大阪　デザイン史コミュの大阪で活躍されたデザイナー　

出版会ではデザイナーの活動史の多くは、東京という一地域中心に語られています。

しかし、近過去のデザイナーの幅と層の厚さでは大阪・関西も引けをとりません。

毎日新聞社、サントリー、松下電器産業・三洋電機・シャープの御三家、カネボウ、伊藤忠、東洋紡、倉敷紡績、東綿など繊維系企業、イトキン、ラピーヌ、オンワード樫山、ダーバンなどのアパレル、大丸・高島屋・近鉄などの百貨店、日建設計、大林組、竹中工務店など建築業、大阪・関西にはデザイナーを大切にした企業が数多くありました。

戦後からついこの前まで、だれが活躍していたか、そして今も指導の立場にいらっしゃるのか、思いつく記してみました。

グラフィックデザイン界には、
沢村　徹、大高　猛、重成　基、二渡亜土、永井一正、灘本唯人、山城隆一、横尾忠則、田中一光、今竹七郎、木村恒久、早川良雄、　……

ファッションデザイン界では、
今竹幸子、上田安子、大菅照子、木村益子、小篠綾子、立亀長三、山中澄江、　……

テキスタイルデザイン界では、
長坂白候、村上博泉、木下勝二郎、粟辻　博、山中武士　……

プロダクトデザイン界では、
坪井恭平、鶴岡英世、真野善一、中根　清、……

インテリアデザイン界では、
伊藤貞亮、岡村　実、柏原秀栄、……

パッケージデザイン界では、
斉藤重孝、大高　猛(重複)……

写真界では、
岩宮武二、恒成一訓、福田伸匡、山沢栄子、山名文男　……

振興面では、
佐治敬三、我妻　栄　……

まだまだ、もっともっと

作家主義の建築分野のデザイン界では、作家として評価され、名を残しやすいけれど、他の分野のデザイナーは、いい仕事をしていながら社会的な評価が乏しいようです。
もちろん、ご本人たちはそれでも、デザインという仕事に誇りを持って、多くは生涯デザイナーとして活躍し続けておられました。

この大阪・関西のデザイナーの活動の足跡について、調べてみようと思っております。

関心興味をお持ちの方、書き込みやアドバイス、批評をお願いします。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 02月27日 23:18

DAS(総合デザイナー協会）というデザインの団体があります。
毎日新聞社内(大阪市北区）に事務局をおき、２００名を超す会員がいます。そのDASが、2006年9月「DAS　関西のデザイン50年」という記念誌を出版しました。この本には、大阪、関西の戦後のデザイン活動の足跡が、くわしく記載されています。

DASは、1956年毎日新聞社の提唱で大阪のデザイナーと産業界が中心になって設立されました。

また、聞き書きデザイン史(六耀社　2001年刊）には、関西のグラフィック系のデザイナーが自身と自分を取り巻くクリエイターの活動が、インタビュー形式で記されています。

最近では、西尾直さんが大阪デザインセンターの機関誌で、ODC中心のデザイン活動史をまとめておられます。

さらには、手前味噌のようすが、大阪府産業デザイン研究センター創立5、10年の記念誌にも、振興行政の歴史を記録しております。

宮島久雄先生も関西のデザインを扱った著書を何冊か記されています。

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