ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第325号】  2012/11/05(Mon)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
=じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す==================

【城郭ニュース 第325号】                2012/11/05(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=


 秋も深まってきて、いよいよ山城シーズンの到来かと思います。そんな中で、大坂城天守前の本丸広場にある豊臣時代の大坂城の石垣遺構の特別公開が行われています。この石垣はマンホール状の縦穴の中にあり、梯子で下まで下りて見るというものです。豊臣時代の石垣が三段ほど残っており、それを直接見ることが出来ます。通常は公開されていないのですが、今月11日まで特別に公開されています。また、同じく非公開の金蔵も、同時に公開されています。
 詳細については、下記サイトをご覧願います。

 http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000186010.html

 恒例の但馬竹田城のカレンダーが、発売されています。こちらについては、下記サイトをご覧願います。

 http://wadayama.jp/diary/diary.cgi


◆今週の目次◆
(1)名護屋城(佐賀県唐津市):秀吉の私的居住跡解明へ
(2)甲府城(山梨県甲府市):天守は4重構造
(3)小田原城(神奈川県小田原市):天守木造化の寄付集めの目標は10年で20億円
(4)大内氏館(山口県山口市):4つ目の庭園を確認
(5)安土城(滋賀県近江八幡市):幻の安土城をCGで体験
(6)伏見桃山城(京都府京都市):活用策が決まらないまま10年を経過


────────────────────────────────────
(1)名護屋城(佐賀県唐津市):秀吉の私的居住跡解明へ
────────────────────────────────────

 国の特別史跡に指定されている「名護屋城並びに陣跡」の発掘調査を行っている佐賀県立名護屋城博物館は、本丸御殿跡北側で石組みの側溝や玉石敷きなどを発見したと発表した。豊臣秀吉の私的居住空間とされるエリアで以降が見つかったことで、建物の間取りや広さが特定できると、今後の調査に期待が持たれている。

 石組み側溝は屋根から落ちる雨垂れを受けるもので、直角に折れ曲がりながら東西に延びて建物の周囲を巡っているものと思われた。また大小の玉石が地面に敷き詰められており、敷石のない部分も分かることで、建物の輪郭が推定できるという。

 名護屋城は文禄・慶長の役に際に朝鮮半島への出兵の拠点となったところで、本丸御殿北側は玄界灘が一望できる場所である。この部分は名護屋城の最も奥の部分にあたり、秀吉が生活していた場所とされている。

▼名護屋城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.pref.saga.lg.jp/web/kankou/kb-bunka/kb-hakubutu/nagoya/nagoya-jinato.html
 ↑県立名護屋城博物館のサイト
 http://homepage2.nifty.com/yogo1394/kyushu/karatungy.htm
 http://www.yobuko.net/kankou/nagoyajo.htm


────────────────────────────────────
(2)甲府城(山梨県甲府市):天守は4重構造
────────────────────────────────────

 甲府市で開催されたシンポジウム「城下町甲府のまちづくり〜整備が進む甲府城」で、広島大学大学院の三浦正幸教授が「甲府城には4重の天守があった」と推定する復元図を発表した。同教授は、築城年代などから望楼型の入母屋破風という造りだったと特定した。

 現存する天守台の形や造形的な観点、さらに大名の格式などから、4重4階建てと仮定して復元図を作成した。さらに精査した結果、3階部分を高くした4重5階建てだったと結論づけている。天守台は南北22m×東西16mと細長く、宇喜多秀家による岡山城や毛利輝元の広島城などの五大老の城に近い大きさを有している。

 また天守の平面は方形ではなく、多角形となっている。これはまだ技術が発達していない時期で、時代が古かったことを示している。また城内で大型の鯱が出土していることから、天守があったと判断している。

▼甲府城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.kofu.yamanashi.jp/welcome/rekishi/kofujyou.html
 ↑甲府市によるサイト
 http://www.pref.yamanashi.jp/maizou-bnk/ko-fu_zyou/ko-fuzyou_kenkyuusitu.html
 ↑山梨県甲府城研究室のサイト
 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/4393/yamanasi/kouhusi.htm


────────────────────────────────────
(3)小田原城(神奈川県小田原市):天守木造化の寄付集めの目標は10年で20億円
────────────────────────────────────

