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replicant CULTUREコミュのTruth? -LOST SIDE-

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6th Album
Truth? -LOST SIDE-



【Set List】
 01. 尊き母に、この詩を
 02. 死の衝動
 03. 無知の涙
 04. 冷たい太陽
 05. Hide and Seek
 06. シンデレラ症候群
 07. 夢はまた夢
 08. Ask My Life
 09. angel-fish
 10. エゴノカタマリ
 11. リフレイン
 12. 食物連鎖
 13. Jesus after days



※このトピックは書き込み厳禁です。
 

コメント(14)

 
 疲れ果てたこの躰、
 遠くの星になりたくて。
 
 
【尊き母に、この詩を】



 此処に生まれたことの証、存在するその意味である
 最初の詩を、わたしは親愛なる友たちに献げた。
 それはまだ、あなたがこの世に生きていたから
 あなたには、まだ語り告げることが出来たから。

 学ぶべきこと、授かること、わたしは其れ等の叡智を
 まだ全部をあなたから受け取ってはいない。
 けれどもあなたは無言のままに、苦しみもせず、
 わたし一人を残して、宇宙に昇るよう逝ってしまった。

 魂が宇宙と地上とを往来する際に騒めく
 樹木の葉擦れの音から、わたしの耳を塞ぎ、
 安らぎを与えて呉れたぬくもりを思い出し、
 あなたの魂が宇宙に昇りゆく今、その葉擦れの音を
 わたしは自分の手で自分の耳を塞ぐことでしか
 安らげること、悲しみ、嘆きを癒す術を知らない。

 幼き日の頃、あなたが夜空を指さして
 星の巡りを教えて呉れたのを今も克明に覚えている。
 あなたがわたしの許を去ってゆく様を見つめる瞳に、
 宇宙の広がり、あなたが包まれる姿が見て取れます。

 あなたに語り告げることが出来なくなった今、
 最初の詩ではないけれども、この詩たちを
 遠く遥かな星になってしまったあなたにも届くように
 冬の宵に散りばめておきましょう。

 何処までも果てなき宇宙へと昇りつめる、あなたは
 ちょうど今、オリオンを越えた頃でしょうか。
 
 
 
 
【死の衝動】



 ああ、底知れぬ死の衝動が
 深い眠りの中で、僕の胸を強く突き刺す。
 闇であり、無でもある、安らぎの香りが
 決して恐れはしない、この胸を突き刺す。

 尊き父も母も逝なくなってしまった今、
 僕の死を妨げるものは、もはや何もない。
 永遠に深く愛したあなたや、
 哀しみ涙を流す友でさえ、やがて
 このとても小さな小さな存在のことなど、
 日々の生活に追われて忘れてゆくだろう。
 僕が残したい言葉の数々さえも、いつか
 秋の終わりに樹木が枯れるように、
 色褪せてゆき消えてしまうだろう。

 死をもって人生の幕を閉じたなら
 忘れられることの哀しみも、苦しみも
 何も感じなくなってしまうだろう。
 死は全てを無にしてしまう力なのだから。

 もう疲れたろう、
 生きること考えることの全てに。
 死の衝動が、手招きをしながら呟く声を
 僕は恐れもせず、それに耳を傾け
 痛みを越えた先にある安らぎに憧れてる。
 サヨナラと手を振る僕に、涙の道標を
 友たちは捧げてくれるだろうか。
 尊き父や母に感謝しているからこそ、
 追いかける僕を許してくれるだろうか。

 ああ、底知れぬ死の衝動が
 深い眠りの中で、僕の胸を強く突き刺す。
 無への始まりではない、魂の復帰に、
 決して恐れはしない、この胸を突き刺す。
 
 
 
 
【無知の涙】



 いつか時は流れ、わたしの中の灯火も薄れ
 心も疲れ渇き果て
 この想いも言葉も何もかもが色褪せて、
 あの雲のように
 果てに辿り着く前に消えてしまうだろう。

 けれどあなたに伝えた、
 わたしが綴った想いの数々
 名もなき詩たちは、
 あなたが誰かに伝い語り、
 また誰かが多くに語り継ぐだろう。

 だから名も知らぬ貴方に、
 名もなき私の詩を
 誰も知らない言葉で捧げよう。
 未来の語り手がいつの日か
 わたしと、詩たちを愛してくれるように。
 
 
 
 
【冷たい太陽】



 目覚めはいつも冷たい太陽。

 鉛のように重たくなった心は
 温度のない
 ただ眩しいだけの光に照らされていた。
 憂鬱の中で
 からっぽの頭が無意味に血をめぐらせている。
 無気力なのは誰のせいでもない
 すべてを忘れるくらいに
 眠り続けていたかっただけ。

 仰げばいつも冷たい太陽。

 思い出せるはずもない
 夕夜の夢のことだけを考えて過ごす空の下で
 言葉だけがからまわりしていた。
 白昼の中で
 からっぽの体が無意味に呼吸をしている。
 変わらない景色は誰のせいでもない
 過ぎ去った「瞬間」の中に
 吸い込まれたかっただけ。

