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関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第279号】  2011/09/12(Mon)

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=じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す==================

【城郭ニュース 第279号】                 2011/09/12(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=

◆今週の目次◆
(1)小田原城(神奈川県小田原市):天守の耐震化について専門委員会が検討開始
(2)亀山城(三重県亀山市):多聞櫓を40余年ぶりに復元修理
(3)北庄城(福井県福井市):高さ5.7mの復元模型がお目見え
(4)松江城(島根県松江市):出雲の会社がプラモデル化
(5)勝尾城(佐賀県鳥栖市):31ヘクタールを国史跡に追加申請


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(1)小田原城(神奈川県小田原市):天守の耐震化について専門委員会が検討開始
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 小田原城天守の耐震化問題について、小田原市は専門家らによる「耐震改修検討委員会」を設置して、検討を開始した。年度内に4回の会合を行って、検討結果を市長に報告することとなっている。

 現在の小田原城天守は、小田原市が観光施設として昭和35年(1960)に4階建ての鉄筋コンクリート造りで建設したものである。同市が平成元年(1989)に実施した建物診断では老朽化が確認されており、柱や壁などに強度不足が判明している。専門委員会の初会合では、外観を損なわずに耐震化を実現したいとしたものの、課題は山積み状態である。

 同市観光課ではこの専門委員会の検討結果を受けて、次年度にも方針を決めて基本計画を策定する予定である。それにしたがって設計を行い、平成27年(2015)度には耐震改修に着手し、その翌年度には完成させたいとしている。

 全国的には多くの観光用天守が存在するが、代表的な48城のうち耐震補強済みなのは大阪城と岡山城だけで、財政的な問題もあって耐震化は遅れている。小田原城天守の場合は国史跡内にあるため、工法の決定などについては文化庁の許可が必要となる。一方で木造による天守再建の市民要望もあり、方針決定までには紆余曲折も予想される。

▼小田原城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/odawaracastle/
 ↑小田原市によるサイト
 http://www.odawaracastle.jp/
 ↑小田原城3Dプロジェクト(CGによる江戸時代の小田原城)
 http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/odawara.htm


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(2)亀山城(三重県亀山市):多聞櫓を40余年ぶりに復元修理
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 三重県の史跡に指定されている亀山城多聞櫓の復元修理を40余年ぶりに行うと、亀山市が発表した。今回の復元修理では屋根を丸瓦と平瓦で葺く本瓦葺きとし、板壁だった外壁を白漆喰でぬる。また、これまで東側の壁に3ヶ所あった窓も、2ヶ所とする。

 復元修理が完成すると、多聞櫓の構造はこれまでの「木造平屋入母屋造桟瓦葺」から「木造平屋土蔵造入母屋造本瓦葺」となる。多聞櫓の復元修理は明治30年(1897)に行われてから、これまでに4回実施されている。前回は昭和43年(1968)だったので、43年ぶりの改修となる。9月末にはシートで覆われるため、来年3月の完成まで多聞櫓を見ることはできない。

▼亀山城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://woodone3831.web.infoseek.co.jp/c-1-3-5-8-siro-KAMEYAMA.html
 http://www.eonet.ne.jp/~yorisan/newpage50.htm
 http://www.oumi-castle.net/takoku/mie/kame.htm


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(3)北庄城(福井県福井市):高さ5.7mの復元模型がお目見え
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 北庄城の復元模型が北の庄城址公園に設置され、29日に記念式典が開かれた。この模型は福井市が観光の目玉にしようと、県の「市町振興プロジェクト」に提案して実現したものである。FRP(繊維強化プラスチック)製で、幅4m×奥行き4m×高さ1.7mの大きさがある。

 北庄城の詳しい図面や構造を記した文献が残っていないために、築城時期の近い丸岡城や松本城を参考とした。北庄城には九重の天守があったとされ、その規模は安土城にも劣らないといわれたが、今回の模型では五層の天守となっている。北庄城は天正3年(1575)に柴田勝家によって築城されたといわれ、勝家の嫁いだお市の方やその娘である江ら三姉妹が住んだことで知られる。天正11年(1583)に豊臣秀吉によって攻められ、落城している。

▼北庄城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.eonet.ne.jp/~yorisan/newpage190.htm
 http://www.geocities.jp/qbpbd900/kitanosyoujo.html
 http://www.fuku2.co.jp/shibata.html


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(4)松江城(島根県松江市):出雲の会社がプラモデル化
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 国宝化を目指す松江城のプラモデルが初めて商品化され、8月下旬に全国発売された。土産品の販売などを行っているマルニシ物産(島根県出雲市)が企画して、築城当時の天守の姿を再現した。城のプラモデルを数多く手がける童夕社(東京)と提携して、同社の名城シリーズ「ジョイジョイコレクション」の11作目として販売した。

 1/500スケールで、完成すると高さ92ミリ×長さ175ミリ×幅115ミリの大きさとなる。実物の松江城や史料を調べて、今はないが築城時にはあったと考えられる本丸多聞櫓、祈祷櫓や本丸周辺の土塀も加えている。

▼松江城プラモデルについては、下記童友社のサイトを参考にして下さい。
 http://www.doyusha-model.com/jj11_12.html
 ↑会津鶴ヶ城の赤瓦モデルも発売予定です。

▼松江城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.matsue-tourism.or.jp/m_castle/←松江城の公式サイト
 http://homepage2.nifty.com/matsue-jo/contents2Fmenu.html
 http://4619.web.fc2.com/shiro14.html


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(5)勝尾城(佐賀県鳥栖市):31ヘクタールを国史跡に追加申請
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 国の史跡に指定されている勝尾城について、鳥栖市教育委員会は新たに31ヘクタールを国史跡に追加指定することを文化庁に申請した。勝尾城は平成18年(2006)に初めて国の史跡に指定され、その4年後には追加指定を行い、主要部分については国史跡となっている。

 同市教育委員会では景観保全の狙いから、遺構部分と周囲を含めた広域の史跡指定を目指してきた。全体の計画面積は276ヘクタールで、これまでに198ヘクタールが指定されている。今年7月末の第3次申請では78ヘクタールを予定していたが、一部については地権者の同意が得られずに31ヘクタールの追加申請となった。今回のエリアには、家臣団屋敷跡や空堀、鏡城跡などが含まれる。

 勝尾城は戦国時代に北部九州で勢力を広げた筑紫氏の拠点で、標高501mの城山を中心に、鬼ヶ城、高取城、鏡城、葛籠城や若山砦などが配されている。平成20年(2008)に策定された保存管理計画によると、史跡は現状の自然環境を生かしながら、歴史体験型の整備を目指すとしている。

▼勝尾城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.tosu.lg.jp/1342.htm←鳥栖市のサイト
 http://huukou.web.fc2.com/katsunoo.html
 http://www.geocities.jp/ikomai4koku9syu/saga/katunoo.html

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