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選択的夫婦別姓制度法制化反対コミュの少子化と夫婦別姓

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http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100212/212656/?P=1

日経ビジネスサイトに野田聖子のインタビューがありました。

夫婦別姓があたかも少子化解決策であるかのような内容です。


上記サイトはたぶん要登録です。

コメント(100)

>経済状況が不透明な中、今後の動きは不透明ですが、私は今後も、徐々に上昇するものと考えています。

う〜ん、これはどうでしょう。
この社会の個人主義的価値観はこのまま進行する一方じゃないでしょうか。

婚活ブームと言われて久しく、また、女性たちにはキャリア志向など一切芽生えてはいません。
(日経新聞によると、翌年の就職を目指す大学三年生女子五百十六人へアンケートを採ったところ、「結婚してもずっと一線で働きたい」と答えたのは僅か5.2%だったと言います)
とは言え、これはあくまで「男のカネで楽して生きたい」という意識の現れで、果たして子育てと言った大変なことをやりたいと願う女性がどこまでいるかは疑問です。

ぼくも今の女性たちの真理を直接知る機会はないので、確信を持って言っているわけではありませんが……。
61■シンジさん

昨日、次の日記で少し論争したのですが、

「国は関係ないからな〜」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1641075229&owner_id=1742803&comment_count=43

夫婦別姓論者の中には婚外子を増やすことが、少子化対策と思っている人がいるようです。

「未婚の母を暖かく迎える社会を」
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/240.htm
『●(参考)※世界各国の婚外子割合、(日本は極めて少ないのです)

スウェーデン 55.3%、
デンマーク  44.6、
フランス   42.6、
英国     39.5、
米国     33.2、
アイルランド 31.8、
カナダ    28.3、
オランダ   24.9、
ドイツ    23.4、
スペイン   17.0、
イタリア    9.6、
日本      1.7%、次ぎより

http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1520.html

▼       出生率
アメリカ     2.04、
フランス     1.89、
デンマーク    1.76、
スウェーデン   1.71、
イタリア     1.29、
日本       1.29

http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1550.html

婚外子の少ないイタリアと日本は少子化が進んでいますね。』


「フランス出生率が欧州1位、非嫡出子が半数超える」
(2008年01月16日 21:04 発信地:パリ/フランス)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2336860/2525883
『【1月16日 AFP】2007年のフランスの出生率が、アイルランドを超えて欧州1位となった。一方、結婚していない両親から生まれた子ども(非嫡出子)が半数を超えたことも分かった。フランス国立統計経済研究所(INSEE)が15日、発表した。

 出生率は、1人の女性が一生の間に生む子どもの数の平均値。2007年のフランスの出生率は1.98で、アイルランドの1.90を上回った。欧州連合(EU)諸国全体の平均出生率は1.52だった。』

「世界各国の婚外子割合」
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1520.html



それって、一般の日本人の感覚からいくと、「家族の崩壊」現象だと思うのですが、どうですか?
子供を産むハードルを下げれば、出生率があがるだろうという理屈ですね。

ところで私は未婚母になる時、周りから、割と賛成してもらえました。「あんたなら大丈夫」って。

大丈夫、とは、

・ちゃんと育てる
・ちゃんと食わせる
・ちゃんと遊んでやる
・ちゃんと教育を受けさせる
・虐待などはしない
・ちゃんとしつける

とかですね。
最低限ですけどwww

お金のことや、お父さんが居ない弊害などは心配されました。
他は信頼してもらえました。
だけど本人は不安でいっぱいでした。誰か一人が「お前はいい加減な奴だから、せっかく産んでも、いつか死なせてしまうよ。それなら今堕胎しろ」と言えば、そうかも知れない、と思い込む程でした。
私が弱いだけかも知れないけど。


未婚母や婚外子を奨励?して子供を産むハードルが下がる。
これは、親のレベルが下がる話になると思います。
子供は、男女が出会って、産まれるのだから、子供ができたということは、自分ではない誰かと、出会って、触れ合ったということです。
虫や魚でないのだから、受精したらさようならでは、人の心は傷つきます。
他人を傷つけるような子供に育てたくないし、我が子を誰かに傷つけられたくないです。

一緒に育てたくないと言われた時、本当にひどく傷つきました。まあそれより赤ちゃんが心配だったから、自分のことなんかどうでもいいけど、うちの親は、私にこんな思いさせるために産んで育てたんじゃないのに、と申し訳なく思いました。
まぁ、万歩譲って婚外子を認める方向を向いたとしましょう。
それによって出生率が上がるとしましょう。
それが素晴らしいこととしましょう。
文化的な問題も一旦棚上げするとしましょう。

で、これらを推奨している人たちは当然消費税率等も欧州並に上げることも推奨しているんしょうか?
いいか悪いかはともかくとしても、とんでもなくお金がかかる話だと思いますが。