 終わりはいつも冷たい太陽。

 あたりまえのように
 真っ赤になって
 何もかもが燃えながらおちていった。
 痛みの中で
 からっぽの心が無意味に涙を流している。
 次の朝に戸惑うのは誰のせいでもない
 もう二度と目が醒めませんようにと祈りながら
 また目を閉じただけ。

 けれども予感はいつも冷たい太陽。
 
 
 
 
【Hide and Seek】



 青い世界に閉じ込められた溢れる人々。
 その手の中には、傷つけ殺し合う歴史の血痕
 憎しみ、忌み嫌う、隠れた本能
 せめて今夜だけは、安らぐ眠り─ユメ─を。

 自己嫌悪になりそうだよ、ここは
 何処にも逃げる場所など在りはしないから。
 心が狂いそうさ、汚れてしまいそうさ
 目を覆いたくなるような真実に。


 銀河の隅に閉じ込められた溢れる人々。
 その胸の奥には、嘘偽りの優しさ慈しみの愛
 蔑み、騙し合う、隠された本能
 せめて今夜だけは、楽しい幻覚─ユメ─を。

 被害妄想だよ、疑心暗鬼だよ、ここは
 アナタもキミもそう嘲笑う、仮面の下の素顔。
 心が崩れそうさ、壊れてしまいそうさ
 耳を塞ぎたくなるような真実に。


 抱いておくれ冷たい暗闇、ボクが深く眠るまで。
 慰めておくれ暖かい静寂、ボクの涙が癒るまで。
 この世界に閉じ込められてしまいそうさ
 せめて今夜だけは、本当の真実─ユメ─を。
 
 
 
 
【シンデレラ症候群】



 いつからか汗と埃にまみれてしまった私。
 ちょっとした息抜きに眺める、青く澄んだ空は広くて
 そんな空を鳥のように自由に飛び回れたら、と思った。
 いつも憧れを抱くだけの私は
 心が枯れ果ててしまった、シンデレラ症候群。

 退屈に明け暮れる日々は、私を操り人形にしてしまう。
 そんな私にも刺激が溢れる街は楽しさを教えてくれる。
 休日という魔法をかけて街に繰り出したけれど、
 午前〇時の鐘が鳴ったら馬車に乗って
 またいつもの退屈な日々の中に帰らなくてはならない。

 夜になっても消えない街の灯や
 いつまでも絶えない賑わいから遠去かり、
 宵闇に包まれた元の世界に帰る。
 それはどこか夢から現実へと目覚める感覚に似ている。
 夢は夢のまま、現実から抜け出せない私。

 そんな世界に存在する私は、
 心をどこかに忘れてしまった、シンデレラ症候群。
 全てを捨てて違う世界に足を踏み出すことの勇気さえ
 今は忘れてしまった私は
 心が病におかされてしまった、シンデレラ症候群。
 
 
 
 
【夢はまた夢】



 まわる まわる 陽はまた昇る
 夢から醒めればそこは夢

 しずむ しずむ 浮かべない僕
 終ることのない夢の果て。

 たとえばそう、暗闇を走るように
 僕らはいつも愛を見失う
 擦れ違う想いや足りない優しさで
 大切なあなたを失ってしまいそう

 いくつもの「キミ」と出逢っても
 ほんとうの「ボク」は見つからず
 スピードにのって駆け抜けてゆく
 過ぎ去る「いま」を眺めるばかり

 背けた瞳と慰さめの言葉
 渇いた心と冷たい手の平
 それでも手を差し延べるあなたに
 届きそうな瞬間、夢は醒めて……

 まわる まわる 陽はまた昇る
 夢から醒めればそこは夢

 しずむ しずむ 浮かべない僕
 終ることのない夢の果て。
 
 
 
 
【Ask My Life】



 この世界は箱庭のように小さくて
 ボクはまるで籠の中の鳥のように
 切り抜かれた青い空を眺めては
 掠れた声で自由を歌っている。

 足りない言葉 聞こえない声
 はかない未来 掴めない永遠
 無いはずの「答え」をいつも探していた。

 駆け抜けて行く雲は遥か遠くへ
 冷たい風とともに太陽は堕ちて
 爪先立ちで過ごしていた今日が
 また思い出せない記憶に変わる。

 凍りついた愛 透き通る笑顔
 錆びついた夢 見えない明日
 失したはずの「答え」をまた探している。

 なぜなのだろう、僕らが生きている訳は
 どうしてなのだろう、朝陽が昇ぼる訳は
 僕らは何も知らず
 果てしなく続く道を歩き
 未来へと明日をまた生きてゆく。
 いつまでも時は流れ、新しい季節が訪れて
 いつまでも「答え」を手探りで探している。
 
 
 
