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関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第306号】  2012/05/14(Mon)

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【城郭ニュース 第306号】                2012/05/14(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=


 今秋に「日本城検定」が始まりますが、今度は日本城郭協会が「日本城郭検定」を実施すると発表しました。日本城郭協会といえば「日本100名城」を選定したことで知られており、今回もその日本100名城に関するものが中心となりそうです。城好きで知られる歌舞伎役者の板東三津五郎さんが応援団長となることもあって、お城といってもどうも近世城郭が中心になりそうな雰囲気です。まだ詳細な情報は出ていませんが、公式サイト(下記参照)も出来ていますので、ご興味があればアクセスしてみて下さい。

 http://www.kentei-uketsuke.com/shiro/

 一方の「日本城検定」ですが、こちらは静岡大名誉教授の小和田先生が監修となっています。また、滋賀県立大学中井准教授なども協力しているようで、こちらの方はジャンルにとらわれない感じがしています。

◆今週の目次◆
(1)舘山城(山形県米沢市):本拠地論争終結に向けて本丸の調査を開始
(2)一乗谷朝倉氏遺跡(福井県福井市):周遊バス運行開始
(3)一乗谷朝倉氏遺跡(福井県福井市):福井県が文化振興課を設置して観光振興へ
(4)亀山城(京都府亀山市):大本本部に歴史紹介の常設コーナー設置
(5)名島城(福岡県福岡市):名島城址公園が開園
(6)高山城(岐阜県土岐市):地元保存会が物見櫓を再現


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(1)舘山城(山形県米沢市):本拠地論争終結に向けて本丸の調査を開始
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 米沢時代の伊達氏の本拠については、現在上杉神社となっている米沢城と山城である舘山城との間で「本拠地論争」がある。米沢市教育委員会ではこの本拠地論争を終結に導くべく、本丸部分を含めたエリアの現地調査を行う。

 平成13年(2001)に舘山城北側から家診断のものと推測される武家屋敷跡が発見され、昨年には二の丸部分にあたる本丸東側の平地から庭園や井戸などがある屋敷跡も見つかった。今回の調査では、東側平地で見つかった大きな丸柱周辺にあるとされる大手門遺構の確認、東側平地につながる通路の特定などの本丸の調査および北西部の川岸にある石垣を含めた未確定の敷地範囲認定などを主に行う予定である。

 舘山城は政宗の祖父晴宗が天文17年(1548)に西山城(福島県桑折町)から米沢に拠点を移した際の主要な城とされているが不明な点が多く、政宗の父輝宗が隠居先に使ったことと天正19年(1591)に豊臣秀吉の命で岩出山城(宮城県大崎市)に移る際に取り壊したなどの事実しか分かっていない。

 城下を一望できる丘陵に築城している点で仙台城とよく似ており、また二の丸などの居館を周辺に配置している構造が岩出山城とも共通していることから、同市教育委員会では舘山城が仙台城の原形になったことを裏付けたいとしている。平成26年(2014)度まで調査を続け、平成27年(2015)度には国の史跡指定を目指している

▼舘山城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www3.omn.ne.jp/~imanari/tateyama.html
 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4652/castle-tateyama-yonezawa.html
 http://www.hb.pei.jp/shiro/dewa/yonezawa-tateyama-jyo/


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(2)一乗谷朝倉氏遺跡(福井県福井市):周遊バス運行開始
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 福井市城戸ノ内町を中心とした一乗谷朝倉氏遺跡とその周辺施設をめぐる周遊バス「朝倉ゆめまる号」が、4月28日から運行を開始した。このバスは一乗谷の玄関口にあたる「あさくら水の駅」を発着地とし、県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館、公園センター、復元町並、ふるさと交流館を経由して、盛源寺で折り返す。原則として土日祝日のみの運行だが、大型連休中は平日も動かす。

 一日15便の定期便のほかに、大きな催しの際には臨時便も出す予定である。同遺跡の人気上昇にともなう駐車場不足の軽減につながるほか、一乗谷全体を楽しめるツアーとしての利用が期待されている。

▼一乗谷朝倉氏遺跡については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.fukui.lg.jp/d620/bunka/iseki/←福井市による公式サイト
 http://www3.fctv.ne.jp/~asakura/←社団法人朝倉氏遺跡保存協会のサイト
 http://fukuihis.web.fc2.com/