って、なんか強烈な既視感が・・・・・同じようなことを誰かが言っていたような気が・・・・。


激しく既視感です…www
育児支援のためのお金も、無限にどこからか湧いてくるのではないですから、どうしても増税ですよね。


婚外子を推奨?(推奨まではいかないのかなあ)している人の思想は
「子供は社会が育てよう」
ですね。

素晴らしいです、私も微力ながら実践してます。
最近のお母さんは、腰から紐を伸ばして繋げてる人のほうがまだ責任感があるだろうと思うくらい、子供見てません。
幼児がスーパーの中をよくちょろちょろしているから、危なくないように見守ったり、あんまりお母さんから離れだしたら話しかけてます(だから幼児が対象の変態のおばさんだと思われてそうですwww)

…っていう子育てではないんですか、そうですか(笑)


「子供は社会が育てよう」っていう思想の人、その次には「恋愛や家族の在り方は人それぞれ」「価値観は多様化してます」と言うから、

金だけくれて、口は出すな

って言ってるみたいに、見えます。


今だって、子供は親を選んで産まれてこれないんだから、ちゃんとみんなどこの親から産まれようが同じように支援してるじゃん…
>「子供は社会が育てよう」っていう思想の人、その次には「恋愛や家族の在り方は人それぞれ」「価値観は多様化してます」と言うから、

金だけくれて、口は出すな

って言ってるみたいに、見えます。


これ重要ですよね。
要するに「個人の都合で社会を動かそうとしている様に見える」ワケです。
それが一番印象を悪くしているということに気づいているのかいないのか・・・・

保守が「だって今のままが良いんです!何故なら俺がそう思うから!!」としか言ってなけりゃ、世の中はあっという間に左に転がっていくでしょうに・・・
66■Raifoさん、65■たけるさん


『>「子供は社会が育てよう」っていう思想の人、その次には「恋愛や家族の在り方は人それぞれ」「価値観は多様化してます」と言うから、

金だけくれて、口は出すな


って言ってるみたいに、見えます。』


私も同感です。

この事を「我侭」と言わないで、何と表現すればいいのでしょう?
まつじさん>

>夫婦別姓論者の中には婚外子を増やすことが、少子化対策と思っている人がいるようです。

「女性の社会進出」が少子化対策だと強弁して、長期間、莫大な予算を投じて、一切効果を上げられなかったのと同じ構図ですね。
この考えはフェミニストがしつこく繰り返し続けたがために、女性たちの中にかなりコンセンサスとして根付いているように思います。
(白河桃子さん、赤坂真里さんと言った恐らくフェミニストではないであろう女性たちが、婚外子を奨励する発言をしていた記憶があります)

一時期、保守陣営が「フェミニストたちの目的は家庭の破壊だ」と言っていた時期がありますが(今もそう言っていると思うのですが、ちょっと勢いがなくなっているような)、こういうのを見ると言い訳のしようがないと思います。
シンジさん

>一時期、保守陣営が「フェミニストたちの目的は家庭の破壊だ」と言っていた時期がありますが(今もそう言っていると思うのですが、ちょっと勢いがなくなっているような)、こういうのを見ると言い訳のしようがないと思います。



同感です。私は今でも強くそう思います。
何故ならフェミは自分勝手。自分勝手な人が、集団生活など上手く送れますまい。
それでそのままの思考で生き続けたい、それを認めろと言うのだから、すなわち集団生活を送る気がない、辛抱のいる集団生活などなくなってしまえ、の表れでしょう。
とシンジさんに語るのは釈迦に説法ですが、腹が立ったので言わせて下さい(笑)

敢えて未婚母の母子家庭を選び、その在り方を啓蒙して回っている人は、子供を自分の人生の道具にしていますし、つうか頭が狂ってるのかな、と思います。
同じ話を前にもしましたが、私は未婚母になるぞと決意したあと、お腹の子供が男児とわかって決意が崩れました。
この「男の子」に将来、「男は、相手に子供ができても親にならず、会いにもこないこと」や、「男は女からタネだけいただかれて、家族にもさせてもらえないもの」なんて教えるわけにはいかないから。
普通そんくらいのこと考えて、それでもやむを得ず未婚母になるならなるで、ちゃんと男女のことを、難しいけど教えなきゃって思うはずなのに、
そう思わない上に、男が悪いだの未婚母かっこいいでしょ、って、頭がおかしいのかよ…と思います。

腹立ちまぎれにぶちまけてしまいました(笑)
なるほど、男のお子さんができて、「男の立場」について考えてしまったわけですね。

フェミニストたちにその思慮の1%でもあれば、と思わずにはおれません。
選択的夫婦別姓制の導入と、婚外子の相続分差別撤廃の実現に向けて活動しておいでの正義のフェミニスト・石坂啓さんはエッセイ『赤ちゃんが来た!』で大ヒットを飛ばしました。
朝日新聞で連載、NHKでドラマ化された人気作品なのですが、その内容は自分の子供のペニスや陰嚢をしゃぶって大はしゃぎしたり、「子供が大人になる前に去勢したい」「未来では去勢が流行る」などと書き立てたりといったものです(北原みのりさんもそうですが、フェミニストって去勢が大好きですね)。