 
【angel-fish】



 小さな水槽の中を泳いでいる、淋しい熱帯魚。
 そこがキミの「世界」……
 それがキミの「宇宙」……?
 哀れだね、水槽の中で泳ぎ疲れ溺れているよ。

 小さな箱庭の中を彷徨っている、淋しい人形。
 ここがボクの「世界」……
 これがボクの「宇宙」……?
 同じだね、箱庭の中で歩き疲れ眠っているよ。

 キミが溺れてしまわないように、
 キミが沈んでしまわないように、
 綺麗な所だけ切り抜いて
 小さな水槽の中を満たして、遊んであげよう。

 満たされないボク、
 満たせないボク、
 綺麗な所だけ切り抜いて
 小さな箱庭の中に並べて、遊んでいたんだ。

 あふれるほど満たし過ぎてしまったから、
 ぷかりぷかりと浮かんでしまった
 息することを忘れて溺れた水槽の中の熱帯魚。
 やがて何もかもが沈むでしょう。

 昨日とは違う明日、今日とも違う明日、
 今は流れに身を委ねたまま、さかなになって
 水槽の中のキミに頬を寄せ一緒に夢を見よう
 やがて何もかもが沈むまで。
 
 
 
 
【エゴノカタマリ】



 ときにリアルで
 曖昧な嘘だらけ
 キミの居場所は
 そんな世界です。

 望む事ばかりの
 無いものねだり
 ボクの居場所は
 そんな世界です。

 混ざらない心で
 ホントのキミと
 ホントのボクを
 探しに行くから さあお別れしましょう。


 指が触れてても
 見知らぬ素振り
 笑顔しか知らぬ
 そんなキミです。

 わがまま並べて
 贅沢を持て余す
 綺麗事だらけの
 そんなボクです。

 剥き出しの心で
 ホントのキミと
 ホントのボクを
 思い出したなら またお会いしましょう。
 
 
 
 
【リフレイン】



 何ひとつないから 何かが欲しくなる
 何か欲しがるから 何ひとつ失くなる

 何も見えないから 何か探したくなる
 何かを探がすから 何も見えなくなる

 何もかも淡いから 何か掴みたくなる
 何も掴めないから 何もかも淡くなる

 何も始めないから 何も終らなくなる
 何かが終わるから 何か始めたくなる

 いつまでも同じ場所をぐるぐる回るワタシの「ココロ」
 立ち止まったら動くこともできないワタシの「ココロ」
 ここ以上に遠くも近くも好きになれたら
 アナタに触れられたのかも知れないのに。


 何かが儚ないから 何か夢見たくなる
 何かを夢見るから 何かが儚なくなる

 何も望まないから 何かを得たくなる
 何か持て余すから 何も望まなくなる

 何も知らないから 何か想いたくなる
 何か想い出すから 何も知らなくなる

 何も感じないから 何かが愛しくなる
 何かが愛しいから 何も感じなくなる

 何よりも大切にしていたのは純粋なアナタの「ココロ」
 指の隙間から砂のように零れていくアナタの「ココロ」
 いま以上に過去も未来も好きになれたら
 何も失くさずにすんだかも知れないのに。
 
 
 
 
【食物連鎖】



 キミがボクを飲み込んでゆく
 キミがまたひとつ優しくなるために。
 キミがボクを飲み込んでゆく
 キミがまたひとつ綺麗になるために。

 ボクはキミの餌食
 喉の奥で咀嚼され砕けてゆく
 菜食主義者のキミには
 ボクはどんな味がするだろう

 もがいても決して強くはなれない
 ボクはキミの餌食
 いつまでもあなたにはなれない
 ボクはキミの餌食

 ボクがキミを飲み込んでゆく
 ボクがまたひとつ成長するために。
 ボクがキミを飲み込んでゆく
 ボクがまた少し満たされるために。

 キミはボクの餌食
 鋭利な牙で貪り尽くしてゆく
 快楽主義者のボクには
 キミは甘くとろける味がする

 這いずり回っても逃げられない
 キミはボクの餌食
 いつまでもわたしにはなれない
 キミはボクの餌食

 ココロもカラダも夢も希望も痛みも
 すべて忘れてしまいましょう
 キミのためのボクは餌食
 ボクのためにキミは餌食。
 
 
 
 
【Jesus after days】



 灰色の空 渦巻く荒波
 か弱く か細い 足を震わせて
 絶壁の立ち位置から
 遥か架空を見下ろす僕が居る。

 張り詰めたこの場所で
 濁った瞳に映るものは
 霞む空と、まだ見ぬ幻の「理想郷」

 竦む足は無意識に前進を。

 振り向かない 振り向けない
 現実が遠去かってゆく
 消えてゆく僕 存在が消える
 もう戻れない現実

 僕を哀しめる声に背中を押され
 無重力の底へ真っ逆様に落ちてゆく。

 解き放たれる瞬間に「救い」はあるの?

 落下点はそう、あなたの優しさ
 限りない「ぬくもり」で受け止めて。
 泳げない僕は
 途切れゆく意識を感じながら
 ただあなたの中で溺れるから……。

 「死ノ匂イハ、マダ僕ニハ悲シクテ。」
 
 
 

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