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無農薬の菜園!有機・自然農法コミュの自然農法の利点、弱点、栽培のコツ

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自然農法についての知識、経験を集めよう!


『自然農法とは・・?』
不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(肥料を与えない)、無農薬(農薬を使用しない)を特徴とする農法。肥料や農薬を使用する従来農法(有機農法も含む)と異なり、基本的に播種と収穫以外の作業を行わず、自然に任せた栽培を行う。しかし、油粕や米ぬかだけは撒く人や、耕起だけは行う人、草を取らずとも刈ってしまう人なども自然農法の実践者として名乗る事があるためその栽培法は多様である。日本や世界各地に実践者がいる。(ウィキベディア記事より引用)

『自然農法』 goo国語辞典参照
有機農業・生態系農業のうち、無農薬・無化学肥料を厳格に実施するもの。基準は特に定められていない。


「ウィキペディア 自然農法より」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%BE%B2%E6%B3%95

「財団法人 自然農法国際研究開発センター」創始者 (故)岡田茂吉
http://www.infrc.or.jp/

「MOA自然農法文化事業団ホームページ」(故)岡田茂吉師 関連事業団 
http://www.moaagri.or.jp/index.htm



上記、岡田氏関連の自然農法団体以外にも、福岡正信 氏、 川口由一 氏、「奇跡のリンゴ」の木村秋則 氏など、自然農法の分野で知名度が高い。

木村秋則 - 世界で初めて無農薬・無施肥のリンゴの栽培に成功した農家。

『木村秋則氏-ブログ』
「自然栽培」日記
http://shizensaibai.jp/blog/kimura/

コメント(33)

弱点は草の伸びすぎによる、日照不足を招くことと、雑草の勢いに作物が負けてしまうことらしい。

自然農法を続けて4年目あたりから、草が伸びすぎて何も植えれない、植えても日光が当たらなくなるそうです。ススキとかハルジオンとかセイタカアワダチソウとかですね。

なので、適度に刈り込むことも必要なようです。
ミミズが増えることで土が良くなっていきますが、増えたミミズを狙ってモグラが出るようになるそうです。

地ネズミやモグラが作物の下に穴を掘りまくり、作物が枯れたりするようです。

対策として、昔の人は田を囲むように毒草であるヒガンバナを植えていましたが、効果はどうなのでしょうね?
虫などの小動物が多様に存在することで、害虫と呼ばれる虫たちも抑制されるという良い面がありますが、たとえばコオロギなども茂った草むらを住処にしますが、そのコオロギが植えたばかりの白菜の芽などを容赦なく食べたりするそうです。

コオロギは見つけ次第、ほかの場所へ移動したりするしかないですね。

あるいは、白菜の芽などを何かで囲っておいて保護する必要があるようです。
licoさん

うわ〜〜、すごいですわーい(嬉しい顔)正解ですよそれ全部!
今までの体験と、最近読み漁って蓄積してきたノウハウのまとめは、ここで説明された通りです。

しかも端的に説明されていてすごいです。
それを聴いた木村さんの公演で聴いたlicoさんもすごいし、こうして文章にまとめられる能力もすごいです。びっくりしました。

図書館で木村さんの本は借りたけども、ほかの土壌学の本たちを先に読もうとしていて、まだ全然読めてないのですが・・・

少し答え合わせのような作業もしていきたいので、またボチボチとこちらに書いていきますので、もし間違っていたり、違う情報があったりしたら教えてくださいねわーい(嬉しい顔)

手助けをするということとか、とても共感しています。いつも植物の状態を見て感じ取って対応するのが一番ですね。


やはり普段は浅く表面を削るくらいにして、5年ほどで一度深く耕すのが良いのですね。
自然になすがままではなくて、雑草も適度に除いていくことがやっぱり大切なんですねわーい(嬉しい顔)


自然農法を取り入れていると、市民農園などのような所では異端ですし、雑草が生えていることは手入れされていない、良くないこととされてしまいます。

逆に従来の慣行農法との違いを沢山見れるということでもありますね。

自然農法の良いところを学んで、なんとか成功したいと思います。

ただ、土に悪影響が無い範囲で、堆肥のようなものは使ってみたいです。


慣行農法を続けていると、土は50年〜100年後には死んでしまって、砂漠化するらしいです。長年取り続けたデータからもそのように確認されているようです。

本当の意味で持続可能な農業を、目指していきたいです。


有機栽培にも弱点があり、それを補うのが自然農法だと思っています。
慣行農法を救うのも自然農法であり、もしくは手間のかからなくなったより自然農法に近く進化した有機栽培だと思います。

このまま、農薬と化成肥料と除草剤で対応する農業を続けていくと、どんどんと収量が減っていき、薬剤耐性のついた害虫だけが生き残り、そしてまた農薬を強く散布して対応して・・・イタチゴッコになりますね。
生態系のバランスが崩れ、最終的には土が死にます。

危機ですね。

農家さんたちも気づいているらしいのですが・・・

政府が、特定の農産物を特産物として生産し、毎年一定の量を作り続けなさいと、各地方に責任を持たせたらしいですね。
安定供給が目的のようですが、それが農作物の連作化を招き、肥料と農薬に頼るしかない現状を生み出しているのが実情のようです。

また色々と情報を交換しましょうねぴかぴか(新しい)
licoさん

まぁ、なんと立派な・・・

そうですね、互いにリスペクト、そう思います。
実はわたしも自然農法のコミュニティに入ったものの、なんか難しいなここ・・・という感想を抱いてしまい。
雰囲気が殺伐としてて、どうも馴染めないもので、ここを立ち上げた経緯があります。

そういえば、共生ということを扱った本を1年ほど前に読んだことがあります。それはすばらしい本でした。
生物学から始まり、この地球の全てのことや人社会の事まで、共生がいかに大切かを説いた本でした。

また読み返してみたくなりました。題名を忘れてしまいましたが、図書館で借りたのです。

農業が行きついてしまう砂漠化についても書かれていたり、人類の抗生物質の過剰投与による耐性菌の発生なんかも書かれていて・・

日本のみんなが知らないことなんですが、50年後には全ての抗生物質が効かなくなるそうです。

そうなるとどうなるかというと・・・まぁ、想像がつくと思いますが、大変なことになりますね。
砂漠化と共に、確実に人類を蝕むものとしてそのことに警鐘を鳴らしています。
自然に対して征服し、支配しようとした傲慢な行動の結果が、子供たちの未来を奪うようです。

農業も、もうヤバイらしいですし。土はカチカチになりミミズが居なくなり・・
3大栄養素のリン酸でさえ、その素となるリン鉱物は100年後には枯渇すると言われています。
何か代わりのものを、その時になって人類は見つけてくるのでしょうけれど、行き当たりばったりの無責任な行動であることは、間違いないと思います。

有限であるものを無限と勘違いした悲しい行動ですね。

自然と共生することで、人がまた共に生かしあう世界に戻れればいいなと思います。


それにしても、話は戻りますが、自然農法を実践している人は有機栽培農法よりも自分たちが優れていると思っている節があるように思いますが・・・どうですかね?

