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長崎原爆を忘れないでコミュの是非を問う…

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日本の真珠湾攻撃に始まった戦争…承知の通り、八月六日広島八月九日長崎と相次いで、人類初の原子爆弾が米国の戦闘爆撃機B29「エノラ・ゲイ」によって投下された訳やね。

この無差別大量殺戮兵器とも云うべき、未知なる原子爆弾によって日本はポツダム宣言の受諾、無条件降伏への道を選択した。


しかし史実を紐解いて行けば、日本を無条件降伏へと導く為に、本当に原爆の使用は必要だったのだろうか?と云う疑念を抱く人も多い。



表向き当時の日本政府は、沖縄戦に次ぐ本土決戦に備え一億玉砕を提唱し、あくまでも最後まで戦い抜くという姿勢を前面に出していた。
がしかし、これはポーズの一つに過ぎないと思われる。

実際には、日本は降伏への道筋を模索するべく、当時不可侵条約を締結していたソ連に対し、七月には天皇の特使を送り込み、ソ連に和平交渉(戦争終結)の仲介を依頼する目論みを企てていた。
沖縄戦は、その為の時間稼ぎと推察される…。

米国はその情報をすでに把握し、日本の本心(即ち、降伏する意思)を察知していた筈…。
故に、アイゼンハワーやレイヒ、ルメイといった、当時米国の名だたる高官や、原爆開発に携わったアインシュタイン博士を始めとした学者連中の中には公然と異を唱え、原爆の使用を控えるよう時の大統領…トルーマンに進言する者も居たと聞く。

にも関わらず、トルーマンはそれらの意見を無視するかのように原爆投下を命じた。


では何故、日本は素直に原爆投下以前に降伏への道を選択しなかったか?
それは、無条件降伏の案件(12項だったかな?)に、所謂「国体の護持(天皇制の維持)」に関する記述が欠けていた事が大きな要因とされている。

日本国民にとって、天皇制の維持は妥協出来ぬ最重要案件であった事は記すまでもない。


元々、米国のルーズベルト大統領(前任者)時代には、無条件降伏の文言に、国体護持に関する記述は有ったものを、トルーマン大統領体制に移行して、トルーマン及びバーンズ国務長官らによって、天皇制維持に関する記述は意図的に削除されたとする見方が有力視されている。

日本イタリアと、三国同盟の関係にあったナチスドイツの原爆開発に対抗する為とは言え、米国にしてみれば莫大な国家予算を投じて研究開発した原爆を、他国への威嚇の意味を含め無駄にはしたくなかったのだろうし、少しでも優位に終戦を迎え、戦後世界でイニシアチブを掌握する為に原爆は恰好の材料であると捉えたのであろう。

上記から、「日本に易々と降伏されては困る。原爆を使うまではな…」と云う、トルーマンの策略が伺い知れる事だろう。


平たく言えばトルーマンは、広島型・長崎型それぞれの原爆を試し、米国の強大さをアピールしたかったんやろ。
日本は…広島長崎は、その恰好の餌食にされたようなものではないかと思えてしまう。

無論、裕仁天皇陛下、トルーマン、スターリン、チャーチル等の思惑が交錯した上での悲劇で有るとは思うが…。


今日に至っても、日本軍の真珠湾への奇襲攻撃のみを非難して、原爆投下を容認するアメリカ人は多いと聞く。しかし国際法に照らしても、無差別大量殺戮兵器の使用は明らかに違法。


平和な現代日本に暮らす我々からは想像もつかない様な、非日常的な狂気の世界、戦争の中で起きた悲劇…いや、戦争そのものが悲劇。


オバマ大統領は、西暦2020年(だったかな?)までに核兵器根絶を訴えている。


小国日本は、日米安保によりアメリカに守られているが、北の日本に対する敵視政策、核開発疑惑。
中国やロシアもどう豹変するか分からない。

今も尚、原爆後遺症にて苦しんでおられる方が沢山居る。

原爆だけが全てではないが、世界唯一の被爆国国民として、未来永劫全世界に向けて、語り継がねばならない事で有ると思う。

過去を変える事は出来ないが、未来は作り変える事が出来る。

過去から学び、未来を創る。


国籍を問わず、先の戦争によって犠牲となられた方々の、尊い御霊のご冥福を…心よりお祈り申し上げ、黙祷を捧げます。

コメント(10)

NPT(核不拡散)条約に基づき、核保有国は自発的に廃絶に動かねばならぬ筈なのに、現在アメリカとロシアで、全世界の核兵器の8割、もしくは9割以上を占めているでしょう。
中国、フランス、イギリスとは保有する桁が違う。


