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辛淑玉さんが好き!コミュの感想いろいろ。

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辛さんの著書、著作、インタビューなどの
感想いろいろ、ここへどうぞ。

コメント(8)

彼女は、ある時期、本当に私の「生きる支え」でした。
彼女が日本にいて、発言できている事を思うと、やっぱり、日本人も世界も、男も女も、悪くない、と思えます。
未来に、女に生まれた事に、希望が持てます。
彼女を「嫌い」という人がいる事も知っていますが、私は、自分が、彼女の真っ当さを少しはわかる人間でいられた事を、嬉しく誇らしく思えるほどです。
 『差別と日本人』に記載されている、日本で初めて教科書の無償化を実施したのは、野中氏が町長の時だ。その後を追うように、差別と貧困との闘いの中、教科書無償化が解放運動と共に全国化したのか?
 1961年の高知市長浜の教科書無償闘争を知っていたら、そのような嘘はぬけぬけと書けないはずです。これは当時の「タダにする会」の皆さんに対する冒涜です。
>3・熊猫様

きっと彼女は、同様の指摘を他の人からも受けていると思います。
そのことに対する答えは、また別の形で出てくるでしょう。
私たちは、色んな事を知らないから、知らないが故に間違ってしまうけれど、そして間違ったことを責めたり、責められたりしてしまうけれど、それを恐れて口をつぐんでしまうより、間違っても、声を挙げた方がずっといいです。
そのおかげで、考えたり、反対したり、賛同したり、色々な波が生まれるからです。
辛さんを好きと思えるのは、彼女が、思っていても言えないことや日本人なら言いにくいと黙ってしまうことを明快に言い切ってくれるところを持っているから、という部分があると思います。
そしてまた、熊猫様が、上記の声を挙げてくださった事で、私は、当たり前のように享受してきた教科書無償の特典が、ごく最近(20世紀に)獲得された権利だという事を知りました。
このことひとつ取っても、やはり、世界は良い方向へ進んでいると思えます。
すごく話題が逸れました、すみません。
とーこさん

 私は今後とも辛淑玉さんの活躍には期待しています。勇気ある発言は彼女の正義感からだと思います。
 だからこそ中傷ではなく批判として受け取っていただけるとありがたいです。
 残念ながら『差別と日本人』は部落解放同盟の八鹿高校リンチ事件を糾弾件と錯覚しています。実際に大阪地裁の判決文を読むと事実は異なります。
 まあ事実の歪曲やデマという類ではなく、彼女の取材ミスではないかと思います。
 当時の八鹿高校卒業生達を取材すれば、加害者の解放同盟の言っていることが嘘で、被害者の先生たちの言うことが正しいことが直ぐに判るはずです。
 八鹿高校裁判は刑事と民事の2つあり、全ての裁判官は中立公正な判決を下しているのです。

 彼女が差別問題に踏み込んだから間違えたのであり、何もしない人は過ちを犯しません。間違いや過ちは誰にもあることです。むしろ失敗を恐れず、今後も差別問題に取り組んで頂きたいと思います。
そして、微力ではあっても、私たちも、差別問題に対するまなざしを持ち続けていきたいですね。
でも、私たちはどうしても、他者を差別し、自分を特別化したいもののようなので、気をつけていないといつだってアブナイですよね。
「辛淑玉さんの講演を聞いた」というタイトルの日記を書きましたので、こちらにも。

●●
辛さんの講演会に行ったのはもう先々週の土曜日ということになる。つまり12月5日。「書かなければ」と思いつつ、欲張りすぎて書けなくなっていたので、ごくごく絞ってメモをしておく。

地元自治体主催の「人権フェスタ」のなかの講演会。題して

「報道から見えてくるもの」
  〜人権力を養う、ものの見方、考え方、行動の仕方〜

辛さんの話を聞くのは3度目だが、講演会と銘打ったのは初めて。講演会のスタイルはいつもこうなのだろうか。最初にスクリーンに20ほどの話のテーマを映し、その中から参加者にテーマを選ばせる。1時間半の講演時間で4つか5つだったかな。

実は私もリクエストした。是非聞きたかったから。それは「毒物カレー事件」。

先ずは、辛さんが「話したい。伝えたい」と思っていることを知りたかった。しかし、結局、私は、当時の「私の受け取り方」の検証をしたかったのかも知れない。

死刑が確定すると面会できなくなる。もう今は家族以外の人は林眞須美死刑囚に会えない。辛さんは死刑が確定する1週間前に会ったとのこと。そして「この人は人に嫌われる個性を持っている」と思ったとのこと。

それは分かる。私も当時あの人とても嫌いなタイプだと思った。しかし、身の周りでよく見かける「嫌いなタイプ」が、即「殺人犯」ということに、なんとも奇妙な違和感があった。

辛さんの話。
「物証はひとつもありません」
「あの夫婦はプロの保険金詐欺師です。稼いだのは8億とか言われましたが実際は80億です」
「彼女の夫に話を聞きました。彼は言いました。『眞須美は1銭にもならないことのために人を殺すほどいい人間じゃありません』」

