出版されましたが上下各9500円で手が出ない。
 しかし、廉価版の本があります。
 「絵で見て納得 時代劇のウソ・ホント」遊子館 1800円です。
小姓の殿さまの刀の持ち方、武士が登城途中で便所(それも大のほう)へいきたくなったときどうしたのかが、イラストで載っています。
 立ち読みでいいですから、是非一度ご覧ください。

 週刊「江戸」は買ってはいませんが、読んでいます。この本の内容がすべてわかれば2級は合格できます。
 ではまた。

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