麺くい日記コミュの皿うどんもいいな

佐賀の老舗うどん屋さんです

３０年ほど前に旧市街から当時できたばかりの３４号バイパス（北バイ）沿いの田んぼのなかにに宝月堂が移転したときには、何故？そんな遠くに！と思ったものですが、今は近くにユメタウン佐賀という巨大なショッピングモールが誕生してこの辺り大変賑やかになっています

場所は佐賀警察署とユメタウンの間、１０５円のすしろーの隣で、土日など付近はかなり渋滞しています

その宝月堂が全面改築を機に「夢心」という名前に変わったと聞き、早速でかけました

もちろん、あの偏（麺）にこだわったフニュフニュの「皿うどん」がどうなったか確かめるためにです

元々、宝月堂は手打ちのうどん、そば屋で、材料にもこだわった老舗です

同じ北バイで佐賀一番の蕎麦処として筒井がんこ堂が太鼓判を押して有名になった「なか原」の本家筋が実はこの宝月堂だったのです

新装なった建物は凝った造りの和風の外観です

入り口には大きく「皿うどん」と書かれた旗もあります

内側も木の目も美しいこちらも和風の雰囲気たっぷりで、照明にもこだわった凝ったつくりです

トイレなども広くてお年寄りや体の不自由な方向けにパイプがたくさんついています

というわけで、面目を一新した宝月堂改め夢心ですが、あの「皿うどん」はメニューにも”当店一押し”の自慢の一品として掲げてあります

もちろん「皿うどん」を注文しました

待つことしばし

湯気を立てながら「皿うどん」の到着です

相変わらず野菜がたっぷり入ったあんかけがしっかり載っています

箸で探るとあんかけの下から白いうどんがそのモチモチツヤツヤした輝きを覗かせています

まずはあんかけを蓮華でいただきます

あつっ！

兎は猫舌でした

お味は以前食べたのと全く変わらず出汁の効いたあっさりしたものです

これこそここだけの変わらないお味です

ここの皿うどんの麺は手打ちのうどん麺です

白くてツルツルしていて柔らかいけどそれなりにコシもある

あんかけと絡めて食べるとフニュフニュした食感です

味付けが薄甘いのであまりインパクトが足りないと思われる方もいらっしゃるかもしれません

ちゃんぽん玉や縮れ麺を使用する他店の中華風の皿うどんとは全く異なるここ独自の食い物と捉えたほうがいいかもしれません

あんかけのとろみもドロリというよりサラリとしたスープ状に近いあっさりしたものです

これに慣れるとここの皿うどんが懐かしくてたまにきて食べたくなる佐賀らしい優しい味わいの”ナツカシ癒し系”の麺です

春駒の皿うどん（←実は春駒では釜揚げうどんの方が好き）といい、若柳の牛肉ちゃんぽんといい、シャロームの青涼麺（チンリャンメン）といい佐賀独自の麺文化は健在です

最近は他所からいろんなラーメンが入ってきたり新しいうどん屋さんやちゃんぽん店が佐賀にも出店していますが旧市街の味を引き継ぐ老舗店には古くからのファンも多く変わらない人気があるようで、昨日も行列ができていました

客捌きは相変わらず上手ではありませんので少し待つぐらいの気持ちで行かれたほうがいいかと思います

お値段はちょっと高めの８００円です

若柳の牛肉ちゃんぽんに匹敵するお値段ですね

寒くなる今からの時期は身も心も暖かくしてくれる優しい皿うどんです

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 11月01日 06:58

長湯温泉正直屋ですぽね皿うどんというちょっと変わり種の皿うどんをたべました。

すぽね料理はすっぽんを使った料理です。

麺はふつうのうどん麺ですがあんかけの具にすっぽんが入っています。

あっさり味でまあまあのお味でした。

コラーゲン取ってお湯に入ってきました。

[2] mixiユーザー 05月28日 08:56

平戸ちゃんぽんの老舗食堂で皿うどんを食べました。

しっかりコクがあって、ちゃんぽんに負けていませんでした。

[3] mixiユーザー 11月26日 21:22

１１．２６、いい風呂の日の今日は、しっかり中津のお風呂と美味しいからあげを堪能しました。本日の〆は佐賀に帰って久しぶりに、宝月堂（いつのまにか心変わりして「夢心」に）の皿うどんを食べました。昭和の佐賀の麺好きなら御存知の名物皿うどんです。うどん麺を焼いた上にあんかけ具をかけたもの、というのが正確かもしれませんが、食べつけるとこれがなんともウマカですと。野菜たっぷり、チョイ甘目ですがしつこくはありましぇん。やはり、滋味哀愁の佐賀の味、といったところでしょうか。３４号北バイの佐賀警察東らです。ところが、お店の人も気がつかなったのですが、今日１１．２６日はお店の開店記念日でした。やはり今日は記念日です。

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