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難解映画フリークスコミュの第1回『マルホランド・ドライブ』

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コミュのトップ画像であり、各トピでも名前が挙がっている
『マルホランド・ドライブ』(01年 監督:デイヴィッド・リンチ)。
熱狂的なファンも多く、後世に語り継がれるだろうこの作品を
第1回「座談会」のお題とします。

ご覧になった方、皆さんそれぞれの解釈、
疑問・質問など何でも、書き込んでいってください。
発言は何度でも、ご自由に!

ネタバレ必至(?)につき、未見の方は、ご注意を☆

コメント(99)

理想と現実の残酷絵巻って風情かと。
はじめまして。マルホランド・ドライブ単体コミュの方で確信を得たので、こちらにも僕なりの解釈を書き込ませて戴きます。だるかったらスルーして下さいね。

この映画はどうやら故ダイアナ妃の人生を下敷きに物語が作られているように思われます。

僕自身あんまりダイアナ妃や英国王室の内情には詳しくないのですが、被る部分が多すぎますね。車の事故。夫の浮気。ブロンズのボブカット。突然の憧れの世界への闖入。そして現実。メディアという虚構の世界にさらされて生きる事の困難さ。クラブサイレンシオ
はメディアの暗喩でしょう。皆偽りの世界を観て涙を流している。

老夫婦はゴシップ大好きで無責任な一般人やパパラッチの投影でしょうし、(そして、それに追い立てられてべティは命を落します)なによりもダイアン≒ダイアナという名前の近似。カミーラはチャールズ皇太子の再婚相手の名前のもじりだそうです。

リンチ先生は恐らくダイアナ妃の事件にショックを受け、この作品を作る上での大きなモチベーションにしているんだと思われます。
そして、大きい同情心を感じます。リンチって結構やさしいんやな、と感じました。

この映画を完全に理解する事はリンチ監督も望んでいないでしょうし(あのインタビューの取り付くしまのなさ!)、この解釈もただの勘違いかもしれません。そしてもう昔の映画ですし、こういう物言いも散々されてきたのかもしれない。でも、あまりにもこの映画に感動して、調べた限りはこの考えを述べている文章が見当たらなかったので、つい書き込んでしまいました。

もし内容が重複しているようでしたら、管理人様、削除をお願いします。

サイレンシオ。

ダイアナ妃の死については、もうそっとしておいてあげて欲しい。

いいだけ彼女の人生を掻き回して、楽しんだのはあんた達だろ?。

ってことじゃないかな。

medsさん…素晴らしいです冷や汗感動しましたほっとした顔最近マルホランド・ドライブを観て、最初ポカーンとして終わってしまいました涙多くの皆さんの解釈を読んで何度も観るうちに段々分かってきたのですが、このmedsさんの解釈読んでもう一度観てみると、また変わった視点で観る事が出来ましたほっとした顔ホントに素晴らしいと思います拍手確かに重なる部分が多いと思いましたふらふら
昨日、偶然ケーブルTVで再度見ました。
映画館での印象と違うところもありましたが、やっぱり面白かったです!
死にゆく人の最後に見る脳内イメージという点では、ジェイコブスラダーと同じく、すごく印象に残る映画です。
でも、好きだけれど、同時に怖くもあります。
だから、あまりとらわれないように、と思っています。
とらわれたら、「あっち側」にいっちゃいそうで。

ああいう「なんだ、こりゃ」的映画(私自身はナンだこりゃ、とは思わないですが)は細部がとても大事だと思うんですよね。
そのてんリンチ監督は、部屋、衣装、色彩、植物、空間、化粧、なにもかもすごくテイネイに作りこんでいて、一画面で世界を変われます。

また、今回、画面が小さかったからか、シナリオの細かさにも気づきました。
終盤近くの、ほんもの(?)のマルホランド・ドライブでのパーティの場面。
ダイアンが「ジルバ大会で優勝して、女優になる決心をした」というくだりです。
それで「その程度か。この子は二流止まりだな」ということが了解されて、感心しました。

この映画は、普通の映画ファンから「ボクは通です」ファンまで楽しめるものだと思います。
また、映画美術の技量がとても優秀で、そちら方面のスタッフの才能も無視できないと思いました。
この映画は最高です。
私も大好き。
こんなコミュがあるのを知り、うれしくなって久々に二本立てで見直してみました。
友達に紹介したいと思ったらこんな感じになりました。お暇な方ご一読ください。

サンセット大通り
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=875150083&owner_id=3355093
マルホランドドライブ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=875579855&owner_id=3355093
マルホランドドライブが一番好きな映画です。公開当初に衝撃をがつーんと受けて以来、未だ新旧問わずこの映画がうちの中でダントツ首位です。夢と現実、ポジティブとネガティブな人間の両極端な感情面がこんなうまいこと、描かれてる映画、他に知りません。(プラス+ リンチの描く世界観がうち好みなのです。)
ちなみにうちのネームはblueboxです。夢と現実を切り開くあの箱から拝借しました。
初めて見た時は意味不明で『ぽかーん』としてしまいましたが、みなさんのコメント見て映画を観なおしたら何となくですが理解できましたわーい(嬉しい顔)

ただ、最後の方で小人の男2人組のシーンと泣き叫ぶナオミワッツに老夫婦が迫るシーンの意味が分らなかったのでどなたか教えて頂けませんか?m(_ _)m
はじめまして
リンチ監督の作品は、芸術品を観るのと一緒で感覚に頼るところがあると思って作品を観ています。
自分は「マホ」を、観るたびに新しい発見があって 他の人と感覚が違うかもしれませんが、とても気持ちがよかったです。

64>meds さんに感謝!   なるほど納得!
〉meds様
初めての解釈ですexclamation ×2exclamation ×2exclamation ×2

あとの方というか、結構最終的には皆さん、大体似てるんじゃないかと思うんですけどね。

感心して読ませていただきました!
21はこれの事ですねΣ( ̄口 ̄

http://www.ne.jp/asahi/hoth/press/other_films/2002/mulholland/mulholland.htm
↑と64の方とのを合わせて考えて見るのもおもしろいかもしれませんね(゚∀゚ るんるん
はじめまして!
結構前?にこのコミュニティで作品を知って観ました。
正直、わけがわからなくて、ついていくのに必死でした。。。。
だけど、観終わった後すごい、なんともいえないような感情があって。
パズルがばらまかれているかのように見えて、
実は完成している状態のような。。。

みなさんの解説をよんで、夢、現実というワードにすこししっくりきました!
でも、私の中で、夢というよりは願望に近い気がします。
そして、ここまで極端でなくても、現実に起こりうる事実として、
私たちも日常、記憶を都合のいいように(願望)
置き換えたりしてる部分があって、
それは事実でないのに、自分の中では本物の記憶になっていて。

すごく、いっちゃてるようにみえるけど、
「1人の女性が人を愛した、切ないラブストーリー」なんだなぁと。

でも、それをこんな風に映像化できるリンチ監督の感性は
素晴らしいと思います。

また、medsさんのお話、すごくびっくりしました!!
もう一回、観ようと思います★

はじめてなのに長々失礼しましたあせあせ(飛び散る汗)
この映画を見てから、取り付かれたかの様に、あれはどうして...?が、頭の中に居続けて、今日はネットで何か答えはないのかと捜してみました。ある人の意見では、BettyはDianeがなりたかった自分の姿...つまり作り上げた架空の人物で、Ritaが本来のDianeの姿...でも夢の中では自分の事は覚えていないし、やってしまった事も忘れている。作り上げた架空の人物は自分が知っている限りのCamillaをインプット。青い箱をBettyがベッドに置いていなくなったのは、彼女が自分が作り上げた人物で、もう必要ないからで、箱を空けたら夢から覚めて現実が待っている...。本当に映画の一瞬一瞬に内容を理解するヒントがあって、謎解きをしたら切りないですね。まさに一瞬でも目が離せない!でもそこが面白いですけど。David Lynchって天才ですね。参りました。
リンチ作品の中ではそんなに難解と思ってなかったので、名前が挙がっててビックリしたんですが、
皆さん映像の色々なシーンをしっかり考えてるんですね。
正直自分は曖昧に見飛ばしているシーンが多いと反省。見直すと、意味深なシーンがかなりあるんですね…

>ジェイコブスラダー
>サンセット大通り

納得です。言われると似てますが、映画を見ている時はそれを思わせないのがすばらしいと思います。
無性に見たくなって(3回目)久しぶりにレンタルしましたカチンコ
今回はすごくよく理解できた気がします電球

