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カフカコミュのカフカと日本文学

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はじめまして。
……の挨拶もそこそこに、トピ立ててしまってすみません。

最近、日本の作家がいかにカフカを読んできたかについて興味があるのですが、日本の作家がカフカについて語ったものの中で「これだ!」というフレーズなどありますでしょうか?

自分の場合は知識に乏しいので全然ストックがないのですが、保坂和志さんが新聞のコラムかなにかで言っていた「『城』はわざと全体的な俯瞰図が描けないように書かれている」という考察がいつも気になっています。

コメント(15)

よく安部公房は引き合いに出されますよね。変身ネタっていう意味でも、、。
私は卒論でカフカやりました。まさに「変身」を。テーマはぜんぜん違いますけど;
そういや授業の発表の中で誰かがまさに「カフカと日本文学」というテーマで発表していたなあ。。資料手元にないので紹介できなくて残念ですっ
随筆や批評でカフカに触れているものとして、安部公房・倉橋由美子・小島信夫・保坂和志・花田清輝・澁澤龍彦らのものは名高いと思います。
みなさんありがとうございます。やはり安部公房は基本ですかねえ。
小島信夫とか花田清輝なんてところも、がぜん読んでみたくなりました。
高校の頃に初めて「安部公房」を読んだ時は、
「何だこりゃカフカのパクリじゃねえか」って思いました。
安部公房は結構好きなんですが、何とも納得のいかない気持ちだけは、今だにその時のままであります。
(第二次大戦後の焼け跡の中で)
「カフカという凄い作家がいたらしい・・・」という(おそらくはシュールレアリズムとかフランスからのものだと思いますが、欧米の文学者が書いたものを読むことから伝え知ったと思われる)風聞のたぐいのものを頼りに、第二次大戦後の東京の焼け跡の地下室で(<これはわたしの脚色ですがw)勉強会みたいなことをしてたのが、花田清輝とか長谷川竜生(?)とか長谷川四郎とか(若き日の無名の)安部公房たちで、かれらは(それが英語なのかフランス語なのか、はたまたドイツ語なのかはわかりませんが)、とにかくカフカの作品を入手して、読み、自分たちで日本語に訳したものを謄写版印刷の粗末な冊子にして配ったりしていたようです。
長谷川四郎のものは福武文庫で出たことがあるようです。
花田のものは第三書簡の1冊まるごと花田本の中に入ってる。


こうした「カフカ」伝説や「カフカ」の日本への紹介をたどるようにいろんな人にインタビューするなど取材や調査を重ねていったら、けっこうカフカなノンフィクションができたでしょうけど、当時の生き証人がいまやほぼ全滅状態となってしまった人の寿命というものもあって、わたしたちはそうした貴重なカフカをめぐる記録文学を得ることなくすでに失うこととなってしまったのようですなあ。

たぶん、何らかのかたちで文学にかかわったり愛好したりしてきたような高齢者の方々にカフカをめぐる大規模な全国的なアンケート調査(NHKとか新聞社とか文化庁?)を実施する中でそういう話を聞きたくなるような人を見つけだすこともまだ可能ではあるだろう。

シュールレアリズムのカフカ、マルクス主義のカフカ、実存主義のカフカ、モーリス・ブランショのカフカ、構造主義のカフカ、ポスト構造主義のカフカ、ポストコロニアルなカフカ、カルチャルスタディーなカフカ、リンギュスティックなカフカ、海辺のカフカと、「カフカ」はいたるところを生きてきた、そしていかなる「読み」にもその醒めた輝きを放ってる
焼け跡のビルの地下室のカフカ研究会については、わたしが図書館で虫のように暮らしていたころに安部公房の(何のだったかは失念)(けっこう詳細な)年譜を読んでて、見つけたもので、いたく想像力を刺激された覚えがあります。
焼け跡のビルに集まる文学者たち、なんとも魅力的な脚色ですね。
そしてそこから始まるさまざまな「読み」にもその醒めた輝きを放っているカフカ、というのも大いに頷くところ大であります。

当方日本国内にいないため資料を手に入れられるかどうかはなはだ心許ないのですが、近日中に図書館にこもっていろいろ漁ってみようと思います。
話し逸らしますが、、

カフカというのは、作家だけでなく広い範囲の芸術家が意識
してしまうものだと思います。
私は「決闘写真論」という中平卓馬の写真論を挙げます。
篠山貴信の写真に即して中平が写真自論とも言えるものを展開する、読み物としても秀逸な本です。
そこでは、カフカの写真のピント移動の無い描写について触れています。その、まざまざとリアリティーを突きつける姿勢こそが本来のシュールレアリズム(スーパーリアル)だと。
まさに基本かつ決定的な意見だと、読んだ当時感心しました。

安部公房を完全に肯定することはできませんが、亜流カフカ
という観点なら氏はとても水準の高いものを残していると思います。
3を書いたあと思い出したもの。
柏原兵三、小川国夫、椎名麟三、三島由紀夫、後藤明生、新井満、車谷長吉、浅暮三文といった人たちも書いています。なかにはカフカをモティーフに小説を書いた人もいます。
カフカ(1883−1924)、宮澤賢治(1896−1933)。
年譜からして、賢治がカフカを知っていたとは考えられず、
「カフカについて語った」わけではないので、
トピックの内容からずれて申し訳ありません。
でもなぜかこのふたりに奇妙な類似を見る人は多いです。
生き方、家族、人間関係などの環境もそうですが、
世界認識、「書く」姿勢、「寓話」としての作品 などに。
「カフカについて語ったもの」というテーマから外れてしまって申し訳ないのですが、カフカを読んでいたのではないかと思われる作家として、内田百�里魑鵑欧襪海箸�できるかもしれません。文學界の2003年11月号に「内田百�里貌匹瀉燭�」という特集があって、そこに堀江敏幸と松山巌、そして松浦寿輝の鼎談が掲載されています。そのなかでドイツ語教師だった百�里�カフカを読んでいたか否かを議論している場面がありました。

堀江 (カフカを)読んでいたんじゃないかな。
松浦 「百�里肇�フカ」という比較文学研究を誰かがやるべきだな。

というやりとりが、載っていましたよ。たしかにどこか雰囲気が似ているような……。
「変身」するカフカ展にて「ザムザ復活」の原稿が展示されています!|虫ん坊|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
https://tezukaosamu.net/jp/mushi/entry/34149.html

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