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韓国は“なぜ”反日なのか?コミュの【3】誤解は“なぜ”なくならない?その51

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我々日本人が知らされていないだけで、中国の夥しい数のミサイルは
東京・大阪・沖縄など、日本のほとんどの主要都市に向けられている。

日本政府に正常な国防意識があるならば
「ボタン一つで数千万の日本国民が死ぬ」という状況を
放置すべきではないのは当然だ。

国家に国民を守る意志があれば
「いかにして日本を守るか」「いかにして“ボタンを押す自由”を奪うか」について
何らかの方策が確立されるまでは国家の最優先議題になっていてしかるべきである。

だが現在の日本はそのレベルにすら達していない。

世界中の誰がどうみても「軍隊にしか見えない自衛隊」、それも英語表記では
『Japan Self-Defense Forces(日本自衛軍)』という組織をいまだに軍隊とは認めず、
新聞等のメディアは“自衛を考えること”だけで「右傾化」と揶揄する。

(※自衛することは思想でも何でもないので、右派や左派などの概念とは無関係である)

戦争や軍備どころか、地域紛争や揉め事を「極度に」恐れて逃げ続けているのである。

「考えたくない、議論したくない。面倒臭いし」という風潮は、メディアが嬉々として
「考えるべきではない、議論すべきではない。……アジアに信頼されるために」という
無責任で、いかにもそれらしい、一見すると平和的な言葉に変えてゆく。

だから言われっぱなしであり、言う側からすれば、言い放題なのである。

いくら経済や技術や文化が立派でも、そんな弱腰では
二流どころか三流の北朝鮮のような国からも馬鹿にされ、
核やミサイルで恫喝されるのも当然の成り行きである。

戦争反対!と「願うだけ」では戦争がなくならないことは歴史が証明している。

“侵略者を撃退するため”だけに武器を持つのではなく、
“侵略を思いとどまらせるために”抑止力を持つ、であるとか、
“侵略を思いとどまらせるために”多国間で軍事同盟を持つ、等の
「前向きな行動」を起こさなければ戦争を避けることはできないのである。

戦争をしたくないからこそ、インドは考え、核を保有した。
その途端にインドと仲の悪かった中国は態度を180度豹変させた。
中国はインドにちょっかいを出さなくなり、近接した関係を築くことになった。

「核を持ち、戦争をしない」
これがインドが自ら選んだ「行動」である。

戦争をしたくないからこそ、イギリスのチャーチルは考え、
1946年3月、有名な「鉄のカーテン演説」の中で
米英の永久軍事同盟を提唱した。

これはイギリスとアメリカが同盟し、強大な軍事力によってソ連を牽制していれば
ソ連のスターリンの「野心と冒険心を誘うといった事態」にはなりえず、
結果的には米英同盟の“強大な軍事力を使うまでもなく”安全が保障されると
考えたからである。そして、それは完全ではないまでも実現された。

「同盟を組み、戦争を避ける」
これがイギリスが自ら選んだ「行動」である。

昨今の北朝鮮からの恫喝の例でわかるように
日本の“無責任な丸腰スタイル”は東アジアのバランスを崩している。

その「バランス」について、ケンブリッジ大学歴史学博士のエマニュエル・トッド(フランス人)は、
朝日新聞論説主幹の若宮啓文(「いっそのこと竹島を韓国に譲ってしまったら」の発言で有名な左翼)との
対談の中でこのようなことを述べている。

トッド 核兵器は偏在こそが怖い。広島、長崎の悲劇は米国だけが核を持っていたからで、
    米ソ冷戦期には使われなかった。インドとパキスタンは双方が核を持った時に
    和平のテーブルについた。中東が不安定なのはイスラエルだけに核があるからで、
    東アジアも中国だけでは安定しない。日本も持てばいい。

若宮  日本が、ですか。

トッド イランも日本も脅威に見舞われている地域の大国であり、
    核武装していない点でも同じだ。一定の条件の下で日本や
    イランが核を持てば世界はより安定する。

若宮  極めて刺激的な意見ですね。広島の原爆ドームを世界遺産にしたのは
    核廃絶への願いからです。核の拒絶は国民的なアイデンティティーで、
    日本に核武装の選択肢はありません。

トッド 私も日本ではまず広島を訪れた。国民感情はわかるが、世界の現実も直視すべきです。
    北朝鮮より大きな構造的難題は米国と中国という二つの不安定な巨大システム。
    著書「帝国以後」でも説明したが、米国は巨額の財政赤字を抱えて衰退しつつあるため、
    軍事力ですぐ戦争に訴えがちだ。それが日本の唯一の同盟国なのです。

若宮  確かにイラク戦争は米国の問題を露呈しました。

トッド 一方の中国は賃金の頭打ちや種々の社会的格差といった緊張を抱え、
    「反日」ナショナリズムで国民の不満を外に向ける。
    そんな国が日本の貿易パートナーなのですよ。

ttp://blog.goo.ne.jp/2005tora/d/20061228
ttp://www.asahi.com/column/wakamiya/TKY200610300159.html

世界各国、いろいろな意見がある。
どんな道を選ぶにせよ、それは「日本人自身」が選ばなければならない。

新たな同盟や核保有以外の選択として、たとえば(あくまで一例として)、
あえて中国でも韓国でも北朝鮮でもなく『ロシア』を鍵として考える方法もある。

中国が、アメリカや日本と戦争するためにクリアすべき絶対条件は
「ロシアと協調して、ロシアから兵器と石油を得ること」である。
そこで、日米自身がロシアと同盟を組まない(組めない)までも、
中国とロシアを「分断する」だけでも戦争の“抑止”としては有効である。
(具体的な分断法は不明だが)

