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複式簿記で家計簿!コミュの複式入門者コーナー

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すでに簿記を知っている人と
新たにチャレンジする人とでは、質問のレベルなども自ずと違ってくると思います。
こちらには、複式簿記で家計簿をつけるための仕組みなどを
なるべく噛み砕いて説明するためのトピックにしたいと思います。

入門レベルだという自覚のある方の質問などはこちらにお願いします。
慣れてきて、費目などで悩んでるなどの場合は、通常質問トピックへどうぞ!

● 教える方は温かい目で。
● 教わる方は謙虚な姿勢で。
● 訂正をするレベルの高い方も柔らかく。

ということで和やかにお願い致します。

コメント(10)

★[1] 複式家計簿を始めるために用意するもの

複式簿記を始めるには、何より、今の現状を把握するところからです。
まず、今の家の資産状況をしっかり把握しましょう。
これがないと記帳が始められません。

また、集める情報がものによっていつ時点のものかが違うと、情報が不正確になるので、
ある日の、この時点と決めてデータを集めます。
(ただし、厳密になりすぎると結構大変なので、ある程度おおざっぱでも、まあ、大丈夫)

1.資産の状況
● 家計のお財布の中身の額
● 全ての銀行口座の預金残高の情報
● 定期預金などの情報
● 株式などの時価の情報
● 細かく管理したい(できる)人は、SUICAや、Eddyなどの電子マネーの残高も
● 持家や土地がある場合は、だいたいでもいいのでその価値
 (今売ったらいくらで売れそうか。低めに評価する方が吉かも。売る気が絶対ないなら書かなくてもいい)
● その他、売れば価値がありそうなものなども書き出しておくとよいかも

自分で消費してしまうものや、
高く売れそうだけれど売る気は一切ない、というようなものは、気にしない。
(愛用のブランドバッグなどは高く売れるとしても、自分で使うものだからスルー)

2.負債(借金)の状況
● クレジットカードでまだ引き落としがされていない額の情報
● リボ払いしている場合も、残額を
● 住宅ローン、車ローンなどの大きな借金の残高
● 人から借りているお金(小さい借金)などもあれば書き出しましょう
● その他負債(返す or 支払う義務を果たしていないもの)の金額換算できるもの全て

スタートするのに必要な情報は、まずは以上です。
★[2] 複式家計簿の基本ルール

複式家計簿で大事なことがいくつかあるので、それを書きます。

● お金に関わることに関しての全てを、原因と結果など、左と右に分けて書く。

まだ意味が分からなくてもOK。
左と、右に分けて書く、ということを覚えてください。

例: 2月12日に クレジットカードで、2,980円のお米を買った。

2/12 (主食費) 2,980円  | (○×クレジットカード) 2,980円

左側に何にお金を使ったか、右側にそのお金はどうやって得たのかを書いてます。
(この場合はクレジットカードという一種の借金)
どんなお金の動きも全て、左と右に分けて書きます。

●添付の図にある、「資産(財産・権利)」「負債(借金・義務)」「費用」「収入」の
 ホームベース(左か右か)の位置関係を頭に叩き込む。

 ものすごく重要です。
 そして「資産」「負債」「費用」「収入」にどんなものが入るのかも重要です。

 資産は、実際に今ある現金や、預金などの財産そのものです。

 負債は、支払しなければいけない借金・ローン、クレジットカードでの引き落とされてない額など。
 マイナスの資産と考えてもいいでしょう。
 とにかく「返さなきゃいけない」「払わなきゃいけない」もの全てです。

 費用は分かりやすいですね。普通の家計簿で管理している費目です。
 お金が減る時の理由になる項目です。(食費・光熱費など)

 収入は、お金(資産)が増える時の理由になるものです。
 サラリーマン家庭なら、お給料でしょう。
 あとは、今は小さいですが、預金の「利息」なども「収入」項目になります。
 株式投資をしている人が、株を売ってプラスになった部分なども「収入」になります。

 普通の家計簿は、「財布の中身」という資産と「費目」だけで管理している形です。
 クレジットカード払いがあったりすると、管理が複雑になりがちですが、
 複式だと、クレジットで支払っても、現金で支払っても、費目は一緒で書き方も一緒です。