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(3)一乗谷朝倉氏遺跡(福井県福井市):福井県が文化振興課を設置して観光振興へ
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 福井県は観光営業部に新たに文化振興課を設置し、県内の文化遺産を観光振興に生かしていくこととした。まずは福井市にある国の特別史跡・一乗谷朝倉氏遺跡の「観光地化」を目指して、遺跡を管理する福井市と手を組んで、年間百万人超の誘客を狙う。

 一乗谷朝倉氏遺跡を訪れる観光客は年々増加しており、全国植樹祭の式典会場となった平成21年(2009)には50万人を突破し、昨年には約73万人となった。「京都にはない。金沢にもない。あまりになにもない。だから面白い」というキャッチコピーの福井市が制作した遺跡のポスターがJR東日本企画の交通広告グランプリを受賞し、約94万人に増加した。

 福井県では今年度から遺跡全体を野外博物館「フィールドミュージアム」と位置づけて、観光しやすい環境作りを進めている。具体的な取り組みとしては、遺跡を巡るシャトルバスの運行や戦国時代の衣装を着た「遺跡コンシェルジュ(案内人)」の配置などがある。課題は観光客の人数よりも質で、「周囲の人に遺跡の魅力を詳しく、分かり易く伝えてくれるような県外のファンを増やしたい」としている。


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(4)亀山城(京都府亀山市):大本本部に歴史紹介の常設コーナー設置
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 境内に亀山城を有する宗教法人大本本部は、みろく会館1階に亀山城の歴史や大本が城跡を整備する様子を伝える常設コーナーを設置した。同本部には亀山城の石垣を見るために訪れる人が多く、亀山城や今へ至る歩みをよく知ってもらおうと5月8日の観桜茶会に合わせて設置した。

 展示室の中央には亀山市文化資料所蔵の亀山城本丸の復元模型を展示し、五層の天守や石垣などが絵図を基に忠実に再現されている。コーナーに隣接するテレビでは14分間の映像を流して、昭和11年(1936)の大本弾圧で破壊された石造りの月宮殿の偉容などを見ることが出来る。また壁には亀山城の年表や築城に携わった明智光秀や藤堂高虎が紹介され、大正時代に教祖・出口王仁三郎が先頭に立って整備する写真なども展示されている。

▼亀山城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.geocities.co.jp/yogo139/kinki/kameoka.htm
 http://maro32.com/%E4%BA%80%E5%B1%B1%E5%9F%8E/
 http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/kameoka.htm


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(5)名島城(福岡県福岡市):名島城址公園が開園
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 平成16年(2004)から福岡市が整備を進めてきた名島城跡が、先月21日から「名島城址公園」として開園した。名島城跡には昭和25年(1950)頃に個人の住宅が建てられていたが、20年ほど前に空き家となった。その後マンション開発計画が浮上したため、地元住民が福岡市に「歴史的な史跡を残そう」と公園整備を要望した。

 平成12年(2000)に市がこの土地を購入して整備計画をまとめ、平成16年(2004)から整備を進めてきた。平成18年(2006)度から3年間の発掘調査を経て、この3月末にようやく完成した。公園の広さは約7千平米で、発掘調査で確認された本丸の石垣跡が見学できるようにした。なお、住宅地が近くにあることから、夜間は閉鎖される。

▼名島城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www16.ocn.ne.jp/~sironoki/100fukuoka-no-shiro/103najima/najima0.htm
 http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/najima.htm
 http://4619.web.fc2.com/shiro144.html


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(6)高山城(岐阜県土岐市):地元保存会が物見櫓を再現
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 土岐市の史跡に指定されている高山城に、地元保存会が物見櫓を再現した。この櫓は高山城高山宿史跡保存会が豊田市足助町にある真弓山城に復元された高櫓を参考にしたもので、高さ約 5.6mの木造2階建てで桔梗櫓と名付けられた。高山城は承久3年(1221)の承久の乱の頃に砦を築いたのが始まりとされ、戦国時代には織田氏と武田氏の領土争いの境目に位置していた。

▼高山城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.oumi-castle.net/takoku/gifu/mino_takayama.htm
 http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/minotakayama.htm
 http://sakuraoffice.com/takayamazyou.html

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