”脳”から治す！鼻づまり撃退法コミュの【７】鼻づまりが引き起こす”真の恐怖”とは？

こんにちは、みやぴーです。

今回はちょっと怖い話をします


鼻がつまって、鼻で息がしにくくなると、
口で息をしてしまいがちになったり、

両方とも完全につまってしまったら
口で息をするしかなくなってしまいますよね。


口で息をすると、

「のどがカラカラに渇いて痛くなる」

ということが多く、
それだけでもとても辛いことなのですが、

常に口で息をする習慣ができてしまうと、
のどが痛くなるだけではすまされなく
なってしまいます。


『口呼吸はよくない』

ということはあなたも知っているかも
しれませんが、

具体的にどうよくないのか、
どんな害があるのか、

ということを具体的にお話しします。


まず、鼻から息を吸うとき、
吸い込んだ空気は鼻の中を通る間に
適度に加湿され、温められてから
のどを通って気管を通って、

それから肺の中に入るように
なっています。


でも、口から息を吸うと、
冷たい空気がいきなりのどを通って
気管を通って肺に入ってしまうので、

肺が冷やされて、
そこから出入りする血液が冷やされ、
その血液が全身をめぐることになります。

そうすると、体中が冷えて体温が下がり、
免疫力が落ちてしまいます。


また、鼻の粘膜には
空気中のウイルスやほこりを取り除いて
くれるというはたらきもあるのですが、

鼻で息を吸うと、
まず鼻毛で大きなゴミがブロックされて、

それから粘膜によって
ウイルスや細かいほこりが
ある程度取り除かれます。


そしてその後、のどや気管の粘膜で
さらに細かいウイルスやほこりが取り除かれ、
きれいな空気を肺に送ることができます。

いわば、空気が何重にも
フィルターにかけられている
という状態ですね。


これが口から息を吸うと、
ウイルスや大きなほこりが
いきなりのどや気管に入ってしまい、

それらだけではとても取り除ききれず、
咳や気管支炎のもとになったり、

まだたくさんのウイルスやほこりが残った空気が
肺に送られてしまうことになります。


そうなると肺がだんだん汚れてきて
肺がんのもとになったり、

血液にウイルスが混じってしまって
それが全身をめぐることになるのです。


つまり、口で息を吸っていると、

【体が冷やされて免疫力が落ち、
そこへウイルスが容赦なく攻撃をしかける】

という状態が起こるわけです。

これでは病気や疾患になりやすくなるのは
当然ですよね。


さらに、口で呼吸をすると
口の中の『唾液（つば）』が乾燥して
しまうのですが、

ここにも恐怖があります。


唾液には、

・抗菌作用
・歯の再石灰化（補修）
・食べた物の消化を助ける
・粘膜の保護
・pH調整（酸性／アルカリ性の調整）
・自浄作用

などのいろんな大事なはたらきがあるのですが、
この唾液が口呼吸をすることで乾燥してしまうと、

口臭のもとになったり、
虫歯になりやすくなったり、
消化が悪くなったり、
口内炎ができやすくなったり

ということになってしまいます。


さらに、舌も乾燥してしまうので、
味覚障害になりやすくなって、
食べ物の味がよく分からなくなってしまいます。


あと、鼻で息をしないと、
鼻の中の空気の入れ替えができないので、

鼻の奥にたまった鼻水がウイルスに侵されて
腐ってきて膿（うみ）になって
悪臭のもとになったり、
炎症を起こしたりします。

そうなるとますます鼻づまりがひどくなり、
鼻の機能そのものも損なわれてしまう
恐れもあります。


このように、
口で息をすることが習慣化されてしまうと、
病気やさまざまな症状を引き起こしやすい
体になってしまうのです。


動物はみんな鼻で呼吸をしています。
赤ちゃんも鼻で呼吸をしています。

呼吸の基本は『鼻呼吸』です。

だから、一刻も早く鼻づまりを解消して
鼻で呼吸をする習慣を身につけないと
いけないのです。


「とは言ってもみやぴーさん、
鼻がつまってて息苦しいから
どうしても口で息をしてしまうんですよ〜」

その場合は、できるだけ
マスクをするようにしてください。

もしそのまま口で息をしていると、
免疫力がどんどん下がって
ますます鼻がつまるようになるという
”悪循環のスパイラル”にはまってしまいます。

できるだけマスクをつけて、
ホコリや乾燥を避け、少しでも
口呼吸の弱点をカバーしてください。


そして、できるだけ【深い呼吸】を
してください。

息を吸えるだけ吸って、
吐けるだけ吐く、という呼吸です。


【深呼吸】は免疫力を上げるのに
大きな効果があります。


今回は長くなったので、
詳しくはまた次回お話ししますね。

ありがとうございました