 これが分かると、後はどんなソフト使っても入力できるようになります。


●増える時はホームベース側、減る時はホームベースの反対側に書く。
 
 これもものすごく重要です。例を書きます。図を見ながらおいついてください。

例1: 2月25日に、お給料の手取り分20万円が銀行口座に振り込まれた。

2/25 (普通預金[資産]) 200,000円  | (給料[収入]) 200,000円

 銀行口座の預金という「資産」が20万円増えたから、資産のホームベース側である「左」側に書きます。
 今年の給料という収入(お金が増える原因)も20万円分増えているので、
 「収入」のホームベース側である「右」側に書きます。

-----
例2: 2月26日に、お米2,980円を、クレジットカードで買った。

2/26 (食費[費用]) 2,980円  |  (クレジットカード[負債]) 2,980円

 クレジットカード利用額という「負債」が増えたから、負債のホームベース側である右側に書き、
 食費という「費用」の記録も増やしますから、「費用」のホームベース側である左側に書きます。


------

例2: 3月27日に、銀行口座からクレジットカードの引き落としが、2,980円分あった。

3/27 (クレジットカード[負債]) 2,980円  | (普通預金[資産]) 2,980円

 クレジットカードという「負債」の額が2,980円分減るので、負債のホームベースとは逆の左側に書き、
 預金という資産も減っていますから、資産のホームベース側の反対側に書きます。


一旦このあたりで切りましょう。
★[2] 複式家計簿のお約束 続き

● 左と右の記録の合計は必ず同じ額になる。

これも、ものすごく大事なポイントです。

例えば、お米2,980円をクレジットカードで買った場合にどう書くかは、1つ前で書きました。

左側に費用の項目、右側には何で買ったかということで、お金の出所であるクレジットカード(負債)を書きます。

(主食費) 2,980  |  (クレジットカード) 2,980

左と右のお金の額は一緒ですね。
でも、お米2,980円と、洗剤 198円 も一緒に買った場合はどう書くか。

2月12日に、お米2,980円と、洗剤 198円 をクレジットカードで買った。

2/12 (主食費)2,980円  | (クレジットカード)3,178円
   (日用品費)198円  |


左側の合計は、3,178円、右側の合計も3,178円です。
必ず1つの「仕訳」(こういう左右に分けて書いたり入力したりする作業を「仕訳」と言います)は、左右の合計が一致します。

一致しないとあとで大変面倒なことになります。
★ [2.5]パソコンソフトを使う方が楽

右と左が一致しないと、どう面倒なのかは後で書きますが、
手書きでやると、この面倒な事態にとっても陥りやすいのです。

なので、家計簿で複式簿記を使うなら、せっかく現代に産まれたのですから、
大いにパソコンソフトを利用するのがいいと思います。

複式簿記は何百年も前からある仕組みで、パソコンがない時代からヨーロッパの商人などが使っていました。
ですから、パソコンがなくても、いくつかの帳簿を駆使すれば複式で家計管理はもちろんできます。

でも、そんな「面倒」なことをするために複式家計簿をするなんて
「楽」して管理したい時にはもったいないです。

仕組みが分かって、「仕訳」さえできれば、その辺りに売ってるソフトで複式家計簿はできます。

左と右の合計が合っているのかなどのチェックはパソコンソフトにやらせると楽です。

家庭用の複式の家計簿ソフトとしては、Microsoft Money が有名です。

あとは、管理人も使っている GnuCash はフリーソフトで慣れれば使い勝手は良いです。
シェアウェアでは、 「WIN家計簿」「家庭決算書」などがあります。

その他、青色申告のソフトなども便利です。
別に申告しなくても帳簿はできます。会社用の会計ソフトよりずっと安価です。
★[3] 科目を決める。

科目=管理したい項目 を決めます。

考えるのが面倒であれば、とりあえずソフトで提供されている科目で始める、という手もあります。
また、費用項目については、これまで家計簿をつけていた人ならその科目でいいと思います。

細かく管理したい人は細かく。
おおざっぱに管理したい人はおおざっぱに。

とにかく自分の管理したい項目を決めます。

最低限必要なのは次のようなものでしょうか。(人によって違うと思います)

