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関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第309号】  2012/06/04(Mon)

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=じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す==================

【城郭ニュース 第309号】                2012/06/04(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=

◆今週の目次◆
(1)松江城(島根県松江市):築城の年などを示した「祈祷札」見つかる
(2)鳥取城(鳥取県鳥取市):秀吉のものと思われる長大な土塁を確認
(3)彦根城(滋賀県彦根市):世界遺産登録目指して彦根市がリーフレット作成
(4)彦根城(滋賀県彦根市):ひこにゃんのフェイスブックが好評
(5)椿井城(奈良県平群町):観光整備のために町が遺構を破壊か?
(6)大坂城(大阪府大阪市):観光拠点にと企業家らが活用策を提案


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(1)松江城(島根県松江市):築城の年などを示した「祈祷札」見つかる
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 松江城天守の国宝化を目指している松江市が懸賞金をかけて探していた「祈祷札」が、松江城近くの松江神社から見つかったと同市教育委員会などが発表した。この札は昭和12年(1937)の調査の際にはあったとされ、写真も残っていた。ところが戦後に調査を行ったところ、収蔵品には木札の記載がなく、同市が5百万円の懸賞金をかけて昨年から行方を追っていた。

 同市教育委員会の職員が市史編纂のために松江神社を調査した際に、倉庫の中から見つけた。倉庫の中には神社にまつわる札十数枚が積み上げられていたが、その中の2枚が「祈祷札」であることを確認した。今回見つかった2枚の札にはいずれも慶長16年(1611)という字が墨書されており、通説の築城年を裏付けるものになると期待されている。

 現存天守は全国に12あるが、柱などに築城時の年代が記されたものはあるものの、札として残っているところはない。このうちの一枚には「奉賛誦如意珠経長栄処」の文字が、またもう一枚は字が消えていたが赤外線により「奉轉賛大般若経六百部武運長久処」と書かれていたことが判明した。同市では年輪年代測定法などの科学調査を行って、木片の年代を調べていくという。

▼松江城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.matsue-tourism.or.jp/m_castle/
 ↑公式サイト
 http://www.kankou-matsue.jp/m-miru/shiseki/matsuejyou.html
 ↑松江市観光公式サイト
 http://www.geocities.co.jp/yogo139/simane/matuesi.htm


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(2)鳥取城(鳥取県鳥取市):秀吉のものと思われる長大な土塁を確認
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 鳥取市桂見の山中で、南北方向に約2kmも続く長大な土塁が見つかった。調査を行った鳥取市教育委員会は、天正9年(1581)に当時の羽柴秀吉が鳥取城を攻める際に、毛利軍の侵攻を防ぐために築いたものではないかと推測している。戦国時代の直線状の土塁としては他に類例のない規模で、鳥取平野を一望することができ、秀吉の壮大な戦略がうかがえるとしている。

 今回確認された土塁は湖山池南岸から標高 70〜140mほどの山の尾根に築かれていて、高さは1〜1.5mほどである。土塁には10ヵ所の曲輪と4ヵ所の虎口が配置されているが、虎口は全て土塁の西側にあるため、西からの敵に対していると見られる。これらの曲輪や土塁からは西側の毛利方の防己尾(つづらお)城が見え、東側には鳥取平野を望むことができ、鳥取城に加えて秀吉が本陣を置いた本陣山なども一望できる。

 城を包囲するためではなく、背後から来る敵を防ぐための土塁は珍しく、「信長公記」の鳥取城攻めの部分に「後巻の用心に後陣の方にも堀をほり、塀・柵を付け(略)前後に築地高々とつかせ・・・」とあるのに相当する可能性もある。

▼鳥取城とその陣城については、下記サイトを参考にしてください。
 http://www.geocities.co.jp/yogo139/tottori/tottorisi.htm
 http://tottori.rojo.jp/tottori/
 http://www.kawahara-shiro.com/history/history1