自然農法を実践する人々と、有機栽培を行う人々がお互いに歩み寄って、最終的には慣行農法の人たちにも取り組みやすい体系を築くことが、将来を救うような気がします。
慣行農法の人たちが急に自然栽培をしてもまず失敗するから、段階を経て取り組めるようになればいいなと思ってます。

日本の慣行農法の農薬と化学肥料と砂漠化の他にも、いろいろ問題はありますね。
飽食の時代が海外の農場に拝金主義を生み出していて、国家レベルでの無謀な農業を行っていて、急激に砂漠化を進めているようです。

自分たちが今取り組んでいる野菜作りの趣味ですけど、地球の生態系の為に、というと大げさですが何かもやもやした気持ちを解消できる糸口になるかもしれないな、と思ってたりします。


砂漠化を考えると、ちょっと大きな話まで行ってしまいますね・・

とにかく、このコミュニティの中では自然派な取り組みの実践と、栽培の失敗報告がメインですので(笑)
楽しく失敗や成功を話し合えたらいいなぁと思っています。

お互いにリスペクトできるコミュニティにしていきましょうねわーい(嬉しい顔)
licoさん

ここは最初は一人でも気楽に細々と続けられればいいかなぁ、くらいの気持ちで始めましたが、何人か参加していただいて、licoさんも参加していただいて、毎日ここを見るのが楽しみになってきました。

今では、このコミュニティをたくさんの人にも知ってもらって寛ぎにに来てもらえたらいいな、と思うようになってきました。ほかの人にも教えてあげたいな、と思うくらいに私にとっても居心地が良い場所になりつつあります。
licoさんにはとても感謝しています。いろいろ教えてもらったりして楽しいです。

有機と自然農の違いとかは、なるほどなるほど、と頷きながら読ませていただきました。

たしかにそうですね。
有機は労力がすごく要るんですよね。昔の人たちも近代農業が普及するまでは山から落ち葉を持ってきたり、ものすごく重労働して米作りとかしてたみたいです。
やはり収量と大きさを目指すと、そういう労力が必要です。

これこそ永続可能な農業であって、ひとつの完成系なんですけども、現在の農業の抱える高齢化と跡継ぎの居なくなっていく現状を考えると、自然農が未来の希望にも思えてきます。

有機栽培の水田の試みについて、最近ある成功例があったそうです。
その成功した要因は、不耕起にして、さらに冬季も水を抜かずに張ったままにしたそうです。
結果、害虫の発生を殆ど抑えつつ、豊かな栄養ある水田ができたそうです。
その仕組みは、まだ全部は解明されてませんが、水ミミズがたくさん増えて、土をふわふわにしてくれたみたいです。

いま、私はとても肝心な本質に近づいている気がするのですが、いままでの有機栽培を不耕起に転換してみたら、もっと有機栽培の技術が安定するんじゃないかな?と思うんです。

耕さないことで、それこそミミズを殺さない、土壌生物や小動物の住処を奪わないということをしてやるだけなんです。

より自然農に近づいた有機栽培になるわけですが、そうすると今までの有機栽培の重労働を極端に減らせるように感じています。

いま、読ませていただいた自然農の福岡さん、川口さん、木村さんが答えを示してくれていうるように思います。

本当に素晴らしい人たちですよね。

僕らも小さな単位だけど、土と話して本当に感じるようにして、この大地と自然と寄り添うようにやっていけたらいいですね。

私たちなりに工夫したり色々試したりしてやりたいですね。
これからもお願いします。

心が豊かになるように思います。それは何にも代えがたいもうひとつの収穫だと思います。
やさしく穏やかにすごせて植物や自然と向き合える時間を大切にしたいと思います。
また色々とよろしくお願いします。
刈った後の雑草を畝に敷くとき。


敷き草を2層にすると良いらしい。

土に接する敷き草は乾燥させたものを使い、その上には刈ったばかりの草を積むと地面に接した草がベチャってならなくていいみたい。
本で読んだまとめ〜


コツのようなことを数項目記しておきます。

・収穫が多くできるように改良された多収の品種は避ける(肥料がたくさんいるため、自然農には向かない)
・コンパニオンプランツ(共栄植物)を活用する。
・地面を裸にさせない(雑草or刈り草で覆う)
・雑草を生やすなら、苗を植える前の初期は生やしておいて、苗を植えた後は、苗の勢いが負けないように雑草を刈り込む。
・慣行農法から自然農へ転向した場合、土地の地力が回復するまでの数年は堆肥を多く用いて回復を図る。(数年を要する)その後は、地力の回復に応じて堆肥を減らす。
・生のままで草をすき込まない。かならず乾燥させたものを使うか、完熟堆肥を使う。
・豆類などの窒素固定をする植物を植えて、地中の窒素量を増やしたりすること。逆に窒素過多は病気を生むので気をつけること。
肥料を与えない自然農法を1年。

今まで、15年ほどは、もともと自然農法寄りの無農薬の有機栽培だったのだが、完全に自然農法になり1年が過ぎた。

不耕起、無肥料。
雑草を生やし刈り取り、それを積み上げマルムシやミミズなどの分解者に分解してもらい、肥料に変えてもらう。

やってきて気づいたこと。
有機栽培との比較をしてみた。


◆特徴
・最初の生育は遅い。(先に根を張るため、スロースターター気味で地上部が遅れて成長)
・実をつける段階も遅い。(時期は遅いが長くコンスタントに収穫でき、収穫量は変わらず)
・枝の本数は少ないが枝がしっかりしていて強風などに強い。支柱が少なくて済む。
・虫が良くも悪くも大発生する。
・かえる、クモ、トカゲも多くなる。
・ミミズ、マルムシなどの分解者の数が3倍〜10倍になる。
・アブラムシの発生がない(アブラナ科のつぼみ時期は大量に発生するので例外)
・肥料がいらない(ミミズ、マルムシなどが刈り草を分解し肥料へと変えてくれる)
・ビニールのマルチが要らない(敷き草で代用のため、地温は上がらないが保湿、除草はできる)
・異常気象に強い。
・病気に強い。
・秋に近い気候になっても夏野菜が元気で長く収穫ができる。
・一見、畑がむちゃくちゃに見える。密林状態になる。
・雑草がとても生えやすい。雑草が旺盛に育ちすぎる。(不耕起が影響していると思われる)
→これは転じて、刈り草を集める良い条件と割り切ると気分が楽。
・株と株の距離は広めにとらないと、養分が足りない。広めに取れば逆に少ない株数で、有機栽培の収穫量並に収穫量が増える。
→たとえば、有機栽培では株間30センチのところ、自然農法では株間50センチ以上を取る。
・石灰使用による土壌のアルカリ化が原因のカビ類(うどんこ病)などが発生しない。


◆完全なデメリットは以下の通り。

・バッタやナメクジなどの食害は倍増する傾向がある。
→コマツナやオクラの幼い苗などは、直播きでの発芽後すぐに被害を受ける。
全滅するおそれのある作物は寒冷紗のトンネル(コマツナ)、ベランダでの苗の育成後に移植(オクラ)などの対策が必要。

・自然農法に向かない作物や有機栽培のような雑草の手入れが必要な作物もある。
→ネギ類は雑草に負けるので、雑草はこまめに除去しなくてはならない。

・土がアルカリでなければ育ちにくいような、ホウレンソウには向かない。
→耐アルカリの傾向が強い品種がほとんどを占めるようになっているようだが・・・
半数は死滅するのを覚悟で育てるか、あるいは割り切って効果の比較的柔らかい苦土石灰などを使用してphに干渉するか。貝殻などが材料のアルカリ性の材料もある。