資産項目
・現金
・普通預金 (銀行ごとに科目を設定するのがお勧め。ソフトによっては銀行口座の中を複数に設定できます)

・定期預金

・投資資産 (株や投資資産の種類ごとに分けてもいいかも知れません)
・その他資産

負債項目

・クレジットカード (ソフトによっては資産にマイナスで組み込まれることもあります)
・自動車ローン
・住宅ローン

収入項目
・給料
・利息

費用項目
・住居費
・食費
・水道光熱費
・通信費
・衣料品費
・日用品費
・自動車費用
・保険
・特別費(交際費・長期消費財の購入費など)
・小遣い

など。

このあたりは、自分の管理したいように決めます。
最初のうちは、細かくしない方がいいと思います。
とある家計簿のように、費用について「食べる」「暮らす」「その他」でもいいかと。
★[4] 最初の入力。

[1] で洗い出した、資産(財産や権利)と負債(借金や義務)の額を、ソフトの初期入力の方法に従って入れます。

管理人が使っている GnuCashの場合は、初期入力の際、資産や負債の相手科目は、なんでもかんでも「開始残高」という「純資産」にあたる項目で入力します。
ですが、ちょっと分かりにくいので、「開始時純資産」という名前にしてみます。

つまりこんな感じです。(額は適当です)
ある日の、ここ、と決めた時点での、手元にあるお金やローンの残高や、
クレジットカードで引き落としが終わっていない額を、入力するだけです。


(お財布の現金)   30,000  (開始時純資産)  30,000
(○×銀行普通預金)100,000  (開始時純資産) 100,000
(○×銀行定期預金)500,000  (開始時純資産) 500,000
(住宅)15,000,000       (開始時純資産)15,000,000

(開始時純資産)12,000,000    (住宅ローン)12,000,000
(開始時純資産)  13,000    (○×カード)  13,000


さて、ここで複式簿記のルールの中でとても大事で、しかも便利な法則を1つ。

「同じ科目の、左と右に分かれているものは、相殺できる」

上に書いた「仕訳」(右と左に分けた入力内容)の中で、やたらと「開始時純資産」が出てきてます。
実はこれ、集計する時にまとめられるのです。

その項目の、ホームベース側にあるものはプラス。
ホームベースの反対側にあるものは、マイナス、と考えます。

「開始時純資産」のところだけ拾ってみましょう。

開始時純資産は「純資産」の項目です。
純資産とは、借金の分などを差し引いた、自分の正味の財産のことで、負債と同じで「右側」がホームベースです。

右側にある「開始時純資産」の合計は、
30,000 + 100,000 + 500,000 + 15,000,000 = 15,630,000 (1,563万円) です。

これに対して左側にある開始時純資産の合計は、
12,000,000 + 13,000 = 12,013,000 です。

純資産科目のホームベースは右側なので、左側のものはマイナスになります。
そこで、右側の合計−左側の合計 が、「開始時純資産」の合計となります。

開始時純資産の合計は、15,630,000 - 12,013,000 = 3,617,000 円 となります。

つまり、最初の入力内容は、こんな風にまとまるのです。

(お財布の現金)   30,000  (住宅ローン) 12,000,000
(○×銀行普通預金)100,000  (○×カード)   13,000
(○×銀行定期預金)500,000  (開始時純資産)3,617,000
(住宅) 15,000,000


当たり前ですが、左側の合計と、右側の合計は、
どちらも15,630,000で、一致しています。

そして、純資産科目は今のところ1つしかありませんが、複数ある場合でもこれを合計すると、
現在の正味の財産の状況が分かります。

この例の場合は、「開始時純資産」のみで 3,617,000 円 の 正味財産となります。
借金も1,000万円以上あるけれど、いざとなれば、家を売ってしまえば、
借金も全額返済できて、手元に360万円は残せるということが分かります。

全部の情報を入力して、開始した時の、資産と負債と純資産の左右の状態が合えば、導入は終了です。

これが最初の「貸借対照表」(たいしゃくたいしょうひょう)となります。
なんじゃそれ、と思うかも知れませんが、難しいことは考えずに結構。
「持っている財産と借金などの状態をはっきりさせて、自分の正味の資産を表す表」のことです。