要するに、今中国が慰安婦問題や靖国問題などのいろいろな方法を試している
「日米離間工作」の逆に近い形である。

軍事力世界2位のロシアと3位中国を同時に敵にまわせば日米が不利だが、
逆にロシアが敵にさえならなければ、(味方にならなかったとしても)
「軍事力世界1位のアメリカ+5位の日本(+2位のロシア)」となり、
「3位の中国」と仮に戦争になったとしても圧勝できるのである。

勘のいい方はもうお分かりかもしれないが、
この、「たとえ戦争になってもどちらかが圧勝できる状態」というのは、
「一方的な戦争が起きる」のではなく、『戦争が起きない』という状態である。

在日米軍がいる意味もそれである。
今は日米が若干優勢であるため、沖縄や台湾が喉から手が出るほど欲しい中国ですら
派手な軍事行動を起こすこともできずに機を待ちつつ言論工作する他ない。

中国にとってのアジア外交とはアジアにおける日米の影響力を低下させることに他ならず、
日本にとってのアジア外交とはアジアにおける中国の影響力を低下させることである。

だからこそ中国と中国に利する国は、日本が強くなることを恐れ、妨害するのである。

ちなみに「核兵器」に関して、先ほど対談を引用したエマニュエル・トッドが
こんなユニークな解釈を述べていた。

「核兵器は安全のための避難所。
 核を持てば軍事同盟から解放され、戦争に巻き込まれる恐れはなくなる。
 ドゴール主義的な考えです。」

「核を保有する大国が地域に二つもあれば、
 地域のすべての国に「核戦争は馬鹿らしい」と思わせられる。」

同盟や外交などで軍事バランスを考えるのもひとつの選択肢だろうし、
トッドが言うように、他国(同盟国)の戦争に巻き込まれるのが嫌ならば
同盟ではなく、独自に核を持つというのもひとつの道だ。

日本の新聞があまりそういった記事を書かないだけで、
「謝罪」「援助」「友好」以外にもいろいろな考え方、選択肢があるのである。

国防についてのいろいろな考え方や選択肢についても、
先ほどと同様に“いじめ問題”にたとえてみると簡単な言葉で説明できる。

いじめには、必ず「強者と弱者」がある。
そこで確かなのは「強ければ、いじめられる可能性は低くなる」ということ、
そして「潜在的にいじめられる可能性があるのは弱い側にのみ」ということだ。

そして、いじめる側といじめられる側の二元論のみにこだわらないように見れば
実際には様々な立場があり、「いじめられたくないので、関わらない者」や
「いじめなければ、いじめられてしまう者」などがいると気づく。

弱い者が全ていじめられる側ではないが、
強い者も全ていじめる側というわけではない。

しかし左翼や中国・韓国人の主張は、
日本が武装した場合「必ずいじめる側になる」と決め付けている。
彼らの主張の根拠はいつも「過去の戦争と反省」だ。

だが、そもそも彼らのいう過去の歴史には多くの捏造や誤解があるし、
戦後60年国際貢献と平和主義を貫いた国民が突然「いじめる側」になるとは思えない。

さきほど引用した台湾人・金美齢の本に“日本が中国の覇権を抑えることで
台湾や東南アジアの国々も安定と安全が確保される”という意味の言葉があった。

その他、数多くの事例をみても、
中国が「とても強く、いじめる者」なのは否定しようがない。
今の日本は「弱くはないが、力を行使できず、いじめられる者」だ。

それならば、さしあたって日本は「ある程度強く、いじめない者」を目標にし、
ゆくゆくは「誰かをいじめから守れる者」を目標にして努力していけばいい。

綺麗ごとのようだが、未来を語るなら、現実だけでなく理想も忘れてはならない。
その両方を見る、ということが日本人には必要だし、可能だと思われる。

サイトの最後として戦争・軍事関連の話を省略しつつ要点だけまとめたが、
日本人の国防意識について考える時、別に戦争の話だけに限定することはない。

もちろん日本に戦争をしろなどとは恐らくどの国の誰も言っていないし、
軍備は誰かに言われてするものではなく、国家が日本国民を守るという目的のために
「戦争を回避するいくつかの方法のひとつの選択肢」をとして行うものだ。

ここでは日本にアメリカと同じことをしろとも言わないし、
インドやイギリスやフランスやスイスと同じようにやれとも言わない。

いろいろな意見はあるだろうが、いずれにせよ、議論することを避けず、妨げず、
「どんな日本になるべきか」、それを日本人自身が議論すべきなのである。

だが、どうしても「議論すら」させたくない者がいる。
「国家防衛について考えること自体が悪いこと」のような、
ある種宗教じみた勘違いを今後も持ち続けさせたがっている者がいる。

彼らはまず「国防や軍備の話」を「戦争」と直結させる。
すると今の日本では「戦争」を否定するのは簡単だ。
戦争と国防は同じものではないのだが、同一視させれば否定しやすいのだ。

彼らは卑怯にも「核の傘」に守られながら「反核」を叫び、
「日米同盟」に守られながら「軍事力による平和」を否定する。

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