That's The Way It Was 保守報道屋の生涯。 いま思えばあの時のあれはああだった、というのは簡単だけれど、実際には花開かなかった様々なきっかけにも触れていたのだろうし、それに触れるアンテナと引き上げる嗅覚にはすぐれていたのだと思う。レビューをすれば重要な歴史的事件、ケネディ暗殺やビートルズ、ベトナム戦争にふれざるをえないけれど、先行きもわからずライブで紹介するにはさぞかし勇気が必要だっただろうといまならわかる。日本で長くテレビに出てるのが、タモリとみのもんたと明石家さんましかいないのを考えると、報道後進国だなあと思わざるを得ない。That's the way it isがかっこいいとは思わないけど。良心とか知性とか、もっとあってしかるべき。馬鹿キャラがおいしいなんて思ってる限り、ろくなことにならない。 レポートとして残念に思ったのは、今に対して言うことがとても少なかったこと。911についてどう思うか。黒人大統領は。もちろん高齢でそれどころではなかったのかもしれないけれど、懐かしむばかりが見る側としては厳しかった。まあアメリカの年配の人用のレポートではあったのだろうけれど。 いまは報道が大きく力を失っている時代なのだと思う。見る側に考える時間すら与えない。視聴者を待たせるなんて、速報でもなければ放送事故! 大物アンカーマンの時代は終わって、見せ方と伝え方を変える時期がきているのだと思う。 老兵は死なず、ただ消え去るのみ。