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SFコミュの忘れられない名場面、名台詞!

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SFを読んでいて、忘れられない名場面、名セリフ。
やられた! と思うストーリー・・・
記憶に強く残ってるシーン。

私の場合はオーソドックスですが「夏への扉」最後のなるほど! にやられました。 25年前でした。

コメント(20)

「うそつき!」


忘れられない名場面、名台詞! と聞いて、まず頭に思い浮かんだのが、これでした。

・・・わかりますよね?
「お父さん、火星人っているの?」
「ほら、そこにいるよ」

火星年代記のエピソードの最後の一文。
読んだのは中学生の頃で、火星人になりたいなぁと思ったなぁ。
(記憶が朧なので、細部が違うかも)
それはもう、吾妻ひでお先生の漫画にまでパロディされてましたが、

「ついしん。どーかついでがあったらうらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやてください。」

泣きました
印象的なシーンというとどうしてもオチに近いところが多いだろうし,未読の方が見るかもしれないところで物語のオチを説明するわけにはいかないから難しいのではないですか.
物語の本体部分ではありませんが,「暗闇のスキャナー」の著者あとがきなんかどうですか.翻訳には多々問題のあったサンリオ版を読んでから,人に「あのあとがきを読んでから30分は立ち上がれなかった」と話したところ,ひとこと「30分で立ち上がれたんですか」と言い返されました.
また同じディックで「ユービック」の,そこまでの物語がいきなりガラガラと崩壊する最後の一文とか.また「ユービック・スクリーンプレイ」ではそれがちゃんときれいなオチになってしまってるのがなんとも.

それ自体はSFではありませんが,SF作品の多い作家で諸星 大二郎の「西遊妖猿伝」の新聞広告にひとこと,「人間,悟空.」とあったのが,異話の多い西遊記の中でこの作品の特質をズバリと表現していて見事でした.
「宇宙のランデヴー」の「ラーマ人は何事も,三つ一組にしないと気がすまない」。読んだ人ならわかるはず。
「たった一つの冴えたやり方」

川原さんの綺麗な挿絵効果もあって、最後の部分は思わず涙でした。
 
〉ヴィエ/HOSOEさん
アシモフですよね?
あれは、もったいないなあと思いました。珍品なのに…


印象に残っているシーンで真っ先に思い浮かんだのは、私も「宇宙のランデブー」なのですが海燕さんの箇所ではなくて、滝がコリオリ力で曲がっているシーンです。


そうですね、印象的なセリフや場面というと、たしかにどんでん返しだったり、オチになりがちで、ネタばらしみたいなのは未読のひとには悪いのかな。
でも30年以上前の古典(?)なら、SF好きには基本の一般常識ですから、そのへんはこのコミュならいいのでは。。。筋は知ってても再読でまたあらたな味わい方もあるし。
クラークの「スペースオデッセ2001」で、
モノリスを抜けた先の巨大な恒星の近くを通るシーンが忘れられない。
視界いっぱいの恒星のイメージ。私のSFの原点です。
こうしてみると,いわゆるSOWが強烈に展開するシーンをあげる人と,普通に物語的なクライマックスやどんでん返しのシーンをあげる人に分かれる気がしますね.
SOWで行くと,バクスターの「タイム・シップ」の,あの作品の世界の全体像が明らかになるシーンなんかどうでしょうか.銀河スケールの物語も数多いSFですが,どうして太陽系(それも内惑星系スケール)でさえ全く始末に負えないくらい巨大なものなのだということを実感させてくれると思います.
詳しく展開を書くわけではないですし、多少のさわりを書いても大丈夫な気がします。このコミュ、皆さん濃いですから(^^;)、大抵のメジャーは読まれてるだろうし・・・逆に、読んでいないものなのに、取り上げられていると、読んでみようかな、という気にもなりますよね!
そういえば、「宇宙の孤児」途中から想像はついてしまうんですが、うらぎらなさが最高!「窓から外を見た」辺りなんかは感動でしたね。
やられたっ!と思った名台詞は、
サミュエル・R・ディレイニーの初期の傑作、
『エンパイア・スター』に出てくる、
【マルチプレックス】という言葉です。

詳しくは、
人間の認識能力を三種類に分けて、
?シンプレックス
?コンプレックス
?マルチプレックス
となります。

説明すれば、
?シンプレックスの段階だと、
例えば林檎は林檎であって、
それ以外のものではありません。

ところが、
?コンプレックスの段階だと、
林檎は赤い。
林檎は甘酸っぱい。
林檎は体に良い。
などといった林檎に関する情報が、
羅列して記憶されます。

そして、最後の、
?マルチプレックスの段階に来ると、
林檎に関するあらゆる情報を知りながら、
なおかつ、林檎はやっぱり林檎だ、
という認識に至ります。

この場合、
大切なのは、
?シンプレックスも、
?マルチプレックスも、
【林檎は林檎だ】という同じ認識を持っているのですが、

?シンプレックスが、
林檎の表面的な部分しか見ていないのにも関わらず、
?マルチプレックスは、
林檎の【本質そのもの】を見ているということです。

中学生の時に、
ディレイニーの『エンパイア・スター』を読んで以来、
この【マルチプレックス】という概念は、
忘れられないインパクトを、
私の人生にもたらしました。

やっぱり、
ディレイニーは凄いです。
ついしん。どーかついでがあったらうらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやてください。 確かに名言ですにゃあ 涙ほろりでございまちゅにゃ

手元に本がないのでうろおぼえですが・・・
「彼女の髪は銀色だった。彼女の笑い声も銀色だった。」

ラリィ・ニーヴンの小説のどれか、だったと思います。
正確には台詞ではなく、エピグラフだった気がしますが。

「まだ死ねない。ジョルスン物語を観てないんだ。」 

ワイルドカードより、ジェットボーイ最期の言葉。

テンパってて自分を奮い立たせる必要がある時とかに、こっそりと呟いてます。
「白い服の男」
ストーリー、設定の全て。

学校でヒロシマ・ナガサキの話を聞かされた後に読んで、
物凄く怖くなりました。
小松左京先生の傑作短編「歩み去る」の、
オチが凄いです。

ネタバレしないようにぼかしますが、
若い世代が宇宙の彼方へと、
文字通り【歩み去る】ラストは凄いです。

短編ながら、
小松左京先生の長編SFに負けないくらいの、
傑作です。

ハルキ文庫の『結晶星団』に収録されているので、
未読の方にオススメします。

ちなみに、
この『結晶星団』という短編集自体が、
奇跡のような傑作短編集です。

未読のSFファンの方には、
ぜひ読むことをオススメします。
「うそつき!」

いいですね。
あのロボットものシリーズはどれも、何度読んでも衝撃的です。

名場面ではなく、最も「やられた!」のは同じくアシモフの
<ファウンデーションへの序曲>ラスト近くで
ヒュッター・チューミンの身元が判明する所。

あれ以上にやられた事はない・・・。
二―ル・スティーヴンスンの傑作、
『ダイヤモンド・エイジ』のラスト。

薄幸の美少女【ネル】が、
ネットワークに接続された謎の教育書、
『若き淑女のための絵入り初等読本』に導かれて、
最後に無事、
育ての親の元に辿り着く場面。

『母を訪ねて三千里』みたいな、
古典的な感動と、
SFでしかありえない斬新な設定が見事に融合した、
素晴らしいラスト。

あまり有名じゃないけど、
これは本当に傑作です(笑)。


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