簡単に言うと、
「資産」−「負債」=「純資産」 というのを先ほどの、まとめた入力のように、表にして表しただけです。

当たり前の話です。
「持っている財産」−「借金の額」=「正味の財産」というだけの話です。

これでひとまず、開始時点の資産状況は把握できたことになります。
★注意

[4]での例では、簡単に目で見てできるので
まとめてしまいましたが、項目は多岐に渡り、
たくさんの「仕訳」が出てきたものを、目で見て計算なんて、普通できません。

なので、ソフトを使ない簿記の場合は、

「仕訳」→「転記」→「集計」という手順を踏みます。

お金の動きを「仕訳」で【仕訳帳】に左と右に分けて書き、
【仕訳帳】から【総勘定元帳】(科目ごとに分かれている帳簿)に、「転記」します。

この作業で、バラバラに書かれた「仕訳」が科目ごとに整理されるのです。

そして整理して記入された【総勘定元帳】を「集計」して【試算表】を作ります。
これは、先ほどの左と右それぞれで合計して、場合によっては相殺までする作業です。

最後に「決算」処理をして【貸借対照表】と【損益計算書】を作ります。
これは、一定の期間の間の収入と費用などをまとめて、その期間の終わりの
資産と負債の状況に反映する作業のことです。

これは、簿記をやっていないと分かりにくい言葉ですが、
集計結果から、「今の財産状況どうなの?」ということと、
「今年1年(とか1カ月とか)の収入と支出の結果はどうなの?」ということを
まとめた表を作ると言うことです。

ただ、これだけでも「帳簿」を使った本来の手書きの簿記が結構手間のかかるものである、ということはおわかりだと思います。

理屈は簡単。
でも実際にきれいに運用するのは大変なのです。

「転記」でミスがあれば、左右が合わなくなる。
「集計」でミスがあっても、左右が合わなくなる。
「決算」でミスがあっても、左右が合わなくなる。

左右が合わないというのは、どういことかというと、
「絶対合うはずのものが合ってない」=「何かが間違っている」=「正確でない」
ということなのです。

家計を管理するのには、ある程度正しい結果がもとでないと心配ですね。
大きな支出がポンと抜けてたら、赤字なのに黒字と認識してしまうかも知れない。
気づいたら残高なくて真っ青なんてまっぴらごめんです。

そういうことがないように、常に左右を一致させておくのが大事なんです。

でも、手作業だと間違いそうなところはいっぱい。
それなので、できることなら、その辺りは、計算が得意なコンピュータに任せてしまった方が楽ちんなのです。

コンピュータソフトなら、転記も自動、集計も自動です。
つまり入力の段階で左右を合わせておけば、何もしなくても左右が合う訳です。
左右がでこぼこにならないように気をつけるのは1回だけで済みます。
【用語】

ここまでずっと「左」「右」と言ってますが、
本来の簿記だと、「借方(かりかた)」と「貸方(かしかた)」と言います。

左側を「借方」
右側を「貸方」 と言います。

「かりかた」の2文字目「り」の最後は左側に流れているので、左側。
「かしかた」の2文字目「し」の最後は右側に流れているので、右側。

という覚え方を、簿記の学校で教わりました。
迷った時はひらがなを宙に書きましょう(笑)
★[5]日常のお金の出入りの入力

日常のお金の出入りは、主に「費用」の「収入」項目などと、「資産」の項目で
行われることが多いでしょう。

●お金を使って費用が発生した場合。

例えば、

2/15に、食パンを158円でお財布のお金から買った。

2/15 (食費)158 (お財布のお金)158

という仕訳ができることになります。
お財布のお金は「減っている」から、ホームベースである左側の逆。右側に書きます。

「食費」という費用は積み上がって「増えている」ので、ホームベースである左側に書くということです。

●収入があって資産が増えた場合。

2/25 お給料日に200,000円の入金があった場合。

2/25 (○×銀行普通預金)200,000 (給与)200,000

預金という「資産」が「増えた」から資産のホームベースである左側に200,000。
給与という「収入」が積み上がって増えているから「収入」のホームベースである右側に、200,000。