 本 当 に 素 晴 ら し い で す ね。
もし赤ちゃんが女の子だったら、ナンも考えずに、フェミニストになりそうな女の子に育てるところでした。
私はあの頃自分のことしか考えてなくて、ずっと「結婚しないで子供を産む正当な理由」ばかり探していました。
シンジさんには以前「成る程w」と言われた話ですが(笑)、その過程でちょっとフェミニズムをかじり、自分を守るために信じこもうとしてました。
それをまた子供に教えるところでしたよたらーっ(汗)

お腹の子が女の子だとしても、もしかしたら気付いていたかも知れないけど(いい友達がいっぱいいるから、誰か注意してくれたかも)、男の子に授けてくれた神様に感謝しています。

我が子を去勢って、頭がおかしすぎますね…。

北原みのりという名前はきいたことがあります。フリーのライターさんか何か?なんか「みのり伝説」とかいう漫画を小学生の時みたことがあるのよね…(しかし伝説て、死んだんかいwww)
去勢のくだりは描いてなかったですが、つうかそもそも内容忘れました(笑)
うはは↑のコメント消したいwww
今検索したらみのり伝説全然関係ないフィクションの話だった(笑)

確かに、様々な事情からマイノリティとして生きざるを得ない人々というのはいるわけですからね……。
おっしゃっているのは「フェミニストたちはそういう弱い立場の女性の心の隙につけいる」みたいに書いた時のことでしたっけ?

逆に言うならば、フェミニストたちも一面では「弱い女性」であり、同情すべき点は大いにあるのですが、でも妙な理論を振りかざして周囲に迷惑をかけてしまった時点で、嫌われても仕方ないですよね。
特に、フェミニズムを信奉すると子供にしわ寄せが行く可能性が大変に大きいと思います。

『みのり伝説』は完全にフィクションですねw
零細出版社の社長をやっているしょぼくれたおっさんが最終回で美人ライターのみのりちゃんと結婚という、何だか左派向けの『課長島耕作』みたいな漫画でしたw
あ、みのり伝説ご存知でした?恥ずかしい、ごめんねみのり伝説と北原みのりさんwww
あれたしかビックコミックだから、島耕作的な雰囲気は雑誌全体にあるんですかねwww黄昏流星群とか子供のくせに読んでました(笑)


>フェミニストたちはそういう弱い立場の女性の心の隙につけいる

そうです、その時です。

「婚外子が少子化対策」というのもそうだし、
あと昔(江戸時代?)は男女とも働いていて子供は勝手に育っていた(近所でみてた?)から、今女性が社会進出しても江戸時代つまり本来の姿に戻るだけだ的な理屈とか、
なんだろ…おのれらがそうしたいからって、そういう「やむを得ない事情」とかをその理屈に利用すんなよ、と…。

なんか「別に未婚母でもいいのよ」って言ってくる人、結局私や私の子供のことを考えて「未婚母でもいいよ」って言ってくれたんじゃなくて、
自分たちの理論に補強をしたくて言ってきてたんかな、って。

うーん。

例えば「片親の子は可哀想」というのは間違いであり、「両親揃っていない限り幸せになれない」というような同化圧力から開放していくことに異議を唱える人は少ないと思うんですよね。
しかしそれは、「両親そろって子を育てる為の可能な限りの努力をする」という前提条件が必要であるというところをすっ飛ばすんですよね。おかしなフェミニスト達は。

その結果「片親の何が悪い」⇒「片親でいいじゃん」⇒「婚外子マンセー」となる。

マイノリティ意識からの誇大被害妄想による論理飛躍はいい加減やめてほしいもんです。

マイノリティ自慢したいんだったら勝負受けますしね。
そうそう負けることはないと思いますしw
「みのり伝説」懐かしいね。
まあメディアの多くは、上に団塊がいて、団塊の多くは左翼が基本で、その中でも一般企業に就職できない人がメディアに流れてきてるんで、珍しくはないのかなあ。
私の昔いた出版社の経営陣も全共闘の闘士でしたしね。
ライバル会社から、左翼の活動家にお金が流れているなんて噂を流されたりもしてました。


>例えば「片親の子は可哀想」というのは間違いであり

私は、間違いじゃないと思ってるんですよね。

社会が何もしないと悲惨になるリスクが大きい。
だから、保育所があり、福祉での支援がありとなっている訳で、その財政支出のコンセンサスは、「片親の子は可哀想」だと思います。
「かわいそうでない他と変わりない子供」には、特別にお金は使われないんですよね。

まあ親が裕福でも、梅宮アンナの子供はかわいそうだなあと思ったりしましたw
親が金があってもぱーちくりんじゃあねえ。

30代以下では、可処分所得は女性の方が高いという統計が出たそうです。
もう弱い女性云々というのは、「時代遅れ」ww


>しかしそれは、「両親そろって子を育てる為の可能な限りの努力をする」という前提条件が必要であるというところをすっ飛ばすんですよね。

そこをはずしたいイデオロギーだから、だめなんですよね。

地味に静かに良いニュースが出てきています。

「出生率微増、1.39に=30代の出産増−厚労省」(時事ドットコム2011/06/01-17:24)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201106/2011060100680
『厚生労働省は1日、2010年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数の推計値)が前年比0.02ポイント増の1.39となったと発表した。同省は「30代で出産する率が上がり、20代も下げ止まったため」と分析している。』