・混合で混ぜて育てる「混作」に向かない作物もある。
→※コンパニオンプランツのトピックを参照。

・トウモロコシなども無農薬では難しい。
→網目の細かいネットで受粉後すぐに覆うか、もしくは育てるのをあきらめるか。

・セロリは強い日差しや路地栽培には向かないようで、灰汁(あく)がつよく食べられなくなる。
→路地栽培、自然農法をあきらめるか、日陰の環境をつくってやる。

・アスパラ菜は無肥料では育たない。爪楊枝のような太さのまま花が咲きとう立ちしてしまう。
→自然農法にこだわらず、あきらめて肥料をたっぷり与えてやる。

・肥料を必要とする多収品種は避ける。
→できれば早生、多収と書かれた種袋は避ける。

・雑草がよく生えすぎてコントロールが必要。
→有機栽培よりも手がかかる。こまめに通わないと雑草に埋もれてしまう。

【要約して結論をいうと・・・】

有機栽培で肥料に頼っていると、50年後には土が死に、回復に200年か300年かかるようになるらしいので。

自然農法は土には良いと思うので、将来的に土が生きたままになるし、未来型の農業と言えると思う。

それと、作物が、より元気で病気がない。そのうえ、異常気象に強くなり環境に左右されにくくなる。
味が良い。
有機栽培にくらべると実の成長も遅いので、実がしまる。

しかし、虫にかじられるなど、見栄えが悪いものが増える。有機、自然農法にかかわらず、これは無農薬の定め。

ただし、実が大きくなりにくい(時間がかかる)ので、市販と同じ大きさまでナスを育てると、実の成熟は進んでいるので、種が多くなる。

収穫は、市販の大きさよりも小さい段階で収穫しなくてはならず、その点では収穫量は3分の2程度に落ちる。

それを除けば、収穫量は有機栽培並みであるが、劣る場合もある。
それは、一概には言えない。

手間がかからない順番で言うと・・
1 JAが薦めるような耕起・慣例どおりの栽培
2 有機栽培(有機肥料は与える。雑草はすべて除去するタイプの有機栽培)
3 自然農法(耕起、不耕起を含む。基本的に肥料を与えないタイプ)

地球に優しい半永続的な順番は、この逆となる。


(以下に近年の農業において過疎化、後継者不足を除く、農法的な技術面で懸念される事項を記しておく)

・今のJAが薦める農法では、収穫量が減っていく傾向にある。土の微量成分が消失しているから、という報告もある。
・また、人工的に作られたり採掘されている「リン」が50年以内に枯渇することが見込まれており、慣例の農法では行き詰ることが確定している。
・日本政府が進める地域特産品の生産を義務付ける法律があることや、JAや政府の薦める農法では最終的に、農地は砂漠化するとの研究報告がある。その際、新たな農地を開拓(森林破壊)が懸念され、砂漠化(これは実際に世界で起きている現象)が懸念されている。


そのほか、メリット・デメリットがあると思うが、この辺で一旦レポートを終えてておくことにする。
弱点の追加です。

市民農園で隣り合わせた区画の方に雑草の種が飛ばないように、周りの区画の方と自分の区画の間にある通路の雑草は、進んで引き抜きましょう。

やっぱり、草をたくさん生やしたままの畑は、世話していないと思われ、一般に普及している雑草を綺麗に抜き取る農法をされている方々には理解されにくい傾向にあります。

理解されにくいこと、そして雑草が回りに広がる恐れを持たれることが弱点です。

綺麗に雑草を抜いてるのに、種が飛んできてワヤじゃ、と思われないように、周りの区画のかたの土地に、雑草が進出しないように、通路の雑草は見事に抜き去って配慮することが必要です。

自然とも共存することが自然農法のやり方ですが、市民農園を借りている場合は、周りの区画の方々とも共存しなくてはなりませんので。

って、当たり前な事書いてますが(笑)

雑草が広がるスピードが速いので、気をつけないと、という自戒みたいな気持ちで書いてます。
【栽培のコツ】

家庭菜園で自然農法をして2年。耕起など必要かどうか、肥料は?など、コツを得たことを少しだけまとめておく。

サツマイモなど、ダイコンなど、根を食べる野菜については、やはり耕すことが必要な場合もある。

(サツマイモについて)
ただし、サツマイモは、苗を植えるスペースだけ掘れば、ほとんど耕すことが必要ないが、収穫の時に掘り出す時に、結果的に畝全体を掘り起こすことになり、耕していることと同じになる。垂直植えより、斜め植えのほうが食べやすい手頃な大きさに育つ。


(ダイコンについて)
20cmから40cmは垂直に耕す。それ以上は深く耕さなくていい。種は5mm〜1cm地中に埋める。
地下が硬い場合、地上部分に伸びて育つので問題はない。秋ダイコンの「優秋」のような、あらかじめ短めに育つ品種を用意するといい。

(かぶについて)
全然耕す必要がない。種を筋蒔きして土を2mm〜3mm被せて発芽させると、そのまま地上で根が肥大する。場合によっては勝手に地中で肥大化する。

(キュウリについて)
耕さなくて良い。
よく接木苗のほうが根が元気で根をよく張り、水分や養分の吸い上げが良いので、接木苗のほうが良いとされるが。接木苗というのは、不自然に元気というか、吸い上げすぎて無理が出る場合がある。

連作せず、連作障害が心配ない土ならば、接木ではない普通の苗のほうが良い。

苗の真ん中くらいの高さまで、地中深く斜めに埋めると、茎の部分から根が出て、根を多く張る。
キュウリの木も長持ちするし、自然な感じで元気になる。
このように斜めに深く植えることは接木苗ではできない。接木しているところから病気になるからだ。
接木の場合は、接木してある部分に土が被さらないように植えなければならない。

水は随分欲しがる。夏場なら毎日水遣りを欠かさないか、1日おきにたっぷり水をあげる必要がある。

(トマトについて)
耕さなくていい。
耐病性のサターンか桃太郎を植えると良い。それ以外にも大玉品種は多々あるが、サターンが◎で、桃太郎が○、ほかの大玉品種は△というような育てやすさになる。

タバコを吸った手でトマトの苗を触ると、タバコモザイクウィルスに感染してダメにしてしまう場合があるので注意する。
よく言われる雨よけだが、土質が水はけ良く、肥料状態も適度なら雨よけの傘は必要ない。
ただし、ナスやダイコン類にも共通するが乾ききった土の状態のあと、水を大量にやったり、大雨が降ったりして落差をつけると、実が裂けるので注意が必要。なお、路地栽培の場合、皮は硬くなる。

水は、適度に渇き気味か湿り気がある程度にするのがベスト。ただし、水遣りの時はたっぷりと地中深くまで水を浸透させなければならない。

だが、ビショビショに水に浸かったままのような、水はけが悪いとすぐ根が腐る。
土質に左右されるところがある。

(ピーマンについて)
耕さなくていい。
肥料をあげないで育てると、ピーマンの実は顕著に小ぶりになる。
水をあげすぎるとかえって枯れる原因となる。これはトマトにも共通する。
涼しい目が好きなので、かんかん照りよりも、やや日陰ができるような日よけがほんの少しあるほうが良い。
でも、放置していてもちゃんと育つが。
夏野菜だが、8月など30度を超える真夏は、実は暑すぎる条件になる。