これで左右が一緒になります。

●銀行預金からお金を引き出して財布に入れた場合。

銀行預金という資産から、お財布のお金という資産にお金が移動しただけ、という場合、資産同士の移動になります。

2/26に、現金を銀行預金から30,000引き出して、財布に入れた。

(お財布の現金)30,000 (○×銀行普通預金)30,000

預金という資産は減ったから、右側。
財布の現金という資産は増えたから、左側。

これ、資産同士だから、資産全体で見たら左と右で打ち消しあってプラスマイナスゼロですね。だから、純資産(正味の財産)の額は増えも減りもしないんです。当たり前ですが。

でも科目の中では動いています。その時点での残高はこれで合う訳です。

●負債と資産の間の移動。

住宅ローンの元本5万円と、ローンの利子2万円、合計7万円が銀行口座から引き落とされたとしましょう。
この場合は、少し複雑で、3項目書かれます。

銀行口座という資産は7万円減ってますから、右側に7万。
ローンという負債も、5万円減っているから、負債のホームベースである右とは逆の、左側に5万円。
さらにローン利息という「費用」が発生して増えているので、費用のホームベースである、左側に2万円となります。

(住宅ローン)50,000 (○×銀行普通預金)70,000
(支払利息) 20,000

これで、左右とも7万円ずつで一致してます。

----
「資産」「負債」「費用」「収益」の組み合わせはどの組み合わせもあり得ます。(収益から収益はあまりないかもしれませんが)
ローンの借り換えをしたら、A銀行からB銀行に負債が移っただけですし、
お金を普通預金から定期預金に移せば、資産から資産に移っただけです。
お金を払って、ローンを払えば、「資産」も「負債」も減る。

お金がどこから出て、どこに消えたのかを記録するのが複式簿記のおおざっぱな仕組みなのです。

とにかく、項目が「資産」「負債」「費用」「収益」のどの項目にあたるのかをしっかり把握すれば、あとは簡単になります。

簿記の試験ではないですから、科目も「これでなければいけない」ということもありません。
自分の管理し易いように好きに設定すればいいのです。

その中で、普段のお買いものの記録などを、「仕訳」のルールに従って
左右に振り分けて書いていけばOK。
【補足】実態と帳簿を合わせる

上で、再三「左と右の数字が合うように」と書いてますが、
もう一つ大事なのが「実態と合うように」ということです。

「実態」、特に現預金などの残高は、時々きっちり帳簿を合わすことが必要です。
ですが、家計簿をきっちり付けていたはずなのに、実態と帳簿が合わないなんてことは頻発します。

帳簿上では財布の中身は6,500円のはずなのに、
実際の財布をあけて見ると、6,400円しかない。

こういうことは、単式の家計簿でもしばしば起こることですし、
当然複式でつけていてもしょっちゅう起こりえます。
仕方ないんです。
会社と違って、家の財布は、伝票切ってから出金なんてしませんから。

こういうことがあった場合、当然ですが優先されるのは実態です。
不一致に気付いた時点で、帳簿側をどうにか実態に合わせましょう。

実際に記帳する人の性格にもよりますが、
会社と違って「家計」というのは家計に関わる人が管理をして納得できればOKの世界なので、あまり気にしすぎても得はないと思います。
(もちろん、絶対追求しないと気持ち悪くて寝つきが悪いという人は突き詰める方がストレスになりませんが)

万単位で合わないとさすがに落ち着かないと思いますが、数百円の誤差の場合、
管理人などは、どうしても何に使ったのか思い出せなければ、諦めて「不明費用」という費目に放りこんでます。

(不明費用)100 (お財布の現金)100

という具合です。
1年もすると、「不明費用」は数千円単位になったりもしますが、年間数百万が動く家計全体としてはまあ可愛いもんか、と目をつぶります。

家計簿をつける目的は人それぞれだと思いますが、
管理人は「記録することで、無駄を見つけて家計を改善する」ことが目的なので、
月に数百円なら、「気にしない」ということでやってます。

やり方はつける人次第なので、決まりはありませんが、そういう「見切り」のつけ方もあります、というご参考まで。

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