コメント59でも、書きましたが、私は今後、出生率は緩やかに増加すると楽観しています。
それは、子供を育てる負担を嫌い、現像の生活レベル維持に価値を見出した世代が、それほど幸福ではないという見方を、その下に続く世代が感じている筈だと確信するからです。

「自己完結的な個人主義は寂しい。」と、社会全体が反省する段階を迎えようとしいていると考えます。
少し、データを確認しましょう。



合計特殊出生率の推移(日本及び諸外国)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1550.html


日本が太平洋戦争後、急激に出生率が落ち込み、1960年代頃以降逓減していきます。(1966年は特異な値)
その傾向も、2005年で歯止めがかかってきたようです。
その後6年間は、ものすごく緩やかですが、上昇傾向が続いています。


ちなみに、夫婦別姓の国柄である韓国のデータもありますね。
1975年以降、急激に出生率が落ち込んでいます。
2001年以降は日本を上回ることが無いですね。
10年間も日本より低いので、一時的な現象とは言えないでしょう。


夫婦の姓に関する問題と、少子化は関連性が低いと思います。
森岡正博先生は「夫婦別姓にすれば結婚率が上がる!」とおっしゃってましたが、まあ左派の妄想でしょうねw
とは言え、韓国の少子化は不思議と言えば不思議ですね(韓流ブームを見ても明らかなように、男女のジェンダーは日本より遙かに強いでしょうし)。
79■シンジさん

韓国の例は、非常に興味深いですよね。
高齢化は日本のように平均寿命を延ばすことができるかどうかで、程度に差がでます。
少子化については、確実に日本を上回る深刻な事態になるでしょう。


先進国の中では、出生率の優等生:フランス。
その要因はいろいろと論じられていますが、少し面白いブログを見つけました。

「フランスの出生率の上昇について」
http://kosait.exblog.jp/6487085/
『出生率が上昇しているのに、あまり明るい未来は待っていないような・・・(苦笑)』


「出生率の上昇=良い事」という先入観を、しっかりと打破しています。
何事も、「設定した目的のためには、あらゆる犠牲も厭わない。」では視野狭窄です。


ちなみに、夫婦別姓がフランスの出生率上昇に寄与したという意見はあまり見ませんね。
私の現実認識が甘かったのか。
調べてみて、驚ろきました。


「国立社会保障・人口問題研究所」の統計資料

「人工妊娠中絶数および不妊フニン手術数:1949〜2009年」
http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_DetailH2011.asp?title1=?.出生・家族計画&title2=表4−21 人工妊娠中絶数および不妊手術数:1949〜2009年;

日本の2009年(平成21年)人口中絶数は22万1980(人)、なんと出生数を100とした対比は20.7です。
予想外に多かった。しかも、この数字は、これでも逓減傾向にあるなかでの数字です。
本当にびっくりしたのは、1953年から1961年の数字で、人口中絶数が100万を超えています。

中絶は一部の不幸な出来事ではなく、広く一般化された有り触れた出来事だったようです。
当コミュニティの副管理人をしていながら、全く恥ずかしい無知でした。


世界に目を転じましょう。
「主要国の合法的人工妊娠中絶数:最新年次」
http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_DetailH2011.asp?title1=?.出生・家族計画&title2=表4−23 主要国の合法的人工妊娠中絶数:最新年次


アメリカ、中国、などの数字が無いのが残念ですが、どこも国も高率で、妊娠中絶が発生しています。(事故中絶も含まれると思うので、“されている。”ではなく“発生”と表現します。)
中でも、対比が80を超えているロシアは異常に思えます。


妊娠中絶は深い深い問題です。
そんなぁ!
「中絶権」は女の権利だって、フェミニストのおばちゃん、言ってたよ!
「悲しいけれど、必要なこと」っていう中絶礼賛のご本だって出てるんだよ!
82■シンジ さん

少々、驚きのあまり動転しています。(余りにも無知でした。)
その必要は、少ないに越したことはありません。

気になるのは、母体に危険が及んだ緊急時の事故中絶の割合がどのくらいなのかです。
なるべく、親の都合(望まれない妊娠)は少なくあって欲しいと思います。


人口妊娠中絶なので、自然流産は含まれていないと考えています。
ぼくも正確な数値などわからないのですが、

http://eboli.exblog.jp/4347239/

↑を見るに多めに見積もって八割はやむを得ない中絶という感じでしょうか。
ちなみに『悲しいけれど必要なこと』という書名をググっていたら左派っぽいページでそのフレーズが「強者の決まり文句」として糾弾されていましたw

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C8%E1%A4%B7%A4%A4%A4%B1%A4%EC%A4%C9%C9%AC%CD%D7%A4%CA%A4%B3%A4%C8
かうては中絶世界一だったんじゃないかな。

中絶しない代わりに、出産までの生活補償と子供の養子縁組をセットで提供すれば少子化終わるかも。
今の少子化対策費用全部突っ込めばできるでしょう。
84■シンジさん

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ちなみに『悲しいけれど必要なこと』という書名をググっていたら左派っぽいページでそのフレーズが「強者の決まり文句」として糾弾されていましたw

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C8%E1%A4%B7%A4%A4%A4%B1%A4%EC%A4%C9%C9%AC%CD%D7%A4%CA%A4%B3%A4%C8

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私は思います。
『悲しいけれど必要なこと』というフレーズを「強者の決まり文句」として糾弾
する人は何者か?