(ナスについて)
耕さなくて良い。
ピーマンほどではないが、肥料がないと小ぶりに育つ。市販と同じ大きさまで育ててから食べると、種が入り、食感が悪く、味も落ち、皮も硬くなる率が高くなる。小ぶりで収穫するのが自然農法のナスの場合、正解だと思う。

耕さなくてもいいが、広く根を張るので株と株の間はできれが40cm〜1mは空けたいところ。そのほうが実なりもよく、枝も逞しく育つ。

水は、キュウリほどではないが好む傾向にあり、水遣りの時はほかの作物に比べ、念入りにたっぷりと水を与え、地中深くまで水分を浸透させてあげるようにすると良い。

秋ナスを食べたい場合は、8月のお盆あたりにバッサリと枝を切り丸坊主にする。葉っぱを3枚か5枚残せば良い。これを1ヶ月遅れて行うと、秋ナスの実がつく前に初冬が近づき、苗は花を付けたまま枯れることになる。

本来、肥料を多く要求する作物なので、発酵済みの堆肥を与えたり、元肥(もとごえ、原肥)を地中に混ぜてから植えるか、もしくは敷き草を多く半径1mにわたって敷き詰めるなどして、敷き草が生物によって分解される肥料成分を供給するようにする。

(オクラについて)・・・次のコメント欄へ。
【栽培のコツ2】

(オクラについて)
耕さなくていい。

本来なら実のついたあと、そのすぐ下にある葉を落として(選定して)次々と上へ上へと花を咲かせて、茎を伸ばす方向で育てるものだが。自然農法では肥料成分が少ないので、この方法は合わないと感じた。

なので、実がついてもすぐ下の葉は落とさず、光合成をさせて木に養分を供給させる。葉は自然に枯れて落ちるまで切り落とさない。

そうなると、枝も四方へ新しく出てくるが、それも落とさない。すると、背の比較的低い、枝の茂った太い木に育つ。
そのようになると、枝の先のいろいろな場所で花が咲き、収穫量が増える。
横幅が広がるので通常で育てる場合より、株の間は広めに取る必要がある。50cm〜1mは必要になる。このように育てると根も広く張るので、やはり株間が必要だと思う。

水はナスと同じくらいタップリ目に与える。
肥料は本来、ナスほどでもないが多めに要求する性質があるが、葉を切り落とさず、光合成を重点的に行えるようにしておいてやると、肥料を与える必要はなく、自給自足してくれる。

(レタスについて)
ナメクジ避けのネットの柵で囲うなどしなければ、ナメクジの巣窟になり収穫が大変になる。もしくは玉レタスの場合、収穫できなくなるほどナメクジが入り込み増殖する場合もある。

自然栽培で一番育てやすいレタスの品種は赤いリーフタイプのサニーレタスが良い。肥料も要らないし、手間も何もかからない。しかし、太陽光に当たりすぎると赤みを増して苦味が増える。これはレタス類では共通する。

育った外の葉から順次かきとって収穫すれば長く収穫を楽しめる。2〜3株あれば毎日の食卓に余るほどの収穫量が期待できる。

水は、多めに与えると良いが、少なくても育つ。環境の変化に強い。しかし、太陽光の原理と同じで少ない水で過酷に育つと苦味が増す。
この原理は、ピーマンやトウガラシにも共通する。


(モロヘイヤについて)
耕さなくてもいい。
密集して育てるとひ弱に育つのである程度、株間が必要だが30cmも空ければ充分だと思われる。
肥料もなくても強健に育つ。

サニーレタスと同じくらい、強い適応力がある。

水は、神経質にならなくてもいいが、不足すると収穫量が減ったり、葉が硬くなりやすかったりする。


(アイスプラントについて)
耕さなくてもいい。

夏の暑さと乾燥というダブルストレスがかかると、一気に老化し、茎を硬くさせ花を咲かせてしまう。
それでも真夏になると自然に枯れるが、それまでの間、水耕栽培か?と思うほどに水をたっぷりと与えるようにすると木が長持ちし、枝や葉も柔らかく繁茂する。

水はキュウリと同程度か、それ以上に与えるようにする。

肥料は要らない。
株間についても40cm〜50cmほど広めに取るようにする。枝は横に広がる。
収穫は、手で折ったり挟みで切り取った際に、切断面に白い芯がなければ茎もシャリシャリしてて美味しく食べられる。


(つる有りインゲンについて)
耕さなくていい。

柵を用意したほうがいい。
連作さえしていなければ、特に注意点もない。春前に種を植えると、7月あたりまで2、3ヶ月間ほど収穫できる。夏場に一度枯れるように萎れ、花もつかないが、夏が終わって涼しくなってくると9月ごろに花を再びつけ、1ヶ月ほど収穫できる。マニュアル通りなら、夏になるとダメになるから伐採するものらしいが裏技みたいなものかな。あまり知られてないと思う。

水は地面に絶えず湿り気がないと、花や実がつきにくく、元気がなくなるので注意する。
肥料を与えなくても充分に収穫できる。3株ほどあれば4人家族くらいの家庭なら充分だと思う。

(エンドウについて)
耕さなくていい。

つる有りインゲンとあまり変わらない条件でよく育つ。
柵を作るのが基本だが、適当に1m50cmくらいの棒を何箇所か突っ立てるだけで、あとはエンドウ同士が互いにツルで支えあい、もさもさと育ってくれる。

肥料も要らない。
絵描き虫が下の葉から順に食い荒らすように見えるが、気にすることもないほど生育には支障をきたさない。実には虫が侵入しないので安心して食べることができる。

(トウモロコシ)
耕さなくてもいい。
むしろ、足で地面を踏み固めて、固く締めておくくらいがちょうど良い。
そうすると、木がしっかりと地面に踏ん張れるので支柱が要らなくなる。

根が深く張り、土を耕す代わりになるというか、その根が伐採後に肥料にも変わるので、そういう意味でも重宝する。

乾燥にも強いが、水分も適度に与えているほうが元気に育つ。

鳥害、カメムシによる被害など、けっこうな確立で実がやられるのでネットをかけるとかの何かしらの対策をする必要もある。そういう意味で、育てるのはちょっと難しい。

風媒による受粉なので、1列より2列、3列というように集めて育てるほうが実つきがいい。
収穫して24時間すると甘みが半減してしまうので、収穫後はできるだけ早く食べるほうが美味しい。


(ゴーヤについて)
耕さなくていい。

育て方や注意点は、きゅうりと似ている。
夏の暑さと日当たりを好むので、日当たりの良い場所で育てると良い。
実をあまり日に当てないで育てると白っぽく育つが、そうすると苦味が少なめになる。

