甲虫さんとネズミさん（Pıspısa Xanım və Siçan Bəy）1974
【原作】（Əsərin Müəllifi）
アブドゥッラ・シャイグ（Abdulla Şaiq）
【スタッフ】
脚本（Ssenari Müəllifi）：ナタリヤ・シュネイェル
（Наталｊа Шнеｊер）（Nataliya Şneyer）
インティガム・ガスムザダ
（Интигам Гасымзадə）（İntiqam Qasımzadə）
監督（Rejissor）：アハナフ（アガナグ）・アフンドフ
（Ағанағы Ахундов）（Ağanağı Axundov）
マスット・パナヒ
（Мəсуд Пəнаһи）（Məsud Pənahi）
【制作】
アゼルバイジャン映画スタジオ
（Азербайджанфильм）（"Azərbaycanfilm" Kinostudiyası）
言葉が分からないので話の内容はよく分からないのですが、
蟻の女の子（？）が、おめかしして、歌と踊りを披露して認められる為に、
色々な所へ掛け合うという感じの内容でしょうか？
でも結局最後は、川に溺れたせいでおめかしが台無しになり、
川から上がった後一人で佇んでる切ない気分になる場面で終わります。
「Pıspısa」の意味が長らく不明でしたが、対英訳で「beetle」と出ているのを発見したので、
「甲虫」と出しました。
作者は、アブドゥッラ・シャイグ（Abdulla Şaiq）という詩人で、
原作自体、彼の詩に拠っているそうです。
このアニメは、技術的にも悪く無く、丁寧に作られたフルアニメーションです。
アゼルバイジャンは、1930年代に既にアニメーションを制作してたようですが、
アゼルバイジャンがアニメ大国だという事が、意外と日本では知られていないのが残念です。
http://
《記事初公開日》
2014年06月09日 12:18
【原作】（Əsərin Müəllifi）
アブドゥッラ・シャイグ（Abdulla Şaiq）
【スタッフ】
脚本（Ssenari Müəllifi）：ナタリヤ・シュネイェル
（Наталｊа Шнеｊер）（Nataliya Şneyer）
インティガム・ガスムザダ
（Интигам Гасымзадə）（İntiqam Qasımzadə）
監督（Rejissor）：アハナフ（アガナグ）・アフンドフ
（Ағанағы Ахундов）（Ağanağı Axundov）
マスット・パナヒ
（Мəсуд Пəнаһи）（Məsud Pənahi）
【制作】
アゼルバイジャン映画スタジオ
（Азербайджанфильм）（"Azərbaycanfilm" Kinostudiyası）
言葉が分からないので話の内容はよく分からないのですが、
蟻の女の子（？）が、おめかしして、歌と踊りを披露して認められる為に、
色々な所へ掛け合うという感じの内容でしょうか？
でも結局最後は、川に溺れたせいでおめかしが台無しになり、
川から上がった後一人で佇んでる切ない気分になる場面で終わります。
「Pıspısa」の意味が長らく不明でしたが、対英訳で「beetle」と出ているのを発見したので、
「甲虫」と出しました。
作者は、アブドゥッラ・シャイグ（Abdulla Şaiq）という詩人で、
原作自体、彼の詩に拠っているそうです。
このアニメは、技術的にも悪く無く、丁寧に作られたフルアニメーションです。
アゼルバイジャンは、1930年代に既にアニメーションを制作してたようですが、
アゼルバイジャンがアニメ大国だという事が、意外と日本では知られていないのが残念です。
http://
《記事初公開日》
2014年06月09日 12:18
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コメント(105)
＞６５
穴
Çalalar
久々のアゼルバイジャンアニメーション。
さあ、今年こそはアゼルバイジャンアニメを紹介する
史上初（？）の薄い本が誕生するでありましょうか!?
（表紙のデザインだけは終わっています）
まあ、地元では出ているかもですけど、
少なくとも日本では出ていない筈。
というか、私くらいしか作らないでしょうけど。
それはさておき、実はこのアニメーション、
ずっと前に弊ブログでご紹介しています。
動画がネット上にupされていないけど見てみたい!!
アゼルバイジャンアニメーション
2009年4月24日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10248422494.html
Wikipediaから画像を引用しただけですが。
YouTubeに上げられたのは、その10年後の2018年です。
なので、やっと観られる様になりました。
内容は、地面に掘られた“穴”を巡ってのシュールなコメディで、
幾つかのパートに分かれています。
登場人物は、冴えないパンツ一丁の男性。
複数人出てくる場合もありますが、皆同じ風貌。
穴を持ち上げたり、穴が追いかけてきたりと、
サルバドール・ダリばりのトリックアート的な展開。
台詞が無いので言葉が分からなくても安心…かと思いきや、
意味がよく理解出来なかった内容もありました。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12724318681.html
穴
Çalalar
久々のアゼルバイジャンアニメーション。
さあ、今年こそはアゼルバイジャンアニメを紹介する
史上初（？）の薄い本が誕生するでありましょうか!?
（表紙のデザインだけは終わっています）
まあ、地元では出ているかもですけど、
少なくとも日本では出ていない筈。
というか、私くらいしか作らないでしょうけど。
それはさておき、実はこのアニメーション、
ずっと前に弊ブログでご紹介しています。
動画がネット上にupされていないけど見てみたい!!
アゼルバイジャンアニメーション
2009年4月24日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10248422494.html
Wikipediaから画像を引用しただけですが。
YouTubeに上げられたのは、その10年後の2018年です。
なので、やっと観られる様になりました。
内容は、地面に掘られた“穴”を巡ってのシュールなコメディで、
幾つかのパートに分かれています。
登場人物は、冴えないパンツ一丁の男性。
複数人出てくる場合もありますが、皆同じ風貌。
穴を持ち上げたり、穴が追いかけてきたりと、
サルバドール・ダリばりのトリックアート的な展開。
台詞が無いので言葉が分からなくても安心…かと思いきや、
意味がよく理解出来なかった内容もありました。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12724318681.html
トラルとザリ
Toral və Zəri
https://youtu.be/uBjEKwKH-eY
【監督 Rejissor】
アスガル・マンマドフ（エスゲル・メンメドフ）
Əsgər Məmmədov
【作者 Əsərin müəllifi】
ルスタム・ババハノフ
Rüstəm Babaxanov
【脚本 Ssenari müəllifi】
ハサン・セイドバイリ（ヘセン・セイドベイリ）
Həsən Seyidbəyli
【初公開 İlk baxış tarixi】
1979年
【時間 Müddət】
15（分）dəq.
Toral və Zəri (film, 1979) − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Toral_v%C9%99_Z%C9%99ri_(film,_1979)
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
Toral və Zəri
https://youtu.be/uBjEKwKH-eY
【監督 Rejissor】
アスガル・マンマドフ（エスゲル・メンメドフ）
Əsgər Məmmədov
【作者 Əsərin müəllifi】
ルスタム・ババハノフ
Rüstəm Babaxanov
【脚本 Ssenari müəllifi】
ハサン・セイドバイリ（ヘセン・セイドベイリ）
Həsən Seyidbəyli
【初公開 İlk baxış tarixi】
1979年
【時間 Müddət】
15（分）dəq.
Toral və Zəri (film, 1979) − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Toral_v%C9%99_Z%C9%99ri_(film,_1979)
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
＞６８
＞６９
トラルとザリ
Toral və Zəri
完成は来年以降となりますが、今回の記事は、
そのための情報収集を兼ねたものとなります。
昨年（2022年）は逆に、
アニメは割と多く紹介していますが、その代わり、
クラシック音楽の紹介記事をあまり書いてなかったです。
弊ブログは基本的に、
◎自作品の紹介
◎知られざるアニメーションの紹介
◎知られざるクラシック音楽の紹介
の３本柱が主軸となっております。
これらの３本をバランスよく取り上げたいところです。
それでは本題に移りましょう!!
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
＞６９
トラルとザリ
Toral və Zəri
完成は来年以降となりますが、今回の記事は、
そのための情報収集を兼ねたものとなります。
昨年（2022年）は逆に、
アニメは割と多く紹介していますが、その代わり、
クラシック音楽の紹介記事をあまり書いてなかったです。
弊ブログは基本的に、
◎自作品の紹介
◎知られざるアニメーションの紹介
◎知られざるクラシック音楽の紹介
の３本柱が主軸となっております。
これらの３本をバランスよく取り上げたいところです。
それでは本題に移りましょう!!
