ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第278号】  2011/08/29(Mon)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
=じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す==================

【城郭ニュース 第278号】               2011/08/29(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=



◆今週の目次◆
(1)熊本城(熊本県熊本市):馬具櫓と続塀復元を来年1月にも着手
(2)姫路城(兵庫県姫路市):土塀漆喰壁の修理作業を公開
(3)永山(月隈)城(大分県日田市):出土した本丸御殿礎石などを公開
(4)亀山城(岡山県岡山市):地元住民らが保存会を設立
(5)唐沢山城(栃木県佐野市):佐野ロータリークラブが小冊子作成


────────────────────────────────────
(1)熊本城(熊本県熊本市):馬具櫓と続塀復元を来年1月にも着手
────────────────────────────────────

 多くの建物類が復元されてきている熊本城で、新たに馬具櫓と続塀が復元される見通しとなった。今月23日に開催された熊本市文化財保護委員会で復元計画が了承されたことで、同市では近く文化庁に復元許可を申請し、年内には所定の手続きを完了する考えである。

 これにより、来年1月にも復元工事に着手できる見通しとなった。馬具櫓は行幸橋近くに位置し、江戸時代初期の慶長から寛永年間に建造されたといわれている。また続塀は馬具櫓から北に延びる延長約122mの塀で、明治10年(1877)に西南戦争時までに解体されたといわれる。昭和41年(1966)にコンクリートブロック造で外観復元されていたが、老朽化によって一昨年に解体されている。

 計画によると、馬具櫓は高さ約7.2mの木造平屋で、江戸期の絵図、明治初期の写真や史料などに基づき、全て木造で江戸時代当時の建物を忠実に再現する。また、高さ約2mの続塀も木造で整備する。復元整備計画は文化庁の「史跡等における歴史的建造物等の復元の取扱いに関する専門委員会」での承認を受けており、文化庁の許可も10月末には下りる見通しという。

▼熊本城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.manyou-kumamoto.jp/castle/←熊本市による公式サイト
 http://homepage3.nifty.com/tompei1/Ph-KumamotoCastle.htm
 http://www.kumamotonet.jp/siro/


────────────────────────────────────
(2)姫路城(兵庫県姫路市):土塀漆喰壁の修理作業を公開
────────────────────────────────────

 大天守の「平成の大修理」が進んでいる世界文化遺産・国宝姫路城で、土塀の漆喰壁の修理作業が公開されている。大天守では瓦の撤去作業が終了し、修理の様子が見学施設「天空の白鷺」から一時的に見えにくくなっているために、他の場所の修理の様子を見てもらうこととした。

 姫路城では「平成中期保存修理計画」に基づいて、大天守を除く櫓や土塀などの81棟の建造物について、平成6年(1994)度から定期的に補修を行っている。この修理工事は城内のどこかで毎年工事を行ってきているが、これまでは公開していなかった。

 現在公開しているのは「いの門東方土塀」の漆喰壁の修理で、入城口から二つ目の門を右に入ったところにある。足場は組むものの、メッシュシートで覆うことはやめて、屋根瓦の差し替えや漆喰壁の塗り替えなどの様子を見てもらうようにしている。土塀は、来年3月中旬に完成の予定である。

▼「天空の白鷺」については、下記公式サイトをご覧下さい。
 http://himejijo-syuri.jp/

▼姫路城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/←姫路市による公式サイト
 http://www.himeji-castle.gr.jp/
 http://www.himeji.jp/


────────────────────────────────────
(3)永山(月隈)城(大分県日田市):出土した本丸御殿礎石などを公開
────────────────────────────────────

 日田市教育委員会は、市内丸山2丁目の永山城(通称月隈城)で実施中の発掘調査で出土した本丸御殿礎石や虎口の石垣などを公開した。この調査は県史跡指定などが目的で、同市教育委員会が別府大学文化財研究所に委託して行っているものである。

 新たに出土したのは、御殿跡の礎石3基と虎口のうち大手門の石垣と搦手門の隅石である。調査は9月16日まで続けられるが、調査を担当している別府大学の上野准教授によると、「新発見が多く、永山城の構造が明らかになってきた。残りの期間で礎石や虎口の石垣をさらに発掘したい」とのことであった。

▼永山(月隈)城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://homepage2.nifty.com/yogo1394/kyushu/hitasi.htm
 http://oshiromeguri.web.fc2.com/bungo-kuni/nagayama/nagayama.html
 http://www.geocities.jp/sugiworld/osiro/nagayama.html


────────────────────────────────────
(4)亀山城(岡山県岡山市):地元住民らが保存会を設立
────────────────────────────────────

 宇喜多直家が岡山城に移るまでの15年間、拠点としていたことで知られる亀山城に関して、地元の岡山市東区浮田小学区の住民らが地域興しに生かそうと「亀山城史跡保存会」を立ち上げた。同保存会では市の文化財指定を目指すとともに、紹介パンフレットを作成するなど知名度アップに取り組む。

 亀山城は16世紀半ばの天文年間に浦上宗景配下の中山信正が築城したとされるが、詳細は分かっていない。吉井川の西を流れる砂川沿いの丘陵に築かれ、周辺が沼地だったことから沼城とも呼ばれた。永禄2年(1559)に義父の中山信正を謀殺して城主となり、岡山城に移るまで城主となった。また息子の秀家も、この城で生まれている。

 現在の亀山城本丸には神社が建てられているが、岡山市教育委員会などの調査では曲輪の跡は明確に残っているとのことである。これまでも住民有志らは清掃やPRに取り組んでいたが、文化財指定に向けて、さらに積極的な活動を組織的に行うこととした。現在の会員には地元住民に加えて、直家・秀家の子孫や学識経験者も参加している。すでに亀山城に関する講座を開いたり、同城跡への案内板設置を行っており、さらに案内看板の増設などを行う予定である。

▼亀山城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.okayama.jp/museum/joukan/04.html
 ↑岡山市デジタルミュージアムのサイト
 http://www2e.biglobe.ne.jp/~fujimoto/top/kameyama.htm
 http://www.geocities.jp/qbpbd900/numa.html


────────────────────────────────────
(5)唐沢山城(栃木県佐野市):佐野ロータリークラブが小冊子作成
────────────────────────────────────

 下野新聞県南・両毛版に昨年4月から9月まで連載された「戦国 唐沢山城」が佐野ロータリークラブによって一冊の小冊子にまとめられ、市内全小中高校や短大および図書館に配られた。

 唐沢山城については国史跡指定に向けて、現在も調査が進められている。この連載はこうした調査を担当する佐野市教育委員会生涯学習課文化財保護係長で学芸員の出居博さんがまとめたもので、城主佐野氏の系譜や名だたる戦国武将との関わり、調査で判明した事実などを、23回にわたり分かりやすく解説されている。

 同ロータリークラブでは、唐沢山城は郷土の貴重な遺産であり、市民により理解を深めてもらいたいと、原稿を加筆・修正するとともに発掘状況などのカラー写真もふんだんに載せて170部印刷した。

▼唐沢山城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www65.tok2.com/home2/yogokun/karasawayama.htm
 http://www.asahi-net.or.jp/~ju8t-hnm/Shiro/Kantou/Tochigi/Karasawayama/index.htm
 http://zyousai.sakura.ne.jp/mysite1/sano/karasawayama.html

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

関西城郭同好会 更新情報

関西城郭同好会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング