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replicant CULTUREコミュのHollow out heart to die

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41th Album
Hollow out heart to die



【Set List】
 01.Claustrophobia
 02.Aint Afraid of Fate
 03.Dante’s Talk
 04.THE CAGE
 05.生きるが故に激しく揺れる、この胸の中にある痛み
 06.Apartheid
 07.Bleed
 08.Rotting for Yesterday
 09.Monster
 10.瞼の裏側に今も残る、面影という名の残酷さ
 11.贖罪の塔
 12.ファンタジア
 13.SOUL FLOWER




※このトピックは書き込み厳禁です。
 

コメント(14)

 
 死ぬほどこの心を抉ってください。
 あなたの冷たい指先で
 私の中の悲しみが消え去るまで…。
 
 
 
 
【Claustrophobia】



 白い羽根が静かに舞い降りて
 飛べなくなった天使が堕ちてきた
 その手に握られていた灰はこの世界の一部
 細い指先から零れて風と混ざり
 やがては天を覆い尽くす



 青い空から 黒い雨が降る
       死の灰が降る



 美しかった 空に殺される
       空が無くなる



 あの空から 黒い雨が降る
       死の灰が降る



 世界は腐敗して
 汚染された空に見たのはぼんやりと霞む太陽
 絶望する顔に降るのは蔑み嗤う様な陵辱の雨
 傷つけることを痛みもしないそれは
 生まれたことさえも
 存在の一切を否定する。
 
 
 
 
 
 
【Ain't Afraid of Fate】



 運命は最初からそこにあるもので
 誰もがそこに向かって歩むか
 拒絶するか
 そのどちらかしか選ぶことは適わない

 はじめからある運命に向かったならば
 それを受け入れることで未来は紡がれ
 拒絶するならば違った運命に繋がるが
 然しそれもまた約束されたものなのだ

 逃れられぬ因果の中に存在する我々は
 選択と拒絶を繰り返しながら
 恰も自らが未来に向かい歩んでいると
 錯覚しているに過ぎない

 恐れるべきは
 運命が見えないものであるということ
 ではなく
 常に後悔しない選択ができるか否か
 なのだろう

 いずれにしろ
 はじめから決められていることに
 正しい選択などありはしないのだ

 けれども
 因果は繰り返す無限の円環ではなく
 昇りゆく螺旋であると知れば
 恐れることは何もない
 
 
 
 
 
 
【Dante's Talk】



 ワタシはあらゆる事を禁止されている。

 何かを夢想することさえも許されはしない。

 その結果、未来に何があるのかは解らないが

 恐らくその未来さえも禁止されるに違いない

 それならば神よ、

 ワタシはなぜに生まれ

 なぜに生きているのか。



 ああ、そうでしたね…

 質問も禁止事項でした。
 
 
 
 
 
 
【THE CAGE】



 我等は
 大地を硬い膜で被い隠して
 海を瓦礫で埋め尽くし
 空を高い塔で塞ぎ続け
 自らの世界を包み込んで
 命を謳歌している

 恵みであった筈の 太陽を拒絶し
 癒しであった筈の 月を嘲嗤い
 創り上げた世界で跋扈し
 神の名を騙っている

 そんな我等の築く明日は
 何処かで
 誰かが
 創り上げた世界であると
 誰も気付かぬまま
 時は過ぎて
 知らぬ間に我等は衰退してゆく

 偽りの神の名は剥がされ
 鳥籠の中で死んで逝く
 我等の不様な姿を観ながら
 目隠しをした女神が
 そっと微笑んでいた
 
 
 
 
 
 
【生きるが故に激しく揺れる、この胸の中にある痛み】



 目を伏せても耳を塞いでいても流れ込んでくる
 凍てつくような尖った感情
 晒された心は皮を剥いた果実のように脆く
 冷ややかな視線の中で腐り果ててゆく

 音のない真っ暗闇の世界に雫が垂れてゆく想像
 何もない空間にゆらりと波紋が広がっていき
 それが痛みとなり
 きっとこの胸を締め付けているのだろう

 生きるのが辛くとも
 まだ命を繋ぎ止めている理由は
 誰かが救ってくれると淡い望みを抱いている
 そんな甘い欲情なのか

 あるはずのない答えを見出すための犠牲は
 何ものも信じることのない惰性
 向かう先に見え隠れする理想と現実の間にある
 内なる世界とを隔てる城壁

 痛みを乗り越えられない限り
 この瞳に映る空は晴れない
 あの青く染まっていた筈の風景は幻だったのか
 今は記憶さえ曖昧なまま

 目の前に昇る太陽はまだ濁っていて
 叫ぶ声はまだ誰にも届かない。
 
 
 
 
 
 
【Apartheid】



 世界の全ては二つに隔てられている。

 光と闇
 朝と夜
 天と地
 白と黒
 夢と現
 真実と嘘
 始まりと終わり
 永遠と刹那
 希望と絶望
 解放と束縛
 自由と代償
 快楽と恐怖
 温もりと冷たさ
 喜びと悲しみ
 救いと痛み
 輝きと涙
 美しさと醜さ
 愛と死

 それらは決して混ざることはなく
 然し均衡を保ちながら
 時に交わり合いながら
 我等を騙し続けるように存在する。
 
 
 
 
 
 
【Bleed】



 手首にナイフをあてて皮膚を切り裂く感覚
 それが生きていると実感する唯一の方法なのだろう
 怖れることなんて何も無いはずだ
 傷の痛みなんて生きている中での一瞬の出来事だろう
 生き続けることに比べたら些細なことだ

 いつかは絶望から逃れられるとでも思っているのか
 信じていれば救われるなんて神の戯言だとなぜ気づかない
 明日なんて誰も約束してくれない果敢無いものなのに
 それでもまだ命を乞うのか
 生き続けるには代償が必要なのに
 痛みを堪えてまで生きていたい理由がどこにある

