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農援隊コミュのキューバは無農薬有機肥料の先進国

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案外知られてないことだが、キューバは、ソ連邦の崩壊(1989年)により、輸入先と輸入元を失うことになり、1992年には輸入額が80%落ち込み、ドル箱だった砂糖の輸出は20%に下落するなど、国際分業制度が一挙に崩壊した。

公式に発表されたものはないが、アメリカのCIAの調査だと、食糧53%、原料資材89%、燃料76%、化学資材72%、機械88%、一般商品82%と想像を絶するような下落ぶりである。

カストロ政権を倒すチャンスとばかり、アメリカはアメリカ系企業やその子会社がキューバとの貿易取引を禁止し、キューバに寄港した船は半年間アメリカに寄港することを禁じ、違反した場合は貨物没収の罰が課せられた。

これによりキューバが失った貿易量の70%は食糧と医薬品であった。

この時、始まったのが、戦後の日本(国民人口の60%が農業に従事し、食糧自給率100%だった)を想起させるような、食糧の自給作戦とハーブの利用による医療制度の改革であった。

都市野園を始めとする、種子の保全(二世が劣性遺伝するF1種の根絶)、化学肥料や化学農薬に代わる、食糧の無農薬・有機栽培、ミミズの培養やバイオ農薬の生産がが始まった。

参考:『200万都市が有機野菜で自給できるわけ』(吉田太郎:築地書館・2002年刊)

あれから20年、綾小路 きみまろじゃないが、キューバには、健康寿命の延伸や国民医療費の低減を掲げている、日本やアメリカが学ばなければならない、典型がある。

もっとも趣味程度の農業では、痛風・高血圧・睡眠時無呼吸症候群の持病を持っている、綾小路 きみまろのようになる。

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キューバと国交正常化交渉、米大統領が開始発表

[ワシントン 17日 ロイター] - オバマ米大統領は17日、1961年以来国交を断絶しているキューバとの国交正常化に向けた交渉を開始すると発表した。両国は相互に大使館を設置する方針。

オバマ大統領は米東部時間正午(日本時間18日午前2時)に声明を発表。米国のこれまでの対キューバ政策は時代遅れなもので、効果はなかったとし、政策転換は「正しい」との認識を表明。「米国は過去のくびきからの解放を選択した」と述べた。

オバマ大統領はまた、米国とキューバの間の協議を取り持ったとしてカナダ政府に謝意を表明した。

オバマ大統領は前日、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長と約1時間にわたり電話で会談している。

大統領の発表に先立ち米政府高官は、対キューバ強硬路線は効果を示していないとの考えがオバマ政権内に存在していたことが政策転換につながったとし、「米国の外交政策で賞味期限が切れたものがあったとすれば、それは対キューバ政策だった」と述べた。

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