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＞６８
＞６９
＞７０
トラルとザリ
Toral və Zəri
今回取り上げる作品は、
アゼルバイジャンのゴブスタンに定住した、
最古の部族に起きた出来事、という内容です。
ルスタム・ババハノフの小説「トラルとザリ」が原作だそうです。
あらすじは、言葉が分からないので、
映像を見た印象で説明します。
なので、正確かどうかは分かりません。
ある時、
ザリという娘に手を出そうとした男が、
腕を噛まれ失敗する。
ザリは、トラルという男に恋をしていた。
トラルは、絵を描くのが好きで、
いつも岩絵（岩面線刻）を描いていた。
そして、
彼を真似て岩絵を描き始める者が、
他にも出はじめた。
長老は、
岩絵を描いて楽しんでいる者たちを注意した。
狩りに苦労している男たちを見ていて、
絵を描いている者たちが呑気に見えたのだ。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
＞６９
＞７０
トラルとザリ
Toral və Zəri
今回取り上げる作品は、
アゼルバイジャンのゴブスタンに定住した、
最古の部族に起きた出来事、という内容です。
ルスタム・ババハノフの小説「トラルとザリ」が原作だそうです。
あらすじは、言葉が分からないので、
映像を見た印象で説明します。
なので、正確かどうかは分かりません。
ある時、
ザリという娘に手を出そうとした男が、
腕を噛まれ失敗する。
ザリは、トラルという男に恋をしていた。
トラルは、絵を描くのが好きで、
いつも岩絵（岩面線刻）を描いていた。
そして、
彼を真似て岩絵を描き始める者が、
他にも出はじめた。
長老は、
岩絵を描いて楽しんでいる者たちを注意した。
狩りに苦労している男たちを見ていて、
絵を描いている者たちが呑気に見えたのだ。
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＞６８
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＞７１
トラルとザリ
Toral və Zəri
ザリに手を出そうとした男は、大勢のいる前で、
狩りもしないで岩絵ばかり描いているトラルを糾弾し、
長老もその言い分に同意した。
トラルは、仕方なく、
悲嘆にくれるザリを尻目に、
集団から独り去っていった。
ザリはその夜、
トラルが男たちに追われて崖から落ちる夢を見、
はっと目を醒ました。
やがてトラルは、皆の前に姿を現した。
そして、長くて大きな石を、
若者たち数人の力を借りて、
２つの石を台のようにしてその上に置いた。
そして、石を持って、長くて大きな石を打ち付け、
リズムを奏でた。
ザリは、
トラルに近寄りその身を寄せたが、
トラルを糾弾した男は嫉妬に駆られて逆上し…。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
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トラルとザリ
Toral və Zəri
ザリに手を出そうとした男は、大勢のいる前で、
狩りもしないで岩絵ばかり描いているトラルを糾弾し、
長老もその言い分に同意した。
トラルは、仕方なく、
悲嘆にくれるザリを尻目に、
集団から独り去っていった。
ザリはその夜、
トラルが男たちに追われて崖から落ちる夢を見、
はっと目を醒ました。
やがてトラルは、皆の前に姿を現した。
そして、長くて大きな石を、
若者たち数人の力を借りて、
２つの石を台のようにしてその上に置いた。
そして、石を持って、長くて大きな石を打ち付け、
リズムを奏でた。
ザリは、
トラルに近寄りその身を寄せたが、
トラルを糾弾した男は嫉妬に駆られて逆上し…。
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＞７２
トラルとザリ
Toral və Zəri
何とも悲しい結末ですが、
考えさせられる作品です。
最期の方は、どういうやり取りだったのか？
言葉が分からないのでその辺がモヤっています。
映像の前半でトラルが竪琴を作って奏でているので、
石で音楽を奏でる場面も考え合わせると、
トラルには音楽の才能もあったということですね。
この作品を見て、
私自身も身につまされる部分があります。
人間は通常、
生きるために労働している人が大半です。
しかし、余程の特殊な気質は別として、
通常の感覚では�犖箜抬瓩覆匹劉狄瓦留浜椨瓩睇�要。
（あるいは、心の支えになるものとか）
絵だけで食べていけるのはほんの一握り。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
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トラルとザリ
Toral və Zəri
何とも悲しい結末ですが、
考えさせられる作品です。
最期の方は、どういうやり取りだったのか？
言葉が分からないのでその辺がモヤっています。
映像の前半でトラルが竪琴を作って奏でているので、
石で音楽を奏でる場面も考え合わせると、
トラルには音楽の才能もあったということですね。
この作品を見て、
私自身も身につまされる部分があります。
人間は通常、
生きるために労働している人が大半です。
しかし、余程の特殊な気質は別として、
通常の感覚では�犖箜抬瓩覆匹劉狄瓦留浜椨瓩睇�要。
（あるいは、心の支えになるものとか）
絵だけで食べていけるのはほんの一握り。
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＞７３
トラルとザリ
Toral və Zəri
私の父は、自分で設計して製造した機械を、
中国やインドなどに輸出したりしていました。
発明家であり、尚且つ、それを生業にしていました。
私はよく父に、
「金にならなきゃ意味がないぞ」
と注意され、何も言い返せませんでした。
私は、いわゆる「器用貧乏」ってヤツです。
私は、手先の器用さと、発明家気質を、
父から受け継いでいるようです。
発明家気質が、
芸術家気質に変質した感じですかね？
元々、純粋芸術も、建築も、機械設計製造も、
区分けが無かったというじゃないですか。
だから、ルネサンス時代の美術家は、
建築とか機械設計製造などもしていたわけで。
私もその辺（何か役に立つものか立たないものか）、
あまり区別していないんですよね。
私は、絵だけでなく、音楽もやったりします。
発明みたいなアイデアも思いついたりします。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
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トラルとザリ
Toral və Zəri
私の父は、自分で設計して製造した機械を、
中国やインドなどに輸出したりしていました。
発明家であり、尚且つ、それを生業にしていました。
私はよく父に、
「金にならなきゃ意味がないぞ」
と注意され、何も言い返せませんでした。
私は、いわゆる「器用貧乏」ってヤツです。
私は、手先の器用さと、発明家気質を、
父から受け継いでいるようです。
発明家気質が、
芸術家気質に変質した感じですかね？
元々、純粋芸術も、建築も、機械設計製造も、
区分けが無かったというじゃないですか。
だから、ルネサンス時代の美術家は、
建築とか機械設計製造などもしていたわけで。
私もその辺（何か役に立つものか立たないものか）、
あまり区別していないんですよね。
私は、絵だけでなく、音楽もやったりします。
発明みたいなアイデアも思いついたりします。
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トラルとザリ
Toral və Zəri
発達障害の少年が主人公の
「電熊さんちの特殊事情」
という漫画を不定期に描いているのですが、主人公の電太は、
一分私自身をモデルにしているところがあります。
私自身、ADHDの症状に苦しんだので。
電太の父も、
一分私の父をモデルにしているところがあります。
作中で、電太の父の発明家振りを描いています。
【漫画】電熊さんちの特殊事情 その柒 父ちゃんは発明家
2019年10月11日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12534554982.html
「襖に鍵が無いのは何故だろう？」
と子どもの頃疑問に思っていたので、
電太の父に襖に鍵を設置させました。
【漫画】電熊さんちの特殊事情 その玖 電太くんの當たり前行動（後編）
2020年10月9日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12626051415.html
黒電話の受話器が、
獣人でも使用できるように、
長く伸びます。
父は最期に、
「お前のしていることは理解できないが、
応援しているからな」
という意味のことを言ってくれました。
やるしかないじゃないですか!!
最近は、念願のアニメも作りはじめました。
絶好調です!!
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
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発達障害の少年が主人公の
「電熊さんちの特殊事情」
という漫画を不定期に描いているのですが、主人公の電太は、
一分私自身をモデルにしているところがあります。
私自身、ADHDの症状に苦しんだので。
電太の父も、
一分私の父をモデルにしているところがあります。
作中で、電太の父の発明家振りを描いています。
【漫画】電熊さんちの特殊事情 その柒 父ちゃんは発明家
2019年10月11日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12534554982.html
「襖に鍵が無いのは何故だろう？」
と子どもの頃疑問に思っていたので、
電太の父に襖に鍵を設置させました。
【漫画】電熊さんちの特殊事情 その玖 電太くんの當たり前行動（後編）
2020年10月9日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12626051415.html
黒電話の受話器が、
獣人でも使用できるように、
長く伸びます。
父は最期に、
「お前のしていることは理解できないが、
応援しているからな」
という意味のことを言ってくれました。
やるしかないじゃないですか!!
最近は、念願のアニメも作りはじめました。
絶好調です!!
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トラルとザリ
Toral və Zəri
さて、この作品の元になったものがありまして。
映像の中盤にも岩絵（岩面彫刻）が出てきますが、
冒頭映像には、岩絵の実物写真が出ています。
アゼルバイジャンの首都バクーに程近い、
ゴブスタン（Qobustan）という所がありまして、そこに、
「ゴブスタン国立歴史芸術保護区」
（Qobustan Dövlət Tarixi-Bədii Qoruğu）
というのがあります。
そこに所在する岩絵なのです!!
1966年に国によって保護区設定され、
1998年には「世界遺産の暫定リスト」に登録。
2007年には正式に「世界遺産」登録されました。
世界中にある700もの泥火山のうち、
400が、ゴブスタンとカスピ海にあるのではないかとか。
ゴブスタン国立保護区 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E5%8C%BA
画像左
ゴブスタン地区
画像中
山の名前の下の数字は、岩面彫刻の数。
画像右
「ゴブスタンの岩絵」の記念切手。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
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トラルとザリ
Toral və Zəri
さて、この作品の元になったものがありまして。
映像の中盤にも岩絵（岩面彫刻）が出てきますが、
冒頭映像には、岩絵の実物写真が出ています。
アゼルバイジャンの首都バクーに程近い、
ゴブスタン（Qobustan）という所がありまして、そこに、
「ゴブスタン国立歴史芸術保護区」
（Qobustan Dövlət Tarixi-Bədii Qoruğu）
というのがあります。
そこに所在する岩絵なのです!!