「強者の決まり文句」として糾弾するのだから、その糾弾は強者に対して向けられています。
では、弱者なのでしょうか?
『彼女ら/彼ら自身の欲望の充足を踏みにじられることに、彼女ら/彼らが負の感情を抱くのは生物として当たり前だからである。』
という客観視した表現からすると、弱者自身ではないようです。
弱者自身ならば、『私達』と表現することでしょう。

強者ではないが、非弱者のようです。
いや、『悲しいけれど必要なこと』というフレーズを使わないだけの強者かもしれません。

結局のところ、
『弱者の欲望が踏みにじられることへの異議申し立てをする人々は、そのしわ寄せがあまりにも当然のように弱い人間に行き過ぎではないか、「必要性」は強い側の手抜きの結果ではないか、悲しいというのは単なる罪悪感殺しの言い訳ではないかという批判を投げかけている。』
という当人は自分自身である自覚がないのです。

「対案」を要求されているのは、弱者ではない自分自身であるにも関わらず、
あたかもそれが、弱者に対して要求されているように主張しているのです。


単に無責任です。


弱者の味方の如く、同情の姿勢だけは示しますが、何も問題の解決にはなりません。
『悲しいけれど必要なこと』というフレーズは強者だけではなく、弱者が自らを救う時のフレーズにもなります。
解決を模索することなく、寧ろ模索して非情ともとれる選択をする者を批判するだけです。


そうして、事態は悪化する。


「夫婦別姓にしたい人はそうすればいいだけの話」という意見に通じるものを感じます。
この手の「もっともらしい主張」をする人たちの立ち位置として、「私は弱者である」という過剰な被害者意識に依って立つ人も当然いますが、ご指摘されたような「自分だけは問題のフレーム外にいる」かのように振る舞うタイプの人も多いように思います。
上から目線で偉そうなことを言ってはいるけれど、第三者的視点に逃げているだけのことで「では、おまえ自身は?」と言われても自分自身が批判されていると理解できず、ぽかんと口を開けっ放しにしている。

ただ、この種の人たちは「どっちの味方をすればいい人ぶれるか」という見極めだけは本当に巧みなんで、大変手強いんですね。
■シンジさん


わーい(嬉しい顔)『ご指摘されたような「自分だけは問題のフレーム外にいる」かのように振る舞うタイプの人も多いように思います。 』

この事に私は苛立ちを覚えます。
私自身も、思考過程で、「自分だけは問題のフレーム外にいる」かのように考える事は多々あります。それは有益でもあります。

ただ、それは「シラケ」の状態だと思うのです。
私の経験では、父親と母親の関係に関する問題に対し、「私は私だ。」という思いを抱いた時期があります。
実際問題として、それは通用しません。


「選択的夫婦別姓問題」に関しては、社会全体に影響を及ぼす問題だという認識が非常に希薄だと感じます。
社会への参加意識を疑問に感じる人が非常に多い。
この問題を「個人の自由の問題」とする人にとっての「社会全体の問題」とは何なのか?

それらの人の間では、「戸籍の廃止」などもごく自然に語られています。
「戸籍の廃止」という主張が存在しても、議論の対象として許容はできますが、
「個人の自由の問題」という主張から、「各人が自由にすればいい。」という延長上に、「戸籍の廃止」という主張も出てきます。

容易に現行の制度そのものに変革を生じさせる動きであると理解できそうなものです。
「自由」を過度に尊重する思考には、歯止めがないような危惧を感じます。
>それらの人の間では、「戸籍の廃止」などもごく自然に語られています。

もうメチャクチャですね。
小飼弾も

>これをむしろ好機ととらえて戸籍を「個籍」に切り替えることは出来ないだろうか

などとわめいていました。
二十年くらい昔にはやった「個が何でも偉い論」の夢からいまだ覚めてないんでしょうか。
とにかく「国家」を仮想敵にすればいいんでラクなんですよね、こういう思想は。
むろん「ボクちんの意見に反対する個」は全員ネトウヨで国家の手先ですw
中絶に関し、大韓民国で訴訟が行われ社会的論争に発展しているようです。


「堕胎罪めぐり憲法裁判所で論争」(2011.11.11 (金) 10:53更新 朝鮮日報)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/11/11/2011111100816.html
『女性の「自己決定権」か、あるいは胎児の「生命権」か。倫理的・宗教的・医学的な論点が混在する、人工妊娠中絶をめぐる問題が、憲法裁判所で争われることになった。』


