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関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第267号】  2011/05/30(Mon)

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=じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す==================

【城郭ニュース 第267号】                2011/05/30(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=

◆今週の目次◆
(1)仙台城(宮城県仙台市):地震で崩れた石垣をすぐには直せない
(2)二俣城ほか(静岡県浜松市):天竜川の城跡群の「国史跡」指定を目指す
(3)姫路城(兵庫県姫路市):大天守の線画の白い背景が黒ずんで来ている
(4)佐賀城(佐賀県佐賀市):往時の風情復活を目指して「東堀」の整備始まる
(5)佐賀城(佐賀県佐賀市):9〜10月に天守台の予備調査を実施
(6)彦根城(滋賀県彦根市):世界遺産登録に向けて9月に識者会合


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(1)仙台城(宮城県仙台市):地震で崩れた石垣をすぐには直せない
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 伊達政宗が築き、観光名所ともなっている仙台城で、築城当時の面影をとどめる石垣が東日本大震災で崩れ、2ヶ月経った今でも仙台城に通じる市道が通行止めとなっている。

 石垣が崩れたのは城の西側で、縦7m×横58mにわたって地震で崩壊した。仙台城は国や市が管理する公有地部分と、城内にある宮城県護国神社が所有する民有地部分とに分かれる。公有地部分の大部分は平成15年(2003)に国の史跡に指定されたが、民有地部分は未指定である。

 石垣崩壊があったのはこの民有地部分で、応急的に修復した場合には文化的価値が失われるために、民有地部分の指定を目指す仙台市にとっては難しい選択となっている。仙台市教育委員会文化財課によると、崩れた石の状況を調査するだけで数ヶ月を要し、さらに旧状に積み直すためには年単位の作業になるという。

▼仙台城については、下記サイトを参考にしてください。
 http://www.sendaijyo.com/←仙台市による公式サイト
 http://www.miyatabi.net/miya/sendai/siro.html
 http://joukan-tamashy.web.infoseek.co.jp/joukan/miyagi/sendai/sendai.html


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(2)二俣城ほか(静岡県浜松市):天竜川の城跡群の「国史跡」指定を目指す
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 徳川家康と武田信玄の攻防で知られる二俣城など、天竜川周辺の城跡10ヶ所程度について、浜松市では次年度から本格的な調査を実施する。この調査は3〜4年ほどかけて行い、その結果をもって国史跡指定を目指して文化庁に申請する予定である。これらの城跡群の知名度を上げるとともに、観光資源としての活用を図る狙いがある。

 同市では各城跡の遺構や出土品を調べるほか、測量調査によって縄張り図を作成する予定である。また古文書や絵図などの史料も用いて、学術的価値を確認する。また今年11月に開催が予定されている「全国山城サミット」をきっかけとして、各城跡に対する市民の関心も集めたいとしている。調査対象の候補としては、二俣城のほかに鳥羽山城、犬居城、大平城などが挙がっている。国史跡の指定を受けた後は、同市では城跡の周辺地域に遊歩道の整備や案内板の設置などを行う。

▼二俣城については、下記サイトを参考にしてください。
 http://www65.tok2.com/home2/yogokun/hutamatatoba.htm
 http://www.oumi-castle.net/takoku/sizuoka/futamata/futamata.htm
 http://www.d1.dion.ne.jp/~mthouse/page3016.htm

▼鳥羽山城については、下記サイトを参考にしてください。
 http://www65.tok2.com/home2/yogokun/hutamatatoba.htm
 http://www.oumi-castle.net/takoku/sizuoka/tobayama/tobayamajyou.htm
 http://www15.ocn.ne.jp/~yawa/menew/totoumi/shiseki/hokuen/tobayama.j/tobayama.j.html

▼犬居城については、下記サイトを参考にしてください。
 http://www.oumi-castle.net/takoku/sizuoka/inui/inuijyou.htm
 http://www15.ocn.ne.jp/~yawa/menew/totoumi/shiseki/hokuen/inui.j/inui.j.html
 http://tutinosiro.blog83.fc2.com/blog-entry-519.html

▼大平城については、下記サイトを参考にしてください。
 http://homepage2.nifty.com/siro6966/umanen3sizuoka51oidaira.html
 http://www15.ocn.ne.jp/~yawa/menew/totoumi/shiseki/seien/oidaira.j/oidara.j.html
 http://www.geocities.jp/ikomaisizuoka/totomi/oidaira.html