1966年に国によって保護区設定され、
1998年には「世界遺産の暫定リスト」に登録。
2007年には正式に「世界遺産」登録されました。
世界中にある700もの泥火山のうち、
400が、ゴブスタンとカスピ海にあるのではないかとか。
ゴブスタン国立保護区 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E5%8C%BA
画像左
ゴブスタン地区
画像中
山の名前の下の数字は、岩面彫刻の数。
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「ゴブスタンの岩絵」の記念切手。
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トラルとザリ
Toral və Zəri
画像左
アニメにも出てきた船の線刻。
画像中
画像右
以上、上掲６枚ともWikipediaアゼルバイジャン語版より引用。
Qobustan Dövlət Tarixi-Bədii Qoruğu − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Qobustan_D%C3%B6vl%C9%99t_Tarixi-B%C9%99dii_Qoru%C4%9Fu
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Toral və Zəri
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アニメにも出てきた船の線刻。
画像中
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以上、上掲６枚ともWikipediaアゼルバイジャン語版より引用。
Qobustan Dövlət Tarixi-Bədii Qoruğu − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Qobustan_D%C3%B6vl%C9%99t_Tarixi-B%C9%99dii_Qoru%C4%9Fu
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トラルとザリ
Toral və Zəri
話は変わるのですが、岩絵といえば、
アメリカのユタ州サンフアン郡にある、
「ニュースペーパー・ロック」
（Newspaper Rock）
も気になります。
Newspaper Rock State Historic Monument - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Newspaper_Rock_State_Historic_Monument
角が生えたのとかの、異形の者も描かれていますが、
「昔の人は想像力が豊かだった」
などと言いますけど、そうではなく、
本当にそういうのがいたんじゃないかって、
個人的には思っています。
何かは知らんけど。
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話は変わるのですが、岩絵といえば、
アメリカのユタ州サンフアン郡にある、
「ニュースペーパー・ロック」
（Newspaper Rock）
も気になります。
Newspaper Rock State Historic Monument - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Newspaper_Rock_State_Historic_Monument
角が生えたのとかの、異形の者も描かれていますが、
「昔の人は想像力が豊かだった」
などと言いますけど、そうではなく、
本当にそういうのがいたんじゃないかって、
個人的には思っています。
何かは知らんけど。
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Toral və Zəri
話をアニメに戻しますが、
その結末の場面を見て、昔懐かしい
「ローリングサンダー」
（Rolling Thunder）
を思い出してしまいました。
（折角のムードが台無しじゃん）
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PUrTqXtdINw
最終面（10面）までノーミスで行くんですけどね、
10面の攻略パターンを構築できずにゲームオーバーですよ。
ラスボス到達までに最低でも25発以上
弾を温存しなくてはいけないので、
（無駄弾使ってはいけない）
そこがカギなんですよね。
（だから、その話はいいっての!!）
私が「ゲーメスト」だか「BEEP」だかを見た記憶だと、
��26発�瓩世辰燭隼廚Δ里任垢�、
改めて調べ直すと��25発�瓩任靴拭�
（だからあ〜）
いや、YouTubeの攻略映像を見ると、
マシンガンの扉に入って弾薬補充して暫く画面を進ませて引き返し、
同じ扉に入ると、弾薬が復活していてまた補充ができるので、
その動作を繰り返すとマシンガンの弾薬数をかなり増やす事ができ、
その状態で最終面に突入すれば、
ラスボスまで弾薬を温存する事ができるというのを知りましたが、
リアルタイムでやっていた時は中坊でしたんで、
そんなん知らなかったわ、という事です。
（しつこくてすまぬ）
（追記：否、確かこの裏技当時から知ってましたよ。
でも、どこでどれだけ補充するのが適切だったのか、
知らなかったんですよ）
結末の場面の画像をうっかり出そうとしましたが、
ネタバレはいけないと思ったので引っ込めました。
さてどんな結末でしょうか？
（追記：最初はその画像を引っ込めていたんですけど、
言葉でネタバレしなければ良いかなと思いまして、
結局は出す事にしました。
そもそも、Wikipediaにそのネタバレ画像が出ていますし）
※「ə」は「ア」と「エ」の中間のような音で、
正確な仮名表記は不可能。
「ア」とも「エ」とも表記され混乱が見られます。
気持ち「ア」に近いため、
「Zəri」は「ゼリ」ではなく「ザリ」と表記しました。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
＞６９
＞７０
＞７１
＞７２
＞７３
＞７４
＞７５
＞７６
＞７７
＞７８
トラルとザリ
Toral və Zəri
話をアニメに戻しますが、
その結末の場面を見て、昔懐かしい
「ローリングサンダー」
（Rolling Thunder）
を思い出してしまいました。
（折角のムードが台無しじゃん）
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PUrTqXtdINw
最終面（10面）までノーミスで行くんですけどね、
10面の攻略パターンを構築できずにゲームオーバーですよ。
ラスボス到達までに最低でも25発以上
弾を温存しなくてはいけないので、
（無駄弾使ってはいけない）
そこがカギなんですよね。
（だから、その話はいいっての!!）
私が「ゲーメスト」だか「BEEP」だかを見た記憶だと、
��26発�瓩世辰燭隼廚Δ里任垢�、
改めて調べ直すと��25発�瓩任靴拭�
（だからあ〜）
いや、YouTubeの攻略映像を見ると、
マシンガンの扉に入って弾薬補充して暫く画面を進ませて引き返し、
同じ扉に入ると、弾薬が復活していてまた補充ができるので、
その動作を繰り返すとマシンガンの弾薬数をかなり増やす事ができ、
その状態で最終面に突入すれば、
ラスボスまで弾薬を温存する事ができるというのを知りましたが、
リアルタイムでやっていた時は中坊でしたんで、
そんなん知らなかったわ、という事です。
（しつこくてすまぬ）
（追記：否、確かこの裏技当時から知ってましたよ。
でも、どこでどれだけ補充するのが適切だったのか、
知らなかったんですよ）
結末の場面の画像をうっかり出そうとしましたが、
ネタバレはいけないと思ったので引っ込めました。
さてどんな結末でしょうか？
（追記：最初はその画像を引っ込めていたんですけど、
言葉でネタバレしなければ良いかなと思いまして、
結局は出す事にしました。
そもそも、Wikipediaにそのネタバレ画像が出ていますし）
※「ə」は「ア」と「エ」の中間のような音で、
正確な仮名表記は不可能。
「ア」とも「エ」とも表記され混乱が見られます。
気持ち「ア」に近いため、
「Zəri」は「ゼリ」ではなく「ザリ」と表記しました。
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
はこ（Sandıq, 1982）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10269870325.html
2009年5月28日
《転載開始》
はこ（Sandıq）
【ロシア語題】
謎の箱（Тайна сундука）
https://www.youtube.com/watch?v=c9aLEpfNqxw
【スタッフ】
作話（Əsərin Müəllifi）：
ユリ・ヤコヴレフ（Yuri Yakovlev）
脚本（Ssenari Müəllifi）：
ユリ・コヴァル（Yuri Koval）
監督（Rejissor）：
ヴァヒッド・タルボフ（Vahid Talıbov）
オペレーター（Operator）：
ラミズ・アガイェフ（アハイェフ）（Ramiz Ağayev）
デザイン（Rəssam）：
テイムル・マンマドフ（Teymur Məmmədov）
音楽（Bəstəkar）：
モビル・ババイェフ（Mobil Babayev）
音響（Səs Operatoru）：
アキフ・ヌリイェフ（Akif Nuriyev）
【制作会社】（İstehsalçı）
アゼルバイジャン映画スタジオ（"Azərbaycanfilm" Kinostudiyası）
【時間】（Müddət）
5.5分（dəq.）
【年】（İl）
1982年
【資料】
Sandıq (film, 1982) - Wikipedia Azərbaycanca
http://az.wikipedia.org/wiki/Sand%C4%B1q_(film,_1982)
《つづく》
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10269870325.html
2009年5月28日
《転載開始》
はこ（Sandıq）
【ロシア語題】
謎の箱（Тайна сундука）
https://www.youtube.com/watch?v=c9aLEpfNqxw
【スタッフ】
作話（Əsərin Müəllifi）：
ユリ・ヤコヴレフ（Yuri Yakovlev）
脚本（Ssenari Müəllifi）：
ユリ・コヴァル（Yuri Koval）
監督（Rejissor）：
ヴァヒッド・タルボフ（Vahid Talıbov）
オペレーター（Operator）：
ラミズ・アガイェフ（アハイェフ）（Ramiz Ağayev）
デザイン（Rəssam）：
テイムル・マンマドフ（Teymur Məmmədov）
音楽（Bəstəkar）：
モビル・ババイェフ（Mobil Babayev）
音響（Səs Operatoru）：
アキフ・ヌリイェフ（Akif Nuriyev）
【制作会社】（İstehsalçı）
アゼルバイジャン映画スタジオ（"Azərbaycanfilm" Kinostudiyası）
【時間】（Müddət）
5.5分（dəq.）
【年】（İl）
1982年
【資料】
Sandıq (film, 1982) - Wikipedia Azərbaycanca
http://az.wikipedia.org/wiki/Sand%C4%B1q_(film,_1982)
《つづく》
はこ（Sandıq, 1982）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10269870325.html
2009年5月28日
＞８４より、つづきの《転載開始》
本当はもっと長くやる様なのですが、
YouTubeには一部だけが出ています。
映像の断片とサントラを合わせたものだろうか？
狐のシッポがゆったりと動いているなど、
動きの細かい所は好き。
音楽が妙にロシア風ですけど、
当時のアゼルバイジャンはソ連に組み込まれていたので、
その影響ではないかと思います。
鍵の掛かった大きなトランクを巡っての一騒動。
【追記】2014.6.9
映像が消されていたため上げ直しましたが、
最初に貼った映像は不完全だったものの、
新しく貼ったものは<完全版です。
何と、人間まで出てきました。
というか、オチの意味がよく分かりません…。
ロシア語題と、資料のリンクも追加。
《つづく》
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10269870325.html
2009年5月28日
＞８４より、つづきの《転載開始》
本当はもっと長くやる様なのですが、
YouTubeには一部だけが出ています。
映像の断片とサントラを合わせたものだろうか？
狐のシッポがゆったりと動いているなど、
動きの細かい所は好き。
音楽が妙にロシア風ですけど、
当時のアゼルバイジャンはソ連に組み込まれていたので、
その影響ではないかと思います。
鍵の掛かった大きなトランクを巡っての一騒動。
【追記】2014.6.9
映像が消されていたため上げ直しましたが、
最初に貼った映像は不完全だったものの、
新しく貼ったものは<完全版です。
何と、人間まで出てきました。
というか、オチの意味がよく分かりません…。
ロシア語題と、資料のリンクも追加。
《つづく》
＞８４
はこ（Sandıq, 1982）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10269870325.html
2009年5月28日
＞８５より、つづきの《転載開始》
【追記：2025/2/14】
トランク → はこ
「Sandıq」には「トランク」「箱」「宝箱」「金庫」
などの意味がある様ですが、
内容的に「箱」「宝箱」あたりが適切かと思われます。
sandıq - Wiktionary, the free dictionary
https://en.wiktionary.org/wiki/sand%C4%B1q
YouTube映像が消されていたため上げ直し
画像９枚追加
《転載終了》
はこ（Sandıq, 1982）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10269870325.html
2009年5月28日
＞８５より、つづきの《転載開始》
【追記：2025/2/14】
トランク → はこ
「Sandıq」には「トランク」「箱」「宝箱」「金庫」
などの意味がある様ですが、
内容的に「箱」「宝箱」あたりが適切かと思われます。
sandıq - Wiktionary, the free dictionary
https://en.wiktionary.org/wiki/sand%C4%B1q
YouTube映像が消されていたため上げ直し
画像９枚追加
《転載終了》
ジャヴァンシル（若き獅子）（Cavanşir, 2002）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11704822898.html
2009年5月28日
《転載開始》
ジャヴァンシル（若き獅子）
CAVANŞİR（2002）
制作：アザンフィルムスタジオ（Azanfilm Studiyası）
脚本（Ssenari müəllifi）：エルチン・ハミ・アフンドフ（Elçin Hami Axundov）
監督（Quruluş rejissor）：エルチン・ハミ・アフンドフ（Elçin Hami Axundov）
時間（Müddət）：9.5分（dəq.）
《つづく》
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11704822898.html
2009年5月28日
《転載開始》
ジャヴァンシル（若き獅子）
CAVANŞİR（2002）
制作：アザンフィルムスタジオ（Azanfilm Studiyası）
脚本（Ssenari müəllifi）：エルチン・ハミ・アフンドフ（Elçin Hami Axundov）
監督（Quruluş rejissor）：エルチン・ハミ・アフンドフ（Elçin Hami Axundov）
時間（Müddət）：9.5分（dəq.）
《つづく》
ジャヴァンシル（若き獅子）（Cavanşir, 2002）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11704822898.html
2009年5月28日
＞８７より、つづきの《転載開始》
https://www.youtube.com/watch?v=Qe6umXy2yWg
以前にも軽く触れましたが、
ニコニコ動画に出ていたアゼルバイジャンアニメというのが、これです。
中途半端に絵柄がリアルなので、「キモい」と評判です。
この動画がYouTubeに輸入されているのも確認出来ます
（YouTubeに出ている映像には、ニコ動コメントがそのまま出ています）。
《つづく》
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11704822898.html
2009年5月28日
＞８７より、つづきの《転載開始》
https://www.youtube.com/watch?v=Qe6umXy2yWg
以前にも軽く触れましたが、
ニコニコ動画に出ていたアゼルバイジャンアニメというのが、これです。
中途半端に絵柄がリアルなので、「キモい」と評判です。
この動画がYouTubeに輸入されているのも確認出来ます
（YouTubeに出ている映像には、ニコ動コメントがそのまま出ています）。
《つづく》
＞８７
ジャヴァンシル（若き獅子）（Cavanşir, 2002）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11704822898.html
2009年5月28日
＞８８より、つづきの《転載開始》
内容は、アルメニアに対抗する戦意高揚プロパガンダアニメです。
両親を殺された事がきっかけでアゼルバイジャン軍に入隊した少年兵が、
傷つきながらもアルメニア軍の戦車を倒し、
病室で意識を回復するまでの間に、
様々な回想が出てくるお話。
領土問題で、アルメニアと対立していますからね。
一日でも早く諍いが無くなる事を望みます。
《つづく》
ジャヴァンシル（若き獅子）（Cavanşir, 2002）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11704822898.html
2009年5月28日
＞８８より、つづきの《転載開始》
内容は、アルメニアに対抗する戦意高揚プロパガンダアニメです。
両親を殺された事がきっかけでアゼルバイジャン軍に入隊した少年兵が、
傷つきながらもアルメニア軍の戦車を倒し、
病室で意識を回復するまでの間に、
様々な回想が出てくるお話。
領土問題で、アルメニアと対立していますからね。
一日でも早く諍いが無くなる事を望みます。
《つづく》
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
《転載開始》
https://www.youtube.com/watch?v=H4LOvJEUoCQ
露語題：Легенда о Девичьей Башне
【監督】Rejissor
マスード・ペナヒ（Məsud Pənahi）
【脚本】Ssenari
アビュルファズ・ヒュセイニ（Əbülfəz Hüseyni）
アドハム・グルベヨフ（Ədhəm Qulubəyov）
【美術】Rəssamlar
ヴァギフ・ムスタファイェフ（Vaqif Mustafayev）
ユリ・メッシェリヤコフ（Yuri Meşşeryakov）
【制作会社】İstehsalçı
アゼルバイジャン映画スタジオ（"Azərbaycanfilm" kinostudiyası）
【時間】Müddət
14.5分（dəq.）
【初公開】İlk baxış tarixi
1978年
Qız qalası əfsanəsi (film, 1978) − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Q%C4%B1z_qalas%C4%B1_%C9%99fsan%C9%99si_(film,_1978)
《つづく》
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
《転載開始》
https://www.youtube.com/watch?v=H4LOvJEUoCQ
露語題：Легенда о Девичьей Башне
【監督】Rejissor
マスード・ペナヒ（Məsud Pənahi）
【脚本】Ssenari
アビュルファズ・ヒュセイニ（Əbülfəz Hüseyni）
アドハム・グルベヨフ（Ədhəm Qulubəyov）
【美術】Rəssamlar
ヴァギフ・ムスタファイェフ（Vaqif Mustafayev）
ユリ・メッシェリヤコフ（Yuri Meşşeryakov）
【制作会社】İstehsalçı
アゼルバイジャン映画スタジオ（"Azərbaycanfilm" kinostudiyası）
【時間】Müddət
14.5分（dəq.）
【初公開】İlk baxış tarixi
1978年
Qız qalası əfsanəsi (film, 1978) − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Q%C4%B1z_qalas%C4%B1_%C9%99fsan%C9%99si_(film,_1978)
《つづく》
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞９１より、つづきの《転載開始》
今回は、
アゼルバイジャンの短編アニメーションのご紹介なんですが、
「乙女の塔の伝説」というタイトルが、
中二病を拗らせてる様な人とか、
オタクな人の心を鷲掴みにしそうですし、
キャラデザも魅力的だし、
元になった題材自体も魅力的だし、
何故もっと早く取り上げなかったのだろうか？
と思っています。
以前、大量に見つけたアゼルバイジャンのアニメを、
小出しに紹介して行ってるんですけどね。
《つづく》
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞９１より、つづきの《転載開始》
今回は、
アゼルバイジャンの短編アニメーションのご紹介なんですが、
「乙女の塔の伝説」というタイトルが、
中二病を拗らせてる様な人とか、
オタクな人の心を鷲掴みにしそうですし、
キャラデザも魅力的だし、
元になった題材自体も魅力的だし、
何故もっと早く取り上げなかったのだろうか？
と思っています。
以前、大量に見つけたアゼルバイジャンのアニメを、
小出しに紹介して行ってるんですけどね。
《つづく》
＞９１
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
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2025年07月10日
＞９２より、つづきの《転載開始》
「乙女の塔」というのは、
アゼルバイジャンの首都バクーに実在する歴史的建造物です。
それ自体については後に触れるとして、まずは、
この「乙女の塔」にまつわる伝説を元にしたアニメをご紹介します！
タイトルロゴや字幕などに使われている文字は、
ロシアやウクライナなどで使用されている「キリル文字」ですが、
アゼルバイジャン語です。
ラテン文字が使用されるのは、民主化以降ですね。
あらすじを紹介しているサイトが見当たらず、
映像を見ただけでは内容がよく分からない箇所がちょっとあります。
《つづく》
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞９２より、つづきの《転載開始》
「乙女の塔」というのは、
アゼルバイジャンの首都バクーに実在する歴史的建造物です。
それ自体については後に触れるとして、まずは、
この「乙女の塔」にまつわる伝説を元にしたアニメをご紹介します！
タイトルロゴや字幕などに使われている文字は、
ロシアやウクライナなどで使用されている「キリル文字」ですが、
アゼルバイジャン語です。
ラテン文字が使用されるのは、民主化以降ですね。
あらすじを紹介しているサイトが見当たらず、
映像を見ただけでは内容がよく分からない箇所がちょっとあります。
《つづく》
＞９１
＞９２
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞９３より、つづきの《転載開始》
なので、見た印象で説明します。
間違いがあるかも知れないので注意!!（ネタバレ注意!!）
その昔、バクーに、愛し合う男と娘がいた。
その様子を、コウモリが見ていた。
娘はザクロの実を詰んでいた。
（追記：コメント欄よりザクロではないかとの指摘。
ザクロのつもりでイチジクと誤って書いてしまいました。
アゼルバイジャンは、ザクロの産地として名高い）
そのコウモリは人間に変身し、
娘からその手にしているザクロの実を所望したものの、
娘はその要求を拒絶し、愛する男に手渡した。
コウモリ男は、嫉妬に駆られた。
《つづく》
＞９２
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞９３より、つづきの《転載開始》
なので、見た印象で説明します。
間違いがあるかも知れないので注意!!（ネタバレ注意!!）
その昔、バクーに、愛し合う男と娘がいた。
その様子を、コウモリが見ていた。
娘はザクロの実を詰んでいた。
（追記：コメント欄よりザクロではないかとの指摘。
ザクロのつもりでイチジクと誤って書いてしまいました。
アゼルバイジャンは、ザクロの産地として名高い）
そのコウモリは人間に変身し、
