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セラピストのための身体操作研究コミュの肋骨の開発

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以前から肋骨の開発について広げていきたいと考えていた。 他の身体部位の開発はまだ理解しやすくある程度は開発できてきた感じはあった。しかしながら肋骨はなかなか分かりづらく、固まりやすい。イメージがつきにくかった。

そこで江戸時代の人物画を参考に身体意識を読み取り、自身の身体で見よう見まねで研究し始めた。

始めて四日目で入り口に入り出したかもしれない実感を得られた。

まず、ほとんどの人が江戸時代の人物画を見てかなり姿勢に違和感を感じられると思う。なぜならば頭部が両肩の間に埋もれるようで円背姿勢に見えるからである。

円背姿勢だと脊柱の背部が伸張されながら収縮しているので痛みが出てくる。しかし、よく見ると全体的に曲がっている訳ではなさそうで、肩甲骨の土台となる背骨の部位が前方に曲がってるがそれより下部はまっすぐになっている。

自身の身体で試行錯誤してみると前へ曲がっている分をどこかで反作用しないと身体に過剰な筋緊張が生じてしまう。

試行錯誤した結果、上述した作用反作用のバランス位置がちょうど筋緊張が高まりすぎず痛みもでない位置だと、今のところしっくりくるアラインメントである。

細かく書いていくとかなり長くなるので何回かに分けて続けていきます。

まずは作用反作用からみたバランスの脊柱のアラインメントでした。

コメント(2)

前回は脊柱の上部が前方へ曲がっている分をどうやって釣り合いをとっているのかをアラインメントの観点から述べました。
今回は釣り合いをとるための身体意識からみた観点で考察を述べていきます。

脊柱が前方へ曲がっている分の釣り合いをとろうとしたら、作用反作用の観点から後方での支え成分が必要になってきます。

その支え成分は座位、立位ともに裏転子と呼ばれる身体意識、つまりハムストリングスの筋緊張が重要です。股関節周囲でのハムストリングスの活動によって生じた成分は地面からの床反力を垂直に貫く線、つまり意識を高める。
その線に脊柱のアラインメントをゆだねると脊柱は生理的なS字カーブはあるが、まっすぐなアラインメントになる。

そして、その身体意識に身を任せた状態で肩甲骨下縁部から上部の背骨を自然に脱力すると、頭部の重さに導かれ、前方へと背骨が曲がっていく。

今回は後方支え成分の身体意識についてでした。

次回は肩甲骨から上肢との関係性について述べていきます。
今回は肋骨と肩甲骨の関係性について述べていきます。

脊柱の屈曲に伴って肩甲骨の位置も変化します。

どのように変化するかというと肩甲骨が外側に落ちるように移動します。脱力できている前提での話ですが。

肩甲骨は位置変化により、前方への可動域が拡大します。そうすると今まで胸郭で左右方向や回転運動しか行なえなかった肩甲骨が前後方向にも動けるようになります。

より自由度を増した肩甲骨は肋骨との関節面でモビリティが拡大します。

逆に肋骨も肩甲骨がより運動性を増すことで、肩甲骨の動きに伴って肋骨も揺れ動くようになってきます。

こうなってくると今まで上肢を動かすために肋骨や肩甲骨を筋緊張を高めて固定して使う身体操作から、より高度な身体資源を有効に活用していた江戸時代の人々の身体操作に近付けます。

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