久しぶりに御目にかかりました。「自己決定権」。
大韓民国でも悩ましい問題となっているようです。

――――――――――――――――――――――――
(参考:大韓民国 刑法第269条・第270条)
第269条(堕胎)
? 婦女が薬物その他の方法により堕胎したときは、1年以下の懲役又は200万ウォン以下の罰金に処する。<改正95・12・29>
? 婦女の嘱託又は承諾を受けて堕胎させた者も前項の刑と同じである。<改正95・12・29>
? 前項の罪を犯して婦女を傷害したときは、3年以下の懲役に処する。死亡させたときは、7年以下の懲役に処する。<改正95・12・29>

第270条(医師等の堕胎、不同意堕胎)
? 医師、韓医師、助産師、薬剤師又は薬種商が婦女の嘱託又は承諾を受けて堕胎させたときは、2年以下の懲役に処する。<改正95・12・29>
? 婦女の嘱託又は承諾なく堕胎させた者は、3年以下の懲役に処する。
? 前2項の罪を犯して婦女を傷害したときは、5年以下の懲役に処する。死亡させたときは、10年以下の懲役に処する。<改正95・12・29>
? 前3項の場合には、7年以下の資格停止を併科する。



(参考:日本国 刑法第212条〜第216条)

(堕胎)
第二百十二条  
妊娠中の女子が薬物を用い、又はその他の方法により、堕胎したときは、一年以下の懲役に処する。

(同意堕胎及び同致死傷)
第二百十三条  
女子の嘱託を受け、又はその承諾を得て堕胎させた者は、二年以下の懲役に処する。よって女子を死傷させた者は、三月以上五年以下の懲役に処する。

(業務上堕胎及び同致死傷)
第二百十四条  
医師、助産師、薬剤師又は医薬品販売業者が女子の嘱託を受け、又はその承諾を得て堕胎させたときは、三月以上五年以下の懲役に処する。よって女子を死傷させたときは、六月以上七年以下の懲役に処する。

(不同意堕胎)
第二百十五条  
女子の嘱託を受けないで、又はその承諾を得ないで堕胎させた者は、六月以上七年以下の懲役に処する。
2  前項の罪の未遂は、罰する。

(不同意堕胎致死傷)
第二百十六条  
前条の罪を犯し、よって女子を死傷させた者は、傷害の罪と比較して、重い刑により処断する。
――――――――――――――――――――――――
 
ちなみに、日本国では、優生保護法があり、合法的な人工中絶が認めらています。
(もちろん、要件があるはずです。)
大韓民国ではどうなのでしょうか?
参考までに紹介

「逆説的な少子化の打開策−結婚市場の自由化  離婚コストの低減は婚活を後押し」
  ( 日経ビジネス 植田 健一  2012年1月30日(月))
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120118/226285/?top_updt
『人間関係の本質について、経済学では何も言えない。仕事への情熱、結婚相手への愛情は、政策で増強され得ないものだ。しかし、結婚に踏み切るあと一歩が踏み出せない人たちにとっては、細かいことが障害になり得る。例えば、夫婦別姓が認められていない現状、事実婚や婚外子の社会的な地位の低さが、結婚の障害として残ってはいないだろうか。先にも述べたように、日本の経済問題の主因の一つが少子高齢化である以上、事実婚も含め結婚に対するハードルを少しでも下げる努力をすべきではないか。』


あまり、頭の良い提言ではないですね。

政策提言の目的は、「少子化の打開」であることは明らかです。
(目的とするところが明らかでない提言など要りません。)


それで、結婚が増えれば子供が増えるだろう、という想定は常識的です。
(本当は定かでなく、1組当たりの出産可能性を高める方が有効という判断もあります。)


その次に考えたのが、この人は結婚の困難性(ハードル)を低めようという発想ですね。

しかし、これは常識的とまでには妥当な発想とは思えません。
例示すれば、大学全入時代と言われますが、定員割れを起こす大学がある反面、浪人が存在し、そもそも大学進学を目指さない人(学力に問題なし。)が大勢います。
個別の大学の魅力や、大学進学そのものに意義を見出せなければ当然に起こることです。

結婚も同じでしょう。個別事情で配偶者となる動機が乏しければ結婚は不成立ですし、結婚そのものの意義が希薄になれば、動機が欠落して結婚は増えません。


タイトルからすれば、この人は更に、結婚の困難性(ハードル)だけでなく、離婚の困難性(ハードル)も下げようと提言をしています。

何やら、学校のサークル活動のように、出入り自由になれば参加者を集めやすいという発想に思えます。
(こういう発想の経済理論の存在は認めますよ。「借地・借家法」批判の経済理論は、だいたいこの理屈です。)


具体的な問題に対する提言をする時は、そのような発想が有効かどうか、具体的問題に沿って分析して欲しいものです。
印象に基づいた飛躍を感じます。



しかも、例示された「夫婦別姓」については中途半端な文章で紹介されています。

いい気分(温泉)『例えば、夫婦別姓が認められていない現状、事実婚や婚外子の社会的な地位の低さが、結婚の障害として残ってはいないだろうか。』


「夫婦別姓が認められいない」のが、「結婚の障害」ならば、
「例えば、夫婦別姓が認められていない現状は結婚の障害として残ってはいないだろうか。」
と書けば良いのです。
直接的には、「事実婚や婚外子の社会的な地位の低さ」を「結婚の障害」ではないか?という疑問符にして、
「夫婦別姓が認められいない」のが、「事実婚や婚外子の社会的な地位の低さ」の原因なのか、それ自体が「結婚の障害」なのか不明瞭です。
どちらにしろ疑問符であり、「と考える。」というような表現で、責任ある説明を姿勢が読み取れません。