ゴーヤは種類によって、苦味の強いものと弱いものがあるので品種を選ぶときに好みに合わせるといい。
(エダマメについて)
耕さなくていい。

種を蒔くと鳥に、芽を出すとナメクジに、実を付け始めると丸くて小さいタイプのカメムシにたかられ、まともに育てることは難しい。

全滅、という憂き目に合う可能性も充分にある。

無農薬で育てるならば、寒冷紗や不織布などで支柱を用いて簡易のハウス栽培のようにして外界から遮断しなければ、満足に育てることは難しい。

水を切らすと極端に実つきが悪くなる性質があるので注意する。


(エンサイ:空芯菜ともいう、について)
耕さなくていい。

夏の日差しと暑さが大好きな作物なので、肥料をあげなくても、真夏になると、ものすごく繁茂する。

水は、わりと多めの状態を好むが、乾燥にも耐えてくれる。
料理では、豚肉、味塩コショウ、老酒(らおちゅう)という簡単な組み合わせで、本格的な中華料理の味になるので、さすがは中国野菜といったところ。


(チンゲンサイについて)
耕さなくていい。

ナメクジの被害に合いやすい。茎の間にナメクジが潜むので注意して収穫、調理する。
肥料はあげなくても充分育つが、やはり小ぶりになる。割り切って小ぶりで収穫するといい。

水は適度にあげるほうが良く、多すぎても少なすぎてもよくない。常に湿り気がある程度に管理する。


(小松菜について)
耕さなくていい。

エダマメの芽と同じくらい、野菜の中ではダントツにナメクジが好きな野菜のようで、全滅する恐れもある。これもエダマメと同じく、簡易のハウスを作って外界と遮断しないと育てるのが困難である。

環境によっては、ナメクジが居ないなら、寒冷紗ハウスは必要ないと思われる。
年中育ち、どんな料理にも使えるので、優秀な野菜である。
お浸しが素朴な味わいで、鰹節、醤油味によく合う。

水は湿り気を保ち、若干、湿り気が多めのほうがうまく育つ。
乾燥にも耐えるが、筋ばってしまう。
日を当てすぎると固くなり、見事な濃い緑色になる。寒冷紗ハウスなど、日陰気味で育てると柔らかめに育つ。好みで日の当て方を調節するといい。


(ホウレンソウ)
耕さなくていい。

ほかの野菜と同じく、肥料も必要ないが、そうすると小さめにゆっくりと育つ。
そのため、冬に育てると甘みと旨み、栄養素が増す。

肥料を与えると肥大化するが、エグ味も増す。

乾燥にも比較的に耐えるので、水加減は適当でも構わない。

水を毎日頻繁に与えると、水が土と反応して酸性になりやすいので、水の与えすぎは控えたほうが良いかもしれない。

酸性の土に弱いが、品種改良が進み最近の品種は酸性にも強くなっているが、黄化はみられる。
石灰を使うのに抵抗があれば、草木を燃やした灰を土に混ぜる方法を取ると青々と育ち無肥料よりも大きく立派に育つ。
肥料を与えず、素朴に育てるのも素材の味を引き出せるので良い面もある。
【雑草の管理と利用について】

ホウレンソウ、玉ねぎは雑草に埋もれると貧弱に育つ代表みたいなもので、共生は難しい。

しかし、そのほかの作物は共生が可能だと思う。

どの作物にも共通して言えることだけど、種まきをしたあとの、ひ弱な作物の芽は雑草に埋もれると良くないので、その初期段階だけは完全に雑草を根っこごと抜いて劣勢にしておく必要がある。

その後、苗がある程度育ったら、雑草を生やしておくほうが土の状態を良くすることにつながる。
肥料成分を雑草に取られるのでは?という不安はつきものだが、そんなことはない。
取り合うというよりも、分け合い、補充しあうような関係になり、作物は健康に育つ。

地上部を刈り取るようにして、根を残すようにすると、季節が過ぎて雑草が枯れた場合に根が栄養分となる。
また、共生させている雑草は、虫たちを太陽光線から守る傘や屋根の役割を持ってくれるし、虫たちのし食料や、適度な湿り気など生活の場を与えることになる。

地面をカラカラにするのを防いでくれ、虫たちの家となり、根は網目のように張り巡らされ、水はけや水持ちなど、適度な水分バランスを保つ役割を持ってくれる。

刈り取った地上部分は、敷き草に利用できるし、それが緩やかな肥料へと分解していってくれ、肥料の代わりにもなる。

雑草は、肥料や敷き草などの資源であり、虫たちの生活による循環を生み出すので、土作り畑作りの協力者でもある。

作物を優勢に保つことを常に気を配っていれば、毛嫌いして抜きまわることもないし、逆に畑の良き協力者となるのが自然農法においての雑草の位置づけだと思う。

土を良くしてくれるミミズとの関係性はとても顕著で、雑草が生えている場所の下に好んで住んでくれる。敷き草の下も好むようだ。

数で表すなら、コップ一杯の土を掘り起こすと、1匹〜2匹はミミズが住んでいる状態になってくれる。
雑草を全部抜いた、さら地のような裸の土には、ミミズはほとんど居ないだろう。
【土つくりについて】

上の雑草の項目でも書いたが、雑草があると地面の虫たち、ミミズたちの住処を作ることになる。
そうすると、小さなアリが巣をつくり、雑草の落とした小さな種を巣に運んで生きる糧にしたり。
根っこに宿る根細菌をエサにする微生物が増え、それら有機物を含んだ土や、落ち葉や枯れ草を含んだ腐植土などを食べるミミズ(フトミミズという大き目のミミズ)や地虫たちが沢山住むようになる。彼らの糞は、有機物質を分解して細かくしてくれるので、作物が利用できる小さな分子にまで分解してくれる。

ミミズについては、枯れた草を食すタイプも居てそれらは雑草の枯れた葉や根を食べて肥料にしてくれる。

アリの巣や、ミミズが通ったあとの穴は空気が入り、それが空気中の窒素を土に供給することにもつながり、水はけを良くしてくれる役割も持つ。
ミミズが通ると、分泌液であるあのヌルヌルがアンモニアであるので、それが窒素肥料となって有益な肥料となる。

耕さないというのは、ミミズの体を千切らないことでもあり、アリなど、彼らの巣を壊さないということでもある。地虫たちの地中の巣を壊さないことが、目的のひとつである。

団子虫なども、雑草の根と土の間に仮の家のように集まって穴を掘って寄り添っていたりする。
団子虫などの草の残骸を食料とし、分解してくれる分解者を住まわせておいてやることが土作りにつながる。

そのために、雑草を残したり、敷き草をしたり、雑草の根を残すことが必要になる。
彼らはせっせと分解し続けてくれて、養分として供給し続けてくれるので有機肥料を使う必要がなくなる。

また、米ぬかを軽く蒔くことや、モミガラ、わらを敷くなど、彼らにエサを適度に与えることも土作りにつながる。これは雑草の種や敷き草をすることなどでも充分に代用できる。

土壌細菌がバランスよく住むことで、作物にとって有害細菌となる一部の細菌を拮抗し、その増殖を防ぐことで、作物が病気になることを防ぐこともできる。

ミミズは、その食性の違いによって大きく4種類に分けて存在する。さらに大まかに分けると、前述したように、腐食しかけの植物の葉などを食べる地面に近い部分に生息する、コンポストなどに利用される細長いシマミミズ類は地中にはあまり潜らず、土と雑草の枯れ草、敷き草の間に生息し、枯れ葉などを分解し、糞をします。
フトミミズ類は腐りかけの葉などの有機物を地中に深く引き込んでから糞をします。

要するに、土と枯れ葉の間などの浅いところで活躍するミミズと、深い場所で穴を掘って有機物を取り込んで分解して活躍する2つのタイプに分かれるということです。

前述した根細菌の働きですが、根の養分を利用して生きると同時に、根にも養分を吸収して利用できる形で提供するという、お互いに支えあう共生の関係にあります。

雑草の根を残すということは、その根に集まる根細菌が土の中の栄養分を分解し、作物も含めた植物が吸収しやすい細かな分子の状態にして提供してくれたり、細菌同士を拮抗させ、バランスを保ったりするので、近くの作物にも良い影響を与える場合もあるのではないか、と私は考えています。

植物によって、根に着く根細菌の種類も違うので、単一の作物を育てるよりも、多種多様な雑草の根細菌を土壌に保つことができるので、良い状態を作る手助けになると思います。
連作障害や病気の発生を抑えることに繋がるのだと思います。

実際に作物と雑草を共存させた場合に、作物に悪い影響が出ないことや、逆に病気もなく肥料も与えないのによく育つことを実践して観察しているので、共生の関係が有効に働いていると感じています。

なんにせよ、雑草を生やしておくということは、土壌細菌や土壌生物にとって住みやすい環境になり、彼らが年中活躍することによって、土の栄養素が豊富になっていきます。

フトミミズの例をあげると、彼らは一日で自分の体重の1,5倍〜2倍程度の糞をします。
その糞は窒素やカリウム、マグネシウム、リンなどが多く含まれています。
一年中、土を耕し続け、肥料を与え続けてくれるわけで、とても有益であることは間違いありません。

いかに土壌生物が住みやすい環境をつくるかが、自然農法の土作りにおいてとても重要な要素であるということだと思います。

参考になりそうなサイト記事を見つけたのでURLを残しておきます。
http://www.h5.dion.ne.jp/~wkngdn/bio.html
土壌生物の目線で「農」を考える
http://www.yuki-hajimeru.or.jp/column_4_04.html
新規就農者支援サイト【ほんものの食べものくらぶ】では・・・・

土の生物性的見地から有機農業、有機栽培、無農薬栽培のための「土作り」や「土壌分析」に関する情報をお届けしています。


http://www.hontabe.com/creature.asp
三重県農業技術情報システム

土壌微生物編 1
http://www.mate.pref.mie.lg.jp/kankyo/kisotishiki/biseibutsu1.htm

土壌微生物編 2
http://www.mate.pref.mie.lg.jp/kankyo/kisotishiki/biseibutsu2.htm

「自然農法と微生物農業とは」
http://www.geocities.jp/sizenyasai07/farm/microbiology.htm


■コミュニティの管理人である私は、上記サイトの中の分類では主に「不耕起農法」と「福岡式自然農法の畑作」に極めて近い方法を実践している。

同じ自然農法でも「岡田式自然農法」にあるような、(2、耕起、除草について→ 通常方式で耕起、除草して、青草のままで、畑に鋤き込む。 ) のような事は行わないようにしている。

その重大な理由として、有機物を未発酵のまま土中に透きこむとが挙げられる。
作物にとって危険な問題点を要点として3つにまとめると。

1、発酵(炭素源を生物分解)する際に微生物が酸素を消費するので土中では酸素欠乏が起こる。それにより作物は根腐りしたり、枯れたりする。

2、土中で発酵する際に、高温の発酵熱や有毒なガスが出て、根を傷め作物を枯らす、あるいは弱らせること。

3、炭素源は実は土中で分解するには平均して3年前後もかかるので、簡単に肥料化するわけではない。

ということです。この点をふまえ、岡田式は採用していません。なので福岡式を採用しています。
有毒ガス、酸欠に対する解決策としては、2つあります。

1、完熟性の発酵が終わったあとの堆肥をつかう。(ぼかしと呼ばれるものとかです)
2、鋤き込まない。つまり土に発酵するようなものを混ぜない。あるいは徹底して有機物を混ぜない。

この2つです。

地上に敷き草をする草マルチを行うことにより、地上部で分解させること。
有害ガスを地上部に逃がし、微生物やミミズ、団子虫、トビムシなどの土壌生物が分解したあとのものが地中に雨などで染み込むのを待ちます。

さらに福岡式の良い面として、雑草の根を残す、ということです。


私が独自にプラスアルファして、畑で実践していることがあります。
市民農園では雨水、河川の水、つまり用水路の水がポンプで汲み出されるようになっています。
蛇口をひねれば水がでてきます。
それが大きなプラスチック製の瓶(カメ)に貯めるようにして、そこからバケツなどで汲んで散水できるようになっています。

その大きなカメに貯めた水は、水中で植物プランクトンである藻類が繁茂し、濃い緑色になります。
その水には、彼らが光合成し、生きるうえで多量の酸素を水中に溶けさせ、さらに窒素同化も行ってくれています。人口の池の水を使っているようなものです。

これは、水田などでは行われている、植物プランクトンを利用した栄養供給の手法なのですが、それを応用して散水に使ってるということです。

市民農園には年配の方々が多くおられるので、彼らは蛇口から直接ホースで散水します。バケツで汲み出すのは大変だからです。
蛇口から出てくる水は、植物プランクトンがあまり居ない透明に近い薄緑か茶色の水です。

私は独自の試みで、植物プランクトンの濃い緑色の水を用いて肥料分を賄っているのですが、あくまで推測に基づいた方法ではあります。ただ、実践している中で、無肥料でも有効な生育結果が保たれているので、成功していると感じています。このテスト期間は3年目になります。

私の農法をまとめると、3つの項目になります。
1、不耕起農法
2、福岡式自然農法
3、濃い緑になり、酸素の水泡が充満した植物プランクトンが豊富な水を散水すること

3、の項目については個人的なテストですので、データが揃っていませんが、1,2の項目については、先人が知恵を絞り、長く実践されていますので信頼できると思います。

私個人の憶測ですが、岡田式、福岡式に共通するデメリットとして自然栽培に移行した数年は極端に収穫量が落ちる・・とありますが、私の畑に至っては、収穫量が急激に落ちてはいません。

もしかしたら、3の植物プランクトンの水が栄養を補っているのかも・・・という気もしないでもないです。
■窒素(N)リン(P)カリ(K) の補給方法について

一般には堆肥を施したり、有機肥料や化学肥料で直接的に補給しますが、私の方法は上記コメント26番のように自然農法的な方法です。

微生物と土の生物学的な仕組みは、難しいのでここではバッサリと省いて、その大まかな原理だけを抜粋して紹介しておくことにします。


最初にまとめておくと・・・

植物の葉や茎を作る地上部分の生育を助ける窒素分も、実や植物細胞に欠かせないリンも、根の生育に欠かせないカリも、この三大栄養素の全てが、「敷き草」で賄えます。

植物の死骸、つまり枯れ草には、もともと植物に必要な栄養はバランスよく全て入っています。
ただし、即効性はありません。分解して再利用されるまで時間がかかります。

ほかには、炭素分(作物の残渣や枯れ草など)で有機物は賄います。
有機物やNPKといった栄養素は牛糞や鶏糞などでも賄えますが、言い方を変えれば「強烈、強力」ですので、施す際には、職人的な、さじかげんが必要です。
有機肥料を大量に使うと、二次災害というか、肥料分が偏って地中に残ったりする場合も多々あり、目では見えませんので次に育てる作物によっては、ダメージを受け逆効果になったりもします。
その辺のデメリットや使いづらさを回避するためには、「有機肥料は控えめに与える」ということが大切になってきます。