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(3)彦根城(滋賀県彦根市):世界遺産登録目指して彦根市がリーフレット作成
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 国宝彦根城の世界遺産登録を目指している彦根市は、市民や観光客、国内外の世界遺産担当関係者らに活動を知ってもらおうと、リーフレット「彦根城を世界遺産に」を日本語版1万部と英語版5千部を作成した。このリーフレットはA3版四つ折りで、天守、西の丸三重櫓、天秤櫓や玄宮楽々園などの写真を載せ、簡単な説明を加えている。

 彦根城は世界遺産候補として暫定リストに登載されて約20年を経過することから、彦根市では本登録実現に向けて作業を進めている。昨年9月には候補地の調査や評価を行っているユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」の国内組織である日本イコモス国内委員会の会合が彦根市で行われた。

▼彦根城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.hikoneshi.com/jp/castle/
 ↑彦根観光協会のサイト
 http://www.ohmitetudo.co.jp/outdoor/spot/hikone/hikonejyo.html
 http://www.geocities.co.jp/yogo139/siga/hikone.htm


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(4)彦根城(滋賀県彦根市):ひこにゃんのフェイスブックが好評
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 彦根市は今月初めに、フェイスブックに「ひこにゃん」を登場させた。ファンがフェイスブックにアクセスすれば、ひこにゃんの情報がフェイスブック上の友人に枝分かれ式に広がることとなる。彦根市はこれまで公式ブログでひこにゃんの情報を提供してきたが、更新は月に1〜2回程度に留まっていた。同市観光振興課では「よりリアルタイムで情報が発信できるように」と、新たにフェイスブックを採用した。

 同市がひこにゃんの出動や写真を速報するだけではなく、フェイスブックの利用者も自分で撮影した写真や動画などを投稿できるのが特徴となっている。また、フェイスブックは原則として実名での登録となるので、不適当な書き込みも少ないという。
全世界で9億人が利用しているといわれるフェイスブックなので、彦根観光PRの新たな切り札にと記載されている。

▼ひこにゃんのフェイスブックについては、下記サイトにアクセスして下さい。
 http://www.facebook.com/hikonyan.mochi


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(5)椿井城(奈良県平群町):観光整備のために町が遺構を破壊か?
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 石田三成に仕えた島左近ゆかりの城として知られ、国史跡級の城と評価される椿井城で、町が立ち木数百本を伐採し、急斜面の表土を階段状に削るなどして、遺構内を一変させた疑いがもたれている。専門家の指摘で表面化したもので、町では工事は観光のためと説明しているが、奈良県教育委員会や文化庁では文化財保護法違反の可能性もあるとして調査を開始した。

 椿井城は戦国時代に標高約 240mの尾根上に築かれた山城で、曲輪や土塁などが残っている。島氏の居城だったとの説があるが文献がなく、発掘調査は実施されていない。山城は厚さ10cm程度の表土に覆われている例が多いが、立ち木の伐採で表土が流失し、遺構ごと失われる恐れがあると専門家は憂慮している。史跡指定は受けていないが、奈良県の遺跡地図には掲載されており、「周知の遺跡」に相当する。このため文化財保護法の保護対象となり、現状変更に際しては手続きが必要となる。

▼椿井城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://gfi402.web.fc2.com/narakokujin2-18.htm
 http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/tubai.htm
 http://blogs.yahoo.co.jp/jyamasiro/24401413.html


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(6)大坂城(大阪府大阪市):観光拠点にと企業家らが活用策を提案
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 大坂城の国際的な観光拠点化を考えるフォーラムが開催され、大阪城公園内での事業展開に意欲的な企業家らが活用策をプレゼンした。このフォーラムでは、旧大阪市立博物館は結婚式が挙げられる迎賓館に、旧大阪砲兵工廠は地ビールを楽しめるビアガーデンとするプランなどが提案された。また、地下を発掘調査した上で有料公開する「大阪城カタコンベ」などの案も提唱された。同地区の魅力向上策については、大阪商工会議所が昨年から3ヵ年計画で中期事業ビジョンを示し、大阪城を核とした観光振興策を提唱している。

▼大坂城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://homepage3.nifty.com/yogokun/oosaka.htm
 http://www.osakacastle.net/←大阪城天守閣のサイト
 http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/osaka.htm

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