ちなみに、
「離婚コストの低減は婚活を後押し」という副タイトルから察するに、
その後の文章で「夫婦別姓が認められいない」現状を否定的に論じると想像します。


あまり、少子化問題に参考となる提言が説明されるとは思えません。
この種の人たちにとっては何故か「女性の社会進出」も少子化対策ですからね。
男女共同参画局がそういうタテマエでバンバン予算を使って十年くらい経ったけど、いまだ成果を上げられてなかったんじゃなかったでしょうか。
92■シンジさん

うーん。男女共同参画局ですか。詳しい活動はまだ勉強不足です。

ちなみに、婚姻数。


「国内における婚姻数の推移 」
http://jbri.jp/data_archive/img/0004_01.gif

確かに停滞しています。
少子化対策として、婚姻数の増加を促す政策というのは有効だと思います。
(母子家庭、父子家庭、孤児を増やそうとは思いません。)
問題は、なかなか良い具体案が出てこないところですね。


「自治体のお見合い」
http://send.microad.jp/mad.cgi?blogid=155654&templateid=15012&charset=SHIFT_JIS&group=DefaultGroup&type=0&HBgColor=FFFFFF&HBorderColor=FFFFFF&HTitleColor=0000CC&HTextColor=6F6F6F&HUrlColor=008000&matchurl=&in_cook=0&in_pref=http%3A//www.google.co.jp/url%3Fsa%3Dt%26rct%3Dj%26q%3D%25E8%2587%25AA%25E6%25B2%25BB%25E4%25BD%2593%25E3%2580%2580%25E3%2581%258A%25E8%25A6%258B%25E5%2590%2588%25E3%2581%2584%25E3%2583%2591%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2586%25E3%2582%25A3%25E3%2583%25BC%26source%3Dweb%26cd%3D2%26sqi%3D2%26ved%3D0CGsQFjAB%26url%3Dhttp%253A%252F%252Fwww.abunbun.com%252Fjichitaiomiai%252F%26ei%3DDTYxT_W_EIqImQWNqajEBQ%26usg%3DAFQjCNHa3b9uPW8zhqqkLzMHkywgMc8fAQ&in_tmpg=1&industry=1

ストレート過ぎて面白みがないかもしれません。
少子化の打開策の一つに、医療技術の向上があると思います。
学業期間が延びたのは複雑化する社会の中で仕方のないことだと思います。
必然的に社会人として経済力を十分に持つのが遅くなりますから、婚姻の晩婚化は一定程度仕方のないことです。

それに対して、出産適齢期は生物としての制限要因ですから、如何ともし難い。
しかし、その制限というのは、考えられるほど狭くはないと思います。
(最適な適齢期よりは危険が増します。)



「高齢出産」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%BD%A2%E5%87%BA%E7%94%A3
『高齢出産の増加

厚生労働省統計情報部によれば、2005年に40歳以上で出産した女性は2万348人で、1958年以降47年ぶりに2万人を超えたことを発表した。同統計によれば、35歳以上の出産は全体の16%に上り、うち第一子出産が3人に1人という状況であった。

高齢出産の「高齢」という意味は、一般語としての「高齢者」(通常60代以上を指す)とは一致していない。閉経後は女性は妊娠しなくなるため(日本人女性の平均閉経年齢は約50歳)、高齢者の女性は、自然妊娠のかたちでは子供を生むことはできない。

ほとんどの女性が閉経済みであるおよそ50歳以降の出産を、特に「超高齢出産」と呼ぶこともある。』
   (フリー百科事典ウィキペディア(wikipedia))


医療技術の進歩で、40代前半の出産が、より安全かつ、一般化すれば、出産意欲がより高まるでしょう。
うーん、非婚化と少子化に貢献している人々が、その対策を語るというのはなかなか面白いですね(笑)
レイプ被害者がレイプ撲滅を訴えるようなものですな。
何度か、私は出生率に関して楽観的な予測をコメントしてます。
この予測に関して、少し掘り下げて説明しましょう。


日本の出生率の算出方法を確認します。


「合計特殊出生率」
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E7%B7%D7%C6%C3%BC%EC%BD%D0%C0%B8%CE%A8
『合計特殊出生率

合計特殊出生率とは、1人の女子が生涯に生む子供の数を近似する指標である。最近では、出生率といえばこの合計特殊出生率を示す場合が多い。

出生数は出産適齢期(15歳から49歳までの女子)の人数により変化するため、適齢期の人数に左右されることなく出生の状態を観察できるように開発された。

年齢別の出生率を特殊出生率といい、それを合計したものが合計特殊出生率である。

合計特殊出生率は、その年齢の女子が生んだ子供の数を、各歳の女子人口(15歳から49歳の合計)で除して算出され、1人の女子が生涯に生む子供の数の目安になる。

1人の女子は、2.07人の子供を生めば人口の水準が保たれると考えられている。これを人口置換水準というが、女子の出産適齢期までの死亡率によって異なる。』



(参考)
「出生率」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E7%94%9F%E7%8E%87
『普通出生率とその他の出生率