窒素分は、いろいろなサイトでも紹介されているように、土壌微生物の窒素固定に任せるのが一番のポイントになります。その為には農薬や土壌消毒剤、除草剤などを使用しないで、自然の状態にしておくのが肝要となります。
また、豆科の根に共生する根細菌の働きを期待する手法もあります。輪作のサイクルをつくり豆科を間に挟むようにすると良いと思います。

また、地中に有機物を取り込む方法としては、雑草の根を残す方法や、深く根を張るトウモロコシのような作物を輪作に取り込むことも有効な方法と思われます。

窒素分もそうですが、その他のリン、カリについても、敷き草による緩やかな方法と、乾燥した雑草や作物残渣を燃やした後にできる「草木灰」を利用する方法が有効です。

ミミズをたくさん畑に飼う状態にするのも有効です。

N、P、Kについて、敷き草よりも濃度の高い状態である米ぬかを散布するのも方法のひとつです。
しかし、これを地中に混ぜてしまうと、米ぬか単体では分解はなかなか進まず、かえって有害なので気をつけなければなりません。作物にとっての有毒ガス、酸欠を招くからです。
発酵していない生の米ぬかを使用するときは、植物の状態を観察しつつ、地上部分に軽く撒く程度に留めないといけません。
あるいは、発酵させてボカシ堆肥にして施すようにすると良いと思います。

そのほかマグネシウムやカルシウムなどの微量の無機質についても、敷き草や草木灰などに従来含まれていますし、土壌細菌が土中の無機質を作物に利用可能な状態にして供給してくれますので・・・

糸状菌などの菌類や土壌細菌、土壌微生物を豊富に飼育するような感じで取り組んでいけば、土を肥えさせることにつながると思います。
敷き草、雑草による地面の被服で紫外線と太陽光から微生物、ミミズ、虫などの小動物を守り、適度な湿度を保って乾燥を避けることが必須となります。

憶測なので断言はできませんが、私が実践しているように植物プランクトンが大量に発生している濃い緑色の水を使うと、窒素、リン、カリ、酸素、その他の無機質の栄養素が豊富に溶け込んでいますので、有効かもしれません。
自然農法
http://www.geocities.jp/synchronature/Science/noho.html
畑に雑草を生やすと病虫害が減少し、土が肥える
http://actio.gr.jp/old_files/interview/20051205-1.htm
自然農法(自然栽培)は農法のひとつの大きなくくりを表すのであって、不耕起栽培とは別、らしい。

自然農法では積極的に耕す、除草もする。のだそうです。


しかし、不耕起、除草なしこそ自然な姿、として、それを自然農法(自然栽培)と呼ぶ団体もあります。


要するに、流派だね。

流派に分かれすぎてて、主張に食い違いがあるところが、自然農法を理解しにくいものにしている気がします。

また、前者の場合、ミミズが居るのは未熟な土で不純物が残ってる証拠として、堆肥を与えず、肥料成分を完全に抜くことを推奨し、最終的にミミズも居ない、雑草も生えない土地こそが、自然農法の理想の土だ、と主張しています。

しかし、後者の場合、ミミズや微生物を積極的に利用していきます。

また、別の団体では、堆肥を完熟させて、ミミズが役割を終えて居なくなってしまった肥えた土を投入し、混ぜ込んで土壌改良することから始め、最終的には数年掛けて堆肥を全く与えないのが理想とする、と主張しているようです。

ごちゃごちゃですね。

連作しなくてはならない、とする主張もあるし、いやいや、輪作と混作も取り入れないと、と主張する団体もあります。


私の考えと実践してることを述べますと、確かに雑草の根を張る力だけでは深い部分まで耕せないのは事実で。

掘り返してみて、硬すぎるわ!と感じたら深くまで耕して混ぜ合わせればいいんじゃない?と思います。
そっから不耕起へ切り替えれば、いいわけで。

結論として言えば、土壌生物たちの住処は混ぜ返しすぎると壊れて機能しなくなるから、みだりに耕すのは生態系に悪影響と思います。

発酵後の堆肥なら必要に応じて与えてもいいと思うし。
残渣や刈り取った草を草マルチとして還元して土に返していくのも、理にかなってると思ってます。
ミミズが活躍しててもいいと思うし、活躍を終えて居なくなれば、それはそれでいいと思います。
また有機物が地表から還元されたら、そのときはまたミミズも戻ってきます。

自分の畑をみていると、不必要で不自然にミミズが居ることは無いし、状況に応じて多かったり少なかったりしてるので、自然な姿のように見えます。

また、除草についても、作物が雑草に弱い品種の場合は完全に抜かないと育たないこともあるし。
逆に雑草の根が残って日よけとか保湿とかしてくれてるほうが、よく育つ作物もあります。


つまり・・・

農法とか言ってる時点で、もはや自然ではないし。水遣りも種まきも収穫もするんだから完全に人為なんですよね。

あくまで農法として認識して、必要なものは与え、過不足がない状態に均衡を保つような、手助け的な関わりを持つほうが、すんなりと成り立つと思うのです。


さつまいもは掘り起こすことで耕起になりますから、不耕起とか言ってると収穫できない。
じゃがいもは、種芋の上に新しい芋がなるから、必ず土寄せをしなくてはならないし。

大根はある程度掘って耕して土を砕いておかないと、根が割れたり育たない。
ホウレンソウやネギ、玉ねぎとかも雑草が近くにあると育たない。

なので、やっぱり輪作があるほうが、数年間、むやみに耕さなくて済むし、雑草のコントロールも作物ごとに行える。だから、連作こそ全てという状況にはならない。

連作するなら、育成期を終え、収穫が終わったら何も作らず、畑を休ませる、そうやって負荷を掛けないことも必要ではないか、と思います。

家庭菜園のような狭いスペースでは、畑を休ませることができるほど余裕がないですし、あれこれと年中作っていたいわけで、その際はやはり輪作と混作が必要と思えるのですが・・・


きっとまだまだ歴史的に浅い農法だから、これからも試行錯誤が続くのだろうな、と感じています。

自然農法もいろいろ。

農薬の実情も、じつはいろいろ。



何かの主張をするにも、まだ30年とか50年とかの歴史なわけで。
しかもその土地、土地によって土の経過における変化や状態も、農法や作物ごとの適性も違ってくる。
おまけに、地方によっては、日照時間や降雨の程度、天候や気候すら違ってくるわけです。


だから、とりあえず自然農法を家庭菜園で始めるには、過激に完全に転換することよりも、作物の様子や生態系を見て、天気や地質に合わせた柔軟な取り組みが必要に思えてきます。

まずは、過剰な堆肥、肥料をやめて、無理に成長させないようにすることから始めるべきだと思います。
その次に、作物の状況を見て、健康かどうか?を観察しつづけることだと思います。


とりあえず、まだまだ情報を集めていこうと思いますが、とにかく自分が気に入ってる農法を、自然農法でも有機栽培でも何でも、継続して楽しみながらできることがベストだと思います。