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(3)姫路城(兵庫県姫路市):大天守の線画の白い背景が黒ずんで来ている
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 「平成の大修理」が進んでいる国宝姫路城で、工事用建屋を覆っている大天守の線画の白い背景が黒ずんで来ている。姫路市ではこの線画を「ギネス級の大きさ」とうたっており、大天守が見えない間の刊行に役立てようとしているために、その対応に苦慮している。

 このくすみが目立ち始めたのは3月頃からで、特に8階建て工事用建屋の南面でポリエステル樹脂製のメッシュシートとなっている6階から下の部分でくすみが目立っている。線画はシートに耐候性インクで描かれており、消えてはいないが、白かった背景が黒ずんで来ている。紫外線の影響も否定できないが、雨が降るとくすみが薄くなることから汚れがついている可能性が高い。

▼姫路城については、下記サイトを参考にしてください。
 http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/←姫路市による公式サイト
 http://www.himeji-kanko.jp/castle/index.html
 ↑姫路観光コンベンションビューローのサイト
 http://www.himeji-castle.gr.jp/←姫路城のバーチャルツアー


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(4)佐賀城(佐賀県佐賀市):往時の風情復活を目指して「東堀」の整備始まる
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 江戸時代に鍋島家の居城であった佐賀城の「東堀」を復元する整備事業が、9日から始まった。佐賀県による佐賀城跡整備計画「佐賀城下再生百年構想」の中核事業のひとつとして実施されるもので、3〜5億円を要して完成すれば八十数年ぶりの東堀復活となる。

 今回の事業で復元されるのは、佐賀城本丸歴史館や佐賀大学付属小学校の東側の約1ヘクタールである。今後数年かけて、堀の一部にあたる総延長約230m×幅約40m×深さ約1.8mの堀として整備する。

 佐賀城は周囲を堀に囲まれていたが、幅70mを超えていた東堀は昭和14年(1939)までに埋め立てられてしまった。復元事業では堀の一部を掘り返し、地中に眠る江戸期に築造された赤石の石積みを発掘している。今回はこの石積みも生かして、往時の風情を甦らせる。

▼佐賀城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://sagajou.jp/←佐賀城本丸歴史館のサイト
 http://inoues.net/club/saga_jyosi.html
 http://4619.web.fc2.com/shiro111.html


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(5)佐賀城(佐賀県佐賀市):9〜10月に天守台の予備調査を実施
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 今年築城400年を迎える佐賀城では、佐賀市教育委員会が9月から10月にかけて天守台の予備調査を実施する。3年計画で行う発掘調査の初年度で、礎石などの遺構群の現存状況を見極めて、広い範囲を本格的に発掘調査する「確認調査」へ繋げる狙いがある。

 同市教育委員会によると、予備調査では天守台上面のトレンチ調査を行い、天守の基礎構造を知る手がかりとなる礎石の確認と、穴蔵といった地下遺構の有無についても調べる。確認調査については、次年度に実施する予定である。同市教育委員会では予備調査実施に先立って、6月中旬には講演会を開催するとともに、城郭建築や石垣研究あるいは文献調査などの専門家で構成する調査指導委員会を立ち上げて、7月にも第1回会合を開く予定である。

 佐賀城は江戸期に佐賀地方を治めた鍋島家(35万7千石)の居城で、慶長16年(1611)に完成した。天守台には五層の天守があったとされるが、享保11年(1726)の大火で焼失し、以後再建されなかった。天守台には明治から昭和の初めにかけて県立の測候所が建設されており、その後は昭和32年(1957)に「佐賀の鹿鳴館」と呼ばれた明治期の迎賓館・協和館が移築され、平成16年(2004)の県立佐賀城本丸歴史館開館にともなって解体された。同市教育委員会では、これらの建造物が天守台の遺構にどの程度の影響を与えたのかも慎重に調査する。


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(6)彦根城(滋賀県彦根市):世界遺産登録に向けて9月に識者会合
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 彦根城の世界遺産登録を目指す「彦根城世界遺産登録推進員会」の会合が開催され、文化遺産の保護を目的としたNGO「国際記念物遺跡会議(イコモス)」の国内組織である日本イコモス国内委員会の拡大理事会が9月に彦根で開催されることが報告された。彦根市では、理事会に参加する学識者に彦根城の登録について意見を聞くとともに、彦根城を世界遺産に推薦する原案骨子も参加者に配布する予定である。

▼彦根城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.hikone.shiga.jp/hikonejo/index.html←彦根市の公式サイト
 http://www.hikoneshi.com/jp/castle/←彦根観光協会のサイト
 http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=838←滋賀県の観光情報

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