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関西城郭同好会コミュの【城郭ニュース 第264号】  2011/04/25(Mon)

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=じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す==================

【城郭ニュース 第264号】                2011/04/25(Mon)

==================じ=ょ=う=か=く=に=ゅ=ー=す=

◆今週の目次◆
(1)大坂城(大阪市中央区):三の丸で大規模な鍛冶工房跡が出土
(2)姫路城(兵庫県姫路市):お城やイベントからの脱却が必要
(3)姫路城(兵庫県姫路市):「天空の白鷺」開館から6日で1万人
(4)伊賀上野城(三重県伊賀市):企画展「上野城歴史・藤堂高虎古文書展」が開催
(5)松任城(石川県白山市):城址公園の改修工事が完了


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(1)大坂城(大阪市中央区):三の丸で大規模な鍛冶工房跡が出土
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 大坂城三の丸の発掘調査を行っている大阪市教育委員会と大阪市博物館協会大阪文化財研究所は、刀などの鉄製品を製造する大規模な鍛冶工房跡が初めて見つかったと発表した。出土したのは現在の大坂城が建つ上町台地の東斜面にある住宅予定地で、旧大坂城三の丸南部と推定されている場所である。

 豊臣時代後期(慶長3〜20年:1598〜1615)の遺構とみられ、東西15m×南北4〜5mの敷地に3つの工房が並んでいた。それぞれの工房には、鍛冶炉が2基ずつ合計6基認められた。またふいごの羽口が設置された状態の炉もあり、炉の周辺には焼き入れ用と思われる長さ約1mの長方形の水槽や送風管らしき竹筒なども出土した。

 豊臣方の勢力が設置したものとすれば、慶長20年(1615)の大阪夏の陣を前に豊臣方によって軍事的に利用された可能性がある。しかしながら、城外郭の軍事的に重要な地点なので、大坂城普請のために近隣に屋敷を構えた大名が土木用の鍬などを造る工房として設置した可能性もある。

▼大坂城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.osakacastle.net/←大阪城天守閣の公式サイト
 http://tktaku.com/OSAKA_CASTLE/Toyotomi_Piriod/toyotomitop.htm
 ↑豊臣秀吉の大坂城
 http://kakutei.cside.com/photo/osaka.htm


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(2)姫路城(兵庫県姫路市):お城やイベントからの脱却が必要
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 平成の大修理によって大天守への立ち入りが出来なくなった昨年10月以降、姫路への観光客は激減している。昨年度の主な観光施設24ヶ所の入場者数は前年より約321万人とほぼ2/3となり、姫路城の入城者は約46万人と1/3以下となった。姫路市幹部によると、観光客の減少は予想されていたとはいうものの、ここまでの落ち込みは想像以上という。さらに東日本大震災の影響で関東地方の予約客の取り消しが相次ぎ、ゴールデンウィーク中の「天空の白鷺」の予約客約1万5千人のうち3千人ほどがキャンセルとなった。

 姫路市では数年前から観光の新たな魅力作りに取り組んでおり、ものづくりの現場を見てもらう「産業観光」に着目している。具体的には瓦作りの体験など、姫路観光コンベンションビューローと連携して「体験型観光」にも力を入れている。こうした取り組みはまだ日が浅く、受け入れられるかどうかはこれからである。レジャーの多様化で観光の選択肢が増えている中で、姫路城のみでは競争には勝ち残れないとの指摘もあり、20年から30年先を見越した新しい観光資源を掘り起こすことも重要と言われる。

▼姫路城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/←姫路市による公式サイト
 http://www.himeji-kanko.jp/castle/index.html
 ↑姫路観光コンベンションビューローのサイト
 http://www.himeji-castle.gr.jp/


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(3)姫路城(兵庫県姫路市):「天空の白鷺」開館から6日で1万人
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 「平成の大修理」が進む姫路城で、工事中の大天守を間近に見ることが出来る「天空の白鷺」が3月26日に開館した。東日本大震災の影響で団体予約のキャンセルがあったが、開館から6日で1万人を突破して、まずまずの出足といえる。姫路市によると、開館初日の入場者数が約2300人と一番多く、その後は2千人前後で推移しているという。同市によると、平日は比較的空いているという。

▼「天空の白鷺」の詳細ならびに予約については、下記公式サイトをご覧下さい。
 http://himejijo-syuri.jp/


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(4)伊賀上野城(三重県伊賀市):企画展「上野城歴史・藤堂高虎古文書展」が開催
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 今年築城400年を迎えた伊賀上野城の歴史を照会する企画展「上野城歴史・藤堂高虎古文書展」が、12月25日までお城開館で開かれている。

 安土桃山時代の筒井定次が手がけた「筒井天守」に始まり、江戸時代初期の慶長16年(1611)に藤堂高虎が着工したが完成間際に暴風で倒壊した経緯などが紹介されている。また昭和期に復興した現天守など、伊賀上野城の長い歴史を17枚のパネルで紹介している。特に幻といわれている高虎による天守については、城跡の基礎から推測した五層の天守の想像図も展示されている。なお、入場料は無料である。

▼伊賀上野城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.ict.ne.jp/~uenojyo/←伊賀文化産業協会(現天守)の公式サイト
 http://homepage2.nifty.com/yogo1394/mie/igasi.htm
 http://inoues.net/club/igaueno.html


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(5)松任城(石川県白山市):城址公園の改修工事が完了
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 以前にはおかりや公園として親しまれていた松任城址公園の改修工事が完了し、15日に一般に開放された。公園周辺のJR松任駅前再開発に合わせて、市民に開かれた公園を目指して、松任市では整備を計画した。

 公園内には慶長19年(1614)まであった松任城の歴史にも配慮して、東側の内堀跡には石垣の一部を再現した。また能登のヒバ材などを用いた太鼓橋も、新たに設置した。

▼松任城については、下記サイトを参考にして下さい。
 http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/mattou.htm
 http://woodone3831.web.infoseek.co.jp/hokuriku/c-1-3-3-3-siro-MATUTOU.html
 http://www.geocities.jp/ikomaihokusin/isikawa/matutou.html

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