 小田原城天守の木造かを目指している市民団体が特定非営利活動(NPO)法人設立総会を開催し、法人設立を機に寄付金集めや市民への啓発活動など木造化に必要な動きを本格化させる。法人の名称は「みんなでお城をつくる会」とし、NPO法人の認可が下りれば、来年の早い段階で創立総会を開く予定にしている。

 同会では10年間に20億円の寄付金を集めることを目標とし、参加型のツアーなどのPRイベントを計画している。同会の鈴木理事長は、木造小田原城実現のために多くの人に参加して欲しいとしている。

▼「みんなでお城をつくる会」の設立趣意書などは、下記サイトでご覧下さい。
 http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0223/npo_jyuran/setsuritsu/s201210100001.html

▼小田原城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/odawaracastle/
 ↑小田原市によるサイト
 http://homepage3.nifty.com/azusa/kanagawa/odawarajou.htm
 http://www.zephyr.dti.ne.jp/~bushi/siseki/odawarajou.htm


────────────────────────────────────
(4)大内氏館(山口県山口市):4つ目の庭園を確認
────────────────────────────────────

 国史跡に指定されている大内氏館の発掘調査を行っている山口市教育委員会は、4つ目の庭園跡を確認したと発表した。この庭園は地面を掘り込んで造られ、枯山水庭園とみられた。掘り込んだ部分は南北約12.5m×東西約 9mの大きさで、地面を約80cm掘り込んでいた。護岸石や立石、平玉石による滝や池、流れなどが表現され、同時に出土した土器などから16世紀前半から中頃にかけて使用されたと思われた。

 大内氏館は昭和34年(1959)に国史跡に指定され、これまでに約1400平米の池泉庭園や約100平米の枯山水庭園など3つの庭園跡が確認されている。同市教育委員会では、他に類例のない貴重な発見としている。

▼大内氏館については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://homepage2.nifty.com/mizuki55/yamaguti/yamagutisi.htm
 http://4619.web.fc2.com/shiro16.html
 http://www.geocities.jp/qbpbd900/oouti.html


────────────────────────────────────
(5)安土城(滋賀県近江八幡市):幻の安土城をCGで体験
────────────────────────────────────

 国の特別史跡・安土城を要する近江八幡市は、安土城をCGで再現する観光システム「VR安土城」を開発し、30日に試験公開した。城跡がある安土山の麓でiPadを山に向けてかざすと、安土城の五層六階の天主や石垣を再現したCGが山の風景と合成されて画面に現れる。同市では来年4月からiPadとiPhone用のソフトをインターネットで無料配布してサービスを開始し、観光客の増加を目指す。

▼安土城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.azuchi-museum.or.jp/
 ↑滋賀県立安土城考古博物館のサイト
 http://www.azuchi-shiga.com/n-yakata.htm
 ↑安土城天主 信長の館のサイト
 http://www.geocities.co.jp/yogo139/siga/aduti.htm


────────────────────────────────────
(6)伏見桃山城(京都府京都市):活用策が決まらないまま10年を経過
────────────────────────────────────

 伏見桃山城は京都市に寄贈されてから来年2月で丸10年となるが、天守の活用策が決まらないままとなっている。

 伏見桃山城は昭和39年(1964)に遊園地内に完成して地域に親しまれたが、年々来城者が減少し、平成15年(2003)に遊園地が閉園した。このときに城も破却される予定だったが、地域シンボルを惜しむ地元の強い要望で京都市に無償譲渡された。

 しかしながら、この間有効な活用策が見つからず、また耐震補強だけで4〜5億円も必要とすることが分かった。このような状況で積極的な活用策が見つからず、市単独では改修費用を出すことが出来ず、民間頼みとなっている。

 この伏見桃山城は林原美術館(岡山市)所蔵の「洛中洛外図」に描かれた伏見城を参考に、豊臣秀吉の築城した姿を再現している。大天守は50mで名古屋城天守に、また小天守は30mと彦根城天守に匹敵する大きさである。

▼伏見桃山城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://kyoto-asobiba.jp/asobiba/castle/hushimimomoyamajou.html
 http://smashmedia.jp/blog/2011/01/003590.html
 http://www.geocities.jp/zanyphenix/shiro400.html

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

関西城郭同好会 更新情報

関西城郭同好会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング