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この妄想、なんとか文章に……っコミュのSS(ショートストーリー)のコツ

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私が思うSSを書くコツをいくつかカキコミします

皆さんが考えるコツもカキコミして下さい

コメント(4)

エピソードは短めに

例えば、恋愛などをSSにしたい、と思う場合。

男性(Aと仮定)と女性(Bと仮定)が出会い、だんだんひかれていき、なかなか言えなくて、でもやっと告白して、想いを確かめ合って……
という一連のエピソードを全部詰め込もうとすると、短い話には書ききれないでしょう。

なので、出来事は短く絞りましょう。

例えば、出会いであるなら。
Bが新たにパーティーに入った時、Aに自己紹介。AはBに見惚れてしまうが、それを知られたくなくて厭味を言ってしまい、喧嘩に発展してしまう。
と、これだけでも短い物語になります。

このような、
いつ、どこで、誰が、誰に、何をした
というエピソードを、ひとつに絞りましょう。

もっと書きたいエピソードがたくさんある! という場合は、また書けばいいのです。
何はともあれまず会話

SSの中でどんな会話のやりとりがなされるか。
そこがSSの醍醐味と言っても過言ではないでしょう。

だから、まず会話を作ってみる事から始めましょう。

それだけでもSSとしてほぼ成立する事もあるわけです。

「出たな! 勇者のニセモノ!」
「え、僕はニセモノなんかじゃ……」
「そんな事言ってまたモンスターなんでしょう、いいわ、今度はこっちから行くから覚悟しなさい!!」
「だ、だから違うんだって……」
「待ってよ姉さん、今度のは本物のような気がするわ」
「でも、わたしたち何度も騙されたのよ。これは罠よ!」
「だって、このとても勇者とは思えないような気の弱い顔、こんなモンスターなかなかいないわよ」
「そう言われてみればそうかも知れないわね……」
「でしょう、これぞまさしく私たちの勇者よ!」
「そうね、そうに違いないわ!」
「あ、ありがとう……」
「あら勇者、泣いてるの? どこかぶつけたかしら?」
「感動の涙ね、きっと……」
「そうね、じゃあ、宝物を探しに行きましょー!」
「きっと皆で力を合わせれば見付かるわ!」
「う、うん……」

まあ、グダグダですが(ぉ
会話だけでもこれだけ展開して行きます。
DQ4を知っている人なら誰でも、あの裏切りの洞窟での再開シーンだとわかるかと思います。
そして、勇者の流した涙が感動からでなく、情けなさからだという想像もつくかと思います。

このように、会話を作る事が、SSへの第一歩だと言えるでしょう。
説明は最低限に

自分の妄想したものを形にする時、私たちはつい、その背景となるオリジナル設定を語りたくなります。
ですが、相手は書いた人の設定が知りたくてSSを読む訳ではありません。
読者は、好きなキャラがどんな事を言ったりしたりするか、それが楽しみなのです。
だから、説明は最低限に抑えましょう。あなたの設定は、きっとキャラの言動の端々に、現れてきます。それを読んで察して貰えば、それで充分なのです。

どうしても、説明を加えたい時、言動の後に手短にするのがオススメです。

情報を小出しにする事で、読者には想像の楽しみが生まれます。時に10人いれば10人違った解釈になることもあるかも知れませんが、それもまた楽しみのひとつなのです。
時には心の叫びを!

キャラクターの心というものは、喜怒哀楽、変化する事と思います。
何より熱い想いというものは、読者に強く訴えかけます。
時には心の叫びを、情熱のほとばしりを、思いっきり書きましょう。
かっこでくくったり、◯◯は、〜と思った、などというまどろっこしいものはとっぱらい、それそのままを書くのがコツです。
もちろん、実際に叫んだ時は鍵括弧でくくりましょう。

 勇者は目の前のドラゴンを見上げる。身体のあちこちが痛み、腕は疲労で重い。魔法の力も、もうほとんど残ってはいないだろう。しかし、このドラゴンの奥に、確かに聞いたのだ。ローラ姫のものと思われる悲鳴を! こんなところで、負ける訳にはいかない! 姫を助けられるのは、僕しかいないんだ!!
「うおおおおおっっ!!!!」
 気合いの咆哮とともに床を強く踏み付ける。ドラゴンの頭より高く飛び上がった勇者は、全身の力を剣に込め、その首を鮮やかに斬り飛ばした!


即興のため、至らぬ所はご容赦を。(自分で書いてて恥ずかしいorz)
情熱というものは話を盛り上げるものですので、思いっきり書いて損はないのです。

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