オケ番号MM1500-01〜03は、アーチスト名が Ain't Misbehavin' で、曲名がそれぞれ I've Got A Feeling I'm Falling, This Joint Is Jumpin', Your Feet's Too Big となっています。
Ain't Misbehavin' という映画かミュージカルかTVドラマがあったのでしょうか。
そう、Fats Wallerの「Ain't Misbehavin'」が流行った1929年当時のニューヨーク・ハーレムのナイトクラブで活躍した黒人ミュージシャンを描いたその名も『Ain't Misbehavin'』というレビューがブロードウェイで上演されたみたいですね。 「I've Got A Feeling I'm Falling」「This Joint Is Jumpin'」「Your Feet's Too Big」、いずれもその時代の曲としてこのレビューで取り上げられています。 他に「Honeysuckle Rose」「Mean To Me」「It's A Sin To Tell A Lie」なんて曲も『Ain't Misbehavin'』に入ってますね。
There Will Never Be Another You は、1942年のミュージカルIceland で紹介され、最初にヒットさせた Woody Herman を始め、当初はバラードのみだったのが、年を追うごとに、テンポの速いバージョンが続々登場し、今ではそちらの方が主流のようになったらしいです。
おそらく、店で歌われたときに僕がかけた「腰砕けバージョン」(笑)はJTのほうだったと思います。 改めてオケを聴いてみましたが、まるで小編成のグレンミラー楽団が伴奏つけてるような雰囲気でした。 JTのなかでも、当該オケの系統は(JTでも古いタイプと新しいタイプがあるのです)、シナトラやエラ、ブーブレ等で素晴らしい演奏を聴かせてくれますので、おそらくは、そんなボビュラーボーカル然としたバージョンもNat King Coleは残していたんじゃないかと思いますが。
DKのオケはJTに比べるとよりピアノが前面に出て来てますが、全体的にはバラードの仕上がりでした。
で、この際と思ってBruceにある他の歌手のバージョンも一応すべて聴いてみたのですが、Nat King Coleのピアノトリオ・バージョンの代用になりそうなものはありませんでした。
Dean Martin のはさらにベタなバラード、 Billy Eckstine のはなぜかDoo-wop調のコーラスを従えたもので、 Rod Stewart のはいつもの調子でした。(笑)
1959年に出たザ・ピーナッツのデビュー曲「可愛い花」(Petite Fleur)。
Sidney Bechet というアメリカ人ジャズ・プレーヤーが1952年に作曲・演奏した曲で、1959年に Chris Barber's Jazz Band のカバーが全米5位になり、世界的なヒットとなった曲です(但し、インスト)。
その頃にボーカル版もあったようですし、Petula Clark やシャンソン歌手のフランス語版というのもあるそうですが、アメリカのチャート上に現れたのは、1965年に Lou Johnson が歌った次のバージョンでした(なんて、さっきたまたま見つけたばかりです)。