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太陽コミュの太陽活動の極小期が今後10〜30年は続く可能性

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以下一部コピーです。

太陽活動低下で大気圏上層の「熱圏」が縮小の影響、米研究

AFPBB news : http://bit.ly/b5axpY

43年間にわたる宇宙探査史上、これほど急速に気温が下がった前例はないと〜

「過去のパターンが当てはまるならば、太陽活動の極小期は今後10〜30年は続くだろう」


http://twitter.com/dotcom07

コメント(2)

>dotcomさん

ニュースを見て面白いと思い、この研究の論文を探しました。

solomon et al: "Anomalously low solar extreme-ultraviolet irradiance and thermospheric density during solar minimum", GeoRL,Vol.37,L16103,2010

これを読んでみましたが、この中では「太陽活動の極小期が今後10〜30年続く可能性」があるとは書かれていませんでした。これは、インタビューを受けた副著者のThomas Woodsさんの個人的見解だろうと思います。Woodsさんがどのような観測データや理論に基づいて「極小期が10〜30年続く可能性」と結論したのか興味があります。

論文に書かれていたのは、主に次の内容でした。
--------------------

波長26〜34nmのExtreme-ultraviolet(EUV,極端紫外線)強度をSOHO衛星やTIMED衛星、複数のロケットで測定した結果(1996〜2010年)は、今回の活動サイクル極小(2008年)でのEUV強度は前回の極小(1996年)よりも低い。

およそ5000機の人工衛星の軌道解析から大気ドラグ(人工衛星が軌道上のごく薄い大気から受ける抵抗)を割り出して求めた高度400kmでの熱圏大気密度(1966〜2010年)は、2008-2009年の値は前回極小の1996年より29%低く、1966年以降では最低値である。密度が低いと言うことは、すなわち温度も低い。

NCARのTIE-GCMモデルにEUVと二酸化炭素の測定結果を入れてシミュレーションを行い1996年と2008年の熱圏温度(高度400kmの領域)を見積もった結果、前者よりも後者の方が41K低下していた。熱圏での二酸化炭素レベルの増加は熱圏温度を下げる働きをするが、この見積もりではEUVの寄与の方が大きい。

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ちなみに、AFPBB newsの本文中の「2007年〜09年にかけて太陽黒点や太陽風がほとんどない状態が長期間続き・・・」は、一部間違いがあります。それは「太陽風がほとんどない」というところで、太陽風(Solar Wind)は太陽活動の極大極小に関わらず常に存在しています。ただし、その吹き方(速度分布)は変化しますが。日本語訳の記事はNational Science Foundationのプレスリリースを参照していると思うのですが、これでは

“2007 to 2009, a particularly prolonged solar minimum during which there were virtually no sunspots or solar storms.”

となっていて、これらを比較する限りSolar Storms(太陽嵐)を太陽風と誤訳したのかも知れません。太陽嵐は、太陽からのプラズマ噴出現象であるCoronal Mass Ejection(CME)に起因する惑星間空間擾乱を指しています。

長文失礼しました。
>うみんちゅさんへ

コメント有難う御座います。


NSF(アメリカ国立科学財団)のプレスリリース = http://bit.ly/d9Sa9J

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