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Pier Paolo Pasoliniコミュの日本未公開の短編映画

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YOUTUBEにほぼ完全な形でUPさてれいました。
当然字幕はありませんが、貴重な映像だと思います。

オムニバス映画「イタリア式浮気」CAPRICCIO ALL'ITALIANA
から「雲とはどういうものか」CHE COSA SONO LE NUVOLE?
1967
原案・脚本:P.P.パゾリーニ
撮影:トニノ・デッリ・コッリ
美術・衣装:ドメニコ・モドゥーニョ
編集:ニーノ・バラッリ
出演:トト、ニネット・ダボリ、ラウラ・ベッティ他
プロデュース:ディノ・デ・ラウレンティス

Che cosa sona le nuvole ? (1)
http://www.youtube.com/watch?v=ooRBxoN-dm8
Che cosa sono le nuvole ? (2)
http://www.youtube.com/watch?v=cSn2Ceh336k
Che cosa sono le nuvole ? (3)
http://www.youtube.com/watch?v=pjlTcL8gNnM

コメント(7)

TAKECHANGさん
情報ありがとうございます。おっしゃるとおり大変貴重な映像だと思います。
以下のサイト(ギロさんのパゾリーニ研究サイト)より、関係資料を転載させていただきます。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/guillo/pppstudy/ppp/castuff.htm
http://www005.upp.so-net.ne.jp/guillo/pppstudy/ppp/castuff.htm#che

////以下転載///////
出演:
トト(イアーゴ)、ニネット・ダヴォリ(オテロ)、ラウラ・ベッティ(デズデモーナ)、フランコ・フランキ(カッシオ)、チッチオ・イングラシオ(ロドリーゴ)、アドリアーナ・アスティ(ビアンカ)、フランチェスコ・レオネッティ(人形つかい)、ドメニコ・モドゥーニョ(掃除人夫)、ルイジ・バルビエール、マリオ・チプリアーニ、ピエロ・モルジア

概要・・・この作品については残念ながら未見のため、パゾリーニ自身の紹介文を以下に掲載しておきます。
「<アポロンの地獄>のロケハンをしたモロッコから帰って、この<雲とはどういうものか?>を撮りました。急いでいたので1週間でやりましたっけ。
長い間私は、あるものは長くあるものは短いけれど全体としてはユーモラスなエピソード群からなる長編作品のことを考えあぐねていました。この長編は、映画とはどういうものか?、とかマンドリンのセレナーデ、と呼び得たでしょうね。
デ・ラウレンティスは私に、二つのエピソードを映画化するチャンスをくれました、つまり最初は<月から見た地球>で次が今回の<雲とはどういうものか?>です。
これら二つの笑劇の背景には、どんなイデオロギーがあるでしょうか? 本当を言うと、これらの作品は全然コミカルなものじゃないんですよ、基本的なイデオロギーはピカレスクですけれど、実は生命力が中心にあって、ヨリ深いところにあるイデオロギー・・つまり死、というものを覆い隠している、といった具合なんです。実際<雲とはどういうものか?>では、二人の主要人物、つまりイアーゴとデズデモーナのマリオネットの死で終わります。彼らは、自分たちの犯した罪にコミット出来ずじまいのまま、怒りだした観客たちに殺されてしまいます。そして彼らは掃除夫によっておっそろしいゴミタメに投げ込まれてしまうんです。
でもそこ、つまりゴミタメの中で、彼らは世界というものを発見し、楽園を見いだしていくのですよ」
関本洋司さん
とても参考になりました。
その解説を読んだ感じだと、ラストシーンは「アッカトーネ」
と似たような意味なんでしょうかね。
台詞が分かればもっとよく理解できると思うのですが。
パゾリーニの未公開映画は纏めて国内上映して欲しいところ
ですよね。
日本でパゾリーニ展が企画されていた時に、主催者とラウラ・
ベッティが揉めたことは本で読みましたが。。
>GAKKOさん
ご指摘ありがとうございます。引用もとのギロさんのパゾリーニ研究サイト↓は強力なのでぜひご活用下さい。ギロさんは「生の三部作」DVDの解説を書かれた方です。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/guillo/pppstudy/pslntop.htm

>TAKECHANGさん
応答ありがとうございます。
トピックとずれますが、黒沢明の『乱』に仲代達矢が雲を見上げるシーンがあって、僕はそれを思い出しました。僕にとって『乱』の荒涼たる風景は『豚小屋』などの荒野とイメージが重なります。黒澤もパゾリーニも現在の時制がすべてではないと確信しているかのようです。この映画のシチュエーション自体は寺山修司も思い出しましたがラストの突き抜ける(突き放される)感覚は寺山にないものです。
ちなみにパゾリーニは黒澤より市川崑が好きだったらしいですし、黒澤は『奇跡の丘』以降のパゾリーニは難解で好きじゃなかったようですが、、、、

知人に糸操り人形劇の関係者がいるので見てもらいたいと思いました。
ちゃんと公開して欲しいのは無論ですが、パゾリーニの映画には(画面が小さくなっても衰えないパワーがあり)、youtubeが似合うような気もします。

調べたところ以下のイタリアのサイト↓でDVDが買えるようです。
http://www.dvd.it/page/dett/arti/214303/nv/DVD/capriccio_all%27_italiana.html
ボローニャ大学のDAMSにパゾリーニ資料館(以前は、ローマにありまして、ラウラ・ベッティが管理をしてました。ベッティの死後、故郷のボローニャに移されたようです)では、一般人でも無料ですべてのパゾリーニ作品をビデオで鑑賞することができます。ボローニャに行かれる際には是非。
http://www.cinetecadibologna.it/archivio/pasolini/archivio_pas.htm

おそらく『アフリカのオレステイアのための覚え書き』は、2005年にフィルムが修復され、現在、DVDで発売されていると思います。また、この映画のスクリプト全訳をしましたので、ご要望があればお知らせください。
未公開ではありませんが、「華やかな魔女たち」より
「月から見た地球」(英語吹き替え)です。
豪華キャスト、スタッフにも関わらず、ソフト化され
ないのは不思議です。
http://www.youtube.com/watch?v=G3loKIMQt84&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=uPU6tkFKER0&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=ogq8LgVlhgg&feature=related

日本語吹き替えですが、残念ながら前半だけです。
http://www.youtube.com/watch?v=-kIkU4kCNUA&feature=related

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