ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

最終回を語るぜよコミュの妖怪人間ベラ〜Episode0〜

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
映画「妖怪人間ベラ」の前日譚として、2020年Amazonプライムビデオで配信された。

 名門女子高が舞台。梢はいじめっ子から逃れようとして、屋上から転落し国旗掲揚のポールに突き刺さって死ぬ。遺体は病院に運ばれるが、遺体に細工をしたせいで妖怪人間ベラに生まれ変わり、梢のクラスに転校して来る。
 ベラの体内に宿った梢の霊は、復讐してくれたらこの体をあげるとベラに約束する。ベラは人間になりたくて復讐しようとするが、女子高生たちはみんな心に闇を抱えており、ベラが手を下さなくても、殺人に手を染めたり、放火して焼死したりして勝手に自滅して行く。
 主人公はベラではなく、梢の親友詩織である。いじめを主導したのはスケバンの麻里亜で、詩織は命令されてやむなく梢を理科準備室に呼び出し施錠して監禁したように見え、最終回になると詩織は、最後にやられるのは自分だとおびえる。だが麻里亜はベラを屋上に呼び出し、殺そうとする。
 麻里亜はナイフで刺され、全ての復讐を終えたベラは立ち去ろうとするが、彼女の中の梢の霊が「詩織を置いていかないで。詩織は友だちだから」と言う。振り向くと梢の姿に変わり、詩織のそばに寄って彼女を抱きしめる。感動的なラストだと思うが、虫の息となった麻里亜が「全ては詩織の復讐なんだ」と真相を暴露する。
 小学生のころ仲良しだった詩織と梢は、二人で下校した。知り合いのおじさんが車で来て「一人だけ乗せてあげる」と言うので、じゃんけんしたら詩織が勝ったので車に乗ったら、詩織は凌辱されてしまうが、彼女はその記憶を失くしていた。
 高校生になり、麻里亜から売春の話を持ち掛けられた。梢は「教務室に言いに行く」と言ったが、詩織は麻里亜が怖いので制止した。すると梢は「嫌なおじさんに触られる気持ちは、詩織にはわかるでしょう」と、不用意な言葉を口にする。詩織は忘れていた忌まわしい記憶を思い出し、錯乱する。
 詩織は表情を一変させ「あのときじゃんけんに負けて、お前がやられたらよかったんだ」「お前にも同じ苦しみを味わわせてやりたかった」「落ちたのはお前のせいだ」と言って笑う。梢を監禁して男にレイプさせろと麻里亜に依頼したのは、詩織だったのだ。梢が涙を流すとベラの姿に変わり、屋上から詩織を突き落とす。彼女はポールに突き刺さって死ぬ。梢の霊が「約束どおり、この体をあげる」と言うと、ベラは「要らない。人間になんかなりたくない」と言って消える。

コメント(1)

 所詮は作った話であるが、いじめ・援助交際・SNS・受験地獄・薬物汚染など、現実にありそうな諸問題をちりばめながら、あさっての方向へと進み、最後は「なんでそうなるの」という、考えられるかぎりの最悪の結末へと進んで行く。かわいらしい若手の女優さんたちが、30分番組の終わり近くになると狂ってしまい、そのはじけっぷりが小気味よい。
 この物語は、復讐したら人間になれると約束されたベラが、実際には復讐せず、人の生き様を見て「人間になんてなりたくない」と決意する物語である。「ラストのどんでん返しで全てが台無し」という意見もあるが、登場人物は全員狂っているので、ヒューマニティックに感動して終わるわけにはいかない。詩織は当初小心者のように描かれるが、土壇場になって実は自分がいじめの首謀者だったと告白し、人間の醜さをあらわにして終わるのは正解だろう。

 物語は最後に、死んで行った女子高生の死体が目を見開き、「闇に紛れて生きる 俺たちゃ妖怪人間なのさ」という有名なテーマ曲を1フレーズずつ順に歌うラストがシュールで最高。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

最終回を語るぜよ 更新情報

最終回を語るぜよのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。