普通出生率(CBR)は以下のように表される。


CBR=N/P×1000


n はその年の出生数で、p はその年の(年央の)総人口である。この数字は普通死亡率(crude death rate)と組み合わされ、自然人口増加率が導き出される(「自然」とは、移民や引越などの社会的な人口移動を含まないということである)。

これに対し、一般的に使用される合計特殊出生率は、一人の女性が一生のうちで産む子供の平均人数を指す。普通出生率とはちがい、合計特殊出生率は人口の内の性別構成や年齢構成などの偏りに影響されない(普通出生率のもととなる総人口には、男性や老齢女性・年少女性も含まれてしまう)ため、「ある時点での出生率」を求めるには優れた指標である。

その他の出生率には以下のようなものもある。
総出生率(General fertility rate 、GFR )
年間出生数を、15歳から45歳の(つまり出産年齢の)女性の総人口で割った数。 15歳から45歳の女性1,000人あたりの出生数。 標準化出生率(Standardised birth rate 、SBR )
性別・年齢別人口構成を、仮定の標準人口と比較したもの。』
  (フリー百科事典ウィキペディア(wikipedia))


では、考えていきます。

日本が出生率を計算する時、女性の生理的な閉経の時期を基準考慮して、49歳までの女性人口を計算の基礎としています。
(当然、50歳以上の出産も稀にありますが、数値上では例外として49歳までの出産として扱われるということです。)
社会的な傾向としての出産適齢期間を計算の基礎としているわけではありません。

現実問題としては、過去、40歳以上の出産は異常とまでは言いませんが、稀な事例だったと思います。



「日本の人口統計」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E7%B5%B1%E8%A8%88



表はURLを覗いて確認して下さい。
「2009年10月1日現在」に、60歳から62歳である第一次ベビーブーマーが、40歳から50歳であった時期が20年前から10年前の事です。、
これは、統計算出上の母数としては含まれるが、現実問題としてはほぼ出産の期待できない層が割合として大きかったいう特殊要因があった事になります。

「出生率」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E7%94%9F%E7%8E%87
『1989年には1966年の丙午の数値1.58を下回る1.57であることが明らかになり、社会的関心が高まったため1.57ショックと呼ばれ、少子化問題が深刻化した。その後、徐々に数値は減少していき、2005年には1.26にまで減少した。失われた10年や就職難のあおりを受け、結婚や出産適齢期である層が経済的に不安定だったことや、子育てに対する負担感が増大していることなどが挙げられている。』
   (フリー百科事典ウィキペディア(wikipedia))

1989年の1.57ショック以降の状況は上記特殊要因のバイアスを割り引いて考えるべきだと思います。
それで、2005年以降は出生率は上昇に転化して、その傾向が持続しています。


さらに、第二次ベビーブーマーが40代になる時、第一次ベビーブーマーと比較すれば、高齢出産に挑む女性が増えると予想します。
なぜなら、高学歴・晩婚化の社会状況の中で、出産時期が意図せず遅れた女性が存在すると思うからです。その方達は可能であれば出産に踏み出すのではないでしょうか?
医療技術は必ず向上している筈です。つまりは、危険性のハードルは低くなっているのです。
被害者みたいなもんなんですかあ、大変ですねえ。

端から見てると少年犯罪の加害者が少年犯罪について語ってるような印象受けますけどね。
最新の出生率統計に対しては、「選択的夫婦別姓」に反対な立場の方も悲観的になっているようです。

「少子化対策/求められる家族の絆重視」(世界日報 2012年6月6日)
http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh120606.htm
『厚生労働省が発表した2011年の人口動態統計によると、昨年生まれた赤ちゃんは105万698人、婚姻件数は3年連続の減少で66万1899組で、ともに戦後最少となった。
 少子化が進めば、国力が低下する原因ともなりかねない。少子化には、個人主義的な風潮を改め、家族の絆を重視するような対策が求められる。

(中略)

しかし、民主党政権下ではこれまで、選択的夫婦別姓制度の導入を目指すなど、夫婦の絆を弱め、家庭を軽視するような政策が目立った。

(省略)』


最悪という事実は覆せませんが、チョット悲観的過ぎる気がします。
御存知の通り、2011年は特殊要因のある年です。
東日本大地震の発生。それに伴う原発事故により放射能不安が広がりました。

婚姻にしても、出産にしても控えようという心理が社会全体に拡がっていたと想像します。
ま、根拠なき楽観論と言われれば、その通りです。
人口問題については、
恥ずかしながら、去年(2017年)、次のような書籍を出版しました。

「2040年の日本 データでしめす、日本の人口再増加」
https://honto.jp/netstore/pd-book_28716910.html


この中で、2017年中の出生率や出生数を予測してみたのですが、
外してしまいました。

そのうちに、再考したものを出そうと思っています。

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