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戦略・情報研究会(東京/京都)コミュの海上先生のご講話「地球環境をめぐる国際関係」(1月24日)

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1月24日(日)の海上先生のご講話「地球環境をめぐる国際関係」、実に重要問題であり、種々知識を得、啓発されました。
と、同時に問題の深さを改めて認識しました。

下記ずっと考えてたことを、海上先生にご報告し、その
ご許可を得て、皆さんにご披露します。

いつもながらの久野さんはじめ皆さんの献身的な幹事ぶりに感謝。
懇親会の様々なお話も楽しく、かつ、有意義でした。

 (浜地道雄)


海上先生、

1月24日(日)のご講話「地球環境をめぐる国際関係」、ありがとう
ございました。

長年のビジネスマンとしての私の関心の的は実は「エコの名のもとに
コマーシャリズム=売らんかな=が横行し、かつ、メディアが
書きたて、市民がそれに乗せられる」という構図が気になって
仕方がなく、ご講話はまさにその問題でした。

つまり、ご指摘の「温暖化なのか、あるいは温暖期」なのか、という肝心の
論議をよそに、事態がまるでもう地球崩壊が目前に迫ってるような恐怖感を与えて、製品・品物を売りつけるというパターンです。(=愚民化)
(TV画像がツバル諸島の水没の様子を生々しく茶の間に送りつける。
でもそれは本当に温暖化が原因か?という問題ご提起も私の思っているところです)

市民が環境問題を意識しmottainai精神を身につけることは良い。
でもそれなら例えば何よりも移動は公共交通機関に頼り、不要のマイカーは止めるというのが
効果的だと私は思うのですが、現実の市民生活ではそんなことはない。
他方、皆が車を買わなくなり、消費を抑えれば経済が停滞する。

身近でも、NYにいる子供らは車無しの生活は考えられない。
京都議定書を米国が批准できないというのは生活実態からして、
よく分かる。
勿論、結論は出ないのですが、私自身は日本では車を持ってません。
必要ならレンタカーだし、まったく何の痛痒も感じません。

かといって、経済(工業)振興を図ることと、環境問題、mottainai論は相反する
ものだ、というこの矛盾をどうするか、が論議されない。
「エコはビジネスになる」という話をしばしば聞きます。確かに各論の一部にはありえますが、
ビジネス上の「マクロ」からすると、「環境対策=コスト」という大原則から目をそらしてはいけない、と私は思います。

お話しいただいた「電気自動車」。確かに排気ガスは出ない。しかし、そもそも発電という時点でのエコ対策とそのコスト。そして、送電する段階でのロスの問題。
これらをトータルで考慮、検証をしなければならない。本当に仰る通りです。

そして、レジメの最後、「(環境問題に)日本が果たせる役目」。
これも得心が行きました。

さて、頂戴した印刷物をじっくり拝読し、感心しております。
「温暖化のウソとホント」(livedoorブログ)
「右翼と左翼の環境問題」 (Jiji Top Confidential)
そして、「文明と文化のはざまに」(金融財政ビジネス)に
至っては、一語一語に膝を打つ思いです。

「文明、文化」と「環境問題のとらえ方」。実に示唆的な
玉稿です。

私は文明、文化論では、直接、地政的に強い考えを持っております。
「文化と文明の違いを聞かれて即答できる人」ということで、
海上先生は高校時代に意識された由。なるほど。

実は私が意識し出したのは、(文中にもある)ハンチントンの
「文明の衝突?」(原著には?マークがついてる)です。

この日本でもてはやされる著者自身の講演も聞きましたが、納得がいかない。
実は私はビジネスマン(石油担当商社マン)として中東圏に駐在、イスラム
文化を体感しました。(その後転職、NYで生活)
その経験からしてハンチントンの論が納得できない。
それがブッシュ大統領による中東政策(イラク侵攻を含む)に
ある種の理論づけをした、という説を知り、ますます疑問に思った
次第です。

そして、そのイラク侵攻直後、私は産経新聞に「異文化国家との勝利なき戦い」に突入した
ブッシュ米大統領、ブレア英首相、追随する小泉純一郎首相の認識を非」とした「アピール」を寄稿しました。
http://www.news.janjan.jp/world/0603/0603211138/1.php

そこで、引用したのが、司馬遼太郎の「アメリカ素描」(読売新聞社)
です。
「文明は普遍的だが、文化はむしろ不合理で非普遍的なもの」。
「日本でいうと婦人がふすまをあけるとき、両膝をつき両手で開ける
ようなもの。立って開けてもいい、という合理主義はここでは成立しない。
不合理さこそ文化の発光物質ゆえ、美しく、安堵感をもたらす」。

玉稿を拝読しながら、つくづくこれを思い出しており、ご報告を申し上げます。

浜地道雄
http://www.eigokyoikunews.com/columns/global_business/


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