前半と後半で時間軸が違うんですね
夢の部分と現実が交差して、さらに人物がシャッフルされている考えてる顔

最初に見た時の不可解さは、ここだったんだ とわかりました

シレンシオ
イタい女を弄んで喜ぶ話だと思いました。サディスティックな感じですよね。
自分の解釈では、ひとつの映画の中に物語が2つあってはなぜいけないのか?ということを試した映画ではないかと思っています。

昔、ゴダールが、とある評論家に「どうして君は始まりがあって中身があって終わりのある映画が作れないのか?」と聞かれたところ、ゴダールは「もちろん作れるとも。しかし別にその順番じゃなくてもいいだろう?」と答えたそうです。

「いや難解っていってもそれなりにわかんだろ」



鑑賞後




「イミフーッ!」





わかったようなわからなかったような…
あわび(^-^)じゃスこ さん こんばんわ!




そうですねぇ〜…
最近「ZOO」「バートンフィンク」「マルホランドドライブ」と、難解続きで頭おかしくなりそうです(笑)









殆どの人は前半は妄想、後半が現実といってるけど、後半だって現実ではないと思う…
不可解な話だ…
2,3日考えてみよう
  デヴィッドリンチ作品 の 中で ロストハイウェ(1997年) は
  BGM としても 流していられる事に 感謝ですです。。
  マルホランドドライブより タカミにいけます ww 
>リゾームさん

長文読ませていただきました。

素晴しく完璧なまでの 解釈と解説 感服いたしました♪
はっきりいって、わからなかった。
まあ、難解映画はいろいろみてるからなれてるけど。

DVDのおまけ映像で、リンチはこの映画は、音楽みたいに感じろっていってたね。
作家本人もわかっていない。

「難解映画?」というカテゴリーを作ってしまう理由かもかわりません と思います。

解釈はあとでついてくる。

ザワザワッ しとた感覚を画でみせたい……。



『マルホランド・ドライブ』は最強の映像映画! だと思います。


@ビリー・ワイルダー映画のネガのような位置というのでしょうか
初めてみたときは訳わからなかったです。
しかし、2度3度みるうちにSnufkin海賊団 さんと同じ解釈で消化したんですが、medsさんの解釈も 非 常 に興味深いですね!!

私の知人は、「リンチらしい、女2人の絡まった恋愛物語だよ」と言うんですが、私にとっては癖になる映画です。
連続しないストーリーも、カジュアルなのにどこかエロくてグッときてしまう予感とか、シーンが変わるときの期待も・・・なぜかはわかんないんですけど。
iPhone持ってから唯一ずっと入れてる映画かもしれません(笑)
iphoneて映画いれられるんですかexclamation & questionげっそり

だいすきな映画で、何回も観ています。どなたかも書いてらっしゃいましたが、ディテールの描き方が好きです。そして何より、ほんとに悲しいラブストーリーですよね涙涙2も絶対観ます目がハート

色んなサイトを見てから言うのもなんですが、今ではわりと分かりやすい映画になった気がします ロストハイウェイのほうが未だにわかりませんあせあせ(飛び散る汗)
さっきコミュ参加しました。よろしくおねがいします。

マルホランドドライヴはかっこよくて好きな映画なので、興味を持っている人が意外に多くて嬉しいです。

>>96
リンチ氏はシュールリアリズムというジャンルの芸術様式を採用していますので、マルホランドも含めて全てが論理的に納得できるものではないと解釈しています。ロストに比べてマルホはまだ一般的なセンスを基準にして作られていると感じましたけど。ロストは妻を殺した旦那が妄想に逃避して自己正当化しようとしている流れに感じました。そして最後の1秒までも妄想の世界だとすればそれなりに矛盾は解決しますけど、それよりもシュールリアリズムな感覚を楽しませようと意図している作品に思えます。

例えば、シャガールやマグリットもシュールリアリズム様式の絵画を描く人ですが、彼らの絵はパーツ毎に現実のモチーフを採用していますけど、それらの組み合わせが非現実的で、全体としてはありえない世界を描いています。そしてそのイビツさを楽しむ芸術だと思います。リンチ氏の作品もそういう内容なんじゃないでしょうかね?

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