 赤く滴る命の色
 それは誰もが平等だとなぜ言い切れる
 自分と同じ痛みを誰もが抱えていると思っているのか
 だとするならそれを証明してみろ

 痛みだけが真実を教えてくれる
 血を流すことだけが現実を見せてくれる
 涙や笑顔などという嘘は報いを受ければいい
 そんなものに瞞わされずに
 針で皮膚を貫いて痛みを感じろ
 そして生きていることを実感しろ
 おまえが信じられるものだけを見ろ

 痛みを堪えた向こう側にだけそれがある
 
 
 
 
 
 
【Rotting for Yesterday】



 昨日咲いていた花は美しかった
 瑞々しくて
 鮮やかで
 それなのにもう枯れてしまった
 花の命は戻らない

 空はあんなにも晴れていたのに
 キミはひとつも笑わない
 黄昏の人
 虚ろな瞳で遠くを見つめるけど
 そこにオレは居ない

 思い出はいつだって美化されて
 だけどすぐに色褪せてしまって
 記憶の底に沈んで腐敗してゆく



 そんな思い出に愛を込めて。



 昨日の中にだけキミが居て
 キミの中にオレは居ない
 美しかった花のように
 キミが枯れてゆく
 オレが腐ってゆく
 
 
 
 
 
 
【Monster】



 オレの中で黒く歪んだものが覚醒める
 真っ白だった景色に一滴だけ零れ落ちた
 黒い染が少しずつ大きくなるように
 オレの中を黒く歪んだものが支配してゆく

 胸の中で何かが蠢くような不快感と嗚咽のような感覚
 それを理性と呼んでいるんだ
 意識が薄れるほどに快楽で満たされたような気がする
 それが野生と呼ばれるものだ

 相反するその二つの感情を誰もが内に秘めているのさ

 共和する世界の中で存続するために
 抑え込まれた憎悪の反吐の吹き溜り
 底に産まれた反旗の象徴
 そうさ
 そいつの名前はモンスター

 深い闇の海原でいつも息を潜めながら游いでいるのさ

 理性なんて捨てて解き放てばいい
 野生に身を委ねてしまえ
 きっと楽になれる
 一瞬で世界がまるで違ったものに視えるはずさ
 いつだって世界を傍観していたはずだろう
 未練なんて欠片も持ち合わせちゃいないはずさ
 だから躊躇う理由など何も無い

 おまえの中にも
 誰の中にも潜む
 そいつの名前はモンスター

 さあ全てを忘れ解き放て
 おまえの内なる闇に潜む
 そいつの名前はモンスター
 
 
 
 
 
 
【眼蓋の裏側に今も残る、面影という名の残酷さ】



 馴れ合うのは好きじゃない
 最後には悲しみが残ることを知っているから。

 眩しい太陽は好きじゃない
 優しかったあなたの手のひらを思い出すから。

 見下ろすのは好きじゃない
 地面に血を撒き散らし自分が死んでいるから。

 爛れた胸に慰めの詩
 眼蓋の裏側には面影
 細切れになった言葉

 生温かい雨に打たれて失う
 昨日までは生きていたいと願っていた自分を。

 優しさに誤魔化されながら
 誰かが救ってくれると期待していた猥褻な心。
 
 今になって気付いたことは
 望み過ぎていた愚かさと戻れる筈のない昨日。
 
 
 
 
 
 
【贖罪の塔】



 罪を犯すたび足許へ穴を穿ち続け
 地獄にでも向かう様に
 地の底へと深く…深く堕ちてゆく

 されど僅かな望みを求めて

 光が降り注ぐ天に祈りを捧げては
 己の罪を懺悔する様に
 足場を高く…高く積み上げてゆく

 過ちの数だけ傷をその皮膚に刻み
 この身体を隙間無く赤く染めても
 血と痛みだけで償える筈もなく
 尚も涙さえ枯らし

 どこまでも堕ちてゆくたび
 またひとつ足場を築き
 命の限り天を目指す

 我等が行き着く先は
 慈悲深き救済か
 無限の苦しみか

 その答えを知るために
 どこまでも高く積み上げてゆく
 贖罪の塔
 
 
 
 
 
 
【ファンタジア】
 
 
 
 あなたは何を見て、何を感じて、何を想い生きているの。

 悲しみを
 苦しみを
 喜びを分かち合いながら

 あなたは多くの事を知りながら命の限り生きるの。

 目に映る世界を畏れるのなら、瞼を閉じてしまえばいい。
 そこは夢のまた夢、すべてが夢のファンタジア
 光を散りばめたキラメク世界
 さあ、瞼を閉じたならきっと行けるさ
 怖がることは何もない。



 今日も血の涙を流すんだね、心を誤魔化し生き長らえる。

 嘘を
 蔑みを
 真実を揉み消しながら

 あなたは多くの痛みを抱えて命の終わりを待つの。

 過去も未来もいらないのなら、今を閉じてしまえばいい。
 そして残るものは、すべてが夢のファンタジア
 光があふれだすキラメク世界
 さあ、羽を広げたならきっと行けるさ
 迷うことなど何もない。



 君の憧れ、君の理想、すべてが夢のファンタジア
 きっとそれは素敵さ。
 
 
 
 
 
 
【SOUL FLOWER】



 無限に広がる世界の中で

 無限に命は生まれ続けて

 それぞれが

 それぞれに

 その存在を誇張しながら

 暗闇に仄かに灯る

 光へ手を延ばすように

 時代の中で咲き乱れ

 抗い

 踠き

 やがては朽ち涯ててゆく

 ああ、醜くも美しき群れ
 
 
 

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