娘からその手にしているザクロの実を所望したものの、
娘はその要求を拒絶し、愛する男に手渡した。
コウモリ男は、嫉妬に駆られた。
《つづく》
＞９１
＞９２
＞９３
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
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2025年07月10日
＞９４より、つづきの《転載開始》
男と娘は、お互いに結ばれたがったが、
娘の父がそれを許さず、
娘は塔に幽閉されることになってしまった。
この塔に誰も近寄らせない様に守りきることができたら、
結婚を認めてやろうと娘の父は言った。
（※この解釈は私の臆測なので、間違ってる可能性があります）
男は、塔の入り口を見張ることにした。
（追記2025/7/24：イスタンブールの海上にも「乙女の塔」があり、
似た様な伝説があります。
王女が18歳の誕生日に毒蛇によって死ぬと予言されたため塔に幽閉され、
その当日に無事誕生日を迎えたものの、
お祝いに贈られた果物の籠の中に毒蛇が潜んでいて、
噛まれて亡くなるというもので、恐らくその話がベースかも？
予言の日まで守り切ることが出来たら結婚を認めよう的な）
《つづく》
＞９２
＞９３
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞９４より、つづきの《転載開始》
男と娘は、お互いに結ばれたがったが、
娘の父がそれを許さず、
娘は塔に幽閉されることになってしまった。
この塔に誰も近寄らせない様に守りきることができたら、
結婚を認めてやろうと娘の父は言った。
（※この解釈は私の臆測なので、間違ってる可能性があります）
男は、塔の入り口を見張ることにした。
（追記2025/7/24：イスタンブールの海上にも「乙女の塔」があり、
似た様な伝説があります。
王女が18歳の誕生日に毒蛇によって死ぬと予言されたため塔に幽閉され、
その当日に無事誕生日を迎えたものの、
お祝いに贈られた果物の籠の中に毒蛇が潜んでいて、
噛まれて亡くなるというもので、恐らくその話がベースかも？
予言の日まで守り切ることが出来たら結婚を認めよう的な）
《つづく》
＞９１
＞９２
＞９３
＞９４
＞９５
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞９６より、つづきの《転載開始》
男は途中で目を醒まし、
敵をなぎ倒しながら塔の最上階へ向かってゆく。
コウモリ男の部下たちが、
実力行使で娘を捕えようとするものの、
娘は塔から海へ身を投げてしまった。
男は絶望のあまり、
愛する娘の幻影に導かれながら、入水する。
コウモリ男は、その様子を見届けると、
コウモリの姿に変身し飛んで行ってしまった……。
《つづく》
＞９２
＞９３
＞９４
＞９５
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
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2025年07月10日
＞９６より、つづきの《転載開始》
男は途中で目を醒まし、
敵をなぎ倒しながら塔の最上階へ向かってゆく。
コウモリ男の部下たちが、
実力行使で娘を捕えようとするものの、
娘は塔から海へ身を投げてしまった。
男は絶望のあまり、
愛する娘の幻影に導かれながら、入水する。
コウモリ男は、その様子を見届けると、
コウモリの姿に変身し飛んで行ってしまった……。
《つづく》
＞９１
＞９２
＞９３
＞９４
＞９５
＞９６
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
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2025年07月10日
＞９７より、つづきの《転載開始》
何とも悲しい物語でした……。
アゼルバイジャン語が分かる方がココを覗いてくれるかわかりませんが、
上記のあらすじがこれで正しいのか判定してくれると嬉しい！
何日間か、塔の入り口からの侵入者を防いだら結婚を認めよう、
という風にも見えるのですが、言葉がよく分からないので何とも。
凄い気になったのは、
娘が花嫁衣裳？の様な服装に変身する描写が、
如何にも�猜竸半�女�瓩發里辰櫃い箸海蹇�
（丁度その場面の時、
右下に手話の人物が出ているので、
違う映像から拝借。
他の映像は、
会社のマークが映像に出ていたりするのであまり引用したくない）
（画像）
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CiWfAjIh-UQ
当時のアゼルバイジャンは、
言うまでもなくソビエト連邦時代でしたが、
日本に対する思い入れがあった様で、
例えば、日本の俳句をテーマにしたアニメも、
ソ連崩壊前に制作しているのですよ！
しかも、浮世絵風の人物がでてきます！
弊ブログで紹介済みです。
（浮世絵風の人物がアニメで動く描写、
1989年当時までに、地元日本でもやってましたか？）
菊の葉（Xrizantema yarpağı,1989）アゼルバイジャンのアニメーション
2012年9月1日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11343215158.html
同じくソ連崩壊前の1980年代のアニメで、
鳥山明とか昔のサンリオ、日本の少女漫画
などを髣髴とさせる絵柄のアニメも作られています。
制作したのは、女性のアニメーション作家です。
ママは木の上に（Anam ağaca çıxıb, 1986）アゼルバイジャンのアニメーション
2014年3月18日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11798620811.html
《つづく》
＞９２
＞９３
＞９４
＞９５
＞９６
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞９７より、つづきの《転載開始》
何とも悲しい物語でした……。
アゼルバイジャン語が分かる方がココを覗いてくれるかわかりませんが、
上記のあらすじがこれで正しいのか判定してくれると嬉しい！
何日間か、塔の入り口からの侵入者を防いだら結婚を認めよう、
という風にも見えるのですが、言葉がよく分からないので何とも。
凄い気になったのは、
娘が花嫁衣裳？の様な服装に変身する描写が、
如何にも�猜竸半�女�瓩發里辰櫃い箸海蹇�
（丁度その場面の時、
右下に手話の人物が出ているので、
違う映像から拝借。
他の映像は、
会社のマークが映像に出ていたりするのであまり引用したくない）
（画像）
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CiWfAjIh-UQ
当時のアゼルバイジャンは、
言うまでもなくソビエト連邦時代でしたが、
日本に対する思い入れがあった様で、
例えば、日本の俳句をテーマにしたアニメも、
ソ連崩壊前に制作しているのですよ！
しかも、浮世絵風の人物がでてきます！
弊ブログで紹介済みです。
（浮世絵風の人物がアニメで動く描写、
1989年当時までに、地元日本でもやってましたか？）
菊の葉（Xrizantema yarpağı,1989）アゼルバイジャンのアニメーション
2012年9月1日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11343215158.html
同じくソ連崩壊前の1980年代のアニメで、
鳥山明とか昔のサンリオ、日本の少女漫画
などを髣髴とさせる絵柄のアニメも作られています。
制作したのは、女性のアニメーション作家です。
ママは木の上に（Anam ağaca çıxıb, 1986）アゼルバイジャンのアニメーション
2014年3月18日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11798620811.html
《つづく》
＞９１
＞９２
＞９３
＞９４
＞９５
＞９６
＞９７
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞９８より、つづきの《転載開始》
アゼルバイジャンは�狄篤��瓩箸いο辰皺燭�で見た気がありますし、
当然、日本のアニメもソ連崩壊前から知っていたのでは？
なので、変身少女の影響を受けているのかな？と妄想。
---
「乙女の塔」の伝説、実写映画
「乙女の塔」には、20もの伝説が語り継がれており、
その内の少なくとも2つは、
イスラム教以前の時代に起源をもつという。
ロシア語版Wikipediaで紹介されている伝説は、
アニメとは内容が異なります。
シャーが、王女に愛していない男との結婚を強要しようとする。
王女は父を思いとどまらせようとして、
塔を建造させそれが完成するまで待って貰おうとする。
しかし塔が完成しても、父の思いは変わらなかったため、
王女は塔に上りカスピ海に身を投げてしまった。
別のバージョンでは、
海に投身自殺した娘の恋人が復讐のため彼女の父を殺害するも、
実は人魚が彼女を救出していて生存しており、
幸せに結ばれたという話も（ハッピーエンドなのか？）。
また、イエスの十二使徒のひとり、聖バルトロマイが、
バクーのあたりで異教徒に対して布教したが拒絶され、
乙女の塔の近くで処刑されたという伝説もあるとか。
Девичья башня (Баку) − Википедия
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%94%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87%D1%8C%D1%8F_%D0%B1%D0%B0%D1%88%D0%BD%D1%8F_(%D0%91%D0%B0%D0%BA%D1%83)
一般的にバルトロマイは、アルメニアで宣教し、
アルメニアを世界で初めて
キリスト教を国教とさせたと知られていますが、
アゼルバイジャンのお隣の国なので、
アゼルバイジャンにも関連した伝説が伝えられているというのも納得。
ちなみに、バクーには昔、
「聖バルトロマイ教会」（Müqəddəs Varfolomey kilsəsi）
がありましたが、ソビエト時代に破壊されてしまったそうです。
Saint Bartholomew Church (Baku) - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Saint_Bartholomew_Church_(Baku)
1923年（公開：1924年）にも、
実写映画化されていますが、
上記の２つとも内容が異なります。
“Qız qalası əfsanəsi” filminin 100 ili tamam olur - AZƏRTAC
https://azertag.az/xeber/qiz_qalasi_efsanesi_filminin_100_ili_tamam_olur-3026026
《つづく》
＞９２
＞９３
＞９４
＞９５
＞９６
＞９７
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞９８より、つづきの《転載開始》
アゼルバイジャンは�狄篤��瓩箸いο辰皺燭�で見た気がありますし、
当然、日本のアニメもソ連崩壊前から知っていたのでは？
なので、変身少女の影響を受けているのかな？と妄想。
---
「乙女の塔」の伝説、実写映画
「乙女の塔」には、20もの伝説が語り継がれており、
その内の少なくとも2つは、
イスラム教以前の時代に起源をもつという。
ロシア語版Wikipediaで紹介されている伝説は、
アニメとは内容が異なります。
シャーが、王女に愛していない男との結婚を強要しようとする。
王女は父を思いとどまらせようとして、
塔を建造させそれが完成するまで待って貰おうとする。
しかし塔が完成しても、父の思いは変わらなかったため、
王女は塔に上りカスピ海に身を投げてしまった。
別のバージョンでは、
海に投身自殺した娘の恋人が復讐のため彼女の父を殺害するも、
実は人魚が彼女を救出していて生存しており、
幸せに結ばれたという話も（ハッピーエンドなのか？）。
また、イエスの十二使徒のひとり、聖バルトロマイが、
バクーのあたりで異教徒に対して布教したが拒絶され、
乙女の塔の近くで処刑されたという伝説もあるとか。
Девичья башня (Баку) − Википедия
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%94%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87%D1%8C%D1%8F_%D0%B1%D0%B0%D1%88%D0%BD%D1%8F_(%D0%91%D0%B0%D0%BA%D1%83)
一般的にバルトロマイは、アルメニアで宣教し、
アルメニアを世界で初めて
キリスト教を国教とさせたと知られていますが、
アゼルバイジャンのお隣の国なので、
アゼルバイジャンにも関連した伝説が伝えられているというのも納得。
ちなみに、バクーには昔、
「聖バルトロマイ教会」（Müqəddəs Varfolomey kilsəsi）
がありましたが、ソビエト時代に破壊されてしまったそうです。
Saint Bartholomew Church (Baku) - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Saint_Bartholomew_Church_(Baku)
1923年（公開：1924年）にも、
実写映画化されていますが、
上記の２つとも内容が異なります。
“Qız qalası əfsanəsi” filminin 100 ili tamam olur - AZƏRTAC
https://azertag.az/xeber/qiz_qalasi_efsanesi_filminin_100_ili_tamam_olur-3026026
《つづく》
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2025年07月10日
＞９９より、つづきの《転載開始》
時は古（いにしえ）、バクーでのこと。
サマド・ハン（Səməd xan）は、
妻が妊娠しており気が気でなかった。
妻は娘を出産するが、残念なことに息を引き取ってしまう。
愛する妻を失った怒りのあまり、ハンは子を見ることすらせずに、
宮殿から追放する様に部下に命じた。
赤子は老女の家に預けられ、
自然の懐に抱かれながら美しい少女に育った。
ハンは、狩りに出かけた際、
ギュルナル（Gülnar）という少女と親しくなる。
彼女は実は、
ハンに捨てられた実の娘だったのだが、
ハンがギュルナルを宮殿に招くと、
彼女は好きな少年ズョフラブ（Zöhrab）も一緒に連れてきた。
ギュルナルが、
ハンの亡き妻の服を着ると、
ハンの胸に情欲が湧き起こった。
ギュルナルの顔に、
亡き妻の面影が浮かび上がってきたのだ！
ハンは、感情を抑えきれずに愛を告白するが、
ギュルナルはこの屈辱に耐えきれず、
彼女のために建造した乙女の塔から海に身を投げてしまう。
（画像）
Qız qalası əfsanəsi (film, 1924) − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Q%C4%B1z_qalas%C4%B1_%C9%99fsan%C9%99si_(film,_1924)
この作品は、
色々と問題があって批評家から酷評された様です。
当時のバクーには、まともに、スタジオ、撮影機材がなく、
プロの俳優もいないなど、技術的な問題があった。
ロシア人映画監督ウラジーミル・バッリューゼク
（Владимир Владимирович Баллюзек）が、
アゼルバイジャン文化をよく理解していなかった。
ブルジョア的西欧の「エキゾチックな」映画の精神に則った、
典型的な「偽物の東洋」描写で演出が粗雑、などなど。
しかし、皮肉なことに、
記録を塗り替えるほどの高い興業収益を得たそうです。
また、2024年は、この映画の公開100周年ということで、
地元でも強く意識されたそうです。
昨年に、今回の記事を書けばよかったですね。
《つづく》
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2025年07月10日
＞９９より、つづきの《転載開始》
時は古（いにしえ）、バクーでのこと。
サマド・ハン（Səməd xan）は、
妻が妊娠しており気が気でなかった。
妻は娘を出産するが、残念なことに息を引き取ってしまう。
愛する妻を失った怒りのあまり、ハンは子を見ることすらせずに、
宮殿から追放する様に部下に命じた。
赤子は老女の家に預けられ、
自然の懐に抱かれながら美しい少女に育った。
ハンは、狩りに出かけた際、
ギュルナル（Gülnar）という少女と親しくなる。
彼女は実は、
ハンに捨てられた実の娘だったのだが、
ハンがギュルナルを宮殿に招くと、
彼女は好きな少年ズョフラブ（Zöhrab）も一緒に連れてきた。
ギュルナルが、
ハンの亡き妻の服を着ると、
ハンの胸に情欲が湧き起こった。
ギュルナルの顔に、
亡き妻の面影が浮かび上がってきたのだ！
ハンは、感情を抑えきれずに愛を告白するが、
ギュルナルはこの屈辱に耐えきれず、
彼女のために建造した乙女の塔から海に身を投げてしまう。
（画像）
Qız qalası əfsanəsi (film, 1924) − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Q%C4%B1z_qalas%C4%B1_%C9%99fsan%C9%99si_(film,_1924)
この作品は、
色々と問題があって批評家から酷評された様です。
当時のバクーには、まともに、スタジオ、撮影機材がなく、
プロの俳優もいないなど、技術的な問題があった。
ロシア人映画監督ウラジーミル・バッリューゼク
（Владимир Владимирович Баллюзек）が、
アゼルバイジャン文化をよく理解していなかった。
ブルジョア的西欧の「エキゾチックな」映画の精神に則った、
典型的な「偽物の東洋」描写で演出が粗雑、などなど。
しかし、皮肉なことに、
記録を塗り替えるほどの高い興業収益を得たそうです。
また、2024年は、この映画の公開100周年ということで、
地元でも強く意識されたそうです。
昨年に、今回の記事を書けばよかったですね。
《つづく》
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乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞１００より、つづきの《転載開始》
本作の題材となった「乙女の塔」について
（画像）
（画像）
古代要塞の南東部に位置しており、
高さ28m、１階部分の直径は16.5m、壁の厚さは5mにも達します。
塔の内部は、切り石によって8階に分かれていて、
ドーム型の天井に覆われています。
これらの各階の部屋の中央部には穴が貫いており、
8階の天井中央部の穴から、1階の床を見ることができるそう。
1階から2階へは、中央の穴から梯子などを設置しないと上がれないが、
2階から最上階へは、壁の内側に作られた螺旋階段が続いています。
直径0.7mの井戸が設置してあるが、海の水は一切混じっておらず、
飲用に適するとのこと。
Qız qalası − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Q%C4%B1z_qalas%C4%B1
その中央の穴を上階から下階に向けて見下ろした光景。
（画像）
Baku 20170506 130544 - Девичья башня (Баку) − Википедия
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%94%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87%D1%8C%D1%8F_%D0%B1%D0%B0%D1%88%D0%BD%D1%8F_(%D0%91%D0%B0%D0%BA%D1%83)#/media/%D0%A4%D0%B0%D0%B9%D0%BB:Baku_20170506_130544.jpg
伝説とか、映像作品などでは、
塔の上から少女が海に投身自殺という内容ですが、
場所的には、カスピ海に間近いとはいえ、
塔の上から海の上にダイブするには、
ちょっと距離が遠いかな？という印象はあります。
海岸線の位置が、今とは違っていたのでしょうか？
この塔の本格的な調査は、
1920年代初頭に始まったそうですが、構造を調べると、
何を目的に建造されたのか不明という。
まず、この塔の用途についての記録がない。
窓の数も少なすぎる。
敵の攻撃に対応する構造をしていないので、
軍事要塞だった可能性も低い。
「図書館」や「ゾロアスター教の寺院」など、
いろいろな説が唱えられています。
Девичья башня (Баку) − Википедия
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%94%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87%D1%8C%D1%8F_%D0%B1%D0%B0%D1%88%D0%BD%D1%8F_(%D0%91%D0%B0%D0%BA%D1%83)
紙幣に描かれたりしているそうで、
1964年には博物館として開館し、
2000年にはユネスコ世界遺産に登録されたそうです。
《つづく》
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＞１００より、つづきの《転載開始》
本作の題材となった「乙女の塔」について
（画像）
（画像）
古代要塞の南東部に位置しており、
高さ28m、１階部分の直径は16.5m、壁の厚さは5mにも達します。
塔の内部は、切り石によって8階に分かれていて、
ドーム型の天井に覆われています。
これらの各階の部屋の中央部には穴が貫いており、
8階の天井中央部の穴から、1階の床を見ることができるそう。
1階から2階へは、中央の穴から梯子などを設置しないと上がれないが、
2階から最上階へは、壁の内側に作られた螺旋階段が続いています。
直径0.7mの井戸が設置してあるが、海の水は一切混じっておらず、
飲用に適するとのこと。
Qız qalası − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Q%C4%B1z_qalas%C4%B1
その中央の穴を上階から下階に向けて見下ろした光景。
（画像）
Baku 20170506 130544 - Девичья башня (Баку) − Википедия
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%94%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87%D1%8C%D1%8F_%D0%B1%D0%B0%D1%88%D0%BD%D1%8F_(%D0%91%D0%B0%D0%BA%D1%83)#/media/%D0%A4%D0%B0%D0%B9%D0%BB:Baku_20170506_130544.jpg
伝説とか、映像作品などでは、
塔の上から少女が海に投身自殺という内容ですが、
場所的には、カスピ海に間近いとはいえ、
塔の上から海の上にダイブするには、
ちょっと距離が遠いかな？という印象はあります。
海岸線の位置が、今とは違っていたのでしょうか？
この塔の本格的な調査は、
1920年代初頭に始まったそうですが、構造を調べると、
何を目的に建造されたのか不明という。
まず、この塔の用途についての記録がない。
窓の数も少なすぎる。
敵の攻撃に対応する構造をしていないので、
軍事要塞だった可能性も低い。
「図書館」や「ゾロアスター教の寺院」など、
いろいろな説が唱えられています。
Девичья башня (Баку) − Википедия
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%94%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87%D1%8C%D1%8F_%D0%B1%D0%B0%D1%88%D0%BD%D1%8F_(%D0%91%D0%B0%D0%BA%D1%83)
紙幣に描かれたりしているそうで、
1964年には博物館として開館し、
2000年にはユネスコ世界遺産に登録されたそうです。
《つづく》
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乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞１０１より、つづきの《転載開始》
「乙女の塔」の作者、建造時期
「乙女の塔」の建造時期についてははっきりしておらず、
色々と説があるようです。
外壁にアラビア文字で
「ダーウードの息子マスード」
との碑文が設置されているそうですが、一部の研究者は、
この塔を建造した建築家ではないか？と推定しています。
（画像）
Qız qalasının kitabəsi - Девичья башня (Баку) − Википедия
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%94%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87%D1%8C%D1%8F_%D0%B1%D0%B0%D1%88%D0%BD%D1%8F_(%D0%91%D0%B0%D0%BA%D1%83)#/media/%D0%A4%D0%B0%D0%B9%D0%BB:Q%C4%B1z_qalas%C4%B1n%C4%B1n_kitab%C9%99si.JPG
碑文の書体や文字体系が12世紀頃のものとされているため、
その頃に建造されたのではないかと見られています。
アラビア語の書体のひとつ「クーフィー体」が、
10〜12世紀に使用されていたことから、多くの学者は、
要塞（上層階）はその頃の建造だろうと見ています。
「クーフィー体」（خط كوفي）
がどんなものなのか調べてみたところ、
中々のデザインで思わず「おおッ!!」と声が出ました。
クーフィー体 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E4%BD%93
曲線というイメージのアラビア文字ですが、
幾何学模様だったりなど、直線性を強めた書体のようで。
現代アートの抽象画の様な要素も感じますね！
（画像）
Folio from a Koran (8th-9th century) - クーフィー体 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E4%BD%93#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Folio_from_a_Koran_(8th-9th_century).jpg
迷路やQRコードそのものやん！（何故関西弁？）
（画像）
迷路やQRコードに見えてくるアラビア書道の「クーフィー体」が難読だけどカッコいい！ - Togetter
https://togetter.com/li/928230
↓このデザインなんか、ゲームタイトルとか、
メタルバンドのロゴみたいでなんかカッコいい!!（おいおい）
Basmala kufi - クーフィー体 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E4%BD%93#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Basmala_kufi.svg
※原本を作者自身がなぞったものの様です。
引用する際、著作者への連絡が必用らしいので、
リンクするだけに留めます。
（まあでも、例の宗教は、
八百万信仰の日本人には合わないので。
アゼルバイジャンが世俗的とは言え）
《つづく》
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https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞１０１より、つづきの《転載開始》
「乙女の塔」の作者、建造時期
「乙女の塔」の建造時期についてははっきりしておらず、
色々と説があるようです。
外壁にアラビア文字で
「ダーウードの息子マスード」
との碑文が設置されているそうですが、一部の研究者は、
この塔を建造した建築家ではないか？と推定しています。
（画像）
Qız qalasının kitabəsi - Девичья башня (Баку) − Википедия
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%94%D0%B5%D0%B2%D0%B8%D1%87%D1%8C%D1%8F_%D0%B1%D0%B0%D1%88%D0%BD%D1%8F_(%D0%91%D0%B0%D0%BA%D1%83)#/media/%D0%A4%D0%B0%D0%B9%D0%BB:Q%C4%B1z_qalas%C4%B1n%C4%B1n_kitab%C9%99si.JPG
碑文の書体や文字体系が12世紀頃のものとされているため、
その頃に建造されたのではないかと見られています。
アラビア語の書体のひとつ「クーフィー体」が、
10〜12世紀に使用されていたことから、多くの学者は、
要塞（上層階）はその頃の建造だろうと見ています。
「クーフィー体」（خط كوفي）
がどんなものなのか調べてみたところ、
中々のデザインで思わず「おおッ!!」と声が出ました。
クーフィー体 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E4%BD%93
曲線というイメージのアラビア文字ですが、
幾何学模様だったりなど、直線性を強めた書体のようで。
現代アートの抽象画の様な要素も感じますね！
（画像）
Folio from a Koran (8th-9th century) - クーフィー体 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E4%BD%93#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Folio_from_a_Koran_(8th-9th_century).jpg
迷路やQRコードそのものやん！（何故関西弁？）
（画像）
迷路やQRコードに見えてくるアラビア書道の「クーフィー体」が難読だけどカッコいい！ - Togetter
https://togetter.com/li/928230
↓このデザインなんか、ゲームタイトルとか、
メタルバンドのロゴみたいでなんかカッコいい!!（おいおい）
Basmala kufi - クーフィー体 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E4%BD%93#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Basmala_kufi.svg
※原本を作者自身がなぞったものの様です。
引用する際、著作者への連絡が必用らしいので、
リンクするだけに留めます。
（まあでも、例の宗教は、
八百万信仰の日本人には合わないので。
アゼルバイジャンが世俗的とは言え）
《つづく》
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乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
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＞１０２より、つづきの《転載開始》
しかし、イリヤス・ババイェフ（İlyas Babayev）や、
ガラ・アフマドフ（Qara Əhmədov）などの一部の考古学者は、
ガバラ（Qəbələ）の古代遺跡と同じ石灰混合材で建造されているため、
もっと古い年代であると主張しています。
歴史学者サラ・アシュルベイリ（Sara Aşurbəyli）教授は、
要塞の土台が岩盤の15mの深さまで達していることから、
4〜6世紀ごろの建造と指摘。
ゾロアスター教寺院説を唱える研究者は、
紀元前8〜7世紀頃の建造と考えています。
12世紀頃にアゼルバイジャンを支配していた、
シルヴァン・シャー朝（Şirvanşah）では、
「乙女の塔」も防衛システムに組み込まれており、
要塞としての役割を果たしていたと、
研究者の間では一致しているそう。
シルヴァン・シャー朝時代に建造されたのではないが、
その時代に修復で手が加えられたのは間違いないそうです。
アラビア語の碑文設置はその時のものでしょうか？
それと、
「ガバラの古代遺跡」
なんてのもあるんですね！
現在のガバラ市に、
「カバラカ」（Kabalaka）
という、
「カフカス・アルバニア王国」（紀元前2世紀〜紀元後8世紀）
の古代都市の遺跡があるそうです。
城壁の一部が遺されているんですね。
（バルカン半島のアルバニアとは全く別）
（画像）
Kabalaka − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Kabalaka
---
バレエ音楽「乙女の塔」
アフラスィヤブ・バダルベイリ（Əfrasiyab Bədəlbəyli）
という作曲家が、1940年に「乙女の塔」をバレエ音楽にしています。
（画像）
Qız qalası (balet) − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Q%C4%B1z_qalas%C4%B1_(balet)
この作品については、この作曲家も含めて、
クラシック音楽の記事として、
改めて別の機会にご紹介したいと思います。
バダルベイリは、
アゼルバイジャンで初めて「バレエ音楽」を作曲した人だそうです！
（『乙女の塔』がそのバレエ曲というわけではありません）
ちなみに以前、アゼルバイジャン初の
クラシック音楽の作曲家をご紹介したことがあります。
ウゼイル・ハジベヨフ（Üzeyir Hacıbəyov）アゼルバイジャンの作曲家
2024年2月10日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12828932088.html
毎度よくある事なんですけど、
本編に関する調査だけでなく、
そこから派生した本筋とはあまり無関係なもののついでの調査も、
好奇心あふれ組（うしろゆびさされ組のノリで？）の私にとっては
とても楽しい作業であったりします。
---
「アゼルバイジャンアニメーションの世界」
（画像）
それと、
「アゼルバイジャンアニメーションの世界」
という本、出すと言い続けて一体何年経過しただろうか？
「出す出す詐欺」をいい加減止めないといけません!!
前回のアゼリーアニメの紹介記事はいつ書いたのかな？
トラルとザリ（Toral və Zəri, 1979）アゼルバイジャンのアニメーション
2023年6月20日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
もう２年も書いていなかったか!!
なんか年月経過するのが早い!!
「光陰矢の如し」ですから、皆さまも、
人生の時間を大切にお過ごしください!!
くれぐれも、後悔のなきよう。
《つづく》
＞９２
＞９３
＞９４
＞９５
＞９６
＞９７
＞９８
＞９９
＞１００
＞１０１
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞１０２より、つづきの《転載開始》
しかし、イリヤス・ババイェフ（İlyas Babayev）や、
ガラ・アフマドフ（Qara Əhmədov）などの一部の考古学者は、
ガバラ（Qəbələ）の古代遺跡と同じ石灰混合材で建造されているため、
もっと古い年代であると主張しています。
歴史学者サラ・アシュルベイリ（Sara Aşurbəyli）教授は、
要塞の土台が岩盤の15mの深さまで達していることから、
4〜6世紀ごろの建造と指摘。
ゾロアスター教寺院説を唱える研究者は、
紀元前8〜7世紀頃の建造と考えています。
12世紀頃にアゼルバイジャンを支配していた、
シルヴァン・シャー朝（Şirvanşah）では、
「乙女の塔」も防衛システムに組み込まれており、
要塞としての役割を果たしていたと、
研究者の間では一致しているそう。
シルヴァン・シャー朝時代に建造されたのではないが、
その時代に修復で手が加えられたのは間違いないそうです。
アラビア語の碑文設置はその時のものでしょうか？
それと、
「ガバラの古代遺跡」
なんてのもあるんですね！
現在のガバラ市に、
「カバラカ」（Kabalaka）
という、
「カフカス・アルバニア王国」（紀元前2世紀〜紀元後8世紀）
の古代都市の遺跡があるそうです。
城壁の一部が遺されているんですね。
（バルカン半島のアルバニアとは全く別）
（画像）
Kabalaka − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Kabalaka
---
バレエ音楽「乙女の塔」
アフラスィヤブ・バダルベイリ（Əfrasiyab Bədəlbəyli）
という作曲家が、1940年に「乙女の塔」をバレエ音楽にしています。
（画像）
Qız qalası (balet) − Vikipediya
https://az.wikipedia.org/wiki/Q%C4%B1z_qalas%C4%B1_(balet)
この作品については、この作曲家も含めて、
クラシック音楽の記事として、
改めて別の機会にご紹介したいと思います。
バダルベイリは、
アゼルバイジャンで初めて「バレエ音楽」を作曲した人だそうです！
（『乙女の塔』がそのバレエ曲というわけではありません）
ちなみに以前、アゼルバイジャン初の
クラシック音楽の作曲家をご紹介したことがあります。
ウゼイル・ハジベヨフ（Üzeyir Hacıbəyov）アゼルバイジャンの作曲家
2024年2月10日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12828932088.html
毎度よくある事なんですけど、
本編に関する調査だけでなく、
そこから派生した本筋とはあまり無関係なもののついでの調査も、
好奇心あふれ組（うしろゆびさされ組のノリで？）の私にとっては
とても楽しい作業であったりします。
---
「アゼルバイジャンアニメーションの世界」
（画像）
それと、
「アゼルバイジャンアニメーションの世界」
という本、出すと言い続けて一体何年経過しただろうか？
「出す出す詐欺」をいい加減止めないといけません!!