人に嫌われるタイプであるがゆえに、物証がないのに殺人犯とされ、死刑が確定する。そして、このままではやがて執行される。たまらないな!本人はもとよりだが、こっちにとっても。

辛さんの話は続く。スクリーンに画像が映される。落書きだらけの豪邸。夫婦が逮捕された後の林邸。

「容疑者になった途端に社会的制裁が始まります。容疑者には何をやっても許される。ものの投げ込み。落書き。このとき、この家のなかに、子どもたちはいたんですよ」
「当時小3だった子どもに話を聞きました。彼女にはその頃の記憶がいっさいないんです。お母さんのことを聞いても言葉がない」

それは小3の子どもの限界を越えた経験だったということ。日本の社会は小3の子どもにそういう仕打ちをした。あるいはそれを容認した。

落書きだらけの家の映像は見た記憶があるが、その中に子どもたちがいるとは私は思っていなかった。多分報道もなかった。両親を逮捕する場合、子どもたちの保護はどうするんだろう、などとチラと思った記憶がある。

結局その家は放火されて今は残っていない。その記憶はある。放火した犯人は不明のままだったような。そしてマスコミはそれに関心を持っていなかったような。そして何だか変だなという気がした記憶はある。

それから辛さんの話は松本智津夫の子どもたちの話に及んでいく。これも両親が逮捕される。

子どもたちの住む家は、水道、電気、ガス、し尿の汲み取り、すべてとめられた。スーパー、風呂屋は利用拒否。学校の登校も拒否。裁判の末、長女の登校は認められたが、彼女の席のまわりはぐるりと空間があいた。彼女が歩くと空間が移動した。

子どもたちの登校を地元自治体が拒否した、という報道があったのは覚えている。そしてもっともらしい理屈がついていた。当時は朝日新聞しかとっていなかったから、朝日の記事だったのだろうか。「子どもたちをオウムから守るため」というのが大義名分だったような。へんな話だなあ。私には分からない話だなあ、と思った記憶。


さて、私は「自分は差別主義者ではない」と思っていた。それで、多分本当にそうだろうとは思う。しかし、それは「ことさら差別はしない」というだけで、現実の差別に対して「すご〜く鈍感」であることが、辛さんの話を聞いて、よ〜く分かった。

辛さんの感度の凄さ!ときどき刺激していただかなくてはね。

まだまだ書いておきたいことはいっぱいあるけれど、欲張らないで、とりあえずここまで。
続いて日記のコピー

●●
辛淑玉さんの講演会のメモ その2 「差別と日本人」について

前の日記にも書いたが、辛さんの講演は「最初にスクリーンに20ほどの話のテーマを映し、その中から参加者にテーマを選ばせる」というスタイルで進んだ。そして、残り時間30分くらいになったとき「最後に北朝鮮にいる人たちのことをお話して終わりたいと思いますが、その前に何か質問がありましたら」と会場に問いかけた。

すると年配の男性が手を上げ「野中広務さんと『差別と日本人』という本を出されましたが、何かエピソードがあれば聞かせてください」。それに応えて始まった話。


「はじめは在日をテーマにするつもりでした。それで、長く自民党政治の中心にいて、被差別部落の出身者でもある野中さんに、在日についての考えを聞くつもりでした」

「ところが野中さんは在日のことをほとんど知らなかった。在日は選挙権がありませんし、ある意味当然かも知れません」

「私が在日のことを話していくと、彼は『すまなんだ』と頭を下げたのです。革新系の議員のところにはいろいろ頼みにいきましたが、謝った政治家は彼が初めてでした」

「ニューヨークタイムスに、麻生が『野中が首相として天皇の前に出ていいのか』と言ったという記事が出ましたが、ウラが取れなかった。そのことを聞くとワッと語り始めた」

「在日のテーマのはずが、被差別部落の話になっていった」

「野中さんの家族のことがあるから、これでは出せないと思い、原稿を見てもらうとき『出版は止めましょう。私が責任を取ります』と言った。京都への交通費だけでも何十万円もかかっている。担当編集者の首にも関わる。しかし、野中さんの家族を傷つけてはいけないと思った」

「しかし野中さんは、原稿を1文字もカットせずに渡してくれた。『すまなんだ』の答えがこれだと思った」

「発売後、ひどいリアクションがあった。家族がまた傷つけられた。それで野中さんに『絶版にしましょう』と電話した」

「それに対して野中さんは『あなたの気持ちは分かっとるから。自分も覚悟を決めて出したものだから』と言った」

「私は自分の本の宣伝はしないのですが、あの本は是非読んでください」



そして、私は、あの辛淑玉さんが、こう話しながら、涙を抑えきれていないのを、見てしまった。

「差別と日本人」
http://www.bk1.jp/keywordSearchResult/?keyword=%E5%B7%AE%E5%88%A5%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA&storeCd=&searchFlg=9&x=32&y=5

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