いろいろな農法、流派があって良いと思うし、今のところ、これがベストだと言える農法はないのが現状だと感じています。

自分に合う農法を見つけることが、一番大切かもしれませんね。


ただ決定的に、これだけは言える、ということがあります。
素人の有機栽培(オーガニック)や、自然栽培は、完全に無農薬で作っていたりしますが。

近年、流行っている有機野菜の定義について、安全、安心、高品質というイメージが先行していますが、そうではなく。


農薬という観点から考えるなら、全くもって異論を挟まなければならない、ということです。


JAS認定のオーガニック野菜などは、規定された農薬を30品目くらい「使っていい」とされていて、市販では無農薬のオーガニック野菜など、ほぼありません。それだけは言えるのは間違いないでしょう。


また、農薬=体に毒 というのもちょっと違っていて。
毒性というものは、「影響を与える要素×量」という法則があります。

つまり、砂糖なんかは2キロほど一気に食べると致死量の毒になります。
水でさえ毒になり得ます。限界を超えて何リットルも飲むと、体のイオン電解が成り立たず、ショック死します。

枯葉剤(除草剤)についても、植物ホルモンを利用した、自然分解する完全に安全な農薬が主流なわけなので。
つまり、農薬は危険、悪だ、とは一概には言えないということです。

ただし、食品添加物も同じで、食品の安全検査を通過してるからといって、それは即席のテストであり、数十年にわたって蓄積すればどうなるのか?ということは調べられていません。

農薬もそうです。
前述の除草剤のように、農薬の種類によっては、本当に完全に分解され無害化するものも多々あります。

そういうわけで、なんでもかんでも農薬=悪と決め付けるのは危険なことですが、JASの有機野菜なら安全。無農薬だし体に良い、と思い込むのも危険なことです。

同じ理由で、アメリカ産のものより、日本産のもののほうが農薬は薄いと思うのも違うようで。
むしろ日本の方が面積あたりに占める割合に換算すると約20倍の量を使っています。
主要国の中では第二位の使用量となっています。

まぁ、日本の基準なら安心で、海外のものは農薬の種類が劣悪と言えばそれまでですが・・・

だから海外の野菜のほうが農薬が危険、国産は安全と思い込むのも怖い考え方のわけです。



でもできるなら、無農薬で育った野菜が食べたい、流通しててほしいわけですが。

見栄えにこだわるのに安さを好むという日本の国民性が、それを成立させないのです。
なのに安全も求めるし、手間も省きたい。矛盾した消費思考が国レベルで変わらないと、流通は変わりそうにありません。


自然農法がメジャーな農法になったら、農薬問題は解決しますが。人手がかかるので・・日本に限って言えば、農家が高齢化して衰退してる今の現状は救えないでしょう。


また、不耕起栽培を取り入れた自然栽培なら?というと、この場合は、偏った作物しか育てられず、また、収穫量に増減がありすぎるうえ、雑草の影響によっては所々で作物の大きさが違いますので収穫量を一定に確保できず、国内消費量の需要量をキープできません。


それなら有機栽培なら救える?というと。
堆肥を大量に用意したり、作業にはやはり手間がかかりますので高齢化の問題は解消できません。

じゃあどうすれば?八方塞では?ということになりますが。
まさにその通りの現状で。

国策をあげて国が総力をあげて、無農薬化し、有機栽培や自然農法へ切り替えることを義務付けた上で、見た目の規格をゆるくし、穴あきや、不ぞろいな野菜を流通させ、無理にでも日本人の好みを変えさせなければ、問題は解決しないように思えます。

国内の野菜流通の保護政策をとり、野菜の価格を高くして、海外の野菜も同様に値段を引き上げることですね。

そうすると、海外の野菜、果物の消費量が減り、輸入量も減るわけで、海外からクレームの嵐。圧力は強くなり、貿易摩擦はひどいものになりますが・・・


たぶん。国策で無農薬を推し進めても、すぐに浸透しないから。やはり次世代にわたって変化が続くのではないでしょうか。

できれば、フランスのように先進国であっても農業輸出で稼いだり、他国のようにワインのような農産物の加工品でもいいから、農作物由来の産物を海外に輸出できれば・・・バランスは取れるのですが。

自然農法=家庭菜園愛好家、もしくは一部のこだわりの農家さん。

という図式は当分変わらないのかもしれません。
☆☆(トップページの説明が長かったので、こっちに転載しときます)☆☆



(農法の分類についての簡単な説明)
主に3つに分かれます。

1、近代農法
化学農法:慣行農法とも言う。
効率と収穫量を重視したJAが推奨する農法。耕運機などを使用し、耕起し、化学合成した無機質の化学肥料、化学農薬を大量に使用する。土は耕して柔らかくしたほうがよく、土の状態が酸性に弱いほうれん草などを栽培する場合には、石灰を用いて土を中和し、同時に土を殺菌消毒できるという定義を持つ。
また、マルチ(土を覆い雑草を抑えたり、地温を上げて生育の向上を図る目的のもの)はビニール製の化学合成されたものを使う。
害虫は徹底して薬剤駆除。雑草は敵。という考えかた。
雑草のまったく生えていない畝が理想。

2、有機農法(自然に循環される古代の農法)
有機栽培:化学合成した無機質な物質を使わず、動物や植物由来の有機質な肥料や農薬(オーガニックスプレー)などを使用する。有機肥料などは、どしどし多量に使うのが前提。
市販のオーガニック野菜市などで販売される野菜は、最小限の化学肥料、農薬を使用する場合もこれに含まれることがある。
マルチについても、化学合成されたビニールを使わない。自然に還る雑草の刈り草やワラを敷くなどの、草マルチを行う。生産者によっては、ビニール製のマルチを使う場合も有機栽培に含んでいたりする。
自然の循環を生かした地球環境に優しい農法として注目されている。山や森の土の状態に近づけることが理想とされる。

3、自然農法(有機農法の一種)
自然栽培:基本的に耕さないが、数年に一度は土を耕して混ぜ返す場合もある。大根を栽培するなどの場合、一部分だけ耕すこともある。
雑草はある程度残し、全て抜き去らないで残したり刈り取るだけにするなどを行い、共生させる。
草ぼうぼうの状態ではなく、作物が雑草に負けないように優勢に育つように誘導を行う。
肥料を全く与えないかもしくは、極端に少なく与える。方法として、動物性の肥料を全く使わないか極端に使わない。植物性の堆肥(発酵させたものや草を敷くなど)を使う。
植物性の堆肥すら全く使わない方法もある。農薬は使用せず、雑草も含めた植物の種類を増やすことで、害虫の天敵を増やし、害虫の被害を減らす。微生物や菌類など土中のバランスを拮抗させることにより、病気の発生を防ぐ。作物を健康にすることにより、病害虫に対抗させる、など。
コンパニオンプランツを有効に使うことが成功の大きな鍵となっている。
肥料を与えないので、多収穫目的で品種改良された多収穫を謳う品種を避け、少ない肥料で育つ在来品種を選定することも推奨されている。
マルチについても、有機栽培と同じくビニール製のものは使わない。
有機栽培の一種であり、より自然に近い状態を目指す農法である。
有機栽培と同じく、山や森の土と同じような土質を作ることが前提。

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