前回のアゼリーアニメの紹介記事はいつ書いたのかな？
トラルとザリ（Toral və Zəri, 1979）アゼルバイジャンのアニメーション
2023年6月20日
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12808500094.html
もう２年も書いていなかったか!!
なんか年月経過するのが早い!!
「光陰矢の如し」ですから、皆さまも、
人生の時間を大切にお過ごしください!!
くれぐれも、後悔のなきよう。
《つづく》
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＞９２
＞９３
＞９４
＞９５
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＞９８
＞９９
＞１００
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＞１０２
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞１０３より、つづきの《転載開始》
【追記：2025/7/14】
7月13日、公式ハッシュタグ記事ランキング
「アニメ映画」部門で３位をいただきました！
ありがとうございます！
（画像）
※本文では、監督名を「マスド・パナヒ」から、
「マスード・ペナヒ」に変更していますが、
変更後の文章が上掲の画面に反映するのに時間が掛かるため、
変更前の文章が出ています。
アゼルバイジャン語は、
母音に長短の区別が無いのですが、
動物のバクとの混同を避けるため「バクー」と表記するなど、
響きから敢えて長音表記する場合があります。
例えばポーランド語は、母音に長短の区別は無いけど、
アクセントのある母音は少し長めに発音したりします。
そんなノリですね。
フランス語なんかは、平坦な喋り口調なのに、
日本語で「ピエール」「レーモン」などとカタカナ表記するし。
実音は「ピエル」「レモン」に近いですが。
でもこれは「バクー」と表記するノリに近い。
「Ə」は、ドイツ語の「Ä」に相当しますが、
状況により「ア」に聴こえる場合と
「エ」に聴こえる場合があります。
【追記：2025/7/15】
「乙女の塔」に関する考古学的研究内容の増補。
《つづく》
＞９２
＞９３
＞９４
＞９５
＞９６
＞９７
＞９８
＞９９
＞１００
＞１０１
＞１０２
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞１０３より、つづきの《転載開始》
【追記：2025/7/14】
7月13日、公式ハッシュタグ記事ランキング
「アニメ映画」部門で３位をいただきました！
ありがとうございます！
（画像）
※本文では、監督名を「マスド・パナヒ」から、
「マスード・ペナヒ」に変更していますが、
変更後の文章が上掲の画面に反映するのに時間が掛かるため、
変更前の文章が出ています。
アゼルバイジャン語は、
母音に長短の区別が無いのですが、
動物のバクとの混同を避けるため「バクー」と表記するなど、
響きから敢えて長音表記する場合があります。
例えばポーランド語は、母音に長短の区別は無いけど、
アクセントのある母音は少し長めに発音したりします。
そんなノリですね。
フランス語なんかは、平坦な喋り口調なのに、
日本語で「ピエール」「レーモン」などとカタカナ表記するし。
実音は「ピエル」「レモン」に近いですが。
でもこれは「バクー」と表記するノリに近い。
「Ə」は、ドイツ語の「Ä」に相当しますが、
状況により「ア」に聴こえる場合と
「エ」に聴こえる場合があります。
【追記：2025/7/15】
「乙女の塔」に関する考古学的研究内容の増補。
《つづく》
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＞１０１
＞１０２
＞１０３
乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞１０４より、つづきの《転載開始》
【追記：2025/7/20】
19日に知ったのですが、
実はイスタンブールにも「乙女の塔」があるそうで……。
トルコ語で「Kız Kulesi」と綴るのですが、
アゼルバイジャン語とは近縁言語なので、似てますよね。
（画像）
Kız Kulesi - Vikipedi
https://tr.wikipedia.org/wiki/K%C4%B1z_Kulesi
アニメに出てくる「乙女の塔」は、
むしろこちらに近い様な……？
キュズィコスの海戦（Ναυμαχία της Κυζίκου）
に勝利したアテネの将軍アルキビアデース（Αλκιβιάδης）が、
黒海からやってくる船から関税を取り立てるために、
408年に海上の小さな岩の上に建造させたのではないかとされています。
こちらが所在地です（青い部分）↓
（画像）
過去に何度か地震や火災などで焼失しており、
その度に再建され、灯台にもなったりしたそうで。
1998年の修復工事によって
鉄骨の支柱が追加されて耐久性が強化され、
レストランに生まれ変わったそうです。
007シリーズ「ワールド・イズ・ノット・イナフ」（1999年）
にも登場したのだとか。
海の間近にあるため、塩害による劣化が早く、
2021年にも補修工事が行われたそうです。
ステンレスの骨組み（タイ・ロッド）が組み込まれたり、
より堅固なコンクリートの床材が使われるなど。
肝心の「乙女の塔」の名の由来ですが、
幾つか伝説があるそうで。
「皇帝の愛娘が18歳の誕生日に毒蛇に殺される」
という予言が下された。
皇帝は王女を守るため、
ボスポラス海峡に塔を建造させ、
蛇から守るためにそこに幽閉した。
18歳の誕生日、皇帝は予言を覆せたことを喜び、
珍しい果物の籠を贈った。
しかし、果物の中に潜んでいた毒蛇が王女を噛み、
予言通り王女は父の腕の中で息を引き取ってしまった。
この塔は別名「レアンドロスの塔」とも呼ばれているそうですが、
ギリシア神話ヘーローとレアンドロス（Ἡρώ καὶ Λέανδρος）
に由来しているとか。
へーローは、アプロディーテーの女神官であり、
ヘッレース・ポントス（ダーダネルス海峡）の端にある
セーストスの塔に住んでいた。
海峡の対岸にあるアビュドス出身の若者レアンドロスは彼女に恋をし、
毎晩海峡を泳いで渡り、彼女と一緒に過ごした。
ヘーローは塔の最上階でランプを灯して恋人を導いた。
ヘーローはレアンドロスの耳に快い言葉と、
アプロディーテーは愛の女神として
処女崇拝など軽蔑する筈だという主張に折れて、
彼の愛を受け入れた。
この日課は暖かい夏の間中続いたが、
ある冬の嵐の夜、風が塔の明かりを吹き消し、
方向を見失ったレアンドロスは波に巻き込まれて溺れ死んだ。
翌朝になって岸に流れ着いた
レアンドロスの死体を目にしたヘーローは発狂し、
彼女も恋人の後を追って塔から海へ身を投げたという。
ボスポラス海峡とダーダネルス海峡の類似性から、
どういうわけかこの塔にも結び付けられるようになったのだとか。
Maiden's Tower - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Maiden%27s_Tower
《転載終了》
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乙女の塔の伝説（Qız qalası əfsanəsi）アゼルバイジャンのアニメーション
https://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12915309503.html
2025年07月10日
＞１０４より、つづきの《転載開始》
【追記：2025/7/20】
19日に知ったのですが、
実はイスタンブールにも「乙女の塔」があるそうで……。
トルコ語で「Kız Kulesi」と綴るのですが、
アゼルバイジャン語とは近縁言語なので、似てますよね。
（画像）
Kız Kulesi - Vikipedi
https://tr.wikipedia.org/wiki/K%C4%B1z_Kulesi
アニメに出てくる「乙女の塔」は、
むしろこちらに近い様な……？
キュズィコスの海戦（Ναυμαχία της Κυζίκου）
に勝利したアテネの将軍アルキビアデース（Αλκιβιάδης）が、
黒海からやってくる船から関税を取り立てるために、
408年に海上の小さな岩の上に建造させたのではないかとされています。
こちらが所在地です（青い部分）↓
（画像）
過去に何度か地震や火災などで焼失しており、
その度に再建され、灯台にもなったりしたそうで。
1998年の修復工事によって
鉄骨の支柱が追加されて耐久性が強化され、
レストランに生まれ変わったそうです。
007シリーズ「ワールド・イズ・ノット・イナフ」（1999年）
にも登場したのだとか。
海の間近にあるため、塩害による劣化が早く、
2021年にも補修工事が行われたそうです。
ステンレスの骨組み（タイ・ロッド）が組み込まれたり、
より堅固なコンクリートの床材が使われるなど。
肝心の「乙女の塔」の名の由来ですが、
幾つか伝説があるそうで。
「皇帝の愛娘が18歳の誕生日に毒蛇に殺される」
という予言が下された。
皇帝は王女を守るため、
ボスポラス海峡に塔を建造させ、
蛇から守るためにそこに幽閉した。
18歳の誕生日、皇帝は予言を覆せたことを喜び、
珍しい果物の籠を贈った。
しかし、果物の中に潜んでいた毒蛇が王女を噛み、
予言通り王女は父の腕の中で息を引き取ってしまった。
この塔は別名「レアンドロスの塔」とも呼ばれているそうですが、
ギリシア神話ヘーローとレアンドロス（Ἡρώ καὶ Λέανδρος）
に由来しているとか。
へーローは、アプロディーテーの女神官であり、
ヘッレース・ポントス（ダーダネルス海峡）の端にある
セーストスの塔に住んでいた。
海峡の対岸にあるアビュドス出身の若者レアンドロスは彼女に恋をし、
毎晩海峡を泳いで渡り、彼女と一緒に過ごした。
ヘーローは塔の最上階でランプを灯して恋人を導いた。
ヘーローはレアンドロスの耳に快い言葉と、
アプロディーテーは愛の女神として
処女崇拝など軽蔑する筈だという主張に折れて、
彼の愛を受け入れた。
この日課は暖かい夏の間中続いたが、
ある冬の嵐の夜、風が塔の明かりを吹き消し、
方向を見失ったレアンドロスは波に巻き込まれて溺れ死んだ。
翌朝になって岸に流れ着いた
レアンドロスの死体を目にしたヘーローは発狂し、
彼女も恋人の後を追って塔から海へ身を投げたという。
ボスポラス海峡とダーダネルス海峡の類似性から、
どういうわけかこの塔にも結び付けられるようになったのだとか。
Maiden's Tower - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Maiden%27s_Tower
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