アメリカの歴代政府は、「原爆使用により終戦を早めた」とか「何十万人もの命を救った」などといった勝手な見解を提唱し、原爆投下を正当化して来ました。

それに対し歴代大統領としては初めて、オバマ大統領が世界で唯一原子爆弾を使った国のリーダーとして、歴代アメリカ政府に異を唱えるかの如く、所謂プラハ演説で核兵器廃絶を全世界に発信した。

勿論、当面は抑止力としての核兵器が必要であるし、オバマ自身が生きてる間には到底実現不可能とはしておりますが…。

しかしプラハ演説により、ロシアとの核軍縮の交渉再開等、核兵器廃絶に向けた具体的な行動指針を示したと言えると思え、一定の評価を与えるべきだと思います。

日本としても、憲法9条の不戦と平和の理念に基づき、また…唯一の被爆国として非核三原則を国是としている訳ですから、NPTに対してもより強いリーダーシップの基、今こそイニシアチブをとり、世界をリードすべき千載一遇のチャンスと捉えるべきではないかと思います。
一つお聞きしたいのですが、原子爆弾の使用を違法とする国際法とは、何という名前の国際法ですか?
> 極東の名無し三等兵さん

もしや、「1945年当時の国際法では、違法とは言えず、当時も現在も明確に原爆を禁止する国際条約は無い」、と仰せになりたいのではと推察いたしましたが…。

もしそうであるなら、俺自身もその事は認識しております。


しかしながら、あくまでも素人考えではございますが、当時の状況を鑑みた上で、背景等をすり合わせて行けば、国際人道法及びジュネーブ4条約に触れるのではと思うのですが…。

「不必要な苦痛を与えてはならない」等という、戦争法の基本要綱に触れると考えます。

また…1996年頃ハーグ国際司法裁判所にて、「核爆弾のような無差別的大量殺戮兵器の使用、もしくは用いての威嚇行動等は、国際法に反する」という内容の『認識』が降されたと、頭の片隅に記憶しております。


俺は申し上げるまでもなく、専攻して来た訳ではないので、ご貴殿のような方からすれば、さぞや稚拙な意見と思われる事でしょう。

不快な部分や誤り等ございましたなら、お詫び申し上げます。


正論をご教示願えれば、光栄に存じます。


    愚輩 中山健太郎
はい、現在の状況を持って、1945年当時の状況を裁くことは出来ないです。

法の不遡及の原則というものがあります。
1949年のジュネーブ諸条約や、その後の国際法などをもって、
1945年の行為を違法とすることは、できないんですよ。

思うのですが、「原爆の恐ろしさ」「平和の大切さ」だけを訴えるのは良いと思いますが、
それに陰謀論じみた方法でのアメリカへの非難を絡まても……
正直、胡散臭く見えます。

国際司法裁判所についてはこちらをどうぞ。
危機的状況においての使用については、合法か違法かで意見が割れています。
その結論は、「核兵器の使用は国際法違反」と簡単に言い切ってしまえるものではないですよ。
http://www.gensuikin.org/data/icj.html
晦日の忙しい中を、ご丁重なご教示賜り、恐縮至極に存じます。

異論を唱える気は毛頭ございませんし、広島長崎への原爆使用に関して、国際法に照らして断罪出来ぬ事…即ち「非」であると明言出来ない事は、先の記述の通り承知しております。

がしかし…人道的見地から捉えれば、原爆使用は「是」であるとも言い難いものであると思います。


国連憲章第96条…の件に関しても、ICJ(国際司法裁判所)は「勧告的意見を与える」として、明確な判断がなされていない事は承知です。

故にタイトルに、「是非を問う」とさせて頂きました。


本文に於ける「国際法上明らかに違法」と糾弾した俺の記述については、お詫びして訂正致します。



ご指摘の通りで、このコミュの趣旨にそぐわないような、偏った陰謀論的文体となり…胡散臭いと感じさせてしまった方々には、申し訳なく思います。


ただ、恒久的平和を提唱する上に於いて、原爆は何故投下されたのか?…当時の時代背景を元に考察していく事こそが肝要であるとの結論に、自分自身が達した上での書き込みとなりました。


貴重なご意見賜り、学ばせて頂く事が出来ました。
有り難うございました。
いいえ、こちらこそ、非難がましい言い方で申し訳ないです。

正直、この手の話で反論を書き込むと、絡まれることが多かったので……
誠実な対応に感謝しています。
ありがとうございました。
> 極東の名無し三等兵さん
今後とも、トピ